2019年12月31日

今年もありがとうございました/2019年に見たバレエ

大晦日ですね〜。私は昨日まで仕事でした。
今年は9月に父が亡くなりまして、それを機に実家に戻りました。今は母と二人暮らしです。「いざとなったら戻ってきてくれ」とずっと言われていたので覚悟はできていたつもりなんですが、実際に戻るとなると色々と思うところはありました。自分の人生、これからどうなるんだろうな〜とか。オーバーですかね(苦笑)。

今年も紅白を見て、ジルベスターコンサートのカウントダウンを確認して、きっといつもと同じ大晦日です(母親と二人きりというのは初めてだけど、、、)。今年のジルベスターコンサートは東バが出演するので楽しみ♪ ジルベスターコンサートって、22時開演だけど、テレビ放送は23時半からなんですね。東バの演目、両方とも放送してくれるのかしら、、、と、ちょっと心配。今年のカウントダウン曲はホルストの『木星』で、合唱・バレエとともに新年を迎えるとのことなので、『木星』は見られるわけですが、岡崎さん振付の『歓喜の歌』も見られるでしょうか、、、。

昨日、書店でダンマガをチラ見。迷って買わなかったんだけど、やっぱりBBLの記事があったから買おうかな〜。『バレエ・フォー・ライフ』の海外公演の記事が載っていました。岸本さんも写ってた〜♪ ローザンヌで第4位と観客勝を受賞したリロイ・モクガトルが、既に活躍しているようです。赤いタイツの写真だったので、「RADIO GA GA」ですね。日本公演でも見られるといいな〜。以前このブログで、リロイくんがBBLに入団したらしいという記事を書いたんですが、そのときはモクハートレと書いていました。ダンマガさんがモクガトルと表記していたので、それに合わせようかな、と。

毎年やっているので、今年も1年間に見たバレエを書いておきたいと思います。これも毎年書いている気がしますが、完全に自己満足です。

とうわけで、今年も本当にありがとうございました。令和2年もよろしくお願い致します♪

<2019年に見たバレエ>

【2月】
2月9日(土) 日本バレエ協会公演『白鳥の湖』 佐久間奈緒/厚地康雄

【3月】
3月15日(金) 東京バレエ団『海賊』 上野水香/柄本弾
3月16日(土) 東京バレエ団『海賊』 沖香菜子/秋元康臣
3月23日(土) 山海塾 世界初演『ARCー薄明・薄暮』
3月24日(日) 山海塾 世界初演『ARCー薄明・薄暮』

【4月】
4月28日(日) 東京バレエ団『白鳥の湖』 川島麻実子/秋元康臣

【6月】
6月23日(日) 英国ロイヤル・バレエ団『ドン・キホーテ』 カスバートソン/ボール

【7月】
7月18日(木) エイフマン・バレエ『ロダン〜魂を捧げた幻想』 ガブィシェフ/アンドレーエワ/リシュク
7月21日(日) エイフマン・バレエ『アンナ・カレーニナ』 レズニク/ヴォロブーエフ/スボーチン
7月28日(日) Noism1『Mirroring Memories〜それは尊き光のごとく』『Fratres T』

【8月】
8月3日(土) 『フェリ、ボッレ&フレンズ』 Bプログラム
8月8日(木) 吉田都引退公演『Last Dance』
8月24日(土) 東京バレエ団<サマー・バレエ・コンサート> (15:30)
8月25日(日) 東京バレエ団 子どものためのバレエ『ドン・キホーテの夢』 秋山瑛/池本祥真
8月25日(日) 東京バレエ団 子どものためのバレエ『ドン・キホーテの夢』 伝田陽美/柄本弾

【10月】
10月26日(土) 東京バレエ団×勅使川原三郎 世界初演『雲のなごり』他
10月27日(日) 東京バレエ団×勅使川原三郎 世界初演『雲のなごり』他

【12月】
12月13日(金) 東京バレエ団 新制作『くるみ割り人形』 川島麻実子/柄本弾
12月14日(土) 東京バレエ団 新制作『くるみ割り人形』 沖香菜子/秋元康臣
12月15日(日) 東京バレエ団 新制作『くるみ割り人形』 秋山瑛/宮川新大

