2006年02月25日

『マラーホフの贈り物2006』Aプロ2月24日【その2】

『マラーホフの贈り物2006』Aプログラム
2月24日(金)ゆうぽうと簡易保険ホール

マリーヤ・アレクサンドローワ&セルゲイ・フィーリン
『ファラオの娘』フィーリンのあの衣装いいですよね〜。私は好き。フィーリンは足捌きが見事でした。着地がドスンドスン響くのがたまにキズ…。アレクサンドローワは、頑丈そうでいいですね(←褒めてます)。とっても健康的。フェッテの時に軸が安定していて、しかもピードもあるので、舞台にブスっと棒が刺さっているようでした。『ファラオの娘』も『ドン・キホーテ』も、彼女の雰囲気によく合っていたと思います。でもなんでだう、完成度は高いのに、ワァーっと込み上げてくる感動がいま一歩な気がしました。いや、十分楽しんだんですけど…。

ジュリー・ケント&ウラジーミル・マラーホフ
『ザ・グラン・パ・ド・ドゥ』は初めて見ました。楽しかったです〜♪ 私がこの作品を楽しめたのは、この二人だったからっていうのも大きいと思います。基本的にコミカル系のバレエは好きではないんです。笑顔になることはあっても、笑うことはほとんどありません。コミカル系のものって、ダンサーを選びますよね。ただドタバタしたり、技術のみを追っていたり、下品になったり、、。ケントとマラーホフは、一見ドタバタの演技をしているけど、そこはかとなくエレガントなんです。バタバタ歩いているようでいて、二人とも足音はほとんどしません。柔らかくて、優雅で、そしてとても明るいユーモアに溢れていました。
私がケントを初めて見たのは、去年のアメリカン・バレエ・シアターの日本公演の『ドン・キホーテ』です(パートナーはホセ・カレーニョ)。すぐに大好きになりました。本当に素敵だったんですよ〜。私の中では、ロイヤルの日本公演でバッセルの舞台を見たときの感動に似ていました。上品で、暖かみがあって、その空気が舞台全体に広がっている感じ。そのケントの柔らかい空気にマラーホフの甘い優雅な空気も加わって、なんだか妙に感動してしまったのでした。
『白鳥の湖』第2幕は、セット、東バのコールド付きでした。やっぱり『白鳥』はいいですね〜。全幕見たくなっちゃいました。ケントとマラーホフが本当に素敵でした。もう終始ウットリ。マラーホフはまだまだジークフリートもいけますね。この前のデジレ王子も健在だったし。技術面や体力面では衰えがあるのはわかるんだけど、そんなことはどうでもいいと思える。ちょっと寂しく感じるときもあるけども…。そして、ケントのオデットも本当に素晴らしくて、目が離せませんでした。会場が息を呑んで彼女を見つめているのが感じられて、ああいう空気がとても好きな私としては楽しかったですね〜。

そして、マラーホフの『ヴォヤージュ』。これは何度見ても素敵。振付が彼と一体化して、完璧に体の中を流れているんです。いつまでもいつまでも踊ってほしいです。昨日から頭の中のBGMは『ヴォヤージュ』の音楽、モーツァルトのピアノ協奏曲第23番イ長調K.488。部屋にいる時はCDかけてます。
私が聞いているCDはこれ。JOLLYさんのブログ、JOLLYのお茶の間バレエ鑑賞記を参考に買いました。ギエムの『小さな死』を見た後だったので、ピアノ協奏曲第21番を聞きたくて購入したんですが、「あら、ヴォヤージュの音楽も入ってる♪」ってな感じで、お気に入りの1枚です。

最後に『白鳥の湖』第2幕の東バの感想を少し。
久しぶりに高岸さんのロットバルトを見ました♪ あのシーン、ロットバルトが踊りまくるので好きなんです。本当は胸のアップリケが見たかったけど、あれは別の場面ですよね…。とりあえず適当なロットバルトではなくて、かなり存在感のある高岸ロットバルトだったので、ガラでの抜粋とはいえ、物語に厚みを持たせるのに効果的だったのではないでしょうか…?って思うのは、私が東バファンだからかな、、、。
四羽の白鳥の足音が、予想以上に静かだったことに驚きました。小出さんが可愛かった。彼女のオデット、見てみたいな〜。そういえば、今年東バは『白鳥の湖』を上演しますよね。小出さんのオデット/オディールを期待してしまうのは、私だけでしょうか?

Aプロをかなり楽しんだのに、Bプロは3月のチケットを取ってしまったので、なんだかテンションが続かなそうで残念。ちょっと離れすぎですよね〜。
posted by uno at 23:31| Comment(0) | TrackBack(0) | バレエ公演2006 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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