2010年11月09日

『80分間世界一周』初日

行ってまいりました〜。『80分間世界一周』初日。とっても楽しかったです〜♪ 序盤こそフムフムと落ち着いて見ていたものの、途中からグワーっと持って行かれました。ヴェネチアの辺りからかな〜。ロスのソロ(「ライト」)から、「恋する兵士」になる頃には、ギュッと胸を掴まれていました。「恋する兵士」はいいですね〜。笑顔で泣けてくる、不思議な作品です。ドンの映像を見てるからかなぁ、、。それがなくても泣ける作品なのかどうか、もうわからなくなっちゃってますが。
ラスト直前の幸福なパ・ド・シスから、一気に怒涛のフィナーレへ。フィナーレの直前に、あのフワッとした時間が訪れるのが、すごくいいんですよね〜。『バレエ・フォー・ライフ』でもありますよね、あのフワッとする瞬間。終わりが訪れるのかと思うと、切なくなる瞬間でもあります。

舞台は打ちっぱなしのコンクリートのスタジオ。思い思いのレッスンウェアを着た男性たちが、「春の祭典」の冒頭のリハーサルとしているところから始まります。そこから一気に舞台はセネガルへ、そして世界一周へ、、、、。でも結局、舞台は一度もスタジオの外へは出なかったのかもしれません。打ちっぱなしの壁と、随所で登場するレッスンウェア姿のダンサーたちがそれを物語っているような気がします(それだけが意図ではないと思うけど)。そうやってベジャールは、ダンスを通して世界中を、あらゆる人間の感情の中を旅していたのかもしれません。もちろん、実際に世界中を旅していたベジャールですが、ベジャールの中の少年は、そうしていつでもあらゆる世界を旅することができたのではないでしょうか。旅人役に、比較的小柄で少年っぽさのあるダンサーを起用するのは、それがベジャールの中の少年だからなのかもしれないと思いました。オシャレな半ズボンのスーツを着て飛び跳ねるベジャール少年の、あのモノクロの映像を思い出しました。

個々の場面やダンサーについても書きたかったんですが、今日も出かけなければならないので、この辺で。「エジプト」の美しすぎるジュリアンも素敵だけど、レッスンウェアで楽しそうにしている姿も印象的でした。ロスの「ライト」のソロがすごくよかった。大っきな道化と小っちゃな道化が見つめているのが、なんだか不思議な雰囲気を醸し出していて好きな場面でした。那須野さんは随所で格好良かったし、ルヴランにソロ(インド)があったのも嬉しかった。七三分けでナヨっとした印象の(ごめん、、)ガブリエル・アレナス・ルイーズが、すーごい踊れるということがわかった。そして、やっとルヴレが見られた〜♪(<響演>には出ていなかったので) 伸ばした髪を結んでました(♪)。デバルにもっと活躍してほしかった、、。セネガルのソロを踊ったリズ・ロペスがプログラムに載っていないので、ちょっと気になります。
posted by uno at 16:13| Comment(2) | バレエ公演2010 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 コンバンハ♪
時は巡り時間は還らないのだなと思っても、ちょっと切なくなる時がありますね〜。

 カトリーヌの抜けた穴が痛かったな〜。女神のようにまぶしかったカトリーヌと比べちゃうとリズ・ロペスさんがちょっと痛々しかった。。絶対アフリカ系じゃなくちゃダメだったんだろうか!?なんて思っちゃいました。

Posted by kennex at 2010年11月10日 01:57
kennexさん、こんにちは!
ベジャールのシーズンがやってきましたね〜♪
「80分間〜」、すごく楽しい作品のはずなのに切なさが拭えないのは、やっぱりベジャールの不在を知っているからでしょうか、、、。

カトリーヌのセネガル、見たかったですね〜。
彼女がいない日本公演は寂しすぎます、、。
どうにかしてアフリカ系のダンサーを起用したという感じなんでしょうか。決してリズ・ロペスのせいではないんですが、カトリーヌの抜けた穴は大きいと思ってしまいました。
Posted by uno at 2010年11月10日 12:16
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