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2019年12月30日

【2月のプレミアムシアター】新国立劇場バレエ団『ニューイヤー・ガラ』を放送。

プレミアムシアターの2月の放送予定が更新されました。新国立劇場バレエ団の『ニューイヤー・ガラ』が放送されます。楽しみです〜♪ プレミアムシアターさんは、前に新国の『シルヴィア』も放送しましたよね。東バの公演もやってくれないかな〜。あと、BBLの『バレエ・フォー・ライフ』とか、収録してくれないですかね〜。BBLは可能性としてはWOWOWのほうがあるかな。

明日の『ジルベスターコンサート』は録画完了です。あと、1月3日に放WOWOWで送されるマリインスキーの『海賊』も録画せねば。

【プレミアムシアター】

2020年2月16日(日)深夜0:00

新国立劇場バレエ団『ニューイヤー・ガラ』

<演目>

「セレナーデ」
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
振付:ジョージ・バランシン

「ライモンダ」からパ・ド・ドゥ
音楽:アレクサンドル・グラズノフ
振付:マリウス・プティパ

「海賊」からパ・ド・ドゥ
音楽:リッカルド・ドリゴ
振付:マリウス・プティパ

「DGV」(日本初演)
音楽:マイケル・ナイマン
振付:クリストファー・ウィールドン

<出演>
井澤駿、小野絢子、福岡雄大、本島美和、米沢唯、渡邊峻郁
寺田亜沙子、柴山紗帆、細田千晶、中家正博、木村優里、速水渉悟、木下嘉人

管弦楽:東京交響楽団
指揮:マーティン・イェイツ

<収録予定:2020年1月11日・12日 新国立劇場オペラパレス>

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2019年12月29日

<東急ジルベスターコンサート2019−2020> 東京バレエ団の演目が決定。

今年の<東急ジルベスターコンサート>で東バが披露する演目・出演者が発表されました。アルバレス振付のホルスト「木星」と、岡崎さん振付のベートーヴェン「歓喜の歌」とのこと。お〜♪ コレオグラフィック・プロジェクトでも活躍する2人が大役を担うなんて、とっても嬉しい!! 2人は先日の新制作『くるみ割り人形』でも振付に協力していたそうだし、頼もしい限りですね♪ 出演者も楽しみ過ぎます〜♪ 私はもちろん、自宅でテレビ鑑賞です。

<東急ジルベスターコンサート2019−2020>

2019年12月31日(木)22:00
会場:Bunkamuraオーチャードホール

第1部 22:00〜23:00
第2部 23:30〜24:45

【出演者】
指揮:山田和樹、沖澤のどか
ソプラノ:森麻季
メゾソプラノ:秋本悠希
テノール:工藤和真
バリトン:小森輝彦
バレエ:東京バレエ団
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

【東京バレエ団】

ホルスト作曲 組曲『惑星』より「木星」
振付:ブラウリオ・アルバレス

  上野水香、沖香菜子
  柄本弾、秋元康臣
  奈良春夏、伝田陽美、池本祥真
  金子仁美、中川美雪、ブラウリオ・アルバレス、樋口祐輝

ベートーヴェン作曲 交響曲第9番 第4楽章「歓喜の歌」
振付:岡崎隼也

  三雲友里加、秋山瑛、加藤くるみ、足立真里亜、中沢恵理子、菊池彩美、長谷川琴音
  山田眞央、岡ア司、鳥海創、後藤健太朗、昂師吏功

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東京バレエ団×勅使川原三郎『雲のなごり』/『セレナーデ』『春の祭典』10月27日

引き続き、駆け込み感想UPです。10月の東バのトリプル・ビル、2日目の感想をごく簡単ですが、、。

東京バレエ団創立55周年記念委嘱作品 世界初演『雲のなごり』
『セレナーデ』『春の祭典』
2019年10月27日(土)14:00 東京文化会館

『セレナーデ』
振付:ジョージ・バランシン
音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー

沖香菜子、金子仁美、秋山瑛
宮川新大、ブラウリオ・アルバレス

三雲友里加、政本絵美、加藤くるみ、足立真里亜
伝田陽美、岸本夏未、涌田美紀、上田実歩、浦由美子、安西くるみ
榊優美枝、最上奈々、中沢恵理子、鈴木理央、菊池彩美、工桃子、長谷川琴音
和田康佑、岡ア司、鳥海創、南江祐生

『雲のなごり』
演出・振付・照明・美術:勅使川原三郎
音楽:武満徹
   「地平線のドーリア」
   「ノスタルジア ーアンドレイ・タルコフスキーの追想にー」
演出助手:佐東利穂子

沖香菜子、三雲友里加
柄本弾、秋元康臣、池本祥真、岡崎隼也
佐東利穂子(KARAS)

ソロ・ヴァイオリン:戸澤哲夫

『春の祭典』
振付:モーリス・ベジャール
音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー

生贄:秋元康臣
2人のリーダー:森川茉央、ブラウリオ・アルバレス
2人の若者:岡崎隼也、海田一成
生贄:奈良春夏
4人の若い娘:沖香菜子、岸本夏未、金子仁美、秋山瑛

指揮:ベンジャミン・ポープ
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

まずは何と言っても、この3演目を生オケで見られる贅沢さに感動した2日間でした。

『セレナーデ』

全員が音楽! なんとも心地よい時間でした。初演からずっとシングル・キャストで上演されていましたが、今回初めてセカンド・キャストが披露されました。沖さん、金子さん、秋山さんという、大好きな3人! 楽しくないわけがない♪ 伸びやかで清廉な沖さん。秘めた情熱の発露が美しく感動的な金子さん。チャーミングで、音楽を上手くとらえる秋山さん。3人ともとってもよかったです。ただ、こうして見てみると、ファースト・キャストの女性陣が本当に個性が違う3人であることに改めて気づかされます。いや、今回の3人が似ているというわけではないんです。ちょっとサイズ感は似てるけど、個性は全然違います。でも、それでもなお、ファースト・キャストの個性の違いに驚くし、改めて配役の妙というものを感じたりしました。
宮川さんも美しい踊りでとってもよかったし、アルバレスは固定なのが頷ける安定感のある佇まいでした。

『雲のなごり』

2回目になると、見るほうも少し落ち着くというか、見る姿勢が整うみたいなところがあるな〜と思いました。それが良いのか悪いのかはわかりませんが、増える楽しみは確かにあります。

この日もプレトークがありました。舞踊評論家の岡見さえさんのお話はとても面白かったんですが、内容とは別に、思ったことがありました。岡見さんは、用意してきた原稿(メモ?)を見ながらお話されてたんですが、ちょっと何と言うか、淡々と「読んでる」感があって、そうすると、なかなかこちらの心には「入って」こないものだな〜と思ってしまいました。いや、だから悪いというわけではないんです。緊張して話せないこともあるだろうし、年代や作品名など、間違えちゃいけないこともあるし。私なんて、学生時代、教室でクラスメイトの前で発表するだけで声が震えてた女なので、偉そうなことは言えないです。まあ、単位落としてたので、クラスメイトと言っても2学年下の子たちですが、、、。それに、私とは逆に、そのほうが頭に入ってくるという人もいるのかもしれませんよね。
人に伝えるということについても考えさせられた2日間でした。

『春の祭典』

秋元さんはやっぱりすごいな〜と。今回、3演目全てに出演したわけですが、どれを見ても思わず「やっぱりすごい」と思ってしまいます。どちらかというとクラシック作品のイメージが強いんですが、「雲のなごり」で生き生きとしていた姿も印象的だったし、生贄もすごくよかったです。
私の中で、秋元さんにあまり弱いイメージがないので、生贄はどうかな〜と思っていたんですが、そんな心配は無用でした。逞しい身体と抜群の踊り。そこに生贄の痛々しさが加わって、本当に見事でした。というか、秋元さんだけ違う次元にいるんじゃないかというくらい熱量が半端なく、振り切ってました。まるで制御不能のように振り切っているけど、高い身体能力と技術で抜群に制御されている。コントロールできなくて踊りが乱れるのではなく、コントロールされたうえでの揺らぎというか。例えば少し乱れたり、表情が歪んだときに、どこまでが素で、どこまでが確信犯なのか、その境界線をわからなくさせるような、見事な踊りでした。格好いい役を踊る秋元さんはもちろんだけど、格好つけない秋元さんも格好いいなと思ってしまいました。あんなに自分を投げ出して踊る姿、初めて見たかもしれません。次に踊るときは、もっとすごいんだろうな〜。

そして、奈良さんの生贄はやっぱりとても好きです。強さや優しさ、弱さや恐れ、そして背負うものの覚悟や葛藤、あらゆるものを内に秘めた美しさがあります。それなのに、余計なものは何もなくてシンプル。いや、だからこそフラットになれるのかなと思ったりしました。
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東京バレエ団×勅使川原三郎『雲のなごり』/『セレナーデ』『春の祭典』10月26日

少しでも年内に感想を上げたい!ということで、駆け込み感想UPです。今年も全然感想書けなかったな〜、、、。とりあえず、10月の東バのトリプル・ビルの感想を書いたので、残しておきたいと思います〜。

東京バレエ団創立55周年記念委嘱作品 世界初演『雲のなごり』
『セレナーデ』『春の祭典』
2019年10月26日(土)14:00 東京文化会館

『セレナーデ』
振付:ジョージ・バランシン
音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー

上野水香、川島麻実子、中川美雪
秋元康臣、ブラウリオ・アルバレス

三雲友里加、金子仁美、涌田美紀、上田実歩、浦由美子、安西くるみ
榊優美枝、足立真里亜、最上奈々、中沢恵理子、菊池彩美、酒井伽純、工桃子
和田康佑、岡ア司、鳥海創、南江祐生

『雲のなごり』
演出・振付・照明・美術:勅使川原三郎
音楽:武満徹
   「地平線のドーリア」
   「ノスタルジア ーアンドレイ・タルコフスキーの追想にー」
演出助手:佐東利穂子

沖香菜子、三雲友里加
柄本弾、秋元康臣、池本祥真、岡崎隼也
佐東利穂子(KARAS)

ソロ・ヴァイオリン:戸澤哲夫

『春の祭典』
振付:モーリス・ベジャール
音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー

生贄:樋口祐輝
2人のリーダー:柄本弾、ブラウリオ・アルバレス
2人の若者:岡崎隼也、杉山優一
生贄:伝田陽美
4人の若い娘:沖香菜子、岸本夏未、金子仁美、秋山瑛

指揮:ベンジャミン・ポープ
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

10月、東京バレエ団による世界初演、勅使川原三郎振付『雲のなごり』を含むトリプル・ビルを見ました。いやぁ、よかった〜。すごくいい公演でした。磨きがかかってこの上なく美しい『セレナーデ』、1回では消化しきれないけど、ひたすらに格好よく、ダンサーの動きに目が釘付けな『雲のなごり』、そして何度見ても大好きな『春の祭典』。しかも、それらをすべてオーケストラの演奏で見られるという、なんとも贅沢な公演でした。

『セレナーデ』

『セレナーデ』は、幕開きの美しさにいつも心打たれます。「掴みはOKとはこのことか」という素晴らしい幕開き。名作は、必ずと言っていい程幕開きから心を掴むような気がします。音楽の美しさと、月明かりの明るい夜に佇んでいるような女性群舞の静謐さ、ぴったりと揃った動き。一斉にポワントをパカっと開く瞬間がとても好きだったりします。全員のポワントが床を擦る音が、一つに聞こえるほどの一体感。彼女たちの流れに逆らうように登場するソリストの女性。揺らぐチュチュが、見えない空気まで感じさせる、、、。もう、どのシーンもひたすらに美しく、ただただ作品に身をゆだねる幸せを味わってまいりました。群舞はすごく揃ってるんだけど、無機質ではないんですよね。それこそ全ての音符が繋がって音楽を奏でているように、有機的に音楽を表現していたように思います。
物語はないはずなのに、様々な感情が漂う不思議、、、。川島さんの美しさが、それを一層助長させているような気がします。もう本当に、毎度同じことばかり言ってるんですが、見るたびに深化しているのではないかと思うほど、この日も神々しい程に美しかったです。髪をほどいた後の、どこか懐かしさや切なさを感じさせる美しさも印象的です。ナチュラルで軽やかな空気を運んでくる中川さんも、やっぱり素敵♪ 彼女がこの作品のファースト・キャストに選ばれたことが本当に嬉しいし、彼女にしか出せない空気をちゃんと持っているなぁと思いました。秋元さんも相変わらず正確で美しい踊りと、完璧なサポート。アルバレスも安定の佇まいでした。
川島さんが3人の男性にリフトされるラスト(1人の肩の上に立ち、あとの2人が足を支える)。両腕を広げ、前に倒れるように身体を反らせ、一筋の道を進んでいくような幕切れのリフトは、いつもより安定感がり、川島さんも思い切り身体を倒せているように見えました。

『雲のなごり』

勅使川原三郎さん振付の『雲のなごり』もとてもよかったです。なんていうか、格好よかった〜。勅使川原さんの美意識が隅々まで行き渡っているのを感じる舞台でした。音楽、装置、移り行く照明の美しさ、衣装の色合いの妙。そして思わず釘付けになるダンサーたちの動き。初めて見るコンテ作品って、思わず意味を考えてしまうんですよね。ただただ作品に身を委ねることのなんと難しいこと、、、。でも、意味を考えることも、また楽しかったりすんですけど。1回で消化するのは難しかったけど、もしかしたら、それはダンサーも同じなのかもしれません。初めて本番の舞台に乗せることで理解できることや発見があるのかもしれない。大切に育ててほしい作品だなと思いました。

衣装の色は、佐東さんが白、沖さんがピンク、三雲さんがベージュ(黄色?)。弾さんが黒、岡崎さんが紺、秋本さんがこげ茶、池本さんが黄土色でした。女性陣は3人とも長いワイドパンツ。男性陣は弾さんと岡崎さんが足首までのパンツ、秋本さんと池本さんは膝丈のタイツでした。男性陣の色合いが好きだったな〜。

佐東さんと沖さんは板付き。三方向を幕で囲まれたセットで、袖がありません。あとのダンサーはどこから出てくるんだろうと思ったら、舞台の一番手前の袖から出てきて、幕に沿うように舞台に入っていきました。舞台は四角い照明で切り取られていて、幕沿いは照明が当たっておらず、四角い影の通路ができています。中央で踊っていないときは、その照明の当たっていない幕沿いに立って待機していたり、行ったり来たりを繰り返していました。あの動きにも、ちゃんと規則性というか、決まりがあるんだろうなぁ、と。
板付きの佐東さんと沖さんの踊りは、同じ振付なのに、本当に個性が違うことに驚きます。佐東さんは流石としか言いようがない。バレエがベースの沖さんの滑らかな動きも新鮮な輝き。その違いが本当に面白かった。沖さんの新しい面を見ることができた気がします。

この日はプレトークがあったんですが、小沼純一さんが、最後にとても素敵なことを仰っていました。人と音楽、人と空気との関りは人それぞれ違うし、一人一人が持っている時間も違う。今回の武満さんの音楽は、いわゆるカウントでリズムを取るようなものではないかもしれない。だからこそ人それぞれの呼吸で聞くことになる。だからこそ違いが生まれるし、そうやって人とずれているということが、人が生きているということに繋がるのではないか、というようなことを仰っていて、正にそのことを感じる舞台でした。それは、山海塾でも同じだなぁ、と。因みに小沼さんは山海塾のアフタートークも行っています。
  「人とずれていることが、人が生きているということ」
なんて素敵な言葉なんだ、と。
音楽畑の人間ではないので(バレエ畑と言うほどバレエも詳しくないけど)、小沼氏のプレトークはとても面白かったし、ためになりました。その小沼氏の語る音楽と舞踊の関わりもすごく腑に落ちたし。ストラヴィンスキーと武満徹さんの話とか、へぇ〜♪と。ストラヴィンスキーが日本に来たときに、武満さんの『弦楽のためのレクイエム』(1957年)を聞いて絶賛した話なんて、全然知らなかったのでワクワクしました。
プレトークが鑑賞の助けになるという、いい経験をしました。

公演前に急遽出演が決まった岡崎さんですが、プログラムに名前がなかったので、本当にギリギリで決まったんだな、と。もしかしたらアンダーで練習していたのかもしれないし、アシスタント的に参加していたのかもしれないけど、それにしても馴染みすぎ♪ 流石の表現力でした。
秋元さんがすごくよかったです。踊り出すと一気に空気が変わる鮮烈さ。中央に出て踊り始めるときの、滑らかだけど鮮やかなスイッチオンが印象的でした。

そして、当たり前かもしれないけど、佐東さんの動きが流石すぎました。細かなステップを踏みながら中央に出てきてソロを踊り始めたときに感じた高揚感。「おぉぉぉ〜」と心の中で震えました。これか、と。今後、国内外で上演する際、佐東さんのパートをどうするのかということが、ひたすら気になります。佐東さんが参加してくれるのか、アンダーの女性がいるのか、そこに岡崎さんが入ったりは、、、、しないですかね(苦笑)。

『春の祭典』

何度見てもやっぱり好き。冒頭の男性群舞ではいつもワクワクします。俊敏な動き一つ一つにキレがあり、全体に緊張感のある空気が行き渡っていてとてもよかった。続く女性陣の場面の、生贄を中心とした「共同体」感もとてもいい。全体的には、うまく言えないんだけど、優しいというか、しなやかなハルサイでした。野性味よりは一体感。何が正解かはわからないんだけど。終盤、白い背景幕がスパーン!と降りてくるところは毎回ワクワクします。
生贄の日本デビューだった樋口さんも、とてもよかったです。あの、弱さの中に秘めた精悍さや、失われない目の輝きなどは、生贄にぴったりだなぁ、と。まあ、生贄の数だけ個性があるので、何がピッタリかはわからないわけですが、、。ただ、東バの正統な流れを汲んだ生贄という気がしました。
そして、伝田さんの生贄がもう素晴らしくて〜♪ 前回もすごくよかったけど、格段に自分のものにしたなぁという印象でした。しなやかで力強く、瑞々しい。もし、次に女性の『ボレロ』が誕生するとしたら、伝田さんか?と思ってしまいました。
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2019年12月28日

BBL『バレエ・フォー・ライフ』名古屋公演情報。

BBLの全国公演『バレエ・フォー・ライフ』の、名古屋公演の情報が中京テレビ事業のサイトに出ました。開演は18時半。上演時間はそれほど長くないので、19時開演かな?と予想していたんですが、はずれました。S席18,000円。西宮が15,000円だったので、なんだか高く感じてしまった(苦笑)。あと、A席とB席の差額がデカい。一般発売は2月21日(金)から。先行予約については、決まり次第発表のようです。
あとは、札幌と高崎と川口。年が明けないと情報は出ないかな〜、、、。

■ モーリス・ベジャール・バレエ団『バレエ・フォー・ライフ』 【名古屋】

2020年5月21日(木)18:30
会場:日本特殊陶業市民会フォレストホール

S席:18,000円 A席:15,000円 B席:9,000円 C席:6,000円
一般発売:2020年2月21日(金)10:00

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2019年12月26日

東京シティ・バレエ団 藤田嗣治美術『白鳥の湖』の再演が決定。

2020年7月、東京シティ・バレエ団が『白鳥の湖』を再演するとのこと。2018年に創立50周年記念公演として上演された石田種生版『白鳥の湖』は、藤田嗣治の舞台美術を用いたことでも話題になりましたよね〜。前回はヤーナ・サレンコとディヌ・タマズラカルがゲストでしたが、今回もまた豪華です。オデット/オディールにはボリショイ・バレエのオルガ・スミルノワと、スウェーデン王立バレエ団プリンシパルの佐々晴香さん。ジークフリード王子に同じくボリショイのセミョーン・チュージンがゲスト出演します。佐々さんのパートナーは東京シティ・バレエ団のキム・セジョンが務めます。今回の指揮は井田勝大さん、演奏はシアターオーケストラトーキョー。そして、会場は新国立劇場のオペラパレスです。前回は東京文化会館でしたよね。ティアラこうとうだとセットを組むのが難しいとか? それとも、動員の問題でしょうか。いずれにしても、珍しいな〜と。余裕があったら見に行きたいんですけどね〜、、、。そんなこと言ったら、余裕があれば全部見たいですよね(苦笑)。
公演は2日間で3回。開演時間、及びキャストの日程も未発表です。

■ 東京シティ・バレエ団 藤田嗣治美術『白鳥の湖』全幕

2020年
7月18日(土)
7月29日(日)
※3公演(開演時間未定)
会場:新国立劇場オペラパレス

演出・振付:石田種生
再演演出:金井利久
美術:藤田嗣治
照明:足立恒

指揮:井田勝大
演奏:シアターオーケストラトーキョー

【主演】
オデット/オディール
  オルガ・スミルノワ(ボリショイ・バレエ団プリンシパル)
  佐々晴香(スウェーデン王立バレエ団プリンシパル)
ジークフリード王子
  セミョーン・チュージン(ボリショイ・バレエ団プリンシパル)
  キム・セジョン

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2019年12月25日

東バ『ラ・シル』主な配役/コジョカル・ガラの演目決定

3月の東バ『ラ・シルフィード』の、主な配役が発表されました。弾さんのジャームズが見られないのは残念だけど、マッジは楽しみ♪ 初日のパ・ド・ドゥに中川さんと生方さん。今月の『くるみ』でもアラビアとスペインを踊っていた生方さんが、ここでも活躍。期待されてるんだな〜。和田さんのガーンは嬉しい。樋口さんはパ・ド・ドゥと予想してたんですが、ガーンでしたね。杉山さんも見たかったけどな〜。秋山さんのエフィーは「きたー!」って感じですね〜♪ 金子さんと池本さんのパ・ド・ドゥもとっても楽しみです。

<東京バレエ団『ラ・シルフィード』主な配役決定>

2020年
3月21日(土)14:00
シルフィード:沖香菜子
ジャームズ:秋元康臣
エフィー:秋山瑛
ガーン:和田康佑
マッジ:柄本弾
パ・ド・ドゥ:中川美雪、生方隆之介

3月22日(日)14:00
シルフィード:川島麻実子
ジャームズ:宮川新大
エフィー:三雲友里加
ガーン:樋口祐輝
マッジ:森川茉央
パ・ド・ドゥ:金子仁美、池本祥真


そして、コジョカルのドリーム・プロジェクトの演目も決定しました。Aプロは『バレエ・インペリアル』と、『ドン・キホーテ ディヴェルティスマン』のみ。時間的にちょうどいいのかな? もう『バレエ・インペリアル』の上演時間、忘れちゃいましたよ、、。40分くらい? Bプロは『マルグリットとアルマン』の他に、世界初演を含むパ・ド・ドゥやソロが予定されています。最初、演目だけ見て、解説を読んでいなかったんですが、まだ追加出演者の予定があるみたいですね〜。誰だろう、気になるけど、全然予想できない、、、。
因みに、『マルグリットとアルマン』も何人か男性ダンサーが必要だと思うんですが、ギエムのときのように木村さんが出たりは、、、しないか。アルバレスは可能性あるかしら? チケット取ってないので、確認はできないんですが、気になります。あと、コジョカルとフォーゲルの『春の声』はちょっと見たかったな〜、と。

<『アリーナ・コジョカル ドリーム・プロジェクト2020』主な上演プログラム決定>

【Aプログラム】

ジョージ・バランシン振付『バレエ・インペリアル』
アリーナ・コジョカル、フリーデマン・フォーゲル
東京バレエ団

『ドン・キホーテ ディヴェルティスマン』
古典バレエ「ドン・キホーテ」から見所を抜粋し、構成したスペシャルヴァージョンをおとどけします。
アリーナ・コジョカル、ナンシー・オズバルデストン
ヨハン・コボー、キム・キミン、オシール・グオーネ

【Bプログラム】

フレデリック・アシュトン振付『マルグリットとアルマン』全編
マルグリット:アリーナ・コジョカル
アルマン:セルゲイ・ポルーニン

マリウス・プティパ振付『眠れる森の美女』よりローズ・アダージオ
アリーナ・コジョカル、他

アグリッピーナ・ワガノワ振付『ディアナとアクテオン』
ナンシー・オズバルデストン、オシール・グオーネ

ティム・ラシュトン振付<タイトル未定> 新作世界初演
アリーナ・コジョカル、ヨハン・コボー

ナンシー・オズバルデストン振付<タイトル未定> 新作世界初演
ナンシー・オズバルデストン

エリック・ゴーティエ振付『ABC』
ヨハン・コボー

フレデリック・アシュトン振付『春の声』
アリーナ・コジョカル、フリーデマン・フォーゲル

→ NBS
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2019年12月24日

兵庫芸文からDM/2020年12月に東京バレエ団『くるみ割り人形』

兵庫芸文からDMが届きました。2020年度の全ラインナップは出ていなかったんですが、いくつかの公演が発表になっていました。12月に東京バレエ団の『くるみ割り人形』の上演が予定されています。東バの2020年度のラインナップによると、新制作の『くるみ』の再演が既に決定しているようなんですが、西宮でも公演があるんですね〜。来年はどんなキャストになるでしょうか♪ 

■ 東京バレエ団『くるみ割り人形』【西宮公演】

2020年12月12日(火)
会場:兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール

管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団

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2019年12月22日

浜松市文化振興財団 主催/共催ラインナップ 9月に東バ『ドン・キホーテ』

浜松市文化振興財団の、2020年度の主催/共催事業ラインナップが出ました(Twitter情報)。会場は全てアクトシティ浜松です。9月30日(水)に東バの『ドン・キホーテ』が予定されています〜。平日なんですね。何も書かれていないということは、子ども版ではなく、通常版ということですよね。来年の夏の子ども公演は『眠り』のようだし、7月に通常版『ドン・キホーテ』の上演もあるので、やはり浜松も通常版と考えていいのではないか、と。もしかしたらこの辺りの時期に、浜松以外でも公演があるのかな〜なんて、ちょっと期待してしまいます。
発表されたものがすべてではないようですが、今のところバレエ公演は東バの『ドン・キ』だけのようです。チケット発売は5月。


2020年9月30日(水) アクトシティ浜松
東京バレエ団『ドン・キホーテ』

【チケット販売】
友の会:5月10日(日)
一般発売:5月24日(日)
posted by uno at 12:33| Comment(0) | バレエ日記2019 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする