2016年08月31日

スターダンサーズ・バレエ団『くるみ』キャスト&5月公演『ドラゴン・クエスト』

スタダンの今後の予定が更新されていました。3月のバランシン×フォーサイス(そういうタイトルではありませんが)の次は、5月に『ドラゴン・クエスト』を上演します。あと、チャコットのDance Cubeに12月の『くるみ』のキャストが出てました。今年こそ見に行きたいな〜と思ってるんですが、渡辺&吉瀬と林&加藤、どっちがいいんだろう? 林ゆりえさん以外はちゃんと見たことがない、たぶん、、、。林さんが2006年入団で、渡辺さんと吉瀬さんが2008年入団、加藤さんは2015年入団。元東バの横内さんが見られたら嬉しいな〜、と。でも、横内さんのプロフィールに東バの経歴は書かれてませんでした(苦笑)。

■ スターダンサーズ・バレエ団 『くるみ割り人形』全2幕

2016年
12月23日(金・祝)14:00
  クララ:渡辺恭子
  王子:吉瀬智弘
12月24日(土)14:00
  クララ:林ゆりえ
  王子:加藤大和
12月25日(日)14:00
  クララ:渡辺恭子
  王子:吉瀬智弘

会場:テアトロ・ジーリオ・ショウワ
S席:9,500円 S席/子ども:6,000円
A席:6,500円 A席/子ども:4,000円
B席:3,000円 B席/子ども:2,000円

→ チャコット Dance Cube

■ スターダンサーズ・バレエ団 5月公演 『ドラゴン・クエスト』全2幕

2017年
5月13日(土)
5月14日(日)
会場:テアトロ・ジーリオ・ショウワ

→ スターダンサーズ・バレエ団
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2016年08月29日

東京バレエ団<夏祭りガラ> 8月20日

2日目の感想です。

東京バレエ団<夏祭りガラ>
2016年8月20日(土)13:00 めぐろパーシモンホール

『パキータ』
振付:マリウス・プティパ
音楽:レオン・ミンクス

プリンシパル:三雲友里加、松野乃知
ヴァリエーション1:金子仁美
ヴァリエーション2:秋山瑛
ヴァリエーション3:二瓶加奈子
ソリスト:岸本夏未、矢島まい、小川ふみ、金子仁美、中川美雪、川淵瞳

『スプリング・アンド・フォール』
振付:ジョン・ノイマイヤー
楽:アントニン・ドヴォルザーク

川島麻実子−柄本 弾
吉川留衣、二瓶加奈子、矢島まい、小川ふみ、金子仁美、中川美雪
宮川新大、森川茉央、安田峻介、吉田蓮、入戸野伊織、中村祐司、和田康佑、安楽葵、樋口祐輝

『ボレロ』
振付:モーリス・ベジャール
音楽:モーリス・ラヴェル

上野水香
杉山優一、岸本秀雄、森川茉央、永田雄大


『パキータ』

主演ペアの雰囲気は初日よりもよかったと思います〜。三雲さんと松野さんは、2年前の子ども版『ねむり』熊谷公演で共演したのを見ました。結構いい組み合わせかもしれない。三雲さんはどんどん成長してるな〜、と。役が付き始めたときから、印象的だったのは安定感かも。見ていてハラハラするということがないんです。いつも安定した踊りを見せられるというのは、大事だよなぁ、と。華も貫禄も増してきて、以前より踊りも大きく見えます。流石に「真ん中」感は初日の奈良さんのほうがあったと思います〜。
グラン・フェッテは前半にダブルを入れて、後半はシングルで。余裕があり足も上がっていてよかったんだけど、フィニッシュで少し乱れてしまいました。初日の奈良さんも同じだったので、回転の最後を綺麗にまとめるのって難しいのかもしれないな〜と思いました。
松野さんは、なんかしっくりきました。サポートも上手だし、柔らかな身体を生かした伸びやかで丁寧な踊りで、押し出しが強すぎずふんわりした佇まい。初日の宮川さんは、踊りも存在感もシャープだよな〜、と。松野さんがしっくりきたのは、ゲスト感が漂っていないからかもしれません。

ヴァリエーションの3人もとてもよかったんだけど、初日のインパクトが強かったな〜、と。とは言え、金子さんも二瓶さんも安定したいい踊り。第2ヴァリエーションの秋山さんを意識して見るのは初めて。チャーミングで華のある佇まい。踊りも申し分なく、他にも見てみたいと思わせる魅力はありました。翌日の『ドン・キ』ではキトリの友人を演じていたんですが、生き生きとしたお芝居も印象に残りました。

『スプリング・アンド・フォール

この日も男性陣は比較的安定していたけど、初日のほうが一人ひとりが印象的だったかも。初日はバランスがよかったのかな〜という気も。
川島さんと弾さんの『スプリング〜』は、国内では今回が初披露でした。よかったです〜♪ 川島さんがとっても綺麗でした。ゆっくりと登場してスッと踊り出した瞬間に、ふわ〜っと世界が色づくような、世界観を作り出すのが上手いんだな〜と思いました。これまでに、イメージにピッタリな役だけでなく、未知数の役も踊りこなしてきている川島さん。なんだか格好いいなぁ、と。

弾さんもよかったです〜。瑞々しくて躍動的で、それでいてウェットな影の部分も持っている。その両方があるからこそ甘美なのかもしれません。弾さんは古典より現代作品のときのほうが危うさが感じられて、それがいい方向に表現として出ているかもしれない。未完の青年の瑞々しさがありました(踊りが未完という意味ではありません)。やっぱり、弾さんの『ギリシャの踊り』も見たいな〜。全国ツアーで踊っているんですが、私は見逃しているので、、。
これまで、弾さんはどちらかというと高岸さん寄りとういか、太陽のような人かな〜と思っていたんですが、前日の秋元さんのほうが高岸さんに近いかもしれない。実は、秋元さんを見ながら、ふと高岸さんが重なる瞬間があったんです。しかし、太陽といえば高岸さんが基準になるなんて、やっぱり大将の存在は大きかったんだなぁ、と(笑)。今、自然に「大将」って書いたんだけど、そういえば高岸さんのこと大将って呼んでたな〜と懐かしくなりました。水香さんが移籍してからは彼女と踊ることが多くて、それはそれで残念だったな、、、と。話が逸れました、すみません。

『ボレロ』

もともと得意ではなかった水香さんですが、東バに移籍して見る機会が増え、「上野水香」と呼び捨てにしていたのが「上野さん」に変わり、今では「水香さん」と呼ぶまでになりました。「いいな」と思うことも増えたけど、「こういう部分は今でも得意じゃないな」と思うこともあります。『ボレロ』はその得意じゃないほうに入ってしまうんです、すみません〜、、、。ときどき芝居っぽさを感じてしまうんですよね。何が『ボレロ』の正解なのかはわからないし、私が芝居っぽいと思う部分も、実際はそうではないのかもしれません。決して悪くはなかったです。ただ、私の中の水香さんランキングでは最上位ではないというだけで。カーテンコールは何度も続きとっても盛り上がったし、スタオベしてる方もいらっしゃったので、評判はいいのだと思います〜。
あ、あともう一つだけ。まだ「髪」を味方につけていないような気がします。揺れる髪まで振付の一部に感じるような、揺れる髪が動きをさらに印象付けたりする、そんな瞬間がまだ私には感じられなかったような気がしました。あくまで私には、です。
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2016年08月25日

東京バレエ団<夏祭りガラ> 8月19日

東京バレエ団<夏祭りガラ>に行ってまいりました。とっても楽しかったです〜♪。演目も豪華でよかった。ますは初日の感想です。

東京バレエ団<夏祭りガラ>
2016年8月19日(金)19:00 めぐろパーシモンホール

『パキータ』
振付:マリウス・プティパ   音楽:レオン・ミンクス

プリンシパル:奈良春夏、宮川新大
ヴァリエーション1:中川美雪
ヴァリエーション2:伝田陽美
ヴァリエーション3:崔美実
ソリスト:吉川留依、伝田陽美、二瓶加奈子、政本絵美、加藤くるみ、崔美実

『スプリング・アンド・フォール』
振付:ジョン・ノイマイヤー
音楽:アントニン・ドヴォルザーク

沖香菜子−秋元康臣
渡辺理恵、岸本夏未、三雲友里加、金子仁美、川淵瞳、浦由美子
杉山優一、岸本秀雄、岡崎隼也、松野乃知、安田峻介
中村祐司、和田康佑、安楽葵、樋口祐輝

『ボレロ』
振付:モーリス・ベジャール
音楽:モーリス・ラヴェル

柄本弾
杉山優一、岸本秀雄、森川茉央、永田雄大


『パキータ』

久々の上演となった『パキータ』。プログラムの写真は荒井さんと後藤晴雄さんでした。まあ、そんなこと言ったら、『ドン・キ』はいつまでも吉岡さんと木村さんの写真使ってるけど(笑)。
華やかでとてもよかったです。女性陣の充実が印象的でした。特に、ヴァリエーションを踊った3人の伸びやかな踊りが素晴らしかったです。ヴァリエーション1の中川美雪さんは、空間を大きく切り取る伸びやかで丁寧な踊り。明るくて幸福感のある佇まいも印象的で、こんないい踊りするんだ〜と、ちょっと嬉しい驚き。インターバル無しの連続ジュテで登場する第2ヴァリエーション。伝田さんの高さとバネのある跳躍は見事でした。彼女のバネのある強そうな踊りは、見ていて気持ちがいいです。おそらく身体能力が高いだけじゃなく、コントロールする力もあるんだと思います。だから、彼女のコンテンポラリーは印象に残るのかもしれません。そして伝田さんって、存在感があるんですよね。ヴァリエーション3の崔さんは、小顔でスタイルも美しく、登場しただけで華やかな人。彼女も伸びやかで、しかも音楽を上手に捉えた緩急のある踊りがとても素敵です。心地良い「溜め」があるんですよね。その緩急を生かした、安定したポワントワークが印象的でした。あの、片方のポワントで前進してくるところとか、ただ音に正確なだけじゃなく、「溜め」を作る絶妙な音取りでした。

そして、何と言っても奈良さんです。大人っぽくて堂々としてキラキラして、とっても素敵でした。やはり周囲の女性陣と、歴然と存在感が違います。ちゃんと「真ん中」感がある。プリンシパルを先頭に女性全員で踊る場面などは、まさに中央にいる奈良さんが全員を引っ張っていて、格好良かったです。
宮川さんは、跳躍の高さ、回転軸の安定、爪先の美しさなど、存分に発揮。ただ、奈良さんと踊ることでの相乗効果みたいなものは薄かったかもしれない。相性バッチリという感じではありませんでした。というか、もしかしたら宮川さんの目下の課題はサポート・リフトかもしれない。偉そうにすみません、、、。いや、決して下手なほうではないんです。むしろ東バの中では上手なほうかもしれない。ただ、ブルメイステル版『白鳥』で松野さんと一緒にパ・ド・カトルを踊ったときも、松野さんのほうがサポートは上手だな〜と思った覚えがあります。あれだけ踊れるのだから、やはり女性を輝かせることもできたらいいなぁと、偉そうに思ったんでした。

『スプリング・アンド・フォール』

秋元さんは腕が長いのかな。シルエットで始まる冒頭、中央に立つ秋元さんは腕が長く、美しかったんです。シルエットだけなんだけど、地に足がついてる感じがしたというか、存在感があった。秋元さんだとわかってるからかもしれないけど。やっぱり、「踊れる」って強いな〜と思いました。表現できるものが広がりますよね。技術だけじゃ表現できないものもあるけど、技術がなければ表現できないものもある。ゆっくりと照明が当たり、スッと踊り出す冒頭から情感もあってとてもよかったんだけど、作品が進むにつれ、徐々に踊りのほうの印象が強くなった感じがしました。「上手いな〜」と感心しながら見ている自分がいたというか。とはいえ、あれだけ踊れて、サポート・リフトも完璧だと、雑念なく見られるとも言える。沖さんも踊りやすかったのではないでしょうか。
正直、秋元さんのノイマイヤーってどうなんだろうと、見る前は不安だったんですが、私はよかったと思います。また見たいと素直に思いました。ただ、ノイマイヤー的かと言われると、わかりません。そもそも自分、ノイマイヤー的というのがわからないかもしれない。恥ずかしながら、振付語彙とかってよくわからないんです。そんな私でも、アッツォーニとリアブコを見ると「ああ、ノイマイヤーだなぁ」と思う。結局、私にとっては、私の心の琴線に触れるかどうかというのが大きいのかもしれません。そして、心の琴線に触れたということは、それはある程度「ノイマイヤーだな〜」と思っていいのではないかなと、勝手に解釈してます。

そんな私ですが、ノイマイヤーを踊る沖さんはとても素敵だな〜と思います。伸びやかで軽やかで、音楽的で、若くて元気なイメージのある彼女なのに、切なくなるような懐かしさも表現している。もともと、東バの女性陣はノイマイヤーに向いている気がしているんですが、そんな中でも沖さんや岸本(夏)さんは何故か印象に残ります。2日目のキャストに入っている吉川留衣さんも素敵だな〜と思う。「どこが」と言われると、「なんとなく」としか答えられないんだけど、、、。

そんな感じで、いつも女性陣が印象的な『スプリング・アンド・フォール』なんですが、今回は男性陣もよかったです。男性は複雑なサポート・リフトが多く、スピーディーにフォーメーションを変える場面などもあるので、どうしてもバタバタ感が漂うことが多かったんですが、今回は比較的よかったと思います。何より、みんな違う個性があって、全員が印象に残りました。杉山さんと岸本(秀)さんは言うまでもなく。2人とも爽やかなんだけど、方向性が違って面白いです。現代作品の中でふと「いい動きだな」と思うのは岡崎さんだし、さらに小柄に見えた中村さんは、ストーリーのないこの作品の中でもキャラクターを感じる存在感。柔らかな松野さん、男らしい和田さん、大人な安田さん、安楽さんもよかったし、樋口さんは存在を示した感がありました。
複雑な動きの多い男性のパートは、踊り込んだほうがバタバタ感はなくなると思うんですが、なかなか同じメンバーが実際の舞台で踊る機会というのが少なくて、残念だなぁと思います。

『ボレロ』

初舞台は小雨の降る野外だったので、室内では初披露でした。やはり前半はやや慎重に踊っている印象。中盤以降は迫力も増し、汗で光る上半身も美しく、リズムのパワーも加わって、徐々に惹き付けられます。後半の弾さんの、パワフルでも振付はぶれないように丁寧に踊る姿勢が、私はとても好きです。『ボレロ』の終盤は仕方なく動きが乱れることもあるだろうし、極限状態が魅力的に映ることもあるけど、今の弾さんにはあの丁寧さは大事なんじゃないかなぁ、と。今はまだ発展途上だと思うんです。振付をきちんと踊る中で、自分らしさを探っている途中ではないかと。今はまだ自分らしさを付け足すときではなく、見つけるために真摯に作品に向き合っているんだと思います。これからもっともっと深めていってほしいな〜、と。もっと爆発してほしいという気持ちもなくないんですけどね。
カーテンコールで、ソリストの2人(杉山ー岸本)が卓上の弾さんを迎えに行くと、やっと笑顔がこぼれたのが印象的でした。カーテンコールで並ぶと、弾さんの肉体美は群を抜いているなぁ、と。
ツートップの杉山さんと岸本さんがいいですよね〜♪ しばらくはこれでいくのかな。
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2016年08月23日

東京バレエ団『ウィンター・ガラ』【神奈川】

東京バレエ団『ウィンター・ガラ』の情報が、神奈川県民ホールのサイトに出ました。先日の目黒パーシモンホールでの『ドン・キホーテの夢』の会場でも、速報チラシをもらいました。『ファンタスティック・ガラコンサート』のチラシの裏という荒業(笑)。危うく気付かないところでした。演目はやはりオレリーの公演と同じでした。『ボレロ』は水香さん。『中国の不思議な役人』と、<新作>です。しつこいけど、新作が気になります。「20世紀の傑作バレエ」ってなんだろうな〜。私が最初にパッと浮かんだのは、バランシンの『セレナーデ』だったんですが、あれも20世紀の傑作バレエに入りますか? 去年東バが初演した『イン・ザ・ミドル』だって、20世紀の傑作バレエに入りますよね〜。バレエ・リュスだって20世紀だし。早く教えてくれないかな〜。オレリーの会場も。同じく東バの会場で、パリ・オペの速報チラシも配られまして、2017年3月2日(木)〜3月12日(日)、東京文化会館とのこと。オレリーの公演だって、会場が決まってないわけないんだから、日程だけじゃなく会場も発表してほしいです。そんなに会場が気になるの、私だけだったりして、、、。

■ 東京バレエ団 『ウィンター・ガラ』 【神奈川】

2017年2月25日(土)15:00
会場:神奈川県民ホール 大ホール

『ボレロ』 出演:上野水香
振付:モーリス・ベジャール
音楽・モーリス・ラヴェル

『中国の不思議な役人』
振付:モーリス・ベジャール
音楽:ベラ・バルトーク

ほか新作1演目を予定
※音楽は特別録音音源を予定

S席:9,000円 A席:7,000円 B席:5,000円 C席:3,000円 学生:2,000円
かながわメンバーズ先行発売(インターネットの):10月1日(土)
一般発売:10月8日(土)

→ 神奈川県民ホール

もし、オレリーの公演で全キャスト網羅できるなら、神奈川は見に行かなくてもいいかな〜と。水香さんのボレロはちょうど見たばかりなので、ちょっとお腹いっぱいです(苦笑)。
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サンシティホール

久々の劇場メモです。7年ぶりくらいだった(苦笑)。

サンシティホール 【埼玉県越谷市】

最寄り駅はJR武蔵野線の南越谷駅です。HPにあるとおり、本当に駅から徒歩2〜3分という好立地。私は、駅のロータリーの右側から歩いて行く派です。おそらく左側から行くと、施設の正面に着くのではないか、と。南越谷駅で武蔵野線と垂直に交わる東武スカイツリーライン上にある、新越谷VARIEという商業施設に沿って進み、ダイエーの角を左折します。駅周辺は栄えているので、とりあえず飲食には困らないと思います。

東京バレエ団の公演を大ホールで見ました。2010年に『ジゼル』(上野−高岸−木村)、そして2016年の『ドン・キホーテの夢』(河谷−柄本)です。
1階席の段差は7列から。5列までオーケストラピットになるので、オケピ使用時の最前列である6列は、段差がないことになります。通路より前(16列まで)の段差は低めの階段一段分くらい。私は通路より前で見ていたんですが、前の人の頭が少し舞台に被ってました。通路より後ろ(17列以降)は高めの階段の一段分くらいの段差があったので、視界は良好そうでした(想像)。

まあまあ古そうな建物です。お手洗いも懐かしい感じ。ロビーには自販機と休憩スペース。ベンチもある程度あり、狭くてくつろげないという感じは受けませんでした。

なお、大ホールは平成29年1月16日(月)〜3月24日(金)まで、施設改修工事のため利用できません。

→ サンシティホール
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2016年08月22日

ミラノ・スカラ座バレエ団、ポリーナ・セミオノワ降板

ミラノ・スカラ座バレエ団『ドン・キホーテ』に出演予定だったポリーナ・セミオノワの降板が発表されました。妊娠とのことで、怪我ではないのはよかったなぁ、と。そっか〜、ポリーナ、お母さんになるんですね。バレエ鑑賞歴は短い私ですが、なんとなく、現役を続けながらお母さんになるダンサーが増えたような印象があります。情報を発信する手段が増え、発信するダンサーが増えたから、そう感じるだけかもしれないんですが。出産するもしないも、出産後に復帰するもしないも、女性たちが自分の納得のいく答えが出せるといいなと思います。いや、結婚も出産もしていない私が何言ってんだって感じですけど。
ちょっと話が逸れましたが、ポリーナの代役はシュツットガルト・バレエ団のエリサ・バデネスだそうです。去年のシュツットガルトの公演は、私はガラしか見ていないんですが、ダニエル・カマルゴと『じゃじゃ馬馴らし』や『ドン・キホーテ』を踊ったダンサーですよね。サラファーノフと組んだことがあるのかわからないんですが、それについでは書いてないので、初組み合わせなのかもしれません。

ミラノ・スカラ座バレエ団『ドン・キホーテ』出演者変更

9月22日(木・祝)14:00 
  キトリ:ポリーナ・セミオノワ → エリサ・バデネス(シュツットガルト・バレエ団)
  バジル:レオニード・サラファーノフ

9月24日(土)18:00
  キトリ:キトリ:ポリーナ・セミオノワ → エリサ・バデネス(シュツットガルト・バレエ団)  
  バジル:レオニード・サラファーノフ

→ NBS
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2016年08月18日

第27回<バレエの祭典>詳細/東バによる初演

いつの間にか、NBSのサイトに<バレエの祭典>の特設ページができてたんですね。申し込みなどの詳細も出てました。非会員にもDMが届いているのかな? 住所変更をしていないので、DMは実家に届きます。最近は祭典会員になっていないので、希望日アンケートもないし、急いで受け取る必要がないのでついそのままに、、、。東バはメルマガが届くし。

S会員が15万くらいかな〜と思ってたんですが、13万4千円でした。ENBと合同ガラが、私の予想より安いのかも。ENBは、ロイヤルとBRBの中間くらいの値段設定だと予想してたんですが、BRBより低いのかもしれません。でも、コジョカルの写真を使っているから、コジョカルも来るんじゃないかと思うんだけどな〜。英国じゃないけど、デンマーク・ロイヤル・バレエがS席16,000円だったんですよね。ENBもそれくらいなのかなぁ。ボレロとアルルは東バの公演にゲストが一人と考えれば、12,000円。因みに2010年にニコラ・ル・リッシュが「ボレロ」を踊ったときはS席11,000円でした。

というわけで、私の予想はこんな感じ。
  オレリーの「ボレロ」12,000円
  パリ・オペ25,000円×2
  ENB16,000円×2
  パリ・オペ&ロイヤル14,000円×2
  東バ「アルル」12,000円

トップバッターのオレリーの「ボレロ」だけ日程が発表されたんですが、平日なんですね〜。2月22日(水)・23日(木)なんですが、東京文化会館は既に別の予定が入っています。最近だと文教シビックホールや新国を利用してますが、過去には国際フォーラムやオーチャードホールも利用してますよね。NHKホールはキャパが大きいと思うんだけどな〜。考えても仕方ないんですが、気になってしまう性分なもので、、、。

そしてもっと気になるのは、オレリーの『ボレロ』、『中国の不思議な役人』ともう一つ、東バによる初演が予定されているということです。「20世紀の傑作バレエ」とのこと。えー、何だろう〜、気になる〜。『ボレロ』『中国〜』と併演となると、30分〜60分の中品だと思うんだけどな〜。アシュトン、マクミラン、チューダなどのイギリス系か、フォーサイス、キリアン、エックなどか、バランシン、ロビンズなどか、、、。ここはやっぱりノイマイヤー? でも、ノイマイヤーの中品って、すぐに思い浮かばないんですよね〜。こういう予想、当たらないからな〜(苦笑)。いやいや、他2作品がベジャールだから、やっぱりベジャールですかねぇ? はぁ〜。全然わからない〜(笑)。でも、楽しみです。木村さんが踊れるのにしてくれ、、、。

東バは2月25日(土)に神奈川県民ホールでトリプル・ビルを予定しています。日程も近いので、演目はオレリーの公演を同じかもしれませんね。

第27回 <バレエの祭典>プレミアム・シーズン ラインナップ

2017年2月22日(水)・23日(木)
オーレリ・デュポンの『ボレロ』【1演目】 
併演『中国の不思議な役人』、東京バレエ団初演作品
出演:東京バレエ団

<2017年3月初旬>
パリ・オペラ座バレエ団【2演目】 
『ラ・シルフィード』
<グラン・ガラ>
  「テーマとヴァリエーション」
  「アザーダンス」
  「ダフニスとクロエ」

<2017年7月初旬〜中旬>
イングリッシュ・ナショナル・バレエ【2演目】 
『海賊』
『コッペリア』

<2017年7月下旬>
オペラ座&ロイヤル 夢の競演(仮題) 【2演目】 
"オペラ座"組 代表:オレリー・デュポン
"ロイヤル"組 代表:スティーヴン・マックレー

<2017年9月初旬>
ローラン・プティ『アルルの女』(全編)東京バレエ団初演【1演目】
併演『春の祭典』他

バレエ・ロイヤル・シート会員:384,000円
S会員:134,000円
A会員:118,000円
B会員:102,000円

→ NBS
posted by uno at 17:28| Comment(0) | バレエ日記2016 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月15日

『横浜バレエフェスティバル 2017』/他

第1回、第2回と、8月に開催されていた『横浜バレエフェスティバル』ですが、3回目となる2017年は6月に開催されるそうです。しかも、AプログラムとBプログラムの2公演になるらしい。私は今年も見に行かなかったんですが、ツイッターに流れてくる感想は好意的なものが多かったです。特に、ハンブルク・バレエの菅井さんの評判がよかったかも。確かに、来日公演で見た彼女は、群舞にいても目を引く踊りをしていることがありました。彼女のクラシックのパ・ド・ドゥも見てみたいな〜、と。

まだ日程と、2プログラムあるということしか発表されていませんが、助かりますよね。来年の6月といえばボリショイ・バレエの日本公演があります。その『白鳥』の日程が6月7日(水)〜6月12日(月)なんですが、『横浜バレエフェスティバル』が予定されている9日(金)と10日(土)はちょうど公演がありません。因みに10日(土)は、ボリショイはびわ湖ホールで『パリの炎』を上演してます。東京の『白鳥』の合間にびわ湖で公演するって、すごい日程ですね、、。

■ 『横浜バレエフェスティバル 2017』

2017年
6月9日(金)夜開演 Aプログラム
6月10日(土)午後開演 Bプログラム

→ 横浜バレエフェスティバル


他にもちょっと気になる公演が。神奈川県民ホールで開催される<アートダンスカナガワ No.11>『闇の向こうの、その光の果て』に、下村由理恵さん、高岸直樹さんが出演。演出・振付は篠原聖一さんです。

■ 2016年 アートダンスカナガワNo.11 『闇の向こうの、その光の果て』

2016年10月8日(土)16:00
会場:神奈川県民ホール 大ホール

指定席:6,000円
自由席(1・2階):5,000円 自由席(3階):3,000円
一般発売:8月15日(月)

【出演】
下村由理惠、高岸直樹
富村京子、関口淳子、米沢麻佑子、荒井英之、高比良洋、檜山和 、山本裕
原惠、大山裕子、金海怜香、河原綾佳、北島栄、木下真希、栗原弥生、小林啓子
小室眞由子、近藤千笑、柴田由佳、大長亜希子、原田貴子、八木真梨子、依田久美子/他

神奈川県民ホール


もう一つ。兵庫芸文で、新国の小野絢子さんと福岡雄大さんがゲストの公演があります。振付に深川秀夫さん、中村恩恵さんのお名前も。

■ ふれあいの祭典2016 ひょうご舞踊フェスティバル

<プログラム>
モダンダンス「エテュード」
クラシックバレエ「ガラスの靴−シンデレラ物語より−」

2016年10月10日(月・祝)18:00
会場:兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール
一般発売:7月20日(水)

<振付>  深川秀夫、中村恩恵
<出演>  兵庫県洋舞家協会所属団体の若手ダンサー
<ゲスト>  小野絢子、福岡雄大

→ 兵庫県立芸術文化センター

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2016年08月14日

『ファンタスティック・ガラコンサート2016』/アッサンブレからお知らせ

今年も神奈川県民ホールの『ファンタスティック・ガラコンサート2016』に上野水香さんと柄本弾さんが出演します。演目は『エスメラルダ』よりパ・ド・ドゥ。なかなか東バでは見ることはなさそうですね〜。

■ 神奈川県民ホール 年末年越しスペシャル
『ファンタスティック・ガラコンサート2016』 至極のオペラ&バレエ

2016年12月29日(木)15:00
会場:神奈川県民ホール 大ホール
S席:7,000円(S席ペア:13,000円) A席:5,000円 B席:4,000円
C席:3,000円 学生:2,000円
かながわメンバーズ先行発売(インターネットのみ):8月27日(土)
一般発売:9月3日(土)

【出演】
指揮:松尾葉子
司会・バリトン:宮本益光
ソプラノ:橋維
テノール:城宏憲
バレエ:上野水香、柄本弾(東京バレエ団)
トランペット:守岡未央
ヴァイオリン:石田泰尚
管弦楽:神奈川フィルハーモニー管弦楽団

→ 神奈川県民ホール

アッサンブレから、『くるみ』の優先予約のお知らせが届きました。明日、15日(月)21:00からです。思ってたより早いな。柏崎、倉吉、三次の予約に関しても、後日お知らせが届くらしいです。柏崎は取り扱いがないと思ってたので、ホッとしました。いや、まだ行くと決まったわけではないんですけどね、、。
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2016年08月12日

東京バレエ団 子どものためのバレエ『ドン・キホーテの夢』【越谷】7月24日

昨日、11日(木・祝)の長野公演で全国公演を終え、残すは東京公演のみとなった東バの『ドン・キホーテの夢』。私は、埼玉は越谷の公演を見てまいりました。

東京バレエ団 子どものためのバレエ『ドン・キホーテの夢』 【越谷】
2016年7月24日(日)15:00 サンシティホール
  
キトリ/ドゥルシネア姫:河谷まりあ
バジル:柄本弾
ドン・キホーテ:木村和夫
サンチョパンサ:竹下虎志
ガマーシュ:山田眞央
ロレンツォ:永田雄大
エスパーダ:森川茉央
キューピッド:森田理紗

ロシナンテ(馬):河上知輝、樋口祐輝
お嫁さん馬:中村瑛人、山本達史
二人のキトリの友人:吉川留衣、岸本夏未
闘牛士:杉山優一、吉田蓮、入戸野伊織、和田康佑、宮崎大樹、安楽葵

越谷は全国ツアーの2箇所目となる公演でした。子ども版とはいえ、河谷まりあさんのキトリデビューです。もう、文句なしに楽しかったです! 河谷さんは思ってた以上に女優バレリーナかもしれない。演技派というよりは、物語の中に息づいているという意味で。だから彼女がノイマイヤーに選ばれたのかもしれません。やっぱり、ノイマイヤー版『ロミオとジュリエット』、河谷さんで再演してほしいです。
お芝居も踊りも堂々としていて、すべてが自然で、知らなければデビューとはわからないと思いました。存在感もあるし、しかも踊ると身体が大きく見えるんです。彼女のいいところは、自然なところかもしれません。隠しているものがないというか。だから嫌味がない。心も身体もオープンで、とても素敵だと思いました。テクニック的にはまだ惜しいところもあるかもしれません。それでも、あんなに踊れるとはちょっと予想以上でしたが。その、まだ惜しいところがあってもなお、魅力を感じずにはいられません。彼女が人を惹きつけるのは、彼女自身がオープンであることで、すべてを受け入れる大きさがあるのではないかと思いました。ちょっと大袈裟かな(苦笑)。もちろん、あの愛らしい雰囲気と、意外に芯の強そうなところ、そしてあの笑顔。それらもとても魅力的です。そう、なんとも楽しそうに笑うんです。そんな彼女の踊りを見ていると、なんだか幸せな気持ちになります。見ている人を幸せな気持ちにさせる踊りって、上手に踊ることよりも難しいんじゃないかと思ったりしました。
河谷さんって、例えば吉岡さんの、誰と踊っても相手を生かして自分も殺さないところとか、小出さんの物語の中を生きられるところ、そして友佳理さんの「踊ることが好き」という情熱とか、私が彼女たちに魅了されていた様々な要素を持ち合わせているような気がします。

バジルの弾さんもやっぱり好きです〜♪ すっかり頼もしくなって、パートナリングの面でも安心感があります。登場からトップスピードで楽しませてくれました。踊りも然ることながら、やっぱり弾さんは弾さんだから好きなのかな〜、と。昔から、何故か応援したくなる雰囲気を持ってるんですよね。ロットバルトで悔し泣きしそうだったときもそうですが、例えば舞台上ですべてが上手く運ばなかったとしても、何か引っかかるものがあって、次のチャンスを待ちたいと思ってしまうようなところがありました。

2人の雰囲気もよかったです。しっかり者で気風のいいキトリと、明るくておおらかなバジルは、2人とも笑顔が明るい。べたべたした感じはしないんだけど、仲が良さそうで、自然な2人。そう、2人とも自然で、そしてある種の清潔感があるからいやらしさがない。そんな応援したくなる2人の舞台を見ながら、変な表現かもしれないけど、これは人に嫌われない舞台、敵を作らない舞台だなと思いました。2人とも、結構大人なのかもしれない。特に河谷さんはすごく内面の成熟した人なんじゃないかなぁと思いました。
グラン・パ・ド・ドゥの後、確かピルエット競争も終った後に、河谷さんのキトリがバジルの弾さんの首にピョンっと抱きついて、弾さんがクルクル回るというなんとも可愛らしい場面も♪ あれは決まった振付なんだっけ? なんとも可愛かったです♪

河谷さん、群舞で踊っている頃はわからなかったんですが、愛らしい雰囲気でありながら、役柄を踊ると芯の強さを感じさせることに驚きます。それは、元気な街娘のキトリでも、ほんわかお姫様のオーロラでも、忍ぶエフィーでも、きちんと彼女の意思が感じられるんです。演じることが好きなのかもしれない。
キトリのときはカラリと明るく気風がいい。ドリアードの女王はホンワカした雰囲気でくるのかと思ったら、キリリとして威厳を感じさせる佇まいで、凛として輝いていました。また早くクラシックチュチュの彼女も見たくなった。

サンチョ・パンサの竹下さんがよかったです〜♪ 台詞もあるのにお見事でした。落ち着いていて言葉もハッキリしているので聞き取りやすいし、子どもも親しみやすそうな可愛らしい声だった。緊張もかんじさせなかったし、すごいな〜、と。いや〜、とにかく可愛かったです♪ 
子ども版の進行役の場合、踊り以外の資質が大事だと思うんですが、やはり普段のキャラクターも見て選ばれているんでしょうか? 我々は舞台での姿しか見ていないので、こんな資質があったのね〜と驚かされます。

キューピッドの森田さんは初役ながら(本当のデビューは横須賀ですが)落ち着いた踊り。可愛らしいし、足が長くて甲も綺麗でした。安定の永田さんのロレンツォは、なんかもう私にとっては癒しの存在です。キトリの友人も安定の吉川−岸本。酒場の場面で、エスパーダにウットリ〜♪な岸本さんが面白かった。
森川さんのエスパーダ。酒場の場面ソロが、子ども版では1幕で踊られます。このソロは昨年より随分よかったんですが、その後はちょっと心許なかったな〜、、、。
闘牛士とジプシーは同じ6人(のはず、、)。こういうとき、気を吐いているのはやっぱり入戸野さん(笑)。ジプシーのエビ反りでは、頭と爪先がくっつきそうでした。

カーテンコールは、一部のダンサーが客席に下りてき賑やかに。舞台上では昨年に引き続き、木村キホーテが楽しく踊りまくります(笑)。さらに今回は、ロシナンテに向かって「行くぞ♪ 行くぞ♪」みたいな感じで挑発するように近づいていって、首根っこにガシッと抱きつく木村キホーテ。なんなんだよ、もう〜(笑)。非常に楽しそうでありました♪ ロシナンテとお嫁さん馬の中の人たちも顔を見せてくれるのが嬉しい。中の人の一人、樋口さん(たぶん)がピルエットを披露する場面も。客席に下りてきたファンダンゴの男子が、小さな女の子に恭しくひざまずいて握手していて、徹底してるな〜♪と。薄暗いし遠くてわからなかったんだけど、和田さんだったかな? 
どの場面か忘れたんですが、ロシナンテが捌け口を捉え損ねて暗幕にぶつかり、係の人が袖口で誘導してて、なんか和みました。あと、お嫁さん馬に出会ったときに、シピーンって姿勢がよくなるのが可愛い。結局、何をやっても可愛いロシナンテです。


あとは展開だけ簡単に。初演から構成はほとんど変わっていなかったと思います。最近、記憶力がなくて、、、。目黒でまた確認します。

プロローグ、客席の中扉からサンチョ・パンサとロシナンテが登場。ロシナンテの返答は、イエスのときは「ピンポーン」、ノーのときは「ブッブー」です。サンチョが解説をしている間、ロシナンテはゆっくりゆっくり通路の段差を下りてきます。そして、ツイッターのほうで教えてもらわなければ気付かなかったかもしれないんですが、ステージに顎を乗せて、なんかクタ〜っとしてるのが可愛いんですよ〜♪ 
舞台ではサンチョの解説に合わせて、キホーテ(正確にはキハーナ)と、バジルとキトリのエピソードが語られ、キハーナが旅立つまでの経緯を説明。なかなか重い腰を上げないロシナンテにサンチョが、「お前にもいいことがあるかもしれないぞ。お嫁さんとか♪」的なことを言うと、急にシピーンと姿勢を伸ばして、サンチョを置いてさっさと行こうとするロシナンテ。メイドが2人登場して、旅立ちの前のバタバタ感を演出(していたんだと思う)。その籠からニンジンを拝借してロシナンテにくわえさせるも、落ちてしまったのをサンチョが拾って退場。落ちたのはアクシデントかな? いよいよ音楽が始まり、本編へ。

野営地設置中の幕前では、サンチョとロシナンテが小芝居を。じゃばらのポンプをロシナンテが足で踏んで火を起こし、焚き火で腹ごしらえ。どうやらここでご当地ネタを入れることになったようで、この日は越谷のゆるキャラ(?)のサブレ(だったかな)が登場。そのご当地お菓子をロシナンテに優しく「あ〜ん」するふりをして、喉の奥にぶっ込むという小ネタも。そして転換の準備が整うと、焚き火セットを「早く片付けて〜」とばかりに、前足で蹴飛ばすお茶目なロシナンテでした。

今回も、風車に突進して行ったキホーテの身代わり人形は、袖からスタッフがポーンと投げ込みます。まあまあ上手く投げ込んでたんじゃないか、と。ここで転換のため暗転。暗闇の中でサンチョの声だけが聞こえます。「風車を巨人と間違えて突撃するなんて〜」とういような説明的な台詞があり、「はぁ〜、どうしよう、だんなさま〜」などと言いながら、幕前に出てきます。ロシナンテに水を探してくるように言い、サンチョは人を呼びに行くことに。キホーテを残して、夢の場の幕が上がります。

夢の場の最後に、何故かロシナンテが登場(乱入?)。初演のときも驚いたけど、わかっていてもやっぱり仰け反りそうになる(笑)。キホーテ老人も、ドリアードたちとロシナンテを何度も交互に見て、もう半ばパニック(笑)。あれかしら、夢を見ているときに、だんだんこれは夢だとわかってきて、現実と夢が混ざり合っているような、そんな感じなのかしら(違うか)。

再び幕前。倒れているキホーテのもとにサンチョとロシナンテが戻ってきます。サンチョに「水はあったか」と聞かれたロシナンテの返答は、確か「ブッブー」の否定音。巨大な体温計でキホーテの熱を測ったり。水もない、人もいない、キホーテの熱は下がらない、途方に暮れたサンチョの、「せめて、せめて、15分の休憩を下さい〜」で実際の休憩へ。

2幕は酒場から。狂言自殺を経て無事に結ばれる2人。酒場の場面の最後にロシナンテの恋人、お嫁さん馬が初登場したと思うんだけど、ここじゃなかったかしら。自分の記憶力のなさにがっかりします、本当、、、。そして、結婚式までの転換で、サンチョとロシナンテ、そしてお嫁さん馬のやりとりがあったはず。「行くぞ」って言ってるのになかなか動こうとしないロシナンテ。その後ろからお嫁さん馬が現れて、サンチョも「な〜んだ、そういうことか〜♪」と。ロシナンテとお嫁さん馬がくるくる回るのはどこだっけな〜、、、。
結婚式の幕が上がる前に、道行き。ロレンツォやガマーシュ、サンチョに続き、キホーテ老人がスローモーションのような、アニメのような(「カリオストロの城」のルパンというか)ジュテで横切ります。

そして結婚式。メルセデスはいないけどエスパーダの踊りはあるので、少しだけ違和感があると思ったのは私だけ? キトリの二人の友人のヴァリエーションは無し。衣裳も1幕のままです。友人のヴァリエーションは挟まないけど、グラン・パ・ド・ドゥから幕切れまでの流れはほぼ省略無しではないかと思います。河谷さんのグラン・フェッテは、前半はシングル−シングル−ダブルで、後半はオール・シングル。繋ぎの部分で踵が落ちてしまいましたが、ダブルを入れてくるとは思わなかったのでちょっと「おぉ」という感じでした。その後の全国公演では成功してたらいいな〜と。完全に応援モードです。
posted by uno at 14:57| Comment(0) | バレエ公演2016 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする