2017年03月21日

山海塾『新作』、2018年3月に北九州芸術劇場で世界初演。

昨日、小倉から帰ってまいりました。日曜日に、山海塾の『とばり』を北九州芸術劇場で見てきました。その前に、先週はピナ・バウシュ・ヴッパタール舞踊団の『カーネーション−NELKEN』の初日を鑑賞。会場には山海塾の天児さんや、大野慶人さん、コンドルズの近藤良平さんの姿が。あ、もちろん楠田枝里子さんも。楠田さんはご自身のサイトに初日の興奮冷めやらぬ様子を綴っていらっしゃいますね(→ こちら)。土曜日は神奈川県民ホールで勅使川原三郎さん演出による『魔笛』を見ました。楽しかったですー♪ もう、モノスタトスがね(笑)。カーテンコールで手を振る姿に、山海塾のカテコで手を振る舞踏手が重なりました。

小倉に当日入りして、山海塾を鑑賞。北九州芸術劇場で『とばり』が上演されるのは、初演の2008年以来、2度目だそうです。『とばり』は一時期全国ツアーで上演していたので、久しぶりではないような気がしていたんですが、私が最後に見たのももう3年半前でした(2013年9月 相模大野)。

そして、当日の会場で速報が配られました。新作のワールドプレミアが、北九州芸術劇場で開催されます! やったー♪ 前作の『めぐり』に続き、今度の新作も日本で世界初演を迎えることになりました。公演は2018年3月。劇場の方の話によると、今回の公演と大体同じ時期になるのではないかとのこと。3月の半ば以降という感じでしょうか。また東バの公演と重ならないといいんだけど、、。東バの公演は3月より2月のほうが多いから、大丈夫だと思うんだけどな〜。あまり自分の日頃の行いがよくないので、こういうとき、妙に不安になります・・・。

世田谷パブリックシアターが東京初演を開催してくれるとしたら、また5月くらいでしょうか。ということは、2018年度のラインナップに入りますね。で、さっき見に行ったら、2017年度のシーズンラインナップが出ていました。

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2017年03月18日

東京バレエ団<20世紀の傑作バレエ>公演概要決定。

東京バレエ団<20世紀の傑作バレエ>の公演概要が出ました。なんとなく勝手に2回公演だと思ってたんですが、3回公演でしたね〜。初演の「アルルの女」は、やはりボッレがゲストでした。パートナーはもちろん水香さん。東バのキャストは川島さんと弾さんでした♪ 楽しみです〜♪ そして驚いたのは、キリアンの「小さな死」の初演です。未発表だった1演目が初演ということも驚きでしたが、それがキリアンの「小さな死」だったので、さらにビックリです。友佳理さん頑張るな〜。「小さな死」の配役は未定です。気になりすぎる、、。「春の祭典」はトリプル・キャスト。ボッレの「アルル」は1回でいいかなと思ったんですが、よく見たら「春祭」がトリプル・キャストじゃないですか〜♪ 結局やっぱり3日間見に行くことになりそうです。あ、会場が東京文化会館でホッとしました。

■ 東京バレエ団<20世紀の傑作バレエ>

9月8日(金)19:00
9月9日(土)14:00
9月10日(日)14:00
会場:東京文化会館

「アルルの女」 東京バレエ団初演
振付:ローラン・プティ
音楽:ジョルジュ・ビゼー

  フレデリ:ロベルト・ボッレ(8日、10日)、柄本弾(9日)
  ヴィヴェット:上野水香(8日、10日)、川島麻美子(9日)

「小さな死」 東京バレエ団初演
振付:イリ・キリアン
音楽:ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト

  配役未定

「春の祭典」
振付:モーリス・ベジャール
音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー

  奈良春夏、岸本秀雄(8日)
  伝田陽美、入戸野伊織(9日)
  渡辺理恵、岸本秀雄(10日)

9/8(金)、10日(日)
S席:12,000円 A席:10,000円 B席:8,000円
C席:6,000円 D席:5,000円 E席:4,000円
9/9(土)
S席:10,000円 A席:8,000円 B席:6,000円
C席:5,000円 D席:4,000円 E席:3,000円

一般発売:5月27日(土)

→ NBS
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2017年03月16日

東京バレエ団<ウィンター・ガラ>2017年2月23日

東京バレエ団<ウィンター・ガラ>2日目の感想です。世間ではもうパリ・オペの公演が終わり、まもなく次の公演ラッシュが来るというのに、まだ東バの感想を書いてます、、。
2日目のこの日も、とっても楽しかったです。3演目とも思う存分堪能しました。

東京バレエ団<ウィンター・ガラ>
2017年2月23日(木)19:00 Bunkamuraオーチャードホール

「中国の不思議な役人」
振付:モーリス・ベジャール
音楽:ベラ・バルトーク  

無頼漢の首領:森川茉央
第二の無頼漢―娘:入戸野伊織
ジークフリート:ブラウリオ・アルバレス
若い男:二瓶加奈子
中国の不思議な役人:木村和夫

「イン・ザ・ナイト」
振付:ジェローム・ロビンズ
音楽:フレデリック・ショパン  

沖 香菜子−秋元康臣
川島麻実子−ブラウリオ・アルバレス
上野水香−柄本 弾

ピアノ:松木慶子
  
「ボレロ」
振付:モーリス・ベジャール
音楽:モーリス・ラヴェル

オレリー・デュポン

杉山優一  岸本秀雄 森川茉央 永田雄大


『中国の不思議な役人』

木村さんの役人がますます怪しい(最上級に褒めてます)。大好きすぎてやっぱり目が離せませんでした。これが最後だなんて言わずに、役人のように何度でも復活してほしいです、、、。
やっぱり絶対に深化してる気がします。当たり役だとは思ってたし、毎回すごいとは思ってたけど、今回も本当にすごかった(「すごい」しか出てこなくてすみません、、)。今回は以前にも増して心で踊っていたような気がするんです。それはもしかしたら、身体的な変化や衰えを感じるからこそ得られた境地なのかもしれません。今の自分に何ができて、何ができないか。できることを使って、どこまで表現できるのか。真摯に向き合い、本番ではすべてを捨て去る。出せるものはすべて出して、何も残っていない。そんな魂の踊りのような気がしました。
感情を感じさせない不気味な役人の娘への執着は、何かが弾けて恋する役人に変わり、異形と成り果てても復活を繰り返し、最後はピュアな存在になって果てていく、、、。カーテンコールでは乱れた髪をオールバックにし、抜け殻のような木村さんが、一歩前に出た瞬間に笑顔に戻ったのが印象的でした。

入戸野さんの娘がすごくよかったです〜。とにかく美しくて倒錯的。あんまり普通に綺麗で、異質さがもっとあってもよかったかもしれないけど、私的には久々に「お〜♪」って感じでした。自分の美しさを知っている若さゆえの傲慢さと、男たちを翻弄しながらもどこか背伸びをしているような危うさと、その両方が共存していて、未完成な青年っぽさがよかったです。宮川さんの娘よりも若い感じがしました。さらに、首領と「できてる」なと思わせるのも、入戸野さんと森川さんのペアでした。また森川さんの首領が、娘を道具として使っているだけという悪い奴で、いいんですよ〜。入戸野さんの娘は首領のためにやっているような雰囲気もあって、やや切ない。入戸野さんと弾さんだったらどんな感じになるのか、見てみたくなりました。神奈川は宮川さんの娘なので、入戸野さんはこの1回だけなんですよね。できればまた見たいです。
入戸野さんは髪型もよかった。マレーネ・デートリッヒじゃないけど、昔のドイツ映画に出てくる女性のような、ウェーブのあるボブというか(語彙力なくて申し訳ない)。確か、首藤さんが娘を踊ったときもそんな髪型をしてたと思います。

この日は群舞も印象的でした。初日が悪かったわけではないんですが、ソリストたちの作り出す場面と群舞がよりシンクロしていたのは、2日目だったような気がします。

『イン・ザ・ナイト』

2日目もやっぱりとても素敵でした。沖さんの、リフトされたときの(だけじゃないけど)空中でのアームスの美しさ。それだけでウットリです。沖さんはリフトされ上手だと思っていて、空中でのフォルムがとても綺麗なんです。最初のほうで、上手から下手に走ってきて、沖さんをスッとリフトする場面。両足と両腕を前方にスーっと伸ばした沖さんが本当に綺麗で、それを安定感のあるリフトでふんわりと見せる秋元さんが爪先立ちをしていることで更に浮遊感を感じさせます。そのときの秋元さんの、ガッツリ引き締まったお尻もすごい。両腕・両足を伸ばした沖さんの前方への力と、爪先立ちをする秋元さんの上方への力の、完璧なタイミングが生み出す極上の浮遊感でした。まるで、風に乗って飛んでいこうとする沖さんをスッと捕まえたみたいなリフトで、とても印象的でした。その後も常にふんわりと沖さんを運ぶ秋元さん。沖さんの体重をまったく感じさせないリフトでした。瑞々しくて爽やかな、始まりのパ・ド・ドゥでした。

川島さんとアルバレスは、気品ある大人のパ・ド・ドゥ。初々しい最初の2人に比べ、より関係性は深まり、愛は成熟し、穏やかな中にも情熱を感じさせます。エレガントで温かみのある空気を作り出す2人のパ・ド・ドゥは、本当に素敵でした。川島さんは自分の世界を作り出すのが本当に上手い。こう書くと技巧的な巧みさに聞こえてしまうかもしれないんですが、そうではなくて、本当に世界観を作れる人なんです。しかも、意外とこちらは構えていなかったりして、急にスッと持っていかれて心を掴まれてしまうことがあります。そんな川島さんの世界観に、優しく寄り添うようなアルバレスがまた素敵でした。カーテンコールで、6人全員で前に出てくる場面では、パートナーの女性の手をスッと離して送り出した後、アルバレスが一番後ろまで下がっていたのも印象的でした。この日のカーテンコールでは、川島さんの手にキスをする場面も♪ パ・ド・ドゥの中盤、2人がカウントをずらしながら同じ振りをするところがちょっと好きです。

最後の2人は、愛のすれ違いを、あるいはやがて来る愛の終わりを感じさせるパ・ド・ドゥ。決心をしながらも揺れ動く心の女性と、まだ決心できない男性、そんな感じがしました。水香さんはとてもドラマチックに踊っていて、もしかしたら彼女も、こういう表現をもっとしたいと思ってるんじゃないかな〜などと、勝手に思いながら見ていました。神奈川公演で川島さんがどんな風に踊るのか、とても楽しみになりました。

『ボレロ』

2日目もオレリーの『ボレロ』はとてもよかったです。カーテンコールでリズムと並ぶオレリーを見て、彼女って思ったより小柄なんだなぁと思ってしまった。孤独な円卓の上は頼るものが何もなくて、拠りどころになるのは自分自身だけ。そんな寄る辺なさと闘っている少女のようでもありました。でも、弱い部分も含めありのままの自分を見せるって、ある意味強さだよなと。だからやっぱり、一心に踊るオレリーの姿に、この日も感動してしまいました。
格好つけないことって、すごく難しいと思うんです。でも、円卓の上では格好つけても何も格好つかない。自分自身が出るとは言うけど、自分自身を出すのってすごく難しいことですよね。円卓の上で等身大の姿を見せるオレリーは何も格好つけてなくて、私はそんな彼女を格好いいと思いました。

最初の4人のリズムが円卓を囲んだとき、私の見間違いでなければ、一人(確か岸本さん)と目が合ったオレリーが微笑んだんです。これまでにも笑みを浮かべたメロディはいたけど、それは「対、誰か」ではなく、自然に沸き上がる笑みだったと思います。リズムと視線を交わした瞬間に自然と笑みが浮かんだオレリーが印象的でした。
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2017年03月15日

山海塾『とばり』、ポストトークの詳細が決定。

いよいよ今週はピナとニーナが始まりますね。私はニーナはパスです、、、。連休は神奈川県民ホールで勅使川原三郎さん演出の『魔笛』、そして北九州で山海塾です。ピナの『カーネーション』は当日券も出るみたいです。全日程で販売予定ですが、席種・枚数は公演ごとに異なるとのこと。お一人様一枚で、支払いは現金のみ。

山海塾『とばり』北九州公演の、天児さんのポストパフォーマンストークのゲストが発表されました。編集プロデューサーの坪池栄子さんです。坪池さんは、2013年にグリーンホール相模大野で『とばり』が上演された際のポストパフォーマンストークにも登場されました。私も見に行ってトークも聞いてきたんですが、ブログにはUPしなかったようです、、。メモは残っているはず。というのも、2013年は私の暗黒時代でして、ブログの記事投稿数が過去最大に減った年なんです。2013年の投稿は、1年間で17回。公演の感想に至ってはゼロです。目の前の舞台に集中できないこともあり、その年の舞台は「見たはずなんだけど何でこんなに覚えてないのかな〜」というものがチラホラあります。
その2013年のポストトークのときのメモを引っ張り出してきました。断片的にしか書いてないけど、なんとなく思い出しました。直後なら文章にできたんだろうけど、流石にもう無理だな〜。世界各地で公演をする中で、南米などでは暗幕に穴が開いていて光がもれてしまうことがあり、それが『とばり』の装置のヒントになったという話が印象的だったようです。

ここ数年は毎年のように山海塾の北九州公演を見に行っていたんですが、昨年は東バの公演(ブルメイステル版『白鳥』)と重なってしまい行けなかったので、2年ぶりの小倉です。1泊ですが、ちょっと観光もしてこようかな〜と思ってます。春休みの3連休。女一人で福岡観光です。

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2017年03月13日

『ニーナ・アナニアシヴィリの軌跡』に日本人プリンシパル高野陽年さん。

『ニーナ・アナニアシヴィリの軌跡』のキャストが少し詳しくなってました。とっくに発表されてたのかもしれませんが、、。前回はゴメスとヴォルチコフの演目が発表になったんですが、今回は、彼らがニーナ以外と踊る演目、そしてニーナが彼ら以外と踊る演目のパートナーが判明しました。日本人プリンシパルの高野陽年さんがニーナと『薔薇の精』を踊ります。

『ニーナ・アナニアシヴィリの軌跡〜最後のクラシック・ガラ〜』 

Aプログラム 3月16日(木)/3月18日(土)

『白鳥の湖』より 第2幕・4幕
  オデット: ニーナ・アナニアシヴィリ
  ジークフリード: マルセロ・ゴメス(アメリカン・バレエ・シアター)
『眠れる森の美女』より 
  オーロラ姫: ニーナ・アナニアシヴィリ
  デジレ王子: アレクサンドル・ヴォルチコフ(ボリショイ・バレエ)

Bプログラム 3月19日(日)/3月20日(月・祝)

『薔薇の精』
  ニーナ・アナニアシヴィリ
  高野陽年 (ジョージア国立バレエ団プリンシパル)
『タイス』パ・ド・ドゥ
  アレクサンドル・ヴォルチコフ(ボリショイ・バレエ)
  エカテリーネ・スルマーワ (ジョージア国立バレエ プリンシパル)
『モーツァルティーナ』
  アレクサンドル・ヴォルチコフ(ボリショイ・バレエ)、他
『ドン・キホーテ』より 
  キトリ: ニーナ・アナニアシヴィリ
  バジル: マルセロ・ゴメス(アメリカン・バレエ・シアター)

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2017年03月12日

ボリショイ・バレエ『白鳥の湖』広島公演のキャスト

ボリショイの広島公演『白鳥の湖』のキャストが、広島テレビのサイトに出ていました。オデット/オディール:ユリア・ステパノワ、ジークフリート:アルチョム・オフチャレンコです。これで全公演のキャストが出ましたね。今回のボリショイは、スミルノワとチュージンが東京と大阪で『白鳥』を、そしてステパノワとオフチャレンコが東京と広島で『白鳥』を踊る他は、すべて違う組み合わせになっていて、豪華だな〜と。

<2017年 ボリショイ・バレエ団 全国公演>

【広島】  → 広島テレビ
『白鳥の湖』
2017年6月2日(金)18:30
開場:広島文化学園HBGホール
  ユリア・ステパノワ、アルチョム・オフチャレンコ

【大津】  → イープラス
『パリの炎』
6月10日(土)14:00
会場:びわ湖ホール 大ホール
  エフゲーニャ・オブラスツォーワ 、フィリップ:イーゴリ・ツヴィルコ

【仙台】  → 仙台市市民文化事業団
『白鳥の湖』
6月16日(金)19:00
会場:イズミティ21
  エカテリーナ・クリサノワ、ウラディスラフ・ラントラートフ

【大阪】  → フェスティバルホール
会場:フェスティバルホール
『ジゼル』
6月17日(土)17:30
  マリーヤ・ヴィノグラードワ、イワン・ワシーリエフ
『白鳥の湖』
6月18日(日)16:00
  オルガ・スミルノワ、セミョーン・チュージン
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2017年03月10日

スタダンの8月公演がちょっとすごい。

スターダンサーズ・バレエ団の8月公演が発表になったと、Twitterのほうで教えていただきました。す、すごい。なんかちょっとすごい公演です〜♪ ゲストに吉田都さん、フェデリコ・ボネッリ、オニール・八菜さん、ユーゴ・マルシャン。そして、演目が「ワルプルギスの夜」、「N.N.N.N.」、「Flowers of the Forest」と、作品未定ですがグラン・パ・ド・ドゥが予定されています。「Flowers of the Forest」はデヴィッド・ビントレーの新作世界初演です。豪華なゲストに、バランシン、フォーサイス、ビントレー。これは見に行きたいな〜。8月はやっぱりただでは済まないですね。

公演は8月5日(土)、6日(日)なんですが、6日は神戸里奈さんとセバスチャン・ベルトー(パリ・オペラ座)がゲストの彩の国バレエシアターの公演がありまして、東バの柄本弾さんがロットバルトで出演するので何事もなければ見に行きたかったんですが、ちょっと迷いが生じてきました。8月はこれ以外にもいろいろあるし、なんと言っても東バの子どもバレエの日程が出ていないので、まだ何も予定が組めないんですよね、、。

都さんとパートナーにボネッリが呼ばれるのって、なんとなく久しぶりな感じがしますね。私が初めて都さんを見たのは、ボネッリと一緒にゲスト出演したスタダンの『くるみ』だったので、なんだか懐かしくて嬉しいです。ボネッリ、好きだし。そして先日、パリ・オペの日本公演『ラ・シルフィード』の終演後にエトワールに任命されたばかりのユーゴ・マルシャンも出演とは、タイムリーな出演にビックリしました。おそらくユーゴ・マルシャンの出演は、エトワールの任命とは関係なく、ずっと前から決まっていたはずですよね。『エトワール・ガラ』でも来日して話題になっているし、どうやらエトワールに近いダンサーであることは認識していましたが、早くから注目してゲストに招いていたなんて、スタダンさんやりますね♪ NBSの<バレエ・スプリーム>が7月26日(東京)から8月2日(福岡)まであるので、またすぐに東京に戻って・・・という感じでしょうか。

■ スターダンサーズ・バレエ団 8月公演

2017年
8月5日(土)
8月6日(日)
会場:新国立劇場オペラパレス

「ワルプルギスの夜」 振付:ジョージ・バランシン
「N.N.N.N.」 振付:ウィリアム・フォーサイス
グラン・パ・ド・ドゥ(作品未定)
「Flowers of the Forest」世界初演 振付:デヴィッド・ビントレー

【ゲスト】
吉田都
フェデリコ・ボネッリ(英国ロイヤル・バレエ団プリンシパル)
オニール・八菜(パリ・オペラ座バレエ団プルミエール・ダンスーズ)
ユーゴ・マルシャン(パリ・オペラ座バレエ団プリンシパル)

チケット発売:4月下旬頃発売予定


因みに、3月25日・26日の公演で上演される「N.N.N.N.」のキャストも発表されています。

「N.N.N.N.」
友杉洋之 、川島治、吉瀬智弘、愛澤佑樹
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2017年03月08日

東京バレエ団『ウィンター・ガラ』2017年2月22日

2月の東京バレエ団<ウィンター・ガラ>、初日の感想です。

東京バレエ団<ウィンター・ガラ>
2017年2月22日(水)19:00 Bunkamuraオーチャードホール

「中国の不思議な役人」
振付:モーリス・ベジャール
音楽:ベラ・バルトーク  

無頼漢の首領:柄本弾
第二の無頼漢―娘:宮川新大
ジークフリート:森川茉央
若い男:伝田陽美
中国の不思議な役人:木村和夫

「イン・ザ・ナイト」 
振付:ジェローム・ロビンズ
音楽:フレデリック・ショパン  

沖香菜子−秋元康臣
川島麻実子−ブラウリオ・アルバレス
上野水香−柄本弾

ピアノ:松木慶子

 「ボレロ」
振付:モーリス・ベジャール
音楽:モーリス・ラヴェル

オレリー・デュポン

杉山優一、岸本秀雄、森川茉央、永田雄大

東京バレエ団<ウィンター・ガラ>へ行ってまいりました。
とっても楽しかったです♪ 東バのレパートリーとして定着した感のある「中国の不思議な役人」はタイトルロールの木村さんがやはり別次元に素晴らしく、初演の「イン・ザ・ナイト」も今だからこそ上演できたであろう文句なしのメンバー。そして、様々な思いを呼び起こしてくれたオレリーの「ボレロ」。私にとっては本当に贅沢なトリプル・ビルで、どの演目も堪能しました。

『中国の不思議な役人』

私の確認に間違いがなければ、、木村さんの役人以外は全員初役というフレッシュなキャストでしたが、みんな役にハマっていて、とてもよかったです。弾さんは首領のスーツがよく似合ってとても素敵。踊りも力強くて格好よかったです。あまり「悪」の部分が強くなかったのは、宮川さんの娘が自立している感じがしたからかも。2人の関係は、翌日の森川ー入戸野よりも対等に見えました。ジークフリートの森川さんは髪を明るいブラウンに染めて。これまでのジークフリートはブロンドに染めてた気がするんだけど、違ったかな。背も高いし逞しくて似合ってました。宮川さんの娘は、コート類を脱いでから正面を見据えて歩み出てくるところがあるんですが、女性らしい柔らかな歩き方がまず印象的でした。でも、とても男性的でもあって、男性性と女性性が捉え難く顔を出す、そんな印象がありました。企みのために女装はしてるけど、彼自身の性は男性だったように思います。そのせいか退廃的な感じはそれほどしませんでしたが、異質な感じはよく出ていて、宮川さんの娘もいいなと思いました。

木村さんの役人から本当に目が離せませんでした。あの、人ならざるもの感。派手に狂気を演じるわけではなく、徹底して抑制した表現による「人ならざるもの感」が、終盤の解放と相まって印象的です。爆発的に解放されてからの壊れっぷりは鬼気迫るものがあり、確実に前回の上演よりもパワーアップしているような気がしました。普通に考えれば身体条件的にはダウンしていると思うんですが、役人としては深化している、そんな感じがしました。とにかく危ない人(笑)。まさに渾身の役人だったと思います。

『イン・ザ・ナイト』

東京バレエにとっては初めてとなるロビンズ作品でした。とっても素敵でした! どのペアも三者三様で本当に素敵だった。今だからこそできた上演かもしれません。女性陣の成長、成熟、そして女性をあれだけ綺麗に踊らせることができる男性が揃ったこと。この2つが大きかったように思います。友佳理さんが上演を切望していたというのがわかる気がしました。東京バレエ団のレベルを引き上げる目標になるような作品。そして、得るものの大きい作品。その一つが「イン・ザ・ナイト」だったのかもしれません。
個々のダンサーのテクニックはもちろんですが、パートナリングや個々のパーソナリティが重要で、ただ踊れればいいだけではないのが難しいところなのかなと思いました。3組(6人)全員がそこをクリアしていたと思います。いや、もっと高みは目指せると思いますが、期待以上の素敵な上演に私はただただ感激してしまいました。

沖−秋元ペアが踊り始めた瞬間、「あ、これは成功かも」と思い、最後までその期待が裏切られることはありませんでした。
沖さんと秋元さんは、まさに心地良い「音楽」。非の打ち所のない陶酔感を味わうことができました。川島さんとアルバレスは、気品あるパ・ド・ドゥ。エレガントで知的なだけでなく、温かみがあって素敵でした。水香さんと弾さんは華があって情感豊か。それにしても、あのリフトをスピード感を失わずに、かつ滑らかにこなす弾さんてすごいなぁ、と。そんな弾さんも含め、男性3人が本当にサポート、リフトに不安がなく、かつ女性を綺麗に踊らせてくれて、そこの不安がなく見られるというのは大きいなと思いました。

今だからこそ上演できたと書きましたが、私は東バのファンなので、きっといつの時代に上演しても感激していたと思います。ただ、この安心感で見ることはできなかったかもしれません。今回この『イン・ザ・ナイト』を見て、友佳理さんたちの時代にも上演してほしかったと思ってしまいました。最初のパ・ド・ドゥは吉岡さん、2番目は井脇さん、最後は友佳理さん。きっと素敵だっただろうな〜、と。男性陣を考えるのが難しかったんですが、吉岡ー後藤、井脇ー高岸、斎藤ー木村という結論で落ち着きました。首藤さんがいたら、最初か最後のパ・ド・ドゥかな〜とか。まだまだ妄想が止まりません(苦笑)。

『ボレロ』

オレリーのメロディはシンプルで、清潔感があって、私は好きだなと思いました。突き抜けた感じはないかもしれないけど、余計な装飾がないのが私にとってはよかったです。「ボレロ」のメロディに関しては、演技や計算みたいなものが見えてしまうと私はダメなんです、、。それが実際に演技なのかどうかは、本人ではないのでわからないです。ただ、私がそう感じてしまうと、もう入り込めなくなってしまうという、誠に勝手な話なんですが、、、。それに、演技や計算があったっていいじゃないかという考え方も思います。結局は、私の好みに因るところが大きいのかもしれません。
オレリーはそれほど身体が柔らかいほうではないのかもしれません。年齢からしても体力的なピークは過ぎていると思います。でも、それだけが「ボレロ」ではないし、それだけが踊りではないということを感じさせてくれたような気がします。とは言え、若さや高い身体能力でバリバリ踊るボレロもカッコよくて好きなんですけどね。
いつもは宝石のようなオレリーですが、円卓の上には懸命に踊る飾らない一人の女性の姿があって、最後はなんだか感動してしまいました。彼女の踊るピナ・バウシュの『春の祭典』が見てみたくなるような、そんな舞台でした。
因みに、髪型が引っ詰めのポニーテールなところも潔いというか、シンプルに攻めてる感じが、私の中の彼女のイメージに合っていました。
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2017年03月07日

東バ 子どものためのバレエ『ねむり』【広島公演】

世間はパリ・オペの日本公演で盛り上がっているというのに、東バの話題です、、。ところで、ユーゴ・マルシャンが終演後のカーテンコールでエトワールに任命されたそうですね。ツアー先で任命されることもあるというのは知っていましたが、まさか日本で見られるなんて思ってもいませんでした。一度でいいから任命シーンを見てみたかったんですが、そうそう何度もあることじゃないですよね、、。残念。ともあれ、任命の話題で賑わうツイッターのTLを見ながら、私もなんだか嬉しい気持ちになりました♪

東バの子供のためのバレエ『ねむれる森の美女』の広島公演があるようです。会場の三原市芸術文化センターポポロでは、2013年にも子供のための『ねむり』を上演しています。公演は8月11日の山の日。開演時間等、詳細はまだ発表されていません。今のところ判明している公演を日程順に書いておきます。

■ 東京バレエ団 子どものためのバレエ『ねむれる森の美女』 全国公演

【横須賀】
7月17日(月・祝)14:00
会場:よこすか芸術劇場
S席 大人:5,500円 子ども:2,800円
A席 大人:4,500円 子ども:2,300円
3月末発売予定

【江戸川】
7月29日(土)14:00
会場:江戸川区総合文化センター 大ホール
一般発売:4月1日(土)

【大津】
7月30日(日)
会場:びわ湖ホール 大ホール

【広島】
8月11日(金・祝)
会場:三原市芸術文化センターポポロ

【小金井】
8月23日(水)12:30/16:00
会場:小金井 宮地楽器ホール
大人:4,500円 子ども1,500円
友の会先行:4月15日(土)
市内先行:4月17日(月)〜4月22日(土) 往復はがき必着
一般発売:4月30日
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2017年03月02日

オペラ座&ロイヤル<バレエ・スプリーム>【西宮公演】/演目

NBSのサイトに、オペラ座&ロイヤル『バレエ・スプリーム』の公演ページができました。福岡の他に西宮でも公演があるようです。福岡のほうはアクロス福岡のサイトに公演情報が出ましたが、まだ兵庫芸文のサイトには何も出ていませんでした。演目も発表になりましたね。両プログラムとも合同の演目があり、楽しそうだな〜、と。

オペラ座&ロイヤル 夢の競演 <バレエ・スプリーム>

【西宮】
8月1日(火)
会場:兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール

【福岡】
8月2日(水)18:30
会場:福岡シンフォニーホール(アクロス福岡)

S席:18,000円 A席:15,000円 B席:12,000円 C席:9,000円
一般発売:3月26日(日)

→ イープラス ※プレオーダー受付期間中


演目は東京公演のものです。西宮と福岡がどちらのプログラムになるのかは不明。福岡のキャストにはロイヤルのフランチェスカ・ヘイワードとマルセリーノ・サンベの名前がないので、その辺りも含めて演目がどうなるのか、気になるところです。

<予定される演目>

【Aプログラム】

パリ・オペラ座バレエ団チーム
『白鳥の湖』第2幕よりパ・ド・ドゥ(ヌレエフ版)
  ミリアム・ウルド=ブラーム、マチアス・エイマン
『白鳥の湖』第3幕よりパ・ド・トロワ(ヌレエフ版)
  レオノール・ボラック、ジェルマン・ルーヴェ、フランソワ・アリュ
『エスメラルダ』(プティパ振付)
  オニール八菜、ユーゴ・マルシャン

英国ロイヤル・バレエ団チーム
『ラプソディ』(アシュトン振付)
  ヤーナ・サレンコ、スティーヴン・マックレー
リアム・スカーレット作品
  フランチェスカ・ヘイワード、マルセリーノ・サンベ
『ジゼル』よりパ・ド・ドゥ
  高田茜、ベンジャミン・エラ
『アポロ』(バランシン振付)
  サラ・ラム、フェデリコ・ボネッリ
タップ・ソロ
  スティーヴン・マックレー

『ドン・キホーテ』 ディヴェルティスマン
  パリ・オペラ座&ロイヤル合同チーム

【Bプログラム】

英国ロイヤル・バレエ団チーム
『真夏の世の夢』よりパ・ド・ドゥ(アシュトン振付)
  高田茜、ベンジャミン・エラ
『タランテラ』(バランシン振付)
  フランチェスカ・ヘイワード、マルセリーノ・サンベ
『コンチェルト』(マクミラン振付)
  サラ・ラム、フェデリコ・ボネッリ
『ドン・キホーテ』よりパ・ド・ドゥ(プティパ振付)
  ヤーナ・サレンコ、スティーヴン・マックレー

パリ・オペラ座バレエ団チーム
作品未定
  ミリアム・ウルド=ブラーム、マチアス・エイマン
『レ・ブルジョワ』(ファン・コーウェンブルグ振付)
  フランソワ・アリュ
『ロミオとジュリエット』よりパ・ド・ドゥ(ヌレエフ振付)
  レオノール・ボラック、ジェルマン・ルーヴェ
『グラン・パ・クラシック』(グーセフ振付)
  オニール八菜、ユーゴ・マルシャン

『眠れる森の美女』ディヴェルティスマン
  パリ・オペラ座&ロイヤル合同チーム

→ NBS
posted by uno at 22:05| Comment(0) | バレエ日記2017 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする