2006年04月30日

パリ・オペラ座バレエ『パキータ』4月27日

パリ・オペラ座バレエ団『パキータ』
2006年4月27日(木)18:30東京文化会館


【主な配役】
パキータ:オレリー・デュポン
リュシアン・デルヴィイー:マニュエル・ルグリ
イニゴ:カール・パケット

将軍、デルヴィイー伯爵:リシャール・ウィルク
伯爵夫人:ミュリエル・アレ
ドン・ロペス・デ・メンドーサ:ローラン・ノヴィ
ドンナ・セラフィナ:イザベル・シアラヴォラ
パ・ド・トロワ
メラニー・ユレル、ノルウェン・ダニエル
エマニュエル・ティボー
2人の将校
ブリュノ・ブシェ、クリストフ・デュケーヌ


パリ・オペの演目が『パキータ』と発表された時には、ブーブー文句を言ってしまった私ですが、とんでもない!とっても楽しかったです。『ドン・キホーテ』を見る時と同じ感覚で、余計なことを考えずに見ることができる、しかも踊りが満載のとても楽しい作品でした。

でも、作品も面白かったんですが、一番感動したのはやっぱりルグリとオレリーの素晴らしさですかね〜。感動すると同時に、感謝の気持ちでいっぱいになりましたよ。「これだからバレエを見るのはやめられない!」と思わせてくれました。

私がオレリーを初めて見たのは4年前くらいなんですが、すっかり別人のようですよね。当時は、「美しいけど、ちょっと踊りが重たいなぁ。ハッとするような輝きがないなぁ」と思っていたんです、、失礼ながら。ところがここ最近の彼女は、美しさにも磨きがかかって、テクニックもすごく安定しているので安心して見ていられます。踊りが清々しいくらいに丁寧で綺麗で、動きの隅々まで神経が行き届いている。そして全てに余裕があるんです。
でも何よりも感動したのは、あのオーラ。本当にキラキラ輝いていて、彼女が登場しただけで舞台がパァッと明るくなる。やっぱり、エトワールにはあの輝きが何よりも大切なのではないかと思ったのでした。
今回初めて気になったのは、オレリーの手の美しさ。腕というよりは、手首から先の表情です。1幕のジプシーの衣装の時、両方の手首にブレスレットをしているので、そのせいで手の表情が強調されたのかもしれないんですが、後日見たドロテの時は感じなかったので、ブレスレットのせいだけではないはず。もしかしたら、手のひらが比較的大きいのかなぁ?それとも手首の角度が私の好みだったのかしら?すごく柔らかくて綺麗で、優しい表情があったんですよね。

そして、ルグリ。もう何も言うことはありません!本っ当に素敵でした。今でもルグリのリュシアンの姿が浮かびますよ〜。
オレリーとの間に流れる空気もいいですよね。2人がちょっと触れ合ったり、すれ違ったりする時に、なんとも甘やかな雰囲気が生まれるんです。

『パキータ』はダンスの見所が満載で、とても楽しめました。華やかで、ストーリーも分かりやすくて喉越しがいい。心底悪者も出てこないし、誰も傷つかなくて、ハッピーエンド。(ちょっとセラフィナが可哀相だけど)。そんなところが『ドン・キホーテ』と似てるなぁと思ったんですよね。もしかしたら、バレエを見たことがない友人を連れて行くには、いい作品かもしれない。でも、主役を踊るダンサーによっては退屈な作品になるのかぁ?コールドにも実力がないと見ていられないかも、、。

posted by uno at 02:24| Comment(0) | TrackBack(0) | バレエ公演2006 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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