2019年03月31日

<アリーナ・コジョカル ドリーム・プロジェクト2020>【大津】

びわ湖ホールのサイトが更新されました。<ガラ企画>となっていたバレエ公演が、コジョカルのドリーム・プロジェクトだということは、以前ツイッターのほうで教えて頂きました。
新しい情報はないみたいですが、HPのほうも更新されました。さらに、日本芸術文化振興会の助成対象活動も決定したそうで、東バのラインナップの中に『アリーナ・コジョカル&東京バレエ団』(仮)という公演があります。ということは、やはり祭典演目ではないんでしょうか? 勅使川原さんの新作と一緒に上演されるベジャール作品が『春の祭典』らしいことも判明。『ギリシャの踊り』じゃなかったか〜。でも、『春の祭典』は何度見ても飽きないので、楽しみです。それに、新しい生贄も見られるはず(男性)。
因みに、2020年にびわ湖ホールで上演される山海塾<新作>の公演ページも更新されています。

■ <アリーナ・コジョカル ドリーム・プロジェクト2020> 【大津】

2020年2月11日(火) 開演時間未定
会場:滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 大ホール

料金:未定
友の会先行発売:10月4日(金)
一般発売:10月6日(日)


■ 山海塾<新作>『Arc 薄明・薄暮』 【大津】

2020年1月25日(土) 開演時間未定会場:滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 中ホール

一般:4,500円
青少年:(25歳未満):3,000円

友の会先行発売:10月25日(金)
一般発売:10月27日(日)

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2019年03月30日

カエルのミルク風呂(青柳総本家)@名古屋

北九州で山海塾を見た帰り、知人に会うために名古屋に寄りました。ネットで見つけてからず〜っと気になっていたスイーツがこれ ↓ 。

「カエルのミルク風呂」(青柳総本家)
か、可愛い、、、。
青柳総本家の「カエルまんじゅう」がミルクシェイクに浸かってるものなんですが、お持ち帰りができず、KITTE名古屋の青柳総本家のイートインコーナーで食べるしかないんです。女性グループばかりだったので一瞬迷ったんですが、頑張って食べてきました。まあ、誰も私のことなんて見てないし(笑)。いや〜、それにしても可愛い。笑ってるのがいいですよね〜。これで満足してしまって、カエルまんじゅうを買うのを忘れてしまいました。

ついでに小倉のランチも載せておこうかな、と。日曜日に伺いました。休日の古民家カフェなんて、女性グループかカップルしかいないですよ(たまたまだと思うけど)。「三木屋CAFE」でキッシュプレートランチ。この日のランチは1種類しかなく、別のランチがお目当てで行ったのでちょっと残念でした。でも、美味しかったです。

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2019年03月29日

<フェリ、ボッレ&フレンズ>演目・出演者追加発表/ボッレの「TWO」が気になりすぎる。

<フェリ、ボッレ&フレンズ>の公式サイトがOPENし、追加出演者と演目が出ましたね。既に発表されていたハンブルク・バレエ団の男性陣に加え、アッツォーニも参加♪ バレエフェスで好印象だったメリッサ・ハミルトン(Aプロのみ)。そして嬉しいゴメス。上野水香さんも出演されます。まだハミルトン以外の追加メンバーの演目は未定ですが、何といっても驚いたのは、ボッレがマリファントの「TWO」を踊ることです。日本ではギエムしか披露したことないですよね? 男性ダンサーが踊る「TWO」、非常に興味あります〜。Bプロだけ見に行こうかな〜。でも2公演しかないんですよね。祭典会員でほとんど埋まりそうだし、「見に行こうかな〜」なんて、呑気に構えている場合じゃないんだろうな、、、。Aプロのマクレガーの「クオリア」も気になるけど、Bプロには「作品100」もあるし、やっぱりどちらかというとBプロが気になります〜。

■ <フェリ、ボッレ&フレンズ>

【Aプログラム】
7月31日(水)19:00
8月1日(木)19:00
8月3日(土)13:00

「マルグリットとアルマン」全編 <約30分>
振付:フレデリック・アシュトン
音楽:フランツ・リスト
  アレッサンドラ・フェリ、ロベルト・ボッレ、他

「カラヴァッジオ」
振付:マウロ・ビゴンゼッティ
音楽:ブルーノ・モレッティ
  ロベルト・ボッレ&メリッサ・ハミルトン

「クオリア」
振付:ウェイン・マクレガー
音楽:スキャナー
  ロベルト・ボッレ&メリッサ・ハミルトン

※その他下記のメンバーによるパ・ド・ドゥを上演予定
シルヴィア・アッツォーニ、上野水香
マルセロ・ゴメス、アレクサンドル・リアブコ

【Bプログラム】
8月3日(土)18:00
8月4日(日)15:00

「フラトレス」〜「ドゥーゼ」より
振付:ジョン・ノイマイヤー
音楽:アルヴォ・ペルト

  アレッサンドラ・フェリ、カレン・アザチャン、カーステン・ユング
  アレクサンドル・トルーシュ、マルク・フベーテ

「作品100−モーリスのために」
振付:ジョン・ノイマイヤー
音楽:サイモンとガーファンクル

  ロベルト・ボッレ、アレクサンドル・リアブコ

「TWO」
振付:ラッセル・マリファント
音楽:アンディ・カウトン

  ロベルト・ボッレ

※その他下記のメンバーによるパ・ド・ドゥを上演予定
シルヴィア・アッツォーニ、上野水香
マルセロ・ゴメス、アレクサンドル・リアブコ

会場:文京シビックホール

S席:18,000円 A席:16,000円 B席:14,000円
C席:11,000円 D席:8,000円
2演目セット券:4月8日(月)21:00〜4月15日(月)18:00
単独券:4月9日(火)21:00〜4月15日(月)18:00
一般発売:4月20日(土)

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2019年03月28日

北九州で食べたカレー(2019年3月)。

今回の北九州の旅でもカレーを食しました。冒険心が乏しいもので、どちらも以前行ったことがあるお店なんですが、一応違うカレーを注文。最近は歳のせいか外食をすると食べきれなくて、カレー屋さんでも「ごはん少なめで」とお願いするんですが、それでも多かった、、、。でも、どちらも美味しかったです〜♪

初日の夜。公演後です。西小倉のギタンジャリで「カディパコラセット」。ちょっとマニア向けメニューとのことで不安だったんですが、ちっともマニアじゃない私でも美味しかったです。カレー好きのくせに辛い物が苦手なので、最初「甘口」で頼んだんですが、「そうすると、砂糖を入れることになりますけどいいですか?」とのこと。それはなんとなく嫌だったので、「普通」にしました。

2日目の夜。南小倉のカーリースパイスにて、「シェフのきまぐれスリランカプレート」。この日は牛肉のココナッツとカツオのマスタードの2種でした。私は合いがけのプレートに(1600円)。

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2019年03月27日

山海塾<新作>『Arc 薄明・薄暮』世界初演を見てきました。


昨日、北九州から帰ってきました。23日(土)、24日(日)に北九州芸術劇場にて山海塾の新作『Arc 薄明・薄暮』の世界初演を見てまいりました。山海塾の新作が世界初演される際は、会場でパンフレットをもらうまでタイトルはわかりません。チラシには「クリエイション」とだけ書かれています。パリで世界初演を迎えると、日本で初演される際にはタイトルが判明しているんですが、前回の『めぐり』に続き北九州が世界初演だったので、今回もドキドキしながら初日の会場へと向かいました。そして、手渡されたパンフレットに目を落とすと、、、、。
『Arc』!!!
まさかのアルファベット表記に、平仮名3文字で予想していた私は、もう笑っちゃうくらい予想を外されました。これは予想できるわけがない。
正式な読み方は「アーク はくめい・はくぼ」とのこと。Arcは「弧」という意味です(調べた)。
最初から天児さんが踊らないことを前提に振り付けされた初めての作品だったわけですが、いつも通り素晴らしかったし、何か新しくもありました。今回、すべての景が均等に印象的だったことも、心に残りました。もしかして、天児さんが外からすべてを見ていることも関係しているのかな〜と思ったり。常に自分の中の疑問に耳を傾け、創作を続けてきた天児さん。その天児さんが出演していなくても、間違いなくその問いは作品の中に存在していたし、その上で新しい世界が広がっていたように感じました。天児さんの、自らの問いに耳を傾けるという創作姿勢が、変わらないどころか深まっていることに感動したし、またその世界を表現する舞踏手たちにも感動を覚えずにはいられませんでした。

そして、初日のカーテンコールには天児さんが登場されました。出ていらっしゃらないんじゃないかと思っていたので、大感激でした。もう感涙、、、。右手を上げて拍手に応える姿はいつも通りでした。

次の日本公演は2020年。1月のびわ湖ホールの『Arc』、そして5月に『Arc』東京公演が予定されています。

公演が行われた北九州芸術劇場中劇場のロビーから、小倉城がよく見えます。

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2019年03月22日

新国立劇場バレエ団『アラジン』【富山公演】/札幌『くるみ』のキャストも。

富山のオーバード・ホールにて、新国立劇場バレエ団『アラジン』全幕の上演があります。昨日の21日(木・祝)に東バの『海賊』を上演したオーバード・ホール。その終演後に公式アカウントがツイートしていました。そして、今日チケットぴあを見たら、公演情報が出ていました。とっくに出ていたのかな? キャストも決定しているようです。福岡雄大さんと小野絢子さん。タイトルロールを踊る福岡さんが先の表記になるんですね〜。

それにしてもオーバード・ホール、頑張ってますよね〜。新国の『アラジン』が、東京以外の国内で全幕で上演されるのって、初めてじゃないですか?(違ったらすみません) 2018年度には、Noism1『ROMEO&JULIETS』、Kバレエ『ドン・キ』、東バ『海賊』を上演しています。東京ゲゲゲイの公演もありました。2019年度のラインナップも気になります〜。
もしかして、富山以外の全国公演もあるんでしょうか? 連携協定を結んでいる札幌hitaruとびわ湖ホールのラインナップは既に出ていますが、『アラジン』の上演はないようだし。富山だけだったら、「オーバード・ホール、やるな〜」って感じですよね〜。

■ 新国立劇場バレエ団『アラジン』 【富山】

2019年7月6日(土)14:00
会場:富山オーバード・ホール

出演:福岡雄大、小野絢子、新国立劇場バレエ団
指揮:冨田実里
演奏:東京フィルハーモニー管弦楽団

S席:12,000円 A席:10,000円 B席:8,000円 C席:6,000円
一般発売:4月21日(日)


札幌hitaruで上演される『くるみ割り人形』のキャストが出ていたので、そちらも書いておきます。今年は2キャストですね。料金、一般発売日は決まっていないようです。

■ 新国立劇場バレエ団『くるみ割り人形』 【札幌】

2019年
11月9日(土)14:00
  クララ/金平糖の精:小野絢子
  ドロッセルマイヤーの甥/くるみ割り人形/王子:福岡雄大
11月10日(日)14:00
  クララ/金平糖の精:米沢唯
  ドロッセルマイヤーの甥/くるみ割り人形/王子:井澤駿

会場:札幌文化芸術劇場hitaru

プラザメンバーズ会員限定 先行抽選販売:6月15日(土)

指揮:冨田実里
管弦楽:札幌交響楽団
合唱:札幌北野少年少女合唱団

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2019年03月21日

<フェリ、ボッレ&フレンズ>公演詳細、一部演目発表。

NBSのサイトに、<フェリ、ボッレ&フレンズ>の公演情報が出ました。東バ『海賊』の会場で配られた申込用紙の裏に情報が出ていたので、そちらで先に知ってしまいましたが、、。気になっていたAプロとBプロの振り分けですが、Aプロは平日と休日、Bプロは休日のみでした。8月3日(土)だと、マチソワすれば両プログラム見られますね〜。セット券を購入すると、割引の他に、8月4日(日)に開催されるアフタートークに入場できるそうです。フェリ、ボッレによるアフタートークは約30分を予定。

■ <フェリ、ボッレ&フレンズ> 公演日・開演時間・主な上演作品決定

【Aプログラム】
7月31日(水)19:00
8月1日(木)19:00
8月3日(土)13:00

「マルグリットとアルマン」全編
振付:フレデリック・アシュトン
主演:アレッサンドラ・フェリ、ロベルト・ボッレ、他
※その他の上演作品、出演者は決まり次第発表致します。

【Bプログラム】
8月3日(土)18:00
8月4日(日)15:00

「ドゥーゼ」より「Fratres」
振付:ジョン・ノイマイヤー
主演:アレッサンドラ・フェリ
共演:
  カーステン・ユング、アレクサンドル・トルーシュ
  カレン・アザチャン、マルク・フベーテ

「作品100−モーリスのために」
振付:ジョン・ノイマイヤー
出演:ロベルト・ボッレ、アレクサンドル・リアブコ
※その他の上演作品、出演者は決まり次第発表致します。

会場:文京シビックホール

S席:18,000円 A席:16,000円 B席:14,000円
C席:11,000円 D席:8,000円
2演目セット券:4月8日(月)21:00〜4月15日(月)18:00
単独券:4月9日(火)21:00〜4月15日(月)18:00
一般発売:4月20日(土)

【2演目セット券 特典】
@ 2枚で1,000円割引
A 8月4日(日)公演終了後に舞台上で行う、アレッサンドラ・フェリ、ロベルト・ボッレによるアフタートーク(約30分を予定)にご入場いただけます。

→ NBS
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2019年03月18日

【テレ朝チャンネル2】にて、マニュエル・ルグリ『Stars in Blue』の放送が決定。

15日(金)・16日(土)と、東バの『海賊』を見てまいりました。とっても楽しかったです〜♪ 帰りに本屋で諸星大二郎さんの最新刊『オリオンラジオの夜』も買ったし、ウキウキで帰路につきました♪ 鞄の中に諸星さんの漫画が入っていると思うと、なんかそこから異空間に繋がっているんじゃないかという気がする(そんなわけない)。翌日から早速仕事だと思うと、そのウキウキもすぐに消滅してしまうんだけど、、、仕事に行くのはいつも憂鬱です。朝目覚めたときの、「今日も仕事に行くのか…」という絶望感たるや、、、。昔から学校とかも「行きたい」と思ったことないからな〜。

それはさておき、テレ朝チャンネルさんがルグリの『Stars in Blue』を放送してくれるそうです。東京公演ノーカット! 嬉しい〜♪ 公演直後のルグリのインタビューもあるとのこと。そういえば、ブログのほうに書くのを忘れていたんですが、テレ朝チャンネル2で、東バ『海賊』の舞台裏に迫るドキュメンタリーの放送もあります。しばらくバレエ関連の放送がなかったので、実はちょっと解約を考えていたんですが、引き続きお世話になることにしました〜♪ 東バの『海賊』もドキュメンタリーだけでなく、本編も放送してくれればよかったのにな〜。

テレ朝チャンネル2

3月24日(日)14:00
東京バレエ団『海賊』〜名作の初演、その舞台裏〜


3月31日(日)19:00
マニュエル・ルグリ『Stars in Blue』バレエ&ミュージック

<出演>
マニュエル・ルグリ
オルガ・スミルノワ
シルヴィア・アッツォーニ
セミョーン・チュージン
三浦文彰(ピアノ)
田村響(ヴァイオリン)

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2019年03月10日

日本バレエ協会『白鳥の湖』2月9日

都民芸術フェスティバル参加公演、日本バレエ協会『白鳥の湖』を見ました。

2019都民芸術フェスティバル参加公演
日本バレエ協会『白鳥の湖』全幕
2019年2月9日(土)18:00 東京文化会館

オデット/オディール:佐久間奈緒
ジークフリード王子:厚地康雄
ロットバルト:ソン・イ
道化:高橋真之
王妃:テーラー麻衣
ヴォルフガング:小林貫太

パ・ド・トロワ:寺田亜沙子、平尾麻実、江本拓
小さな白鳥:染谷知香、長尾美音、渡辺幸、渡久地真理子
大きな白鳥:岩根日向子、大木満里奈、大山裕子、吉田まい

スペイン:
  小野田奈緒、亀田晴美、中村彩子
  五十嵐耕司、川村海生命、ジョン・ヘンリー・リード
チャルダス(ソリスト):橋元結花、貫渡竹暁
ナポリ(ソリスト):馬場彩、荒井成也
マズルカ(ソリスト):
  安藤明代、小林由枝、大長亜希子、深山圭子
  吉瀬智弘、小山憲、廣瀬陽、米倉佑飛

篠原聖一さんによる改定振付版の初演だったわけですが、いやぁ〜面白かったです。全体は比較的オーソドックスというか、奇をてらったこともなく見易いです。ただ一点、ロットバルトに独自の解釈を施した、こだわりの演出となっていました。
まあ言っても『白鳥』だし、プログラムのあらすじは読まなくても大丈夫だろうと、フラットな気持ちで楽しもうと思っていたら、プレトークで篠原さんが全部言っちゃいました(苦笑)。でも、聞いておいてよかったかも。予備知識なしであそこまで理解できたかどうか、自信がありません。
篠原さん曰く、始まりは「何故ロットバルトは悪魔になったのか」ということ。確かに。何故オデットは白鳥になったのかが描かれる版はあるけど、それ以前にどうしてロットバルトは悪魔になったのかを描いた版は、私の知る限り、なかったかもしれません。その疑問に気付いたとき、篠原さんはワクワクしたんじゃないだろうか、と。誰もが知る物語の、まだ誰も見つけていない、もしくは手を出していない部分をクローズアップして掘り下げる。いかにドラマチックに、それでいて共感を得られる説得性を持たせられるか。様々な名版、決定版、個性版が溢れる中で、それは困難であると同時に、恐ろしくワクワクするような作業なんじゃないかと思いました。

ロットバルトにはオディールという娘がいたのですが、流行りの病で17歳で亡くなってしまいます。悲しみに暮れたロットバルトは悪魔に身を捧げ、オディールを蘇らせます。そして、同じ歳の娘たちを白鳥におとしめる、、、。プロローグは、オディールの亡骸の前でロットバルトが悲しみに悶える場面から始まります。白髪ロン毛のロットバルトが妙に格好よかったんですが、あれは娘の死のショックで白髪になってしまったという設定だったのだろうな、と。ロットバルトが悪魔に祈りを捧げると、やがてオディールがむっくりと起き上がります。蘇ったばかりでまだボ〜っとしている様子の(って、蘇ったことないから想像だけど)オディールを抱きしめるロットバルト。あの、オディールの「人ならざる者」の空気感がどことなくホラーでよかった。そして、そんな娘を愛おしそうに抱きしめるロットバルトが切ない、、。

それにしても、なんて物悲しいストーリーなんだろう、と。悪魔に魂を捧げ、愛する人を蘇らせる物語は数多あれど、必ずと言っていい程、蘇った愛する人は決して元のその人ではない。それでももう一度会いたいと思う。もうプロローグから泣きそうでしたよ、、、。

オディールの生前から、高貴の誉れ高いジークフリード王子に愛する娘を嫁がせたいと考えていたというロットバルト。ということは、王子を騙すために舞踏会に現れたのではなく、本当にオディールと王子を結婚させるべく現れたんだな、と。2幕の幕切れには、高い岩場から王子を見つめるロットバルトの傍らに、娘オディールも姿を現します。まるで、2人の本当の戦いがここから始まるのだと語っているようで、印象的な幕切れでした。

王子はオディールを花嫁に選び、真っ赤なバラの花束を捧げます。「本当に愛を誓うな?」とロットバルトが王子に詰め寄った瞬間、オデットの幻影が現れ、王子は過ちに気付きます。通常ならそこで、「してやったり」と高笑いするはずのオディールが、困惑の表情を見せるのがとても印象的でした。そうですよね、王子を騙すことが目的ではなく、選んでもらうことが目的だったのだから。そして、自分が愛を誓ったのはオデットだと王子が叫ぶと、「ひどいわ!」と言わんばかりに王子から受け取った花束を床に投げ捨てます。バッと床に広がった真っ赤な花は、ロットバルトとオディールの破れた心を表しているようでした。
計画は敗れ、走り去るロットバルトとオディール。悪魔に魂を捧げた父と、死者から蘇った娘だけど、なんだか気の毒で、思わず彼らに感情移入しそうになる幕切れでした。

相変わらずサラサラのロン毛のロットバルトは3幕では黒髪で、どことなくチャイナファンタジーな衣装も相まって、えらく格好よかったです。なんて言うんでしょう、中国のアクション・ファンタジー映画に出てきそうな出で立ちだったんですよね〜。あれを高岸さんがどう着こなしたのか、見てみたかったです。
それにしても、簡単にロットバルトを玉座に座らせ、仲良く談笑している王妃って、不思議ですよね。そこには何か複雑なサイドストーリーが、、、、ないか。

ラスト。オデットは王子を許すも、死を選びます。王子も後を追い、湖に身を投げる。もがき苦しむロットバルトを、白鳥の群れがジリジリと追い詰めます。あれは、ロットバルトの姿を群舞で隠すためにも必要な演出だったのだな、と。白鳥の群れがロットバルトを覆い隠すと、ロットバルトは宙に舞い上がり、その身体は空中分解してスパーン!と四方に飛び散ります。もちろん、人形。釣り上げた人形を四方からワイヤーで引っ張ることで引き裂くという演出は、ちょっと残酷で面白かったです。欲を言えばもう少し人形がリアルだったら、もっと怖くてよかったかもな〜と。
白鳥の群れの向こうにオディールも姿を現し、やはり息絶えます。彼女にとっては、これが幸せだったんじゃないかと思いました。真の意味での幸せは、父親には訪れないわけで、その苦しむ姿を見続けるのは、彼女にとっても辛く苦しい、終わりの見えない日々だったのではないかと思ってしまいました。
力尽きた白鳥たちの頭上を、オデットと王子が天に昇っていく姿が描かれます。これは佐久間さんと厚地さん、ご本人による宙吊り。下手から上手上空へと昇っていきました。

佐久間奈緒さんが本当に素敵でした。BRBを退団したこともあり、日本で佐久間さんの全幕を見るのは更に更に貴重な機会となってしまいました。また日本で全幕を踊ってくれたことに感謝しかありません。
衰えぬ確かなテクニック。すべてが自然で、これ見よがしではなく、それでいて彼女の自分への厳しさが窺えるような厳格な踊り。隅々まで妥協のない踊りは、柔らかな雰囲気とは裏腹に彼女のストイックさを感じさせて、毎度感動してしまいます。踊りも、表現力も、妥協のない確かな積み重ねが、こうして深い感動を呼ぶのだなと思いました。
佐久間さんは不思議な人で、派手な演技や、殊更にドラマチックな表現をしている感じはしないんですが(すべての役を見ているわけではないですが)、いつの間にか彼女の演技に心を捉えられてしまうんです。佐久間さんも「女優バレリーナ」と言われることがあるらしいんですが(今回のプログラムにも書かれていました)、フェリとかとは違うんですよね。グイグイくる感じではなくて、優しく降り積もるような感じなんです。知らぬ間にサラサラ、サラサラと降ってきていたものが、いつしか心をいっぱいに満たしてしまう。そして気が付くと彼女の描く人物に心をつかまれ、深い感動を覚えます。そしてまたその感動を味わいたくて、彼女の舞台に足を運んでしまうんです。
彼女の存在にはどこか懐かしさのようなものもあって、それも思わず心をつかまれてしまう一因かもしれません。

厚地さんも素敵でした〜。いや〜、王子でした♪ まずは何といっても長身でスタイルがいい! 大袈裟じゃなく、日本のバレエ団に長身の外国人ダンサーが出演しているかのような雰囲気すらありました。しかしそれよりも素晴らしいのは、あのエレガントな佇まいです。何をしていても、何処にいても、常に高貴な雰囲気をまとっているのが印象的でした。もう彼の周囲だけ空気が違った。王子を踊る資質を持った人なんだな〜と思いました。
そんな王子な厚地さんですが、飾らない自然体なところが素敵なんですよね〜。エレガントなんだけど、空気が柔らかくて親しみやすくもあるんです。ご本人の人柄なのか、おっとりした朗らかな佇まいで、それがまた王子の育ちの良さを感じさせる効果もあったのではないか、と。踊りも大らかで優しげ。なんて言うか、明るい気持ちにさせてくれるんですよね〜。悪役とか踊ったらどうなるんだろう?と思ってしまいました。スタイルいいから、格好いいかもな〜。

2幕では、グラン・アダージオを通して、オデットと王子の愛が確実に深まっていくのがものすごくよかったです。その深まっていくきっかけが、どの仕草なのか、どの瞬間なのか、はっきりとはわからないんです。でも間違いなく確実に深まっていく。そして気が付くともう後戻りできないくらい、互いの存在が深く入り込んでいるのを感じる。それと同時に、見ている私も深く心を捉えられていきます。なんて言うかこう、間違えて上りのエレベーターに乗ってしまって、次の階で降りようと思ってボタンを押すんだけど間に合わなくて、またその次の階もボタンを押すけど間に合わなくて、どんどん上って行ってしまう感じというか。最後、2人がヒシっと抱き合った姿の美しさ、そして尊さは、感動的でした。

道化の高橋真之さんもとってもよかったです〜。もうキレッキレのテクニックと、驚異の無音着地の人。特に、まるで床に足が着いていないかのように重力を感じさせない、空飛ぶようなマネージュが印象的でした。

おそらく普段から一緒に踊っているメンバーではないと思うんですが、白鳥の群舞は揃っていたし、民族舞踊はみんな迫力があって格好よかったし、とても楽しかったです。因みにスペインだけロットバルトの仲間のような演出でした。
ヴォルフガングの小林寛太さんも久々に見ましたが、やっぱり素敵でした〜♪
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2019年03月07日

4月の<プレミアムシアター> パリ・オペラ座創立350周年「オープニング・ガラ」

NHKプレミアムシアターの、4月の放送予定が出ていました。バレエは一つ。パリ・オペラ座創立350周年<オープニング・ガラ>が放送されます。オペラ座の周年記念公演ということで、オペラとバレエで構成されたガラ公演なんですね〜。バレエはノイマイヤーの『椿姫』第1幕よりと、プレルジョカージュの『ル・パルク』第2幕よりです。
ヴィシニョーワとマチュー・ガニオが主演した、マリインスキーの『ジゼル』も再放送されます。

■ NHK <プレミアムシアター>

4月21日(日)深夜00:00

パリ・オペラ座創立350周年 オープニング・ガラ

<演目>
バレエ『椿姫』第1幕から(ノイマイヤー振付)
歌劇『ウェルテル』から(マスネ作曲)
バレエ『ル・パルク』第2幕から(プレルジョカージュ振付)
歌劇『マノン』から(マスネ作曲)
歌劇『ドン・カルロ』から(ヴェルディ作曲)

<出演>
レオノール・ボラック
エレオノーラ・アバニャートアマンディーヌ・アルビッソン
マチュー・ガニオ
ステファン・ビュリオン
(以上 パリ・オペラ座団バレエ エトワール)
フロリアン・マニュネ(パリ・オペラ座団プルミエ・ダンスール)
ソーニャ・ヨンチェヴァ(ソプラノ)
ブライアン・ヒメル(テノール)
リュドヴィク・テジエ(バリトン)

管弦楽:パリ・オペラ座管弦楽団
指揮:ダン・エッティンガー

【収録:2018年12月30日・31日 パリ・オペラ座ガルニエ宮(フランス)】


マリインスキー・バレエ『ジゼル』全2幕 【再放送】
音楽:アドルフ・アダン
振付:ジャン・コラリ、ジュール・ペロー、マリウス・プティパ

ジゼル:ディアナ・ヴィシニョーワ
アルブレヒト:マチュー・ガニオ
ハンス:イーゴリ・コルプ
ミルタ(精霊ウィリの女王):エカテリーナ・イワンニコワ
他、マリインスキー劇場バレエ団

管弦楽:マリインスキー劇場管弦楽団
指揮:ワレリー・オブジャニコフ

【収録:2016年7月11日・13日 マリインスキー劇場(ロシア)】


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