2017年05月31日

平成29年度『全国合同バレエの夕べ』/『第4回バレエ・トラディション』の追加ゲスト

今年の『全国合同バレエの夕べ』の詳細が出ていました。元東バの高岸さんの名前もあります。東バ退団後は教えのほうに集中するのかな〜と思ってたんですが、ジェンヌバレエYOKOHAMAなどの育成の活動だけでなく、ご本人が踊る機会も多いですよね。勝手に表舞台には立たないのかと思っていたので、高岸さんが精力的に舞台に立っていて、なんだか妙に嬉しいです。
石井竜一さん振付の『Sylvia』には、佐久間奈緒さんと厚地康雄さんが出演。同じく『Sylvia』には元東バの宮本祐宜さんも。高岸さんが出演する『卒業舞踏会』には、足川欽也さん、酒井はなさんと奥村康祐さん(8/1)、堀口純さんと池田武志さん(8/3)のお名前もあります。あまりにキャストが多くて書く気力がなかったので(どこまで書こうか迷うところもあり)、詳細はチラシのほうをご確認下さい〜。ところで、チラシの下のほうに、*印は新国所属のダンサーですと書かれているんですが、どう頑張っても奥村康祐さんしか見つけられないんだけど、堀口純さんや池田武志さんは新国のダンサーではないんでしょうか? 所属とか契約とかの違いなのかな? 奥村さん一人だけなら、もう別に印を付けなくてもよかったんじゃないかと思うんですが、いろいろと事情があるんですかね〜。

■ 平成29年度 全国合同バレエの夕べ

指揮:福田一雄
演奏:シアターオーケストラ・トーキョー

8月1日(火)17:00
8月3日(木)16:30
会場:新国立劇場オペラパレス



そして、田北志のぶさんのプロデュース公演、『第4回 バレエ・トラディション』のゲストが追加発表されました。最初に発表されたニキータ・スホルーコフ(ウクライナ国立オペラ・バレエ劇場)に加え、ベラルーシ国立ボリショイ劇場のプリンシパルである待山貴俊さん、新国の菅野英男さんの出演が決定したそうです。どんどん豪華になりますね。待山さん、気になります。

■ 田北志のぶプロデュース公演 『The 4th BALLET TRADITION』

9月8日(金)18:30
会場:きゅりあん(品川区立総合区民会館)大ホール
チケット発売:6月よ販売予定(全席指定)

【予定演目】
『眠れる森の美女』第2幕より「幻影の場」
『パキータ』グラン・パ
『ジゼル』第2幕
など

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2017年05月29日

BBL、日本公演の日程。

BBLの日本公演の日程が気になる〜とモヤモヤしてたんですが、そういえば、バレエの祭典の申込用紙に出てるんですよね。ここのところ祭典会員になっていないので、すっかり忘れていました。というわけで、皆さん既にご存知だと思いますが、一応書いておきます〜。

■ モーリス・ベジャール・バレエ団 2017年日本公演

<Aプロ>
『魔笛』
11月17日(金)18:30
11月18日(土)14:00
11月19日(日)14:00

<Bプロ>
『ボレロ』『ピアフ』(振付:モーリス・ベジャール)
『アニマ・ブルース』『兄弟』(振付:ジル・ロマン)
11月25日(土)13:30/18:00
11月26日(日)14:00

会場:東京文化会館

S席:17,000円 A席:15,000円 B席:13,000円

でも、やっぱりまだちょっとモヤモヤするんですが、NBSのサイトでは、日本公演は11月15日(水)〜26日(日)までと書かれているんです。ということは、東バと合同の『オマージュ・ア・ベジャール』が15日(水)・16日(木)ということでしょうか。単に予定が変更になっただけ? 文化庁の助成対象活動の一覧によると、『オマージュ・ア・ベジャール』はBBLと東バの合同で間違いないと思うんですが、、。
因みに西宮の公演は28日(火)Aプロ、29日(水)Bプロです。これ以外にも全国公演があるのか気になるところなんですが、この時期に情報が出てこないということは、ないのかな〜という気もします。

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2017年05月25日

WOWOW 6月の【バレエ関連】放送予定

先日、WOWOWで『ボリショイ・バビロン』が放送されるという記事を書いたんですが、6月はそれ以外にも楽しみな放送がラインナップされていました。舞台『ビリー・エリオット〜リトル・ダンサー〜』の開幕直前特集として、バレエ・ドキュメンタリーが放送されます。シルヴィ・ギエムの『BYE アジュー』、周防正行監督の『ダンシング・チャップリン』、ノルウェー国立バレエ団のプリンシパルである西野麻衣子さんのドキュメンタリー『Maiko ふたたびの白鳥』など、とっても楽しみなラインナップです。

『ビリー・エリオット〜リトル・ダンサー〜』開幕直前!
バレエ・ドキュメンタリー特集

【WOWOWシネマ】

6月26日(月)23:00 
『ボリショイ・バビロン 華麗なるバレエの舞台裏』 【初回】

6月27日(火)23:00 
シルヴィ・ギエム『BYE』アジュー【初回】

6月27日(火)23:30
『ロパートキナ〜孤高の白鳥』

6月28日(水)23:30
『ダンシング・チャップリン』

6月29日(木)23:00
『Maiko ふたたびの白鳥』 【初回】



そして、これはバレエとは関係ないんですが、『ツイン・ピークス』が全話放送されます。7月に放送される新シーズン『ツイン・ピークス the Return』に先駆けての放送です。一応ハマりましたよ〜、『ツイン・ピークス』。高校生の頃に、ビデオ全巻を中古で買って、一気見しました。地元のお祭のときに、商店街のTSUTAYAが店頭でSALEをやってたんです。そこで買ったんですが、持って帰るのが大変だった、、、。家族が寝静まった夜中にリビングで見ていたんですが、ただでさえドキドキしながら見ているのに、隣の部屋で祖母が寝言を言うのが怖くて怖くて仕方がなかったという、本編とは関係ない思い出もあったりして、、、。後にそのVHSをDVDに落として保管はしてあるんですが、折角だからBDに録画しておこうかな、と。7月に放送される新シーズンも楽しみです。

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2017年05月21日

牧阿佐美バレヱ団『眠りの森の美女』キャスト詳細/他

牧阿佐美バレヱ団『眠りの森の美女』の公演情報がバレエ団のサイトに出ました。ゲストのヌーツァ・チェクラシヴィリとフィリップ・フェドーロフは、ジョージア国立バレエ団のダンサーです。富山オーバードホールで上演される『飛鳥』にはニーナ・アナニアシヴィリが客演するし、繋がりがあるんですね。

■ バレエ・エデュケーション・シリーズ in Bunkyo
  牧阿佐美バレヱ団『眠りの森の美女』

2017年
10月7日(土)15:00
10月8日(日)14:30
会場:文京シビックホール

S席:11,000円 A席:8,000円 B席:5,000円 C席:3,000円
一般発売:5月27日(土)

指揮:デヴィッド・ガルフォース
演奏:東京オーケストラMIRAI
演出・振付:テリー・ウェストモーランド(マリウス・プティパ原振付による)

【キャスト】
10月7日(土)
オーロラ姫:ヌーツァ・チェクラシヴィリ
デジレ王子:フィリップ・フェドゥーロフ
リラの精:佐藤かんな
カラボス:保坂アントン慶
フロリン王女:青山季可
ブルーバード:清瀧千晴

10月8日(日)
オーロラ姫:中川郁
デジレ王子:菊地研
リラの精:三宅里奈
カラボス:保坂アントン慶
フロリン王女:米澤真弓
ブルーバード:清瀧千晴



いくつか気になるゲストの発表会情報を。
東バの柄本弾さんと安楽葵さんがゲストの発表会が6月にあります。

■ かおりバレエスクール 第4回発表会

6月18日(日)15:30
会場:坂戸市文化会館(埼玉)
入場無料

『白鳥の湖』2、3、4幕&バレエ・コンサート
ゲスト:柄本弾、安楽葵


東バの秋元さんとスタダンの加藤大和さんがゲストの発表会。こちらも埼玉です。

■ 松井☆日比野バレエアカデミー 第10回発表会

7月16日(日)
会場:坂戸市文化会館

ゲスト:秋元康臣、加藤大和


そして、これは終わってしまった発表会なんですが、荒木小弓美バレエスタジオの『コッペリア』にブラウリオ・アルバレスがゲスト出演したようです。ゲストのお仕事もしてるんですね〜。

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2017年05月18日

東京バレエ団 子どものためのバレエ『ねむれる森の美女』全国公演スケジュール/他

東バの子どものための『ねむり』、全国公演のスケジュールが発表されました。前橋があったか〜。キャストはまだでした。う〜ん、チケットが取れない。それにしても、目黒を入れて14都市16公演(目黒と小金井が2公演)。意欲的なスケジュールで、すごいなぁ、と。

■ 東京バレエ団 子どものためのバレエ『ねむれる森の美女』全国公演スケジュール

7月17日(月・祝)14:00 【横須賀】会場:よこすか芸術劇場
7月23日(日)14:30 【帯広】会場:帯広市民文化ホール
7月25日(火)16:00 【札幌】会場:わくわくホリデーホール 道新プレイガイド
7月29日(土)14:00 【江戸川】会場:江戸川区総合文化センター
7月30日(日)16:00 【大津】会場:びわ湖ホール
8月5日(土)14:00 【佐世保】会場:アルカスSASEBO
8月6日(日)15:00 【鹿児島】会場:鹿児島市民文化ホール
8月8日(火)15:00 【鳥栖】 会場:鳥栖市民文化会館 鳥栖市文化事業協会
8月10日(木)16:00 【岩国】 会場:シンフォニア岩国
8月11日(金・祝)15:00 【広島】 会場:三原市芸術文化センター ポポロ
8月12日(土)16:00  【大和】 会場:やまと芸術文化ホール
8月13日(日)16:00 【前橋】会場:前橋市民文化会館 
8月19日(土)11:30/14:30 【目黒】 会場:目黒パーシモンホール
8月23日(水)12:30/16:00 【小金井】 会場:小金井 宮地楽器ホール



東バの秋元さんがゲストでデジレ王子を踊る発表会があります。因みに同じ日、東バは帯広で『ねむり』です。会場の江戸川区総合文化センターって聞いたことあるなと思ったら、東バが子ども『ねむり』を上演する会場でした。秋元さんのデジレ王子、見てみたいな〜。

■ 第11回 西島バレエ・スタジオ発表会

7月23日(日)
江戸川区総合文化センター 大ホール

第1部 オープニングコンサート
第2部 『眠れる森の美女』全幕より
ゲスト:秋元康臣(デジレ王子)

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2017年05月17日

ENB日本公演、キャスト変更。

イングリッシュ・ナショナル・バレエ団の公演にキャストの変更が出ました。まさかのコジョカル降板、、、。怪我かな?と思ったら、なんと赤ちゃんができたとのこと! 降板は残念だけど、とても喜ばしいニュースですね〜。なんとなく彼女は子どもを産まないんじゃないかと勝手に思っていたので、ちょっとだけビックリしました。コジョカル、お母さんになるんですね〜。表現が変わったりするでしょうか? これからの彼女も楽しみです。

コジョカルの代役は、『コッペリア』がユルギータ・ドロニナ、『海賊』はマリア・コチェトコワです。ユルギータ・ドロニナはナショナル・バレエ・オブ・カナダのプリンシパルで、ENBとの共演もあるとのこと。名古屋の『コッペリア』はロホが踊るそうです。

■ イングリッシュ・ナショナル・バレエ団 2017年日本公演 【東京/名古屋】

【東京】

『コッペリア』 全3幕

7月8日(土)13:00
  スワニルダ:アリーナ・コジョカル → ユルギータ・ドロニナ
  フランツ:セザール・コラレス
7月8日(土)18:00
  スワニルダ:タマラ・ロホ
  フランツ:イサック・エルナンデス
7月9日(日)14:00
  スワニルダ:高橋絵里奈
  フランツ:ヨナ・アコスタ

『海賊』プロローグ付全3幕

7月14日(金)18:30
  メドーラ:タマラ・ロホ
  コンラッド:イサック・エルナンデス
  アリ:セザール・コラレス
  ギュルナーラ:ローレッタ・サマースケールズ
7月15日(土)14:00
  メドーラ:ローレッタ・サマースケールズ
  フコンラッド:ブルックリン・マック
  アリ:オシエル・グネオ
  ギュルナーラ:金原 里奈
7月16日(日)14:00
  メドーラ:タマラ・ロホ
  コンラッド:イサック・エルナンデス
  アリ:セザール・コラレス
  ギュルナーラ:カーチャ・カニューコワ
7月17日(月・祝)14:00
  メドーラ:アリーナ・コジョカル → マリア・コチェトコワ
  コンラッド:オシエル・グネオ
  アリ:セザール・コラレス
  ギュルナーラ:ローレッタ・サマースケールズ

【名古屋】

『コッペリア』全3幕

7月20日(木)18:45
  スワニルダ:アリーナ・コジョカル → タマラ・ロホ
  フランツ:セザール・コラレス

→ NBS
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2017年05月15日

フィンランド国立バレエ団『たのしいムーミン一家』<北欧バレエ・ガラ>4月25日

4月に初来日公演を行った、フィンランド国立バレエ団の感想を書きました。

2作目にして日本初演となったバレエ『たのしいムーミン一家〜ムーミンと魔法使いの帽子〜』と<北欧バレエ・ガラ>というプログラムです。いろいろ面白かったです〜♪ 長身の男性が多いな〜という印象。プログラムによると、芸術監督のケネス・グレーヴも身長が196cmあるそうです。大きいんですね〜。カーテンコールに出てきてくれるかと思って期待してたんだけど、出てきませんでした。ちょっと見てみたかったです。
第1部が<北欧バレエ・ガラ>、第2部がムーミンでした。

フィンランド国立バレエ団2017年日本公演
バレエ『たのしいムーミン一家〜ムーミと魔法使いの帽子〜』<北欧バレエ・ガラ>
2017年4月25日(火)13:00 Bunkamuraオーチャードホール

第1部 <北欧バレエ・ガラ>

『白鳥の湖』第3幕より
振付:ケネス・グレーヴ(レフ・イワーノフ、マリウス・プティパ版に基づく)
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー

オディール:アリーナ・ナヌ
ジークフリード王子:デニス・ニェダク
ロットバルト:ガブリエル・ダビッドソン
スペインの躍り:レベッカ・キング
ハンガリーの躍り:イーガ・クラタ、ニショラス・ツィーグラー
ロシアの躍り:松根花子

各国の踊りと、王子とオディールのグラン・パ・ド・ドゥという構成。幕が上がると全身黒づくめの衣裳の男性と王子が登場。最初わからなかったんですが、黒い衣裳の彼がロットバルトでした。ロットバルトが王子に「この中から結婚相手を選ぶように」と左手の薬指を指差すんですが、そこにいるのは民族舞踊のダンサーたち。クレーヴ版は花嫁候補は出てこないんでしょうか? なので、各国のソリストたちは王子を誘惑するように踊ります。スペインのソリストはクラシックチュチュ。最後にグラン・フェッテを披露します(ダブルも織り交ぜてました)。ハンガリーの女性が王子に言い寄ろうとすると、パートナーの男性が手を引っ張ってやめさせようとするという具合に、2人の間でちょっとした小競り合い。2人は男女の関係なの? ロシアの踊りは日本人ダンサーの松根さん。ロシアなんだけど、衣装がセパレートのハーレムパンツで意外でした。ロシアの彼女も思い切り王子を誘惑します。王子も彼女のサポートをしたり、リフトに加わったりと、踊りに参加。ロシアの音楽を聴いてたら、マーフィー版『白鳥』でルシンダ・ダンが踊る伯爵夫人が思い出されてしまいました。
GPDDでのロットバルトは、オディールに耳打ちしたり、王子を制したりと、ときどき絡む程度で踊ることはありませんでしたが、ガブリエル・ダビッドソンがちょっと素敵でした(オディールのヴァリエーションのときだけマントをつけてきました)。アリーナ・ナヌもデニス・ニェダクも初めて見たんですが、とてもいいダンサーだったと思います。オディールのグラン・フェッテはすべてシングルでしたが、きっちり32回転していました。

公演の前に、グレーヴ版『白鳥の湖』の意外な設定をTwitterのほうで知りました。王子の友人ベンノは、王子が結婚をしたら、自分が王子を失うことを恐れていて、王子とオデットが恋に落ちると、ロットバルトと手を組むことに決めたというのです。そして、ロットバルトがベンノをオディールへと変身させます。ロットバルトに利用されていたことに気付いたベンノは、自らが犠牲となって湖に飛び込み王子を助け、王子とオデットはハッピーエンドを迎えるとのこと。衝撃でした〜。ベンノが友人として王子を失うのが怖いのか、恋心を抱いているのかまではわからないんですが、まだその解釈が残ってたか、と。『白鳥の湖』、懐深すぎです。
このオディールはベンノなのか〜と思いながら見ると、なんだか妙に切なくなってきました。全幕で見たらもっと面白いのかもしれませんね。

『レンミンカイネン組曲』より”トゥオネラの白鳥”
振付:イムレ・エック
音楽:ジャン・シベリウス

トゥオネラの白鳥:ティーナ・ミュッリュマキ
レンミンカイネン:ヤニ・タロ

シベリウスはフィンランドの作曲家とのこと。単独で上演されることが多い「トゥオネラの白鳥」は、『レンミンカイネン組曲』の第2曲なんだそうです(全4曲)。『レンミンカイネン組曲』はフィンランドの民族叙事詩『カレワラ』を題材に作曲された楽曲で、今度その『カレワラ』をケネス・グレーヴがバレエ作品化することが決定していて、フィンランドの独立を祝う記念作品になるとのこと。『カレワラ』全幕、ちょっと気になります。暗く幻想的で、美しい音楽に乗せて、男女が踊るパ・ド・ドゥ。白鳥と英雄レンミンカイネンのパ・ド・ドゥなんですが、女性の衣裳が真っ黒なのは死をイメージしているのでしょうか。幻想的で美しいパ・ド・ドゥでした。

『シェヘラザード』よりグラン・パ・ド・ドゥ
振付:ケネス・グレーヴ
音楽:ニコライ・リムスキー=コルサコフ

シャリアール王:ジョナタン・ロドリゲス
シェヘラザード:ハ・ウンジ

ゾベイダと奴隷ではなく、シェヘラザードとシャリアール王とのパ・ド・ドゥでした。シェヘラザードを踊ったハ・ウンジがとっても素敵。優しげな笑顔が印象的な、とても美しい人でした。キラキラしたゴールドの衣裳も下品にならず、美しかったです。官能的な雰囲気はなく、なんだかとても愛のあるパ・ド・ドゥ。と思ったら、グレーヴ版はフォーキン版のその後の物語を描いているんだそうです。愛する女性に裏切られた怒りから、若い娘と結婚しては初夜の夜明けに娘を殺害するということを繰り返していたシャリアール王。繰り返される悲劇に胸を痛めたシェヘラザードが自ら志願して王と結婚し、毎夜シャリアール王に心躍る物語を語り聞かせ、やがて王は穏やかな心を取り戻していくというストーリーの方に焦点を当てているそうです。どうりで、穏やかな空気に包まれた愛あるパ・ド・ドゥでした。シャリアール王のジョナタン・ロドルゲスも、褐色の肌の素敵なダンサーでした。男女の群舞付き。群舞の女性の衣裳が、クラシックチュチュの下にハーレムパンツをはいていて、ちょっと面白かったです。

バレエ『悲愴』より
振付:ヨルマ・ウオティネン
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(交響曲第6番 作品74「悲愴」)

ソロ:アンティ・ケイナネン

スキンヘッドの男性がロマンチックチュチュのようなスカートで踊るソロ。肩を丸めて、周囲の視線を気にするようにオドオドと踊る男性は、ユーモラスなんだけど、どこか切ない。全編では7人の男性ダンサーが踊る作品らしく、全体像が気になりました。

『ドン・キホーテ』第3幕より
振付:パトリス・バール、ホセ・デ・ウダエータ(ファンダンゴ)
音楽:レオン・ミンクス

キトリ:サッラ・エーロラ
バジル:ミハル・クルチュマーシュ
メルセデス:小守麻衣
エスパーダ:ニショラス・ツィーグラー
キトリの友人:レベッカ・キング、松根花子

ファンダンゴまであって、華やかでした。『白鳥』のときも思ったんだけど、背景の照明の色が変わるだけで、舞台装置が何もないのが少し寂しかったかも。ちょっとした袖幕とか、シャンデリアとか、少しでも何かあるともっと華やかだったと思うんですが、ガラなので仕方がないか、、。でも、そういえば『シェヘラザード』のときは背景があったんですよ。あれは背景幕ではなくて、映像だったのかもしれません。楽しく見たんですが、キトリのサッラ・エーロラがちょっと太めなのが気になっちゃって気になっちゃって、そればかり考えてしまって、ちょっと集中できませんでした。太いというか、「しっかり」しているというか。でも、バジルのミハル・クルチュマーシュはまったく重そうにはしていなくて、プロフェッショナルだなと。いや、重くないのかもしれないけど、、。
エスパーダの人を見て、「あ、さっきのハンガリーの人だ」と。ニショラス・ツィーグラーは大人の男の色気があって、なんだか素敵。気になる存在でした。

第2部 『たのしいムーミン一家〜ムーミと魔法使いの帽子〜』

原作:トーベ・ヤンソン
振付:ケネス・グレーヴ
音楽:トゥオマス・カンテリネン

ムーミントロール:フローリアン・モーダン
スノークのおじょうさん:小守麻衣
ムーミンパパ:キンモ・サンデル
ムーミンママ:イラ・リンダール
スニフ:ルアン・クリグフトン
スナフキン:ジュゼッペ・マルティーノ
ちびのミイ:エミリア・カルミッツァ
モラン:ヴィッレ・マキ
黒豹:イェヴゲニア・プレシュコヴァ
飛行おに(魔法使い):ニショラス・ツィーグラー
ルビー:松根花子

楽しかったです〜♪ のほほんとしてたな〜。ちょっとだけ話が伝わりにくいというか、プログラムを読んでいなくてもここまでわかったかな〜と思う部分はあったかもしれません(ムーミンのバレエに限ったことじゃないか)。先にプログラムでストーリーを読んでおいてよかったなと思いました。

オープニングは映像。遠くの眼下に見えるムーミンの家に、カメラ(我々の視点)がどんどん寄っていきます。舞台にはダンサーがスタンバイしているのがわかる。徐々に大きくなるムーミンの家。やがてその窓にミーがいるのが見えてきます。ミーがアップになったところで映像が終わり、舞台上のミーが踊り始めるという感じのオープニングで、このオープニングは結構好きでした。
春の群舞たちの、緑とピンクのグラデーションの衣装が素敵でした。全員同じじゃなくて、少しずつ色合いが違うんです。緑が多い衣装もあれば、ピンクが多めの衣装もあるし、ピンクの濃さや色合いが違ったり。開きかけた蕾のような衣装で、とても素敵でした。ルビーの衣装も好き。宝石のカットのようなチュチュ部分が可愛かったです。
ルビーを踊った松根さんは、エレガントで情感があり、ルビーらしい情熱的な雰囲気も感じさせて、とても素敵でした。魔法使いが素敵だな〜思ったら、またしてもニショラス・ツィーグラーでした。

ムーミン谷に春が来て、冬の眠りから覚めたムーミンたちが活動を始める。不思議な帽子を見つけて、ルビーをめぐる騒動があり、やがて帽子は持ち主の魔法使いの元に戻って、めでたしめでたし。ものすごく大雑把に言うとこんな感じかな、と。

エンディングもよかったです。客席に背を向けて、ベンチに腰かけるムーミンとスノークのおじょうさん。互いに寄り添う2人の手には、大きな大きなピンクのハートの風船が揺れています。寄り添う2人を夕闇が包んで幕。とっても素敵な幕切れでした。


ケネス・グレーヴ版『白鳥』全幕と、同じくグレーヴが手掛ける『カレワラ』がとっても気になります。
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2017年05月12日

『Dance at the Gathering』【大阪】公演情報

大阪で気になるガラ公演があります。チケットぴあに情報が出ていたんですが、私が気づかなかっただけで、とっくに出ていたのかな? 新国の小野さんや福岡さん、東バの沖さん、宮川さん、水香さん、さらに二山治雄さんなどなど、豪華な面々です。こういう団の枠を越えたガラ公演に東バのダンサーが出演するのって、なんとなく珍しい印象があるな〜と。大阪だけの公演なんでしょうか。

■ 『Dance at the Gathering 2017』

2017年7月26日(木)15:00
会場:NHK大阪ホール

中島麻美&大巻雄矢
水谷実喜&アクリ瑠嘉
中島映理子&二山治雄
沖香菜子&宮川新大
藤本結香&山元耕陽
小野絢子&福岡雄大
法村珠里、井阪友里愛、上野水香、他

SS席:12,000円 S席:9,500円 B席:5,000円
一般発売:5月27日(土)

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2017年05月11日

井上バレエ団7月公演のゲスト変更/他

井上バレ団のHPに、7月公演の詳細が出ました。チケットぴあでゲストとして発表されていたウルリク・ビルキエールは、同じくデンマーク・ロイヤル・バレエ団のプリンシパル、ヨン・アクセル・フランソンに変更になったようです。清水健太さんに変更はありません。ぴあのほうは、まだウルリク・ビルキエールのままです。

■ 日本・デンマーク外交関係樹立150周年記念
  井上バレエ団 7月公演 『バレエの潮流』

7月15日(土)18:00
7月16日(日)15:00
会場:文京シビックホール

<オーギュスト・ブルノンヴィル振付>
「ラ・シルフィード」
  ラ・シルフィード:田中りな
  ジェイムズ:ヨン・アクセル・フランソン
「ジェンツァーノの花祭り」
  越智ふじの、橘宏輝
「ラ・ヴェンタナ」
  セニョリータ:富村京子
  セニョール:ヨン・アクセル・フランソン
<関直人振付>
「眠りの森の美女」
  オーロラ姫:宮嵜万央里
  デジレ王子:清水健太

S席:9,500円 A席:7,500円 B席:5,500円 C席:4,000円 D席:3,000円
一般発売:発売中

今回も、小さいお子さんがいて鑑賞できない方のために、リハーサルを見学するプレビュー公演があります。15日(土)の14時からなので、当日のリハーサルですね。



東京シティ・バレエ団でも劇場リハーサルの見学会があるようです。7月に上演される『コッペリア』のリハーサルです。見学会終了後には、団員への質問コーナーを予定しているとのこと。昨日から申込が開始しています。

<東京シティ・バレエ団『コッペリア』練習見学会>

2017年6月26日(月)
17:30〜19:00(予定)
会場:ティアラこうとう 大ホール
全席自由/入場無料
募集開始:5月10日(水)



もう一つ、気になる公演が。日本、ロシア・ジョージアによる国際交流バレエ公演に、マリインスキーのアントン・コルサコフがゲストで出演します。

■ 夏休み親子芸術劇場 日本・ロシア・ジョージア国際交流バレエ公演
 『ショピニアーナ』/『ドン・キホーテ』全幕

7月25日(火)17:30
会場:めぐろパーシモンホール
1階席:5,000円 2階席:3,000円

バジル:アントン・コルサコフ(マリインスキー劇場プリンシパル)
キトリ:ラリッサ・ルシーナ(エカテリーナバーグ劇場プリンシパル)
東京インターナショナルバレエカンパニー
国際高等バレエ学校・インターナショナルダンススクール
バレエスタジオクララ
ジョージア国立バレエ学校(学校長 ニーナ・アナニアシヴィリ)

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2017年05月09日

東バ『ねむり』、もう一つ北海道公演。

東バの子ども版『ねむり』、もう一つ北海道の公演がありました。札幌です。流石に帯広と公演日が近いですね〜。あー、キャストが気になる。まだ無理なのはわかってるんだけど、いい加減しつこいのもわかってるんだけど、キャストが気になります〜。目黒もいいんだけど、たまには知らないホールに行きたいな〜と思ってるんですよね。今のところ2公演予定しているのは小金井だけのようです。宮地楽器が開催しているバレエ教室で崔さんが講師を務めているので、その繋がりで崔さんが踊ってくれたりしないかな〜なんて、勝手に淡い期待を抱いているんですが、無理ですかね(苦笑)。

■ 東京バレエ団 子どものためのバレエ『ねむれる森の美女』 全国公演

【札幌】
7月25日(火)16:00
会場:わくわくホリデーホール(札幌市民ホール)

おとな:6,000円 こども:3,000円
道新プレイガイド会員先行販売:5月18日(木)
一般発売:5月23日(火)


【横須賀】 7月17日(月・祝)14:00 会場:よこすか芸術劇場
【帯広】 7月23日(日)14:30 会場:帯広市民文化ホール ローソンチケット
【札幌】 7月25日(火)16:00 会場:わくわくホリデーホール
【江戸川】 7月29日(土)14:00 会場:江戸川区総合文化センター
【大津】 7月30日(日)16:00 会場:びわ湖ホール
【佐世保】 8月5日(土)14:00 会場:アルカスSASEBO ローソンチケット
【鹿児島】 8月6日(日)15:00 会場:鹿児島市民文化ホール
【鳥栖】 8月8日(火)15:00 会場:鳥栖市民文化会館 鳥栖市文化事業協会
【岩国】 8月10日(木)16:00 会場:シンフォニア岩国
【広島】 8月11日(金・祝)15:00 会場:三原市芸術文化センター ポポロ
【大和】 8月12日(土)16:00  会場:やまと芸術文化ホール
【小金井】 8月23日(水)12:30/16:00 会場:小金井 宮地楽器ホール
posted by uno at 16:01| Comment(0) | バレエ日記2017 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする