2017年12月10日

<ベジャール・セレブレーション>2017年11月22日・23日

先月の<ベジャール・セレブレーション>の感想を書きました。

モーリス・ベジャール・バレエ団と東京バレエ団の合同ガラ公演<ベジャール・セレブレーション>を2日間見てきました。
初日の11月22日は、ベジャールさんの命日でした。この日に日本でBBLの公演を見ることができたことに、感謝せずにはいられません。本当に特別な日になりました。
開演前には、<来日50周年記念>として、日本公演の記録映像を編集した秘蔵映像の特別上映がありました。あぁもう、記録用でいいから販売してくれ、、、と思わずにはいられない、貴重な映像の数々。いや、販売は無理だろうから、上演会を開催してくれ、、、と。自分の知らない時代の貴重な映像に釘付けになり、2000年を超えたあたりからは私にもとても懐かしい公演の数々が、、、。そして、最後に「ショー・マスト・ゴー・オン」。『バレエ・フォー・ライフ』のエンディングでダンサーを迎え入れるベジャールさんの姿が、ジルの映像に切り替わる演出は、胸に迫るものがありました。。。

モーリス・ベジャール・バレエ団 東京バレエ団 特別合同ガラ
<ベジャール・セレブレーション>
2017年11月22日(水)19:00
2017年11月23日(木・祝)14:00
東京文化会館

【第1部】 <テム・エ・ヴァリアシオン>

振付:ジル・ロマン
音楽:
  シティ・パーカッション(Thierry Hochstätter & jB Meier)によるライブ演奏
  ニック・ケイヴ&ウォーレン・エリスによるサウンドトラック

前半はジル・ロマン振付の「テム・エ・ヴェリアシオン」。音楽は、男性デュオ「シティ・パーカッション」による舞台上でのライブ演奏と、サウンドトラックです。「今を生きるBBLのダンサーたちの、亡き師ベジャールへの愛を込めた日記」(HPより)として創作された作品は、レッスンウェアのようなラフなスタイルのダンサーたちによるソロ、デュオ、そしてアンサンブルと、次々に場面が展開していきます。先に見た『魔笛』では深く知ることのできなかった新しいダンサーたちの魅力がよくわかる、いい作品だったと思います。ちょっと長かったような気はしますが、、。一番印象的だったのは、何よりもダンサーたちが生き生きと踊っていたことです。それは、ダンサーとジルとの間に信頼関係があったからではないでしょうか。

そうなんです。ジル振付の作品だけでなく、今回すべての上演を見て、ある当たり前の事実にようやく気付いたんです。現在、ベジャールさんを直接知るダンサーが4人しかいないということは、それ以外のダンサーたちは、ベジャールさんの不在を百も承知で入ってきているってことですよね。ということは、彼らの心の中には、ベジャールさんがいなくなったことへの喪失感とか、その点に関しての将来への不安とかがあまりないってことなのかな、と。もちろん、まったくないとは思いません。一ファンの私ですら喪失感はあったし、今後BBLはどうなるんだろうという不安もありました。ベジャール作品が好きで、踊りたくて入ってきた彼らにだって、様々な想いがあると思います。でも、それを承知で入ってきているというところが、これまでのダンサーたちとは大きく異なる点なのではないかと思ったんです。

そこでふと思い出したのが、ダンスマガジンに掲載された大貫真幹さんのインタビューです。BBLの魅力を問われた大貫さんが、「ジルと働けるということ」、「ジルから踊りを学べるということがぼくにとってはいちばん魅力的」と語っていたのが、とても印象的だったんです。そうだったのか、と。様々な理由で、様々な目標があってダンサーたちは入団してくるのだと思います。ジルの存在だったり、やはりベジャール作品だったり、ルードラやカンパニーの環境だったり。でも、ベジャールさんの不在を承知した上でベジャール作品を踊るために、全員が大貫さんのような気持ちではないかもしれないけど、それでもジルの元に集まってきているんだなと思ったら、ダンサーとジルとの信頼関係が増すのは当然だったんだなということに、ようやく気付いたんです。
そんな様々に変化し続ける状況や、葛藤の中で、これまで残っている4人には感謝しかないな、と。もちろん、退団していったダンサーたちを責める気持ちは一切ないです。本当にない。ただ、寂しさがあるだけで、、、。

ジルがダンサーの魅力を理解して創作し、ダンサーもジルを信頼して踊ることができる。その繋がりが、以前よりも強固になってきているんだろうなと思いました。だから、ベジャール作品でもジル作品でも、ダンサーたちは生き生きとしていたし、とても魅力的に見えたんだと思います。

あとは印象的だった場面などを。

冒頭は5人の場面。確か、ティエルヘルム、アーキバルド、カマロタ、ジャユン、オエッソだったと思います。最初は楽しげにワチャワチャしていたのが、男性同士がぶつかり合うような展開などもあり、日々起こる大小様々な人間関係を描いているような感じ。
ベンチを使った場面は、なんとなくロッカールームのような印象。確か、リザ・カノ、ガララーグ、スアレスの3人。女性を中心に展開しているのかと思いきや、最後は女性がするっと抜けて男性同士が寄り添うような形に。
ガブリエルと2人で踊っていた紫色のタンクトップの男性が素敵だったんだけど、おそらくヴィト・パンシーニではないかと。ジュリアンは男性3人の場面。確かガララーグとスアレスと3人だったような気がします。真面目に踊っている(当たり前だけど)ジュリアンが、なんかちょっと可愛いというか、楽しくて、そしてやっぱり格好よかったです。
ロスはソロ。オレンジ色(茶色?)のワンピースに、片方だけトウシューズをはいています。終盤でトウシューズを脱ぐんですが、それまで片方だと気付かないくらい自然で、鍛錬された裸足の爪先の美しさに、改めて驚かされました。パーカッションの男性との遣り取りなどもあり、とても楽しい場面。トウシューズを置いて去ろうとするロスに、演奏者の男性がもう一方のトウシューズを渡します。男性の頭をナデナデするロス。今度は2つのトウシューズを手にはめて踊り出します。ちょっとユーモラスで、滑らかなロスの腕の動きも印象的。ロスが本当にキュートでした。シャルキナはガブリエルとパ・ド・ドゥ。
バスローブを着て、頭にトウシューズを結びつけた女性たちによる群舞。何故、頭にトウシューズ(笑)。でも、顔の前に腕を持ってきて頭を振ると、そのトウシューズが踊っているようにも、ペン先のようにも見えてきます。そうか。踊ることがベジャールさんへの手紙になるのだとしたら、トウシューズがペンということになるのかもしれないと思いました。次第に彼女たちが日本風に見えてきたのは、きっとバスローブが着物に、トウシューズが髷のように見えたからかも。

最後は全員が舞台に登場し、空に向って手紙を書くように腕を動かす場面で終わります。初日は手紙を書いているように見えたんですが、2日目に見たら「違うかも・・・」と。いずれにしても、全員が天を仰ぎ見て、まるでベジャールさんにメッセージを送っているかのように見えるラストに、じんわりと感動しました。ジュリアンが舞台の中央に出てきて、手話のような動きをするんですが、あれはやっぱり手話だったんでしょうか。何と表現していたのかとても気になります。

ジルの作品は衣裳も気になるところなんですが、今回の衣裳も色がとっても綺麗でした。原色はほぼなくて、様々な青、紫、緑、そしてグレーやクリーム色、ボルドー、ベージュなどなど。何気ないレッスンウェアの装いだけど、ものすごく考え抜かれているんだろうな〜と思いました。

【第2部】 <ベジャール・セレブレーション>

ベジャールの没後10年のために作られた作品を、今回の合同公演のために特別に編成したとのこと。ジルが選び、構成したベジャール作品の数々が、BBLと東バの合同キャストによって次々に繰り広げられます。あっという間の1時間半で、本当に楽しかったです。パ・ド・ドゥを一緒に踊るということはなかったけど、最初と最後の「1789・・・そして私たち」の群舞は両カンパニーの混合で踊られました。特に最後の「第九交響曲」での混合の群舞は感動的で、作品の素晴らしさもあり、胸に迫るものがありました。この「1789・・・そして私たち」の全容を知らないんですが、どちらの場面も素敵だったので、是非復活上演してくれないかな〜と思ってしまいました(難しい部分とかがあるのかなぁ?)

「1789・・・そして私たち」のベートーヴェンに始まり、同じ「1789・・・」で終るという構成もよかったし、さらにそれを挟むように、イントロダクションと大団円にバーが登場するのがよかった。イントロダクションでバーレッスンをするダンサーが登場し、ジルを囲んだ大団円でも、ダンサーがバーを持ってきてレッスンを始めます。バーに始まりバーに終るといのが、なんともよかった。
前半の<テム・エ・ヴァリアシオン>ではトウシューズが印象的に使われていました。トウシューズとバー。そこがすべての始まりであり基本なんだな、と。ベジャールもノイマイヤーも、作品の中でトウ・シューズとバーへの深い敬愛を表現していますよね。


開演前(我々は休憩中)、まだ客席が明るいうちから、一人のダンサーが舞台上でバーレッスンを始めます。両日ともクゥィンテン・ギリアムズでした。しばらく続けると、ダウンを脱いで汗を拭い、また黙々とバーレッスンを続けます。その後、一度暗転したのか、そのまま本編が始まったのか、もう思い出せない・・・。来年の2月にWOWOWで<ベジャール・セレブレーション>の放送があるんですが、このバーレッスンの場面も使ってくれますよね、、。

『1789・・・そして私たち』より第一交響曲
メインのカップル2組(BBL)と、混合の群舞。全員が白の衣裳で、華やかで軽快な、幕開きに相応しい場面でした。それにしても、BBLと東バの面々が混ざって踊る様子は、妙に感動的でした。途中から男性ダンサーが一人登場して、ソロを担当(彼だけ上半身裸)。爽やかでいい踊りをするので気になっていたんですが、あとでギリアムズだったことが判明。BBLの日本人ダンサー大橋さんは明るさを持っていて素敵だったし、胸筋が美しいゴールドスミスも気になる雰囲気のダンサーでした。

『ヘリオガバル』より
アーキバルドとオエッソ、2人の美しくしなやかな身体に釘付け。アーキバルドの力強い眼差しも印象的でした。あとから登場した2人が、輪唱のように同じ踊りを最初から踊り始めます。最後、横たわっているオエッソをアーキバルドが足でゴロリと蹴飛ばすと、オエッソはそのままゴロゴロと退場。代わりに次の場面のジュリアンが登場。

『わが夢の都ウィーン』より「シャンブル・セパレへ行きましょう」
対峙するアーキバルドとジュリアン。そこへロスも現れる。途中まで「ヘリオガバル」のアーキバルドが残る繋ぎは、『愛、それはダンス』のときと同じだな〜と。同志のような信頼で結ばれたロスとジュリアンのパ・ド・ドゥを堪能。洒落た雰囲気がありながら、人間の強さや逞しさを感じさせるこのパ・ド・ドゥはとても好きです。

『ライト」』り「レジデンツ」
男性たちの踊り、女性たちの踊り、最後は一緒にという構成。真剣な顔で踊る男性陣に対して、女性たちはにこやか。岡崎さんは格好よかったし、杉山さんの「超」が付くほど(褒めてます)真剣な顔も印象的。にこやかな中川さんも可愛い♪ 

『アレポ』より
久々に踊る木村さんが見られて、しかもパートナーが奈良さんで、もう最高でした♪ 踊りは相変わらずキレがあって美しいし、ご本人も楽しそう(♪)。奈良さんもとっても素敵でした。でも、木村さんを見すぎて、2日間とももう一組はほとんど見られなかった、、、。

『わが夢の都ウィーン』より 「ウント・ゾー・ヴァイター」
かつてウィリアム・ペドロが踊ったソロ。ダンスマガジンのインタビューで踊る予定だと語っていた大貫さんですが、2日間ともペドロソが踊りました。大貫さんはどこか痛めていたんでしょうか、、、。ペドロソはテクニックもあるし、チャーミングだし、若そうなのに世界観を持っていてすごいなぁと。ただ、ウィリアム・ペドロが踊ったときに感じた、ほんの少しの狂気みたいなものがなかったかもしれません。そんなもの初めからこの作品にはなかったですかね(苦笑)。ペドロソは、たぶん彼の癖だと思うんですが、カーテンコールなどの素のときに少し顎が少し上がるんです。その状態で楽しそうに客席を見渡している様子が可愛かったです。

 『ディブク』より ハナンとレア
「ディブク」は東欧のユダヤ人社会で信じられている悪霊のことで、のちにユダヤ教と結びつくらしい(違ったらすみません)。そのディブクを主題に、男女の悲恋物語を重ねた演劇作品があるらしく、それが題材になっているのかな?と思ったりしました。ユダヤの伝統音楽に乗せた、民族的で、祈りの儀式のような踊り。ゆったりと進行する前半に対して、スピーディーなステップが展開する後半も面白かったです。全体がどんな作品なのか気になります。初日のカマロタは、濃い眉をした印象的な雰囲気のダンサー。他の作品でもフワフワの髪が目立つので、覚えやすかったです。結構あちこちで起用されている感じですね。パンシーニもちょっとエキゾチックな雰囲気で素敵。2日目のリザ・カノとスアレスもよかったです。

『バロッコ・ベルカント』よりパ・ド・シス
カラフルなレオタードに、イタリアのパレードのマスクを模したようなカラフルなメイク。秋元さんが以前見たときよりベジャールっぽかった気がする。でも、岸本さんが一番ベジャールを感じたかな〜。華やかな場面で、踊りも満載。みんな楽しそうに生き生きしていて、女性陣は可愛くて、とっても楽しかったです。

『パトリス・シェローが、三島とエヴァ・ペロンの出会いを演出する』より
緊迫感のあるパ・ド・ドゥ。ジャユンの鋭い空気感が印象的でした。大橋さんの活躍が見られたのも嬉しい。音楽の中にときどき日本語の台詞が出てくるんですが、意味がわかってしまうと逆に入り込めないこともあるんだなぁと思ってしまいました。

 『ハムレット』より ハムレットとその母妃
デューク・エリントンがシェイクスピアへのオマージュとして作曲した「サッチ・スウィート・サンダー」に乗せたパ・ド・ドゥ。1960年にこの曲でソロを踊ったベジャールが、1990年には全登場人物による作品に仕上げたとのこと。全編が気になります。『ハムレット』とジャズが意外にもマッチしていて驚きました。スリリングなパ・ド・ドゥ。赤いドレスのロスと、黒づくめのジュリアン。2人とも格好よかったです。

 『我々のファウスト』より パ・ド・ドゥ
水香さんはオレンジ色のレオタード。静謐な雰囲気のパ・ド・ドゥでした。

『バクチ』より 「バクチV」シヴァとシャクティーの踊り
シャルキナのシャクティーが格好よすぎました! 物語の中心となるような、綺麗(可愛い)どころの役を踊る彼女を見ることが多いけど、シャクティーみたいな踊りもすごくいい。パワフルで、全身からエネルギーを放出していて、踊りもキレッキレで、見る者を惹きつけるシャクティーでした。ガララーグの活躍も見られてよかった。ちょっと線が細いけど、いい表情だったし、やっぱり素敵。ガララーグのフレディ、見てみたいです。2日目のバーローも、体格がいいので迫力がありました。

『ロッシーニアーナ』よりティエポロのプルチネッラ
2人の道化のパ・ド・ドゥ。白のハーフパンツに、上半身は裸にレースのカラーを付けた2人。リグもギリアムズもとってもキュートで、とにかく楽しかった〜♪

『1789・・・そして私たち』より 第九交響曲
肌色のレオタードの男女による踊り。2組のカップル(BBL)に始まり、徐々に人数が増えていきます。とても壮大で、感動的な場面でした。確か初日は吉川−和田が先に出てきたと思うんだけど、2日目は渡辺−永田が先に出てきました。私の気のせいかな、、、。途中からカップルが増えていく中で、東バのダンサーが登場して一緒に踊り始めると、2つのカンパニーが合同で踊っているのがより強く感じられ、作品の素晴らしさも相まって、なんだか妙に感動してしまいました。

そしてフィナーレ。
これまでの登場人物たちがそれぞれの衣裳のまま登場し、一つの音楽の中で自分たちの作品を踊ります。そして、白のパンツに着替えたジュリアンが舞台の中央に登場。よく見たら、『我が夢の都ウィーン』のロスの相手は別のダンサーが務めていました(ちゃんとブルーの衣裳を着てた)。「お♪ジュリアンのソロがあるのかな?」と思ったんですが、それはなかった、、。このジュリアンの役は、冒頭の「1789・・・」でやはり白のパンツで登場したギリアムズと呼応しているのでしょうか。やがて全員がストップモーションしたところへ、ジルが駆け込んできます。ジルは愛おしそうに一組一組の身体にポンっと触れていきます。ジルに触れられたダンサーたちが動き始める。そして、登場人物全員が、中央のジルを基点にグルグルと舞台を周り始めます。するとそこへ、「ロッシーニアーナ」のギリアムズがバーを持ってくる。全員が見つめる中、同じく「ロッシーニアーナ」のリグがバーレッスンを始めます。終わりだけど始まりでもある。素敵な幕切れでした。

なんと言うか、感動を煽るような作りになっていないのがいいなと思いました。シンプルに、感動しました。そして、ベジャールは生きているなぁと思いました。最後にジルが登場したところで涙腺崩壊したけど、、。実に温かくて、実に爽やかなラストでした。

<主な配役>
※23日の『1789・・・そして私たち』より第一交響曲のキャストですが、コナー・バーローではなかったと思います。『バクチ』まで時間があるから踊るのは不可能ではないと思うけど。実際は誰だったのか気になります、、。

【第1部】 「テム・エ・ヴァリアシオン」

振付:ジル・ロマン
音楽:シティ・パーカッション(ティエリー・ホーシュテッター&jBメイアー)によるライブ演奏
     ニック・ケイヴ&ウォーレン・エリスによるサウンドトラック

アランナ・アーキバルド、ジャスミン・カマロタ、キャサリーン・ティエルヘルム
スン・ジャユン、ジェイム・オエッソ
リザ・カノ、ファブリス・ガララーグ、ハビエル・カサド・スアレス
ガブリエル・アレナス・ルイス、、ヴィト・パンシーニ、ジュリアン・ファヴロー
マッティア・ガリオット、ローレンス・リグ、クゥィンテン・ギリアムズ、
ドノヴァーヌ・ヴィクトワール、ミケランジェロ・ケルーチ、クレリア・メルシエ
キアラ・ポスカ、大橋真理、、フロリアーヌ・ビジョン、カルメ・アンドレス
ヴァレリア・フランク、オアナ・コジョカル、エリザベット・ロス、カテリーナ・シャルキナ
スヴェトラーナ・シプラトワ、コナー・バーロー
モーリス・ベジャール・バレエ団

【第2部】 「ベジャール・セレブレーション」

振付:モーリス・ベジャール  振付指導:ジル・ロマン

1. 『1789・・そして私たち』より 第一交響曲

  コナー・バーロー、スヴェトラーナ・シプラトワ、ダニエル・ゴールドスミス
  大橋真理、クゥィンテン・ギリアムズ、モーリス・ベジャール・バレエ団
  加藤くるみ、上田実歩、浦由美子、中島理子、榊優美枝、足立真里亜
  中村祐司、山田眞央、高橋慈生、安楽葵、岡本壮太、岡ア司

2.『ヘリオガバル』より

  アランナ・アーキバルド−ジェイム・オエッソ
  ポルシア・アダムズ(22日)、カルメ・アンドレス(23日)−アントワーヌ・ル・モアル
  
3. 『わが夢の都ウィーン』より 「シャンブル・セパレへ行きましょう」

  エリザベット・ロス、ジュリアン・ファヴロー

4. 『ライト』より 「レジデンツ」

  岸本夏未、二瓶加奈子、金子仁美、中川美雪、中島理子
  岡崎隼也、杉山優一、入戸野伊織、樋口祐輝、井福俊太郎

5. 『アレポ』より

  奈良春夏 ― 木村和夫
  伝田陽美(22日)、川島麻実子(23日) ― ブラウリオ・アルバレス

6.『わが夢の都ウィーン』より 「ウント・ゾー・ヴァイター」

  ヴィクトル・ユーゴー・ペドロソ

7. 『ディブク』より ハナンとレア

  ジャスミン・カマロタ、ヴィト・パンシーニ(22日)
  リザ・カノ、ハビエル・カサド・スアレス(23日)

8. 『バロッコ・ベルカント』より パ・ド・シス

  沖香菜子、三雲友里加、政本絵美
  秋元康臣、宮川新大、岸本秀雄

9.『パトリス・シェローが、三島とエヴァ・ペロンの出会いを演出する』より

  大橋真理、スン・ジャユン

10. 『ハムレット』より ハムレットとその母妃

  エリザベット・ロス、ジュリアン・ファヴロー

11. 『我々のファウスト』より パ・ド・ドゥ

  上野水香 ― 柄本 弾

12.『バクチ』より 「バクチV」シヴァとシャクティーの踊り

  カテリーナ・シャルキナ、ファブリス・ガララーグ(22日)、コナー・バーロー(23日)

13.『ロッシーニアーナ』より ティエポロのプルチネッラ

  ローレンス・リグ、クゥィンテン・ギリアムズ

14. 『1789・・・そして私たち』より 第九交響曲

  キャサリーン・ティエルヘルム ― スン・ジャユン、
  スヴェトラーナ・シプラトワ  ―  ダニエル・ゴールドスミス、
  モーリス・ベジャール・バレエ団
  渡辺理恵 ― 永田雄大、吉川留衣 ― 和田康佑
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2017年12月09日

東京バレエ団ブルメイステル版『白鳥の湖』【鎌倉公演】/『くるみ』キャスト変更

来年の6月に東バが上演するブルメイステル版『白鳥の湖』の、鎌倉公演があります。チケットぴあからお知らせが届きました。ラインナップでも他都市公演があると書かれていたので気になっていたんですが、鎌倉でしたか〜。以前、『ジゼル』を上演しましたよね。キャストは水香さんと弾さんです。音楽は特別録音による音源を使用とのこと。東京でも同じキャストが組まれるなら、鎌倉のほうに行こうかな〜と。他にも全国公演があるのか、気になります。

■ 会館25周年記念事業 バレエの祭典
  東京バレエ団『白鳥の湖』

2018年6月16日(土)14:00
会場:鎌倉芸術館 大ホール

改訂振付:ウラジーミル・ブルメイステル
第2幕振付:レフ・イワーノフ、アレクサンドル・ゴールスキー(三羽の白鳥)
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー

オデット/オディール:上野水香
ジークフリート王子:柄本弾

S席:8,000円 A席:6,000円 B席:4,000円
  かまくらアーツ・クラブ先行発売:1月27日(土)10:00
  ネット会員先行発売:2月2日(金)10:00
  一般発売:2月3日(土)10:00



そして、『くるみ割り人形』の配役変更が発表されました・・・・。
何故か2日目の光の天使が弾さんから和田さんに変更になってます。なんでだろ? もしかしたら、岸本(秀)さんとの身長差を考えたのかな〜と思ったんですが、そんなこと言ったら初日のアルバレスと岡アさんも身長差ありそうですよね。いや、岡アさんって大きかったっけ? わからない〜。

<ベジャールの『くるみ割り人形』配役変更>

12月16日(土)14:00

ビム:岡崎隼也
母:渡辺理恵
フェリックス:宮川新大
M:秋元康臣
妹のクロード:沖香菜子
ファウスト:高橋慈生
光の天使:ブラウリオ・アルバレス、岡ア司
妖精:奈良春夏、伝田陽美
マジックキューピー:飯田宗孝

スペイン:
  吉田蓮、杉山優一、海田一成
  加藤くるみ、上田実歩、高浦由美子
中国:中川美雪、山田眞央、竹本悠一郎、安楽葵
アラブ:柿崎佑奈、宮崎大樹、岡本壮太
ソ連:伝田陽美、入戸野伊織井福俊太郎
フェリックスの仲間達:永田雄大、樋口祐輝、中嶋智哉、岡ア司和田康佑
パリ:川島麻実子、岸本秀雄
グラン・パ・ド・ドゥ:上野水香、柄本弾


12月17日(日)14:00

ビム: 岡崎隼也
母:政本絵美
フェリックス:入戸野伊織宮川新大
M:木村和夫
ファウスト:高橋慈生
光の天使:柄本弾和田康佑、岸本秀雄
妖精:三雲友里加、吉川留衣
マジックキューピー:飯田宗孝

スペイン:
  吉田蓮、海田一成、樋口祐輝
  波多野渚砂、金子仁美、中島理子
中国:岸本夏未、山田眞央、竹本悠一郎、安楽葵
アラブ:沖香菜子、宮崎大樹、岡本壮太
ソ連:二瓶加奈子、井福俊太郎
フェリックスの仲間達:永田雄大、和田康佑岡ア司、樋口祐輝、中嶋智哉、
パリ:奈良春夏、ブラウリオ・アルバレス
グラン・パ・ド・ドゥ:川島麻実子、秋元康臣

posted by uno at 15:29| バレエ日記2017 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月05日

ハンブルク・バレエ団もツイッターキャンペーン/東バ『くるみ』のキャスト

BBLの日本公演の際に開催されたツイッター・キャンペーンが、ハンブルク・バレエ団の日本公演に向けても始まりました。もう2ヶ月しかないんですね〜。なんか、まだまだと思ってたけど、もうすぐですね。というわけで、BBLのときは4ヶ月ありましたが、今回は2ヶ月、ポストカードが2枚もらえます。

〜ハンブルク・バレエ団2018年日本公演ツイッター・キャンペーン〜

≪12月のお題≫
【私が思う「椿姫」の魅力】
指定ハッシュタグ #ハンブルクバレエ #椿姫

ん〜、何気に難しいかも〜。いや、『椿姫』はすごく魅力的な作品なんですけど、うまく言い表せる自信がない。ポストカードのためにとりあえず適当につぶやくのも嫌だなぁと思うと、つぶやくのに結構時間がかかってしまうんですよね、、。非売品のポストカードのために頑張らねば。ポストカード、好きなんです。使うわけでも、飾るわけでもないんだけど、、、。
BBLのときは、ある程度NBSさんのほうでツイートを集計してくれていて、アカウントの書かれた封筒が用意されていました。テーブルの上に、ポストカードの枚数ごとに並べられていたんです。そうか〜。調べればわかるんだから、そのほうが手間が省けますよね。今回も同様に用意してくれるのかもしれませんが、してくれないかもしれないので、やっぱり一応自分でまとめておこうと思います。2か月分なら楽だし。

→ NBS

そして、東バのベジャールの『くるみ割り人形』の、その他のキャストが出ています。あと、変更も・・・。まずは森川さん。光の天使で両日出演予定だった森川さんですが、怪我のため降板となりました。そういえば私、何かの会場で脚にギブスをしている森川さんを見かけたことを思い出しました。そのときは、「それほど長引く怪我じゃないといいな〜」と思いながら見ていたんですが、結構大きな怪我だったのかな、、、。タキシード隊も無理ですかね〜。森川さんがいたら絶対に楽しいと思うんだけど、、、。そしてちょっと驚いたのは、ビムを踊る予定だった高橋さんの降板です。「リハーサルを重ねてきた結果、芸術的判断により」とのこと。ビムは両日岡崎さんが踊ります。ん〜、、、。武尊さんのジークフリート降板を思い出しますね、、。ビムはやっぱり難しい役なのかな〜。いや、どの役も簡単なものなんてないとは思いますが。歴代の高橋竜太さん、氷室さん、岡崎さんたちのビムには心揺さぶられてきましたから、そこには一歩届かなかったということなのかな〜と思ったりしました。高橋さんが深く落ち込んだり傷ついたりしていないといいなぁと思うんですけど、大丈夫ですかね、、、。その高橋さんはファウスト役で出演予定です。
もう公演まで2週間を切ったのか。早いな〜。今年もあっという間に1年が終わるな、、、。


<東京バレエ団 ベジャールの『くるみ割り人形』主な配役>

12月16日(土)14:00

ビム:岡崎隼也
母:渡辺理恵
フェリックス:宮川新大
M:秋元康臣
妹のクロード:沖香菜子
ファウスト:高橋慈生
光の天使:ブラウリオ・アルバレス、森川茉央 → 岡ア司
妖精:奈良春夏、伝田陽美
マジックキューピー:飯田宗孝

スペイン:
  吉田蓮、杉山優一、海田一成
  加藤くるみ、上田実歩、高浦由美子
中国:中川美雪、山田眞央、竹本悠一郎、安楽葵
アラブ:柿崎佑奈、宮崎大樹、岡本壮太
ソ連:伝田陽美、入戸野伊織
フェリックスの仲間達:永田雄大、樋口祐輝、中嶋智哉、岡ア司
パリ:川島麻実子、岸本秀雄
グラン・パ・ド・ドゥ:上野水香、柄本弾


12月17日(日)14:00

ビム:高橋慈生 → 岡崎隼也
母:政本絵美
フェリックス:入戸野伊織
M:木村和夫
ファウスト:高橋慈生
光の天使:柄本弾、森川茉央 → 岸本秀雄
妖精:三雲友里加、吉川留衣
マジックキューピー:飯田宗孝

スペイン:
  吉田蓮、海田一成、樋口祐輝
  波多野渚砂、金子仁美、中島理子
中国:岸本夏未、山田眞央、竹本悠一郎、安楽葵
アラブ:沖香菜子、宮崎大樹、岡本壮太
ソ連:二瓶加奈子、井福俊太郎
フェリックスの仲間達:永田雄大、和田康佑、樋口祐輝、中嶋智哉
パリ:奈良春夏、ブラウリオ・アルバレス
グラン・パ・ド・ドゥ:川島麻実子、秋元康臣
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2017年12月02日

東バの公式HPにもラインナップが出ました。

オーディションチラシの裏に出ていた東バの2018年度のラインナップですが、公式のHPにも情報が出ました。新しい情報としては、ブルメイステル版『白鳥』の全国公演と、<20世紀の傑作バレエ2>の演目が一部発表になったことですね。お〜♪『白鳥』は全国公演があるんですね♪ 初演のときは西宮と横須賀でしたよね。今回はどこに行くんだろう。そして、初演時のキャストは上野−柄本、渡辺−秋元、川島−岸本でしたが、今回はどうなるでしょうか。やっぱりゲストかな〜、、、。
<20世紀の傑作バレエ2>は、ノイマイヤーの「スプリング・アンド・フォール」、キリアンの「小さな死」、他、となっています。「スプリング・アンド・フォール」、楽しみ♪ 「小さな死」の再演も嬉しいです。こんなに早く再演されるとは思わなかった。残りの演目はなんでしょうね〜。特に初演とは書かれていないので、初演じゃないのかな? 初演だったらそう書くような気がするんですが。ベジャール作品が一つ入ってたりすると嬉しいんだけどな〜。
あと、<春のホリデイ・バレエ>の日程が出ています。演目は『真夏の夜の夢』だけのようですが、日程は28日(土)・29日(日)・30日(月・祝)となっています。あれ?中日だけじゃないんですね。フォーゲルがゲストの公演と平行して3日間、公演を行うということですよね。若手キャストが見られるのかな〜。期待してしまいますね(♪)。
因みに、8月の『ドン・キホーテ』がプティパ振付となっているけど、ワシーリエフが抜けてしまっているだけですよね。

【2018年】

4月 
アシュトン振付『真夏の夜の夢』/バランシン振付『セレナーデ』(初演)
4月28日(土)15:00/30日(日)15:00
会場
東京文化会館

【春のホリデイ・バレエ】 アシュトン振付『真夏の夜の夢』
4月28日(土)、29日(日)、30日(月・祝)
会場:東京文化会館

6月中旬〜下旬
ブルメイステル版『白鳥の湖』全幕
会場:東京文化会館
他都市公演予定

7月下旬
<世界バレエ・フェスティバル全幕特別プロ>
プティパ/ワシーリエフ版『ドン・キホーテ』全幕
会場:東京文化会館

8月中旬〜下旬
ブラスカ振付『タムタム』
プティパ振付『ドン・キホーテ』より”キトリとバジルの結婚式”

第6回<めぐろバレエ祭り>
子どものためのバレエ『ドン・キホーテの夢』
<プティパから現代へ>(仮題)
   「ジョコンダ」「アルレッキナーダ」「タリスマン」他
会場:めぐろパーシモンホール

10月中旬
第33次海外公演 オマーン
プティパ/マカロワ版『ラ・バヤデール』全幕
10月中旬

11月下旬〜12月初旬
<20世紀の傑作バレエ2>(仮題)
ノイマイヤー振付「スプリング・アンド・フォール」、キリアン振付「小さな死」、他
会場:新国立劇場中劇場

12月中旬
ベジャール振付『ザ・カブキ』
会場:東京文化会館

【2019年】

3月
古典全幕作品(新制作)予定
会場:東京文化会館


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2017年12月01日

モーリス・ベジャール・バレエ団『魔笛』11月17日〜19日【東京】/28日【西宮】

モーリス・ベジャール・バレエ団2017年日本公演、Aプログラム『魔笛』の公演に行ってまいりました。東京3日間と西宮です。リニューアルされ、日本では2004年以来13年ぶりの上演となりました。2004年の日本公演は、私がBBLを追いかけるきっかけとなった公演なので、個人的にちょっと思い入れが強いです。東京公演に感動して、横須賀の『魔笛』を急遽見に行ったんです。しかも、その日はラ・ラ・ラ・ヒューマン・スップスのチケットを取っていたにもかかわらず、です。結局ラ・ラ・ラの公演は一度も見ることなく解散してしまったので、ちょっと残念ではありましたが、、、。2004年の日本公演では、公演期間中にベジャールさんが帰国せねばならず、初日のカーテンコールだけ登場したと記憶しています。2006年の日本公演はドクターストップのため来日していないので、それが私が最後に見たベジャールさんの姿でした。
あのときに、「何これ!面白い!!」と思った『魔笛』を、またこうして見ることができるとは思いませんでした。今回の上演も本当に楽しかった! ベジャール・ワールドを堪能しました。この世界観がやっぱり好きです。

東京(×3)と西宮(×1)の、自分のツイッターの感想を貼り付けました! ほとんど自分のためです(苦笑)。あとで自分がどう思ったか確認したいときに、まとまってると便利なので。「ガブリエルはシャンプー何使ってんだ?」とか、省いてもいいかなと思ったんですが、一応全部貼り付けておきました。
誤字脱字は修正してますが、基本的には手を加えず、つぶやいた順に貼り付けているので、微妙に読みづらかったり前後の繋がりがおかしかったりしますが、ご了承下さい〜。


【ツイッターより】

<11月17日(金)19:00>

BBL『魔笛』初日終了! いやー、楽しかった♪ ベジャール・ワールド〜♪
ベジャール『魔笛』、古さは感じなかった。正直、どうリニューアルしたのかはっきりとはわからなかったんだけど、ほとんど変えてないような気がします。ただ、デジタルリマスターじゃないけど、一枚ヴェールが剥がれてクリアになった印象。細部を微調整することで全体の印象が新鮮になった感じ。
モノスタトスの風貌が変わったのはわかった。アフロじゃなかったっけ? あと、どうしても勅使川原さんプロデュースのモノスタトスが浮かんでしまって、何度も掻き消しました。
今日の『魔笛』に古さを感じなかったのは、今を生きているダンサーが踊っていたからかな、とも思いました。それはつまり、ジルが今のダンサーたちを見て作品を作り上げたからかな、と。ただ作品にダンサーをはめ込むだけでは歪みが生じてしまうかもしれない。
ベジャールさんがそうしたように、ジルもダンサーに合わせて作品を作っていったのだろうな、と。それにより作品に新たな息吹が吹き込まれたのなら、それはジルがダンサーに対して愛情をもって取り組んでいるからだろうなと思いました。
自分の記憶力のなさを棚にあげて言うのも何だけど、どこがどう変わったかはっきりわからないけど作品が新鮮に感じるというは、いいリニューアルと言えるのではないかと思いました。

弁者のガリオットは、ストリートのブレイク・ダンスからバレエの世界に入ったらしい(プログラムより)。柔軟で芸達者。舞台のサイドに座っていても、結構存在感ありました。
振付言語とか、よくわからないんだけど、ロスが肩をクイっと動かすだけで「あぁなんか、ベジャールだなぁ」と思います。
ジュリアンは今年40才なんですよね〜。13年前にザラストロを踊ったときはまだ20代だったんですね。キラキラと神々しいジュリアンも素敵だったし、今日の風格あるザラストロも素敵でした。というかやっぱり格好いい(♪)。あと、青い目が綺麗だった、、、。
パパゲーノのペドロソがチャーミングでよかった。大貫さんの変更の理由がわからないのだけど、明日以降、踊ってくれるといいんだけど、、、。シャルキナも相変わらず可愛い♪  リザ・カノのイシスもよかったな〜。

<11月18日(土)14:00>

BBL『魔笛』2日目終了。20代だった頃のジュリアンのザラストロは、「ブロンドで上半身裸でハーレムパンツの大僧正って、ネタかよ〜(♪)」ってくらいキラキラしてたんだけど、今のジュリアンのほうが正しくザラストロなのかもしれないと思いました。オペラの声にもとても合っていたと思う。

今日の夜の女王のシプラトワが決して悪かったわけではないんだけど、改めてロスのすごさを感じた気がします。昨日のロスも、以前のキレがないかな?と思う部分もあったんですが、それでもやはり圧倒的なものがありました。
昨日はロスの踊りを、「ベジャールだな〜」と思いながら見ていたんですが、今日のシプラトワの踊りを見ながら、「あ、今のところロスっぽい」と思っている自分がいて、ハッとしました。ロスの踊りが焼き付いてるんだな〜、と。というか、それくらいロスが踊りを自分のものにしているということか。

タミーノのスン・ジャユンもよかったです〜♪  昨日のガブリエルのほうが大人タミーノ。ジャユンは青年タミーノ。ちょっと小柄だけど軽やかで、端正で美しい踊り。でもよく見ると、その正確な踊りにとても豊かな感情を乗せて踊っているのがわかって、すごくよかった。
絶望し、自殺しようとするパミーナを三人の童子が止める場面で、ようやくパミーナの手からナイフを取り上げた童子が、小さくガッツポーズをするのが可愛くて、その優しさにちょっと癒されました。
ティエルヘルムは夜の女王もパミーナも、どちらも踊れると思うんだけど、彼女が夜の女王に回ってしまうと、シャルキナ以外にパミーナを踊る人がいなくなっちゃうのかな〜と思ったりしました。いや、私の勝手な想像ですが、、、。

<11月19日(日)14:00>

BBL『魔笛』、東京最終日が終了しました。今日もよかった〜。何て言うんでしょう、ずっとこの空間に身を浸していたい感じ。
というか、なんでガブリエルの髪はあんなにサラサラなんでしょう。シャンプー、何使ってんすかね。あと、今日はジュリアン、お団子じゃなかったです。

ジルは3日間、カテコに出てきてくれました。そして那須野さんは3日間、チケット売場に出てきてくれてた。スタイルよくて本当に格好よかったです。『魔笛』3日間が終了して今思うのは、ベジャールを受け継ぐって、過去と同じように踊るってことじゃないのかもしれないなってことです。今踊っているダンサーがワクワクして、今見ている私たちがワクワクする。もちろん変えちゃいけないものもあると思うけど、大事なのはそこなのかなと思いました。

初日とほぼ同じキャストだったんだけど、今日のほうがしみじみよかった。私の気持ちの問題かもしれないけど。自分やっぱり、ベジャールの全幕ものが結構好きかも。
ロスが格好よかったです〜。跳躍や回転が一切ない踊りであれだけ魅了するジュリアンもすごい。シャルキナの伸びやかな踊りとキュートな表情の数々。裸足の爪先も美しい。裸足っていうのは、どこかピュアの表現だったりするのかな?とか。
前回の日本公演でガブリエルの身体能力の高さはわかっていたんだけど、やっぱり踊れる人だった。あの柔軟さと強靭さと瞬発力。折り目正しさと爆発力を兼ね備えた踊りで、見ていて気持ちがいいです。そして、なんていうか、あの真面目さ。個性ですよね〜。あと、ちゃんと王子でした。

最初こそ、アリアと踊り手のシンクロに感心しながら見てるんだけど、だんだんと意識せずにその心地よさに身を委ねるようになる。そして終盤、別れを告げに来たタミーノとパミーナ、ザラストロの場面の、音楽とアリアと踊りの見事なまでの一体感に打ちのめされることになります。

初日を降板した大貫さんが無事にパパゲーノを踊ってくれました。昨日の踊りを見る限り怪我ではなさそうなんだけど、本調子でもないような気がしました。いや、す〜ごくよかったんだけど、『第九』での「なんか降りて来てるのか!?」ってくらいすごいときとかを見てるので、そう思ってしまったのかも。
大貫さんは、きっとジルにもベジャールさんにも愛されるタイプですよね〜♪
大貫さんのパパゲーノ。パパゲーナが老婆の服を脱いだときの、最初の「パァ〜♪」が面白くて、笑わせてもらいました。

<11月28日(火)19:00 西宮>

BBL『魔笛』西宮公演、終了しました。。た、楽しかった、、、。なんだか、ず〜っと見ていたかったです。終わるのが本当に寂しかった。<ベジャール・セレブレーション>、Bプロと見てきて、だいぶダンサーが判別できるようになったので、隅々まで楽しかったです。
東京のキャストと違ったのは、パパゲーナのカルメ・アンドレス。可愛かったです。子どもをたくさん作ろうとはしゃぐ場面、いいですよね〜。小さいパパゲーノ(?)の人形が可愛い♪

夜の女王のシプラトワが、東京よりよかったかも。正直、1幕のソロはまあまあだったんだけど、2幕でガラリと変わった印象。踊りも佇まいも力強さが増していました。
シプラトワ、1幕のソロがまあまあだと思ったのは、出力の問題かなと思いました。アリアは盛り上がっているのに、彼女の踊りの出力が変わっていない感じがしたんです。でも2幕では、あの有名なアリアのソロも、東京で感じた少々の物足りなさを感じませんでした。力強く踊っていてとてもよかった。
決してシプラトワがよくなかったわけではなくて、夜の女王がすごく難しいんだろうなと思いました。

ベジャール『魔笛』。大団円で、上手でワチャワチャしてる三人の童子のギリアムズが、一番端で踊っている群舞の女の子のポーズを、「こうかな? あれ、違うかな?」と真似していて可愛かった。真似されてる子も笑ってた(♪)。
それにしても、弁者のあのスフィンクスみたいな被り物の可愛いこと。三角錐の中に入って、クイッと首を傾げてタミーノのほうを見る姿がまた可愛い♪

【貼り付け終り】
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2017年11月30日

バーミンガム・ロイヤル・バレエ団2018年日本公演概要。

バーミンガム・ロイヤル・バレエ団の日本公演の概要が発表されましたね(11月24日付)。BBLの会場では、まだ会場先行予約は開始していませんでした。

そうだった。そういえば、BRBはいつもゲストがいましたよね。前回はマシュー・ゴールディング(白鳥)、その前は吉田都さん(真夏)とタマラ・ロホ(眠り)、さらにその前も吉田都さん(コッペリア)がゲストでした。毎回豪華ですよね〜。今年もコジョカルとマチアスという、とっても豪華なゲストです。パリ・オペからというのは、ちょっと意外だったかも。しかし、ん〜、、、。佐久間さんとツァオ・チーの名前はないんですね、、、。ショック・・・。来日、しないんでしょうか・・・。

ハンブルク・バレエ団のときと同様、2演目セット券がお得です。ハンブルクはS席1枚につき3,000円引きでしたが、BRBはS席1枚につき2,000円の割引です。これまでのセット券は1枚につき1,000円引きがほとんどでしたよね。最初に買う人がお得というのは、いいことだなぁ、と。このくらい引いてくれると、「どうせそのうち買うなら、最初に買っておこうかな〜」という気になります。

■ バーミンガム・ロイヤル・バレエ団 2018年日本公演

『眠れる森の美女』全3幕プロローグ付
振付:ピーター・ライト/マリウス・プティパ
音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー

【2018年】
5月18日(金)18:30
  オーロラ姫:アリーナ・コジョカル
  デジレ王子:マチアス・ディングマン
5月19日(土)14:00
  オーロラ姫:デリア・マシューズ
  デジレ王子:ブランドン・ローレンス
5月20日(日)14:00
  オーロラ姫:アリーナ・コジョカル
  デジレ王子:マチアス・ディングマン

『リーズの結婚』全2幕
振付:フレデリック・アシュトン
音楽:フェルディナン・エロール

【2018年】
5月25日(金)19:00
  リーズ:平田桃子
  コーラス:マチアス・エイマン
5月26日(日)14:00
  リーズ:セリーヌ・ギッテンス
  コーラス:タイロン・シングルトン
5月27日(日)14:00
  リーズ:平田桃子
  コーラス:マチアス・エイマン

演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

会場:東京文化会館

S席:19,000円 A席:17,000円 B席:15,000円
C席:12,000円 D席:9,000円 E席:6,000円
一般発売:2018年1月20日(土)

NBS WEBチケット 座席選択先行販売
  2演目セット券:2018年1月5日(金)21:00〜1月12日(金)18:00
  単独券:2018年1月9日(火)21:00〜1月12日(金)18:00

<2演目セット券特別割引>
  S席:1枚につき2,000円、A席:1枚につき1500円、B席:1枚につき1000円を割引

→ NBS
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2017年11月29日

西宮に行ってきました。/BBL『魔笛』西宮のキャスト。

BBLの『魔笛』、西宮の公演を見てまいりました。東京の3日間が終って、「これは西宮も見ておかないと後悔するかも。。。」と思い、急遽チケットを手配。今は、どうして『ボレロ/他』のチケットも取らなかったのかと後悔してます、、、。いや、チケットは当日券でも取れるんですが、これ以上は仕事を休めませんでした、、、。『第九』があったとはいえ、前回の日本公演から4年空いてるんですよね。あまり間を空けず、2年後くらいにはまた来てほしいな〜と。ダンサーも覚えたので、あまりメンバーも変わらないと嬉しい、、。そして、次こそ『バレエ・フォー・ライフ』が見たいです。

キャストを載せておきます。
東京の中日と近いキャストです。パパゲーナのカルメ・アンドレスが西宮のみのキャストでした。東京の『魔笛』ではメインのキャスト以外は判別できなかったんですが、<ベジャール・セレブレーション>とBプロのおかげで、だいぶダンサーがわかるようになったので、今回は隅々まで楽しかったです。ロスと比べてしまうとどうしても不利に感じてしまったシプラトワの夜の女王ですが、東京よりよかったと思います。タミーノのスン・ジャユンは踊りが綺麗。大きく腕を広げたときに、胸が語っていたのが印象的でした。ジュリアンはお団子無し(何のお知らせだ、、、)。「僕にはパパゲーナはいない」と言って泣くパパゲーノを、「辛抱して。神様がついているわ」(確か)とパミーナが慰めます。その後に続く2人の心温まるパ・ド・ドゥに落涙、、、。私は神様は信じてないけど、パパゲーノの寂しさとか、パミーナの優しさとか、そういう気持ちは宗教とか関係なく共通なんじゃないかな〜、と。何気にシングルキャストだったケルーチのモノスタトスもよかったし、弁者のガリオットの瞳が透き通るように綺麗だったのも印象的でした。今回は髭の弁者だったけど、別の雰囲気の役どころも見てみたいと思いました。

モーリス・ベジャール・バレエ団『魔笛』 【西宮】
2017年11月28日(火)19:00 兵庫芸術文化センターKOBELCO大ホール

弁者:マッティア・ガリオット
タミーノ:スン・ジャユン
パミーナ:キャサリーン・ティエルヘルム
ザラストロ:ジュリアン・ファヴロー
夜の女王:スヴェトラーナ・シプラトワ
パパゲーノ:ヴィクトル・ユーゴー・ペドロソ
パパゲーナ:カルメ・アンドレス
モノスタナトス:ミケランジェロ・ケルーチ
夜の女王に仕える三人の侍女:
  大橋真理、ヴァレリア・フランク、ソレーヌ・ビュレル
三人の童子:
  クゥィンテン・ギリアムズ、ローレンス・リグ、ドノヴァ―ヌ・ヴィクトワール
三人の僧侶:
  アンジェロ・ペルフィド、ダニエル・ゴールドスミス、ドリアン・ブラウン
三人の奴隷:
  アンジェロ・ペルフィド、ドリアン・ブラウン、アントワーヌ・ル・モアル
二人の武士:
  コナー・バーロー、ダニエル・ゴールドスミス
イシス:リザ・カノ
オシリス:ハビエル・カサド・スアレス
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2017年11月28日

BBL<ピアフ/兄弟/アニマ・ブルース/ボレロ>11月25日昼・夜

BBLのBプログラムを見てまいりました。11月25日(土)の昼・夜2公演です。Bプロも楽しかったです〜♪ 山海塾の公演と重なっていなければ、26日(日)も見たかった、、。。

男性のみで、ソロあり群舞ありの「ピアフ」は、エディット・ピアフの巨大パネルを使用したりして、ベジャールらしいな〜と。『魔笛』と<ベジャール・セレブレーション>でダンサーの判別ができるようになってきたし、新たに魅力的なダンサーの発見などもあって、とても楽しかったです。
ジルの「兄弟」と「アニマ・ブルース」も面白かったです。前回までの「アリア」や「シンコペ」よりも入り込んで楽しめたかも。ダンサーが成熟したのか、ジルの振付が成熟したのか、あるいは関係性が成熟したのかわからないんですが、ダンサーと作品が噛み合っている感じがしたんです。振付家の独りよがりにならず、ダンサーにも「よくわからないけど踊ってます」という感じがなかった。ダンサーたちが生き生きしていたのが印象的でした。ダンサーたちの心の中に、ベジャール以外の作品を踊ることへの戸惑いがあったのだとしたら、それも少しずつ変化してきたのかもしれないと思いました。同じように、私の中にもベジャール以外の作品を踊るBBLに対する戸惑いがあったのかもしれません。
「ボレロ」は、ロスもジュリアンも、何故か前回よりもよかったです。どうしてなのかはわからないんだけど、どちらもすごくよかった。特にジュリアンの日は、かなり早い段階からスタンディングオベーションになりました。何度目かのカーテンコールのとき、ジュリアンが日本語で「アリガトー」と言ったのが印象的でした。もちろん声は聞こえないけど、多くの方が気付いたと思います。こちらこそ「ありがとう」と伝えたかったです。

とりあえずまた、キャストだけ載せておきます〜。「アニマ・ブルース」にはアーキバルドとガララーグも出ていたんですが、結局3日間、キャスト表には記載がなかったようです。単純なミスなのか、キャスト表に載せない役なのかは不明ですが、あの人数の作品なら、載せないってことはないと思うんだけどな〜。

モーリス・ベジャール・バレエ団2017年日本公演 Bプログラム
2017年11月25日(土)13:30/18:00 東京文化会館

「ピアフ」
振付:モーリス・ベジャール
音楽:エディット・ピアフ

『愛の言葉』:男性全員
『アコーディオン弾き』:クゥィンテン・ギリアムズ
『冷淡な美男子』(ジャン・コクトーの戯曲より):
  ファブリス・ガララーグ(昼)、アンジェロ・ペルフィド(夜)
『私の回転木馬』:ローレンス・リグ(昼)、スン・ジャユン(夜)
『道化師万歳』:ハビエル・カサド・スアレス
『あなたはきれいね、分かってるでしょ...』:男性全員
『私の友達リュシアン』:デミアン・バルガス(昼)、ドリアン・ブラウン(夜)
『水に流して』:男性全員

「兄弟」
振付:ジル・ロマン
音楽:モーリス・ラヴェル、エリック・サティ、吉田兄弟、美空ひばり、
    シティ・パーカッション(ティエリー・ホーシュテッター&jB メイアー)

ガブリエル・アレナス・ルイス、リザ・カノ
那須野圭右、大貫真幹
ジャスミン・カマロタ、大橋真理
*出演順

「アニマ・ブルース」
振付:ジル・ロマン
音楽:シティ・パーカッション(ティエリー・ホーシュテッター&jB メイアー)

カテリーナ・シャルキナ、コナー・バーロー
リザ・カノ、ガブリエル・アレナス・ルイス(昼)/ハビエル・カサド・スアレス(夜)
ジャスミン・カマロタ、ジェイム・オエッソ
エリザベット・ロス、大貫真幹(昼)/クゥィンテン・ギリアムズ(夜)
キャサリーン・ティエルヘルム、ジュリアン・ファヴロー
アランナ・アーキバルド、ファブリス・ガララーグ

「ボレロ」
振付:モーリス・ベジャール
音楽:モーリス・ラヴェル

メロディ:エリザベット・ロス(昼)、ジュリアン・ファヴロー(夜)

リズム:
  アンジェロ・ペルフィド、ガブリエル・アレナス・ルイス
  ファブリス・ガララーグ、コナー・バーロー
  スン・ジャユン、ダニエル・ゴールドスミス、マッティア・ガリオット
  ミケランジェロ・ケルーチ、ヴィト・パンシーニ、ローレンス・リグ
  ハビエル・カサド・スアレス、フェデリコ・マテティッチュ、
  ドノヴァーヌ・ヴィクトワール、ジェイム・オエッソ
  クゥィンテン・ギリアムズ、大貫真幹、
  ヴィクトル・ユーゴー・ペドロソ、アントワーヌ・ル・モアル
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2017年11月27日

東京バレエ団2018年度ラインナップ

BBLの公演会場でもらった東バのオーディションチラシの裏に、2018年度のラインナップが出ていました。そういえば、前にもオーディションのチラシの裏に予定が出ていましたよね。そんなことすっかり忘れてました、、。どれも気になるけど、やっぱり2019年3月の古典全幕の新制作が一番気になるかな〜。それにしても、いろいろ楽しみです♪

【2018年】

■4月 『真夏の夜の夢』 『セレナーデ』(初演)
    <春のホリデイ・バレエ>同時開催
4月28日(土)、29日(日)、30日(月・祝) 東京文化会館

■6月 ブルメイステル版『白鳥の湖』全4幕
6月中旬〜下旬 東京文化会館

■7月 <世界バレエ・フェスティバル全幕特別プロ>
     ワシーリエフ版『ドン・キホーテ』全2幕
7月下旬 東京文化会館

■8月 ブラスカ振付『タムタム』
        ワシーリエフ版『ドン・キホーテ』より”キトリとバジルの結婚式”
8月上旬 

■8月 第6回<めぐろバレエ祭り>
    子どものためのバレエ『ドン・キホーテの夢』
    <プティパから現代へ>(仮題)
        「ジョコンダ」「アルレッキナーダ」「タリスマン」他

■10月 第33次海外公演 オマーン公演
      『ラ・バヤデール』全幕(プティパ/マカロワ版)予定
10月中旬

■11月 <20世紀の傑作バレエ2>(仮題) 上演作品見未定
11月下旬〜12月上旬 新国立劇場中劇場

■12月 ベジャールの忠臣蔵『ザ・カブキ』
12月中旬 東京文化会館

【2019年】

■3月 古典全幕作品(新制作)
東京文化会館

とりあえず順番に。
■ 『真夏/セレナーデ』
中日が空いているのが気になっていた『真夏/セレナーデ』ですが、やはり中日にも公演があるようです。同時開催の<春のホリデイ・バレエ>で『真夏』を上演するとあるので、ゲスト無しで中日の29日(土)に上演されるのではないか、と。キャストが気になります〜。

■ブルメイステル版『白鳥の湖』
再演は嬉しい限りです♪ しかし、もしかしたらゲストがいるんじゃないかと、、、。全国公演があるのか、気になるところです。

■全幕特別プロ『ドン・キホーテ』
世界バレエフェスの全幕特別プロは、『ドン・キ』のみ。前回も『ドン・キ』だけでしたよね。私は見に行っていないんですが、確かゲストはコジョカルとムンタギロフ。今回のゲストは誰でしょうね〜。ロホとコラレスなら見に行くぞ♪ 

■『タムタム』『ドン・キホーテ』より”キトリとバジルの結婚式”
はて? バレエ・フェスと<めぐろ>の間に謎の公演が、、、?と思ったんですが、会場が書かれていないので、<横浜ベイサイド・バレエ>かもしれませんね。 Dance Dance Dance @ YOKOHAMAは3年に一度の開催なので、毎回バレエ・フェスと重なります。2018年も開催が決定しているようなので、東バも参加するのではないかと。

■第6回<めぐろバレエ祭り>
来年の<めぐろ>は『ドン・キ』。<プティパから現代へ>(仮)と題されたガラ公演が楽しみです。Choreographic Projectの第3弾の上演もあるでしょうか。全国公演も気になります。

■<20世紀の傑作バレエ2>
「2」があるとは〜。演目は何も発表されていませんが、とっても楽しみです。で、この公演だけ会場が新国立劇場の中劇場です。

■ 『ザ・カブキ』
来年もベジャール作品を上演してくれて嬉しい。何度見てもやっぱり好きな作品なので、楽しみです。キャストは前回とそれほど変わらないんじゃないかな〜と。

■古典全幕作品(新制作)
きました。古典全幕の新制作! 気になる〜。演目が気になります。まったく想像がつかない(苦笑)。例えば『海賊』など、東バがレパートリーに持っていない作品なのか、それとも『白鳥』のブルメイステル版をレパートリー化したように、すでに持っている作品の別バージョンなのか。ノイマイヤーの『ロミジュリ』やクランコの『オネーギン』は古典全幕に入るんでしょうか? 古典じゃないか。『シルヴィア』は? 因みに、東バの公式サイトのレパートリーでは、それらは古典に入っていません。『ドナウの娘』は古典に入ってる。そうなると、だいぶ限られてくると思うんだけど、なんだろう〜。
東バが持っていない古典全幕。古典の線引きがわからないんだけど、

『海賊』
『コッペリア』
『リーズの結婚』
『スパルタクス』
『石の花』
『バフチサライの泉』
『パリの炎』
『ファラオの娘』
『エスメラルダ』
『オンディーヌ』
『パキータ』
『せむしの仔馬』
『シンデレラ』
『ライモンダ』
『ナポリ』

これが私の限界です、、、。
とりあえず楽しみです。ただ3月というのが、、、。また山海塾の北九州公演と重なるんじゃないかと心配です。
posted by uno at 11:30| Comment(2) | バレエ日記2017 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月24日

<ベジャール・セレブレーション>2日間。

BBLと東バの合同ガラ<ベジャール・セレブレーション>の公演に、2日間行ってまいりました。

11月22日。ベジャールさんの命日に日本でBBLの公演が見られたことに感謝です。

今回の日本公演をここまで見てきて思ったのは、やっぱりBBLが好きだな〜ということです。ずっと好きでしたが、実はここしばらく、どこかモヤモヤしたものを抱えながら見ていました。それが今回は感じなかったんです。ベジャールさんの死後、「新生BBL」と言われてきましたが、10年経った今、やっと本当に「新生BBL」としてのスタートを切ったのではないかと思いました。そりゃあ、そうですよね。あの大きすぎる存在のベジャールさんが亡くなって、すぐにすべてが上手くいくわけないですよね。ダンサーは絶えず入れ替わり、作品を模索し、何が正解かわからなくても前に進まなくてはいけない。この10年間、ジル・ロマンは絶えず止まらずに、BBLが進み続ける姿を見せてくれた。そしてまた改めて、やっぱりBBLが好き!と思わせてくれました。これからも困難な道が続くと思います。どのカンパニーだって、楽な道なんてないですよね。絶えず毎日が、「新生BBL」のスタートラインなのかもしれません。

もう一つ思ったのは、ベジャールを受け継ぐということは、過去とまったく同じように踊ることではないのかもしれないとういことです。今踊っているダンサーがワクワクして、今見ている私たちがワクワクする。もちろん、振付言語とか、動きに込められた意味とか、変えちゃいけないものもあると思うけど、大事なのはそこなんじゃないかなと思いました。実際、ダンサーは生き生きしてたし、見ている私はとてもワクワクしました。それがなければ、何も始まらないんじゃないかと思ったんです。今を生きることの大切さを感じたような気がします。もしかしたら、10年経ってやっと私自身が今のBBLを見られるようになったのかもしれない。問題は、私にもあったのかもしれません。

さらに、今回のジル作品「テム・エ・ヴァリアシオン」を見ながら、振付をすることって大事なのかもしれないと思いました。ベジャールさんがジルに振付をするようにと言ったことの意味がわかったような気がします。本当の意味でダンサーを見ること、知ること。そしてダンサーから得ること。振付という共同作業以上のコミュニケーションはないのかもしれないと思いました。芸術監督のジルが一番ダンサーをわかっていなければいけない。そのために、振付ほど大事なものはないんじゃないか、と。何があっても今のダンサーたちと前に進むために、振付をし続けることは大事なことなのかもしれません。「テム・エ・ヴァリアシオン」は、今のダンサーがよくわかるいい作品でした。『魔笛』だけではわからなかったダンサーの個性が見えてきた。それは、ジルがダンサーたちの個性をわかって作っているからではないかと思ったんです。振付作業の尊さを見た気がしました。

まだ日本公演は残っていますが、私の個人的な気持ちとしては、これからもBBLを追いかけたいと思えたことが、本当に嬉しかったです。というわけで、西宮の『魔笛』のチケットを取ってしまいました(笑)。仕事をどうやって休むかは、聞かないで下さい〜。

2日間のキャストを載せておきます。
ダンマガのインタビューで「ウント・ゾー・ヴァイター」を踊る予定と言っていた大貫さんですが、2日間ともペドロソが踊りました。「テム・エ・ヴァリアシオン」の群舞にはいましたね。やはり本調子ではないんでしょうか、、。大貫さんの「ウント・ゾー・ヴァイター」が見られなかったのは、ものすごく残念、、、。そして自分、クゥィンテン・ギリアムズがたぶんすごく好きなタイプのダンサーだということがわかりました。ベジャールが描くところの道化が似合いそうなダンサーに弱いんですよね〜。今回は道化の役ではなかったけど、首にレースのカラーを着けて踊った「ロッシーニアーナ」の雰囲気がすごく好きでした。と思いきや、幕開きの「1789・・・そして私たち」では爽やかなソロを踊ってたし、さらにその前のイントロダクションでは丁寧なバーレッスンを披露。あの役割を与えられるということに、ジルの信頼を感じると言ったら大袈裟でしょうか。大袈裟か(笑)。「ヘヴン・フォー・エヴリワン」を踊ってほしいな〜と思うんですが、2017年の映像を見る限り(Youtube)、踊っているのはギリアムズではないようです。というか、ガブリエルがジルの役どころを踊ってるんですね〜。そろそろ『バレエ・フォー・ライフ』が見たいです〜。

<ベジャール・セレブレーション>
2018年11月22日(水)19:00、23日(木・祝)14:00
東京文化会館

第1部 「テム・エ・ヴァリアシオン」

振付:ジル・ロマン
音楽:シティ・パーカッション(ティエリー・ホーシュテッター&jBメイアー)によるライブ演奏
     ニック・ケイヴ&ウォーレン・エリスによるサウンドトラック

アランナ・アーキバルド、ジャスミン・カマロタ、キャサリーン・ティエルヘルム
スン・ジャユン、ジェイム・オエッソ
リザ・カノ、ファブリス・ガララーグ、ハビエル・カサド・スアレス
ガブリエル・アレナス・ルイス、、ヴィト・パンシーニ、ジュリアン・ファヴロー
マッティア・ガリオット、ローレンス・リグ、クゥィンテン・ギリアムズ、
ドノヴァーヌ・ヴィクトワール、ミケランジェロ・ケルーチ、クレリア・メルシエ
キアラ・ポスカ、大橋真理、、フロリアーヌ・ビジョン、カルメ・アンドレス
ヴァレリア・フランク、オアナ・コジョカル、エリザベット・ロス、カテリーナ・シャルキナ
スヴェトラーナ・シプラトワ、コナー・バーロー
モーリス・ベジャール・バレエ団

第2部 「ベジャール・セレブレーション」

振付:モーリス・ベジャール  振付指導:ジル・ロマン

1. 『1789・・そして私たち』より 第一交響曲

  コナー・バーロー、スヴェトラーナ・シプラトワ、ダニエル・ゴールドスミス
  大橋真理、クゥィンテン・ギリアムズ、モーリス・ベジャール・バレエ団
  加藤くるみ、上田実歩、浦由美子、中島理子、榊優美枝、足立真里亜
  中村祐司、山田眞央、高橋慈生、安楽葵、岡本壮太、岡ア司

2.『ヘリオガバル』より

  アランナ・アーキバルド−ジェイム・オエッソ
  ポルシア・アダムズ(22日)、カルメ・アンドレス(23日)−アントワーヌ・ル・モアル
  
3. 『わが夢の都ウィーン』より 「シャンブル・セパレへ行きましょう」

  エリザベット・ロス、ジュリアン・ファヴロー

4. 『ライト』より 「レジデンツ」

  岸本夏未、二瓶加奈子、金子仁美、中川美雪、中島理子
  岡崎隼也、杉山優一、入戸野伊織、樋口祐輝、井福俊太郎

5. 『アレポ』より

  奈良春夏 ― 木村和夫
  伝田陽美(22日)、川島麻実子(23日) ― ブラウリオ・アルバレス

6.『わが夢の都ウィーン』より 「ウント・ゾー・ヴァイター」

  ヴィクトル・ユーゴー・ペドロソ

7. 『ディブク』より ハナンとレア

  ジャスミン・カマロタ、ヴィト・パンシーニ(22日)
  リザ・カノ、ハビエル・カサド・スアレス(23日)

8. 『バロッコ・ベルカント』より パ・ド・シス

  沖香菜子、三雲友里加、政本絵美
  秋元康臣、宮川新大、岸本秀雄

9.『パトリス・シェローが、三島とエヴァ・ペロンの出会いを演出する』より

  大橋真理、スン・ジャユン

10. 『ハムレット』より ハムレットとその母妃

  エリザベット・ロス、ジュリアン・ファヴロー

11. 『我々のファウスト』より パ・ド・ドゥ

  上野水香 ― 柄本 弾

12.『バクチ』より 「バクチV」シヴァとシャクティーの踊り

  カテリーナ・シャルキナ、ファブリス・ガララーグ(22日)、コナー・バーロー(23日)

13.『ロッシーニアーナ』より ティエポロのプルチネッラ

  ローレンス・リグ、クゥィンテン・ギリアムズ

14. 『1789・・・そして私たち』より 第九交響曲

  キャサリーン・ティエルヘルム ― スン・ジャユン、
  スヴェトラーナ・シプラトワ  ―  ダニエル・ゴールドスミス、
  モーリス・ベジャール・バレエ団
  渡辺理恵 ― 永田雄大、吉川留衣 ― 和田康佑
posted by uno at 15:36| Comment(0) | バレエ公演2017 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする