2016年01月26日

井上バレエ団の2016年の予定

井上バレエ団のサイトに2016年の公演予定が出ていました。年賀状がUPされています。この年賀状、一般のお客さんにも届いてるんだろうか。そういえば、井上バレエ団からDM届いたことない気がする。バレエ団から直接チケット購入したことないんだっけ?と思って自分のブログを調べたら、2012年にはDMが届いていたっぽい。書いておくもんだなぁ。

<井上バレエ団 2016年の予定>

3月21日(月・祝) 井上バレエ学園第42回発表会 メルパルクホール
7月23日(土)、24日(日) 井上バレエ団7月公演『コッペリア』全幕(予定)
                          文京シビックホール
8月 アルノ・コスト夏期特別レッスン 井上バレエ団スタジオ
12月10日(土)、11日(日) 井上バレエ団12月公演『くるみ割人形』全幕
                          文京シビックホール

→ 井上バレエ団
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2016年01月23日

牧阿佐美バレヱ団『ノートルダム・ド・パリ』にミラノ・スカラ座からゲスト

牧阿佐美バレヱ団が6月に『ノートルダム・ド・パリ』を上演するようです。バレエ団のサイトにはまだ詳細は出ていませんが、イープラスにキャストが出てます。上演は2012年2月以来でしょうか。あのときは、エスメラルダを踊る予定だった伊藤友季子さんと茂田絵美子さんが揃って降板してしまい、アレクサンドロワが代役で2日間踊ったんでした。あのときが2006年以来5年ぶりの上演。2012年以来だとすると4年ぶりですね。

前回踊る予定だった伊藤さんは退団されてるけど、茂田さんは踊るのかな?と思ったら、今回はゲストなんですね。エスメラルダにニコレッタ・マンニ、フェビュスにマルコ・アゴスティーノがゲスト出演します。ともにミラノ・スカラ座。フロロのオトゴンニャムは、ゲストかと思ったら牧のダンサーなんですね〜。
ぴあとイープラスで発売日が異なるようです。イープラスは座席選択。

■ 牧阿佐美バレヱ団『ノートルダム・ド・パリ』

2016年
6月11日(土)17:00
  エスメラルダ:ニコレッタ・マンニ(ミラノ・スカラ座)
  カジモド:菊地研
  フロロ:ラグワスレン・オトゴンニャム
  フェビュス:マルコ・アゴスティーノ(ミラノ・スカラ座)
6月12日(日)14:00
  エスメラルダ:ニコレッタ・マンニ(ミラノ・スカラ座)
  カジモド:菊地研
  フロロ:清瀧千晴
  フェビュス:マルコ・アゴスティーノ(ミラノ・スカラ座)

会場:文京シビックホール 大ホール
S席:10,000円 A席:7,000円 B席:5,000円 C席:3,000円
【一般発売】
  チケットぴあ:2月21日(日)
  イープラス:2月22日(月)【座席選択】

→ イープラス
→ チケットぴあ
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2016年01月22日

東バ 子どものための『ドン・キ』福岡公演

東バの子ども版『ドン・キ』の福岡公演があるようです。今のところ判明しているのは、横須賀と福岡だけかな? 福岡も午前・午後の2回公演です。キャストが気になる♪ 

■ 東京バレエ団 子どものためのバレエ『ドン・キホーテの夢』 【福岡】

2016年8月6日(土)11:30/14:30
会場:アクロス福岡
チケット発売 友の会:4月15日(金) 一般:4月24日(日)

→ 2016年度 アクロス福岡 主催公演

■ 東京バレエ団 子どものためのバレエ『ドン・キホーテの夢』 【横須賀】

2016年7月23日(土)11:30/15:00
会場:よこすか芸術劇場
一般S席:5,500円 A席:4,500円
子ども(4歳〜中学生)S席:2,800円 A席:2,300円
一般発売:2016年3月末

→ 横須賀芸術劇場
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東京バレエバレエ団『ドン・キホーテ』【横浜】10月31日

東バの『ドン・キ』(横浜)の感想がどうしても書き終わりそうにないので、とりあえず途中だけどUPすることにしました。そうでもしないと、書いた部分までお蔵入りになる、、、。
この日はキューピッドの松倉さんが怪我のため降板して、キャストの変更がありました。

東京バレエ団『ドン・キホーテ』全2幕プロローグ付5場
2015年10月31日(土)14:00 神奈川県民ホール

【主な配役】

キトリ/ドゥルシネア姫:沖香菜子
バジル:梅澤紘貴
ドン・キホーテ:木村和夫
サンチョ・パンサ:氷室友
ガマーシュ:岡崎隼也
メルセデス:川島麻実子
エスパーダ:秋元康臣
ロレンツォ:永田雄大

【第1幕】
2人のキトリの友人:河谷まりあ - 二瓶加奈子
闘牛士:
  森川茉央、杉山優一、宮川新大、安田峻介
  松野乃知、原田祥博、岸本秀雄、宮崎大樹
若いジプシーの娘:奈良春夏
ドリアードの女王:三雲友里加
3人のドリアード:伝田陽美、政本絵美、崔美実
4人のドリアード:村上美香、岸本夏未、河合眞里、金子仁美
キューピッド:松倉真玲吉田早織

【第1幕】
ヴァリエーション1:河谷まりあ
ヴァリエーション2:二瓶加奈子

協力: 東京バレエ学校

指揮: 井田勝大
演奏: 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

もう、と〜っても楽しかったです♪ 主演、ソリスト陣も皆よかったし、全員が緊張感を持って臨んでいるのが感じられました。集中はしてるんだけど余計な肩の力は入っていないというか、演じているダンサーたちが楽しそうなのがよかった。本当に、一体となって“とにかく楽しい『ドン・キ』”を作り上げていて、もう感激で胸がいっぱいのカーテンコールでした。

岩国で全幕主演を果たした沖&梅澤ペアが、ようやく首都圏で全幕お披露目となりました。因みに同ペアで8月に子ども版『ドン・キホーテの夢』、ベイサイド・バレエで1幕は踊っています。さらに梅澤さんは水香さんのガラで少しだけバジルを披露しました。岩国のデビューも忘れ難いけど、この日の2人も本当に素敵でした。
とてもスレンダーな梅澤さんですが、片手リフトや、一瞬両手を離すリフトなども、バンバン決めてくれます。サポートも優しくて丁寧。フワッと浮遊感があるのにシャープな跳躍。スピードと軸のぶれない安定感のある回転。ゆっくりと減速して正面でぴったりポーズする余裕もあります。高速の綺麗なシェネや、大きなマネージュなど、随所で魅せてくれました。ついに揺れる前髪まで味方に付け始めたな(♪)、と。本人の中ではきっとまだ不安だったり自信がない部分はあると思うんですが、それでも以前とは目に宿る力が違います。

沖さんは可愛い〜♪ チャーミングで表情豊かで溌剌として、生き生きとしたキトリを全身で表現していました。彼女も物語の中を生きることができる人だなぁ、と。クリアで、安定感のある軽やかな踊りは、違和感なくスッと受け入れることができます。見ていて、「あ、今のところ気になるな」と思う瞬間があまりないというか。スカートを揺らすキュートなキトリも、白のクラシックチュチュでキラキラしたドゥルシネアも、どちらも素敵でした。ドゥルシネアのときの清潔感のある佇まいは印象的。

2人の掛け合いも本当に息が合ってる。チャーミングで爽やかな、嫌味のない2人の熱々っぷりに、思わず笑顔になります。あぁそうか、バルセロナの街の人たちも、きっとこういう気持ちなんだな、と。彼らのことを微笑ましく見つめ、祝福し、なんだかんだと手助けしてあげたいと思う。だから、河谷さん演じるキトリの友人も、自分と踊りつつキトリに気を取られているバジルに対して怒るでもなく、「あらあら」と少し笑って肩をすくめてみせる。主演のダンサーを中心にまとまった舞台は、キトリとバジルを中心に進行する物語と重なるようでした。

そして、エスパーダです。プリンシパルとして入団した秋元康臣さんの初登場でした。秋元さんが東バに入団してからというもの、私のblogの検索ワードの常に上位に秋元さんの名前があります。やはり注目されてるんですね。で、その秋元さんですが、素敵でした〜。いやぁ、存在感ある。それは、まだ馴染んでないからとかではなくて、むしろ違和感なかったほうだと思います。あれならすぐに馴染むかもなぁ。彼の経歴から言えばプリンシパルで入団するのは当然とはいえ、実際に見たら納得のスターオーラでした。
私はおそらく初めて彼を見たんですが、思ってたより身長もあるし、身体つきもしっかりして厚みがある。そして、私が言うまでもないとは思いますが、すーごい踊れる〜。何て言うか、踊りに迫力がありました。体格のせいか(というほどマッチョではないけど)、テクニックか、オーラか、エスパーダ仕様なのか、理由はわかりませんが(あるいは全部か)、バシバシ風圧が来るような躍りでした。
格好良く踊るのがなかなか難しそうな酒場のソロですが、秋元さんはバッチリ踊りこなしていたと思います。余裕とさえ感じさせる不安のない踊りというのは、やはり清々しいものだなぁ、と。木村さんよりは、どちらかというと高岸さん寄りかな〜。踊りではなく、イメージが。

秋元さんと宮川さんの参入のせいか、闘牛士たちの気合いが違ったような気がします。いい意味で、「俺が、俺が」っていう主張の強さが感じられた。より高く、より格好良く、より良い踊りをしようという気概が感じられたというか。そして、その自己主張のおかげなのか、ダンサー自身の個性が役の個性にも繋がって、「闘牛士たち」という一括りではなく、それぞれが違う性格を持った登場人物に見えました。
宮川さんが既に馴染んでいることに、思わず笑ってしまった。闘牛士仲間や街の人たちと、ごく自然に、楽しげに絡んでました。サン・チョを即席トランポリンに乗せる係も担当(杉山さんと)。因みにキトリの2人の友人と踊っていたのは岸本さんと原田さん。パートナーは、二瓶ー岸本、河谷ー原田。河谷さんと原田さんの並びに、思わず子ども版『ねむり』の楽しかったのを思い出してしまった。松野さんも存在感を発揮していて、安心しました。
ジプシーも同様、気合い十分。バジルとエスパーダを先頭にジプシーたちが踊る場面は迫力があり、よく拍手が起こる場面ではあるんですが、この日も大きな拍手が送られました。

とりあえずこれだけ〜。
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2016年01月21日

<シルヴィ・ギエム ファイナル>【横浜】12月30日

<シルヴィ・ギエム ファイナル>【横浜】
2015年12月30日(木)16:00 神奈川県民ホール 大ホール

『イン・ザ・ミドル・サムホワット・エレヴェイテッド』
振付:ウィリアム・フォーサイス
音楽:トム・ウィレムス(レスリー・スタックとの共同制作)
演出・照明・衣裳:ウィリアム・フォーサイス
振付指導:キャサリン・ベネッツ

川島麻実子、渡辺理恵、秋元康臣
河合眞里、崔美実、高橋慈生、伝田陽美、松野乃知、吉川留衣

『TWO』
振付:ラッセル・マリファント
音楽:アンディ・カウトン 
照明デザイン:マイケル・ハルズ  

シルヴィ・ギエム

『ドリーム・タイム』
振付・演出 :イリ・キリアン
振付助手:エルケ・シェパース
音楽:武満徹 オーケストラのための「夢の時」(1981)
装置デザイン:ジョン・F. マクファーレン
衣裳デザイン:ジョン・F. マクファーレン
照明デザイン:イリ・キリアン(コンセプト)、ヨープ・カボルト(製作)
技術監督、装置・照明改訂:ケース・チェッベス

吉岡美佳、乾友子、小川ふみ
木村和夫、梅澤紘貴

『ボレロ』
振付:モーリス・ベジャール
音楽:モーリス・ラヴェル

シルヴィ・ギエム
森川茉央、杉山優一、永田雄大、岸本秀雄


とりあえず、自分のツイート貼り付けました。もう、自分用のメモみたいなもんなんですが、、、。「あのとき、なんて書いたっけな〜」と思ったときに、ツイートを遡るのは大変なので。

【ツイッターより】

シルヴィ・ギエム ファイナル横浜公演終了。いい公演だった…。円卓を降り、客席に背を向けてスクリーンに映し出された写真を見るギエムは、腕で涙を拭っていたようでした。彼女の晴れやかな笑顔とキラキラと光る瞳はきっと忘れません。
昨日のギエム・ファイナルでは入り口でペンライトが配られ、カーテンコールで使用するというサプライズ演出がありました。そのペンライトが終演後も消えずにバッグの中で光っていて、それがついに消えたときには、なんだか寂しさを覚えました。
東バの50周年、そして今回と、最近のギエムの『ボレロ』には、私は何故か叱咤激励されているような気持ちになります。「しっかりしなさい」と励まされているような気がする。私自身がそう思っているからかもしれないけど。
ペンライトは係りの合図で一斉に点灯することになっていたんだけど、緞帳が一旦閉まったところでちらほら点き初めて、結局合図を待たずにほぼ一斉に点灯してしまった。でも、あのタイミング皆が点けなければ、微妙な状態で緞帳が上がってしまったと思うので、仕方なかったのかな、と。
それとも、前方席の人には合図が見えていて、そこから雪崩式に点灯するのが狙いだったとか? 結局どんな合図が予定されていたのか、ちょっと気になります。
カーテンコールでは花束を渡す人が大勢。数十人はいたんじゃないだろうか。一人一人と握手して受けとるギエム。持ちきれなくなったギエムを見ながら、助けに行こうかどうしようか迷っている杉山さんが微笑ましかった。結局ギエムにお願いされて受け取りにいってた。
その後はソリストが順に受け取りにいって、円卓の上に置いていき、気が付けは円卓は花束でいっぱいに。花束を受け取りにいくのは決まっていたわけではないと思うんですが、ソリストたちは何故か一人ずつ順に受け取りに行ったんですよね。暗黙の流れなのかな。
背後のスクリーンに、ギエムへのメッセージと、彼女のこれまでの舞台写真が写し出されると、ギエムも円卓を降り客席に背を向けてそれをじっと見ていました。腕で涙を拭っているようだった。写真は彼女が日本で踊った演目を年代順に。BGMのエック振付『Bye』の音楽がまた感動的でした。

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少しだけ補足。
というわけで、翌日のジルベスターコンサートが本当のラストでしたが、私にとってはこれが最後の公演でした。なんとなく、ギエムは復帰しないような気がしているので、彼女が踊る姿を見るのは本当に本当に最後なのかもしれない、、、。泣かずに済むかなと思ったんですが、カーテンコールでこれまでのギエムの軌跡が写真で紹介されると、涙腺崩壊。『Bye』の音楽、ベートーヴェンのピアノ・ソナタがまた心に響きました。もちろん音楽自体も素敵なんだけど、それが『Bye』の音楽であったからです。ギエムのキャリアの終盤に、エックがこの『Bye』を振付けてくれたことは奇跡だな、と。それは偶然の奇跡ではなくて、必然の奇跡と言えるのではないか、と。そうやって彼女は、たくさんの奇跡を見せてくれた。彼女のキャリア、その選択、そして出会い、すべての様々なものが生み出した必然の奇跡を、今までたくさん見せてくれました。残念ながら私は、彼女の舞踊人生の半分も見ていません。それでも、彼女は私のバレエ(鑑賞)人生のスターです。
瞳を潤ませながらも、いつもどおりの親密感のある笑顔と颯爽とした佇まいでカーテンコールに応えるギエムは相変わらず格好良くて、その姿を焼き付けようとただただ見つめるだけでした。

水香さんの出演予定によると、横浜の『イン・ザ・ミドル』は水香チームになっていたんですが、川島チームが踊りました。私が見るのは東京の2日目以来でしたが、さらによくなってた! どこがって、上手く言えないんですが、作品全体の印象がよりクリアになった。それはきっと、舞台を踏むごとに作品が身体に浸透して、全員の精度が上がったからじゃないだろうか、と。きっと一人一人、一つ一つの精度が上がって、全体が上がったのではないかと思います。
ラストのパ・ド・ドゥでは、徐々に緊張感が増していって、いつしか何も考えずに見入っていると、スパーンとカットアウトで突き放される。東京の2日目で見たときも、川島さんと秋元さんのパ・ド・ドゥは、ラストに向けて緊張感が高まっていく様子が印象的だったけど、最終日は見事でした。あの、唐突に突き放される妙な心地よさは、高まった緊張感があってこそです。

相模大野の感想で書いた『ドリーム・タイム』の舞台装置について、少し記憶違いが。舞台後方に銀色っぽい紗幕が下がっていて、舞台には両サイドを残して白い床が敷かれています。その白い床が後方でめくれ上がっている。え〜っとつまり、、、白い絨毯を手前から奥にコロコロ〜と敷いた感じ?で、その絨毯の最後がクルっと丸まっていて、少し立ち上がっている感じです。銀の紗幕も下が少しめくれ上がるので、舞台の奥のほうにどこかに通ずる出口がある感じというか。あ〜、上手く言えなくてすみません。作品の冒頭でスーっとめくれ上がった紗幕が、最後にまたスーっと下りて来るので(確か)、どこかの入り口(もしくは出口)が開いて、最後にまた閉じていくような、不思議な世界観がありました。

流れとしては、冒頭の女性3人の踊りは無音。乾さんと梅澤さんのパ・ド・ドゥ辺りから音楽が入る。続いて美佳さんのソロがあって、小川さんと木村さんのパ・ド・ドゥ。梅澤さんのソロの後、美佳さん、木村さん、梅澤さんのトロワ。最後は再び女性3人に戻って、紗幕の下にうずくまって、幕。こういう感じだったと思います。
木村さんと美佳さんは、もう素敵なのは言うまでもなく。こういう作品は、テクニックも大事だけど、やはり詩情が大切だなぁ、と。踊りにつられてスカートが翻るだけで、何か語りかけてきたり、フッと腕を広げただけで、そこに世界が広がったり。そういう胸打つ瞬間を、私たちは待っているんだな、と。そして、乾さんの美しさも忘れがたい。

『ドリーム・タイム』の演に寄せてのイリ・キリアンからのメッセージがとても素敵だったので、貼っておこうと思います。
→ NBS 振付家イリ・キリアン 「ドリーム・タイム」再演に寄せて
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2016年01月17日

シュツットガルト・バレエ団<シュツットガルトの奇跡>11月18日

今更ですが、昨年のシュツットガルト・バレエ団<シュツットガルトの奇跡>の感想です。
今回のシュツットガルトの公演は、私はこのガラ公演だけ鑑賞。演目数16。知らない作品も多く、攻めのプログラムだなぁと格好良く思う反面、実のところ楽しめるか少し不安もあったんですが、と〜っても楽しかったです。興味深い、意欲的なプログラム、ダンサーたちの質の高いパフォーマンス。ガラ公演はこうでなくっちゃと思わせるものでした。3部構成の約3時間、飽きる瞬間なくあっという間でした。

シュツットガルト・バレエ団 <シュツットガルトの奇跡>
2015年11月18日(木)18:30 東京文化会館

【第1部】
『ボリショイに捧ぐ』
振付:ジョン・クランコ 
音楽:アレクサンドル・グラズノフ 
アリシア・アマトリアン、コンスタンティン・アレン

明るい照明。白いシンプルなレオタード。超絶リフトも淀みなく軽やかに舞う2人。その姿は実に晴れやかで、短い作品ながらとても印象的。羽が生えたように軽やかなアマトリアン。リフトの際、助走をつけてパートナーに飛び乗る姿にも、力みのないフワフワとした空気が漂います。小顔で長身、均整のとれた身体と長く美しい脚をしたアレン。踊りは柔らかく丁寧で、品のある佇まいが高感度大。ダンサーってなんて眩しくて美しいんだろうと思いながら見ていました。

『Ssss..』よりソロ
振付:エドワード・クルグ 
音楽:フレデリック・ショパン
衣裳・装置:トーマス・ミカ
照明:エドワード・クルグ
パブロ・フォン・シュテルネンフェルス
ピアノ: アラステア・バナーマン

とてもいいソロでした。舞台上、上手にグランドピアノ。月光の下で踊られているようなソロ。腕の細かな振付を実に流麗に踊るシュテルネンフェルス。そのムーヴメントと、彼が作り出す深遠な世界にとても惹き込まれた。作品もよかったけど、シュテルネンフェルスにとても惹かれました。他の作品も見てみたいです。カーテンコールで男性の野太いブラボーが飛んだのも印象的。

『リトル・モンスターズ』
振付:デミス・ヴォルピ 
音楽:エルヴィス・プレスリー
衣裳:カタリーナ・シュリップ
エリサ・バデネス、ダニエル・カマルゴ

エルヴィス・プレスリーの曲に乗せて、男女の関係が描かれるパ・ド・ドゥ。男性は黒のショートパンツのみ。女性は黒のパンツに上半身はベージュのレオタード。重なり合って立つ2人。前に立つカマルゴに隠れて、バデネスの姿はほとんど見えない。やがて彼女の腕だけが現れ、絡みつく様に踊り出す。複雑なサポートも流れるように自然で重力を感じさせない。右腕で抱えたバデネスの身体をクルリと回転させてキャッチするサポートなどが印象的。最後、舞台は左右真っ二つに照明で区切られ、女性が上手の奥に消えていき、続いて下手のカマルゴも背後の闇に消えていく。男女は決して相いれない世界にいるのかな、と思わせた。カマルゴもとてもきれいなダンサーで、汗に光る上半身が美しかったです。

『In 2』
振付:ファビオ・アドリジオ 
音楽:フィリップ・グラス
ミリアム・カセロヴァ、ロマン・ノヴィツキー
ピアノ : カテリーネ・シュミット

部分的に透け感のある、デザイン性のある黒のレオタード。舞台上の上手にグランドピアノ。静けさの中にも内面のエネルギーを感じるような、美しいパ・ド・ドゥ。振付のファビオ・アドリジオは現役のシュツットガルトのダンサーとのこと。

『心室』
振付:イツィク・ガリリ 
音楽:ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
衣裳・照明:イツィク・ガリリ
フリーデマン・フォーゲル、ジェイソン・レイリー
ピアノ: アリーナ・ゴドゥノフ

無音の中、上手奥のスポットライトの中で見つめ合う2人。ピアニストはオーケストラピットの中で舞台に背を向けて座っていて、どうやってタイミングを取るんだろうと思ったら、ピアニストの目線の高さにモニターが設置されていて、彼女は終始そのモニターを確認しながら弾いていました。レイリーがそっとフォーゲルの頬に手を伸ばす。触れるのかと思った瞬間、頬を打つようにしてフォーゲルの身体を横に倒す。しなやかな動きで倒れるフォーゲル。平手打ちというよりは、触れてから押すという感じ。近づいては離れ、抱擁をすり抜け、拒絶しては追いかけ、足元にしがみつき、、、。繰り返される親愛と対立。対立しつつも、決して離れることはできないように思えたのは、冒頭の平手打ちがそうであるように、対立の中にも柔らかさ、優しさがあったからかも。二人の動きはとてもしなやかで、淀みなく流れるムーヴメントは、スローモーションのように細部まで完璧にコントロールされているようでした。

『バイト』
振付:カタジェナ・コジルスカ 
音楽:ガブリエル・プロコフィエフ
アンナ・オサチェンコ、コンスタンティン・アレン

緞帳が上がると、舞台いっぱいのスモークに天井から幾筋かのスポットライトが差し込む、深い地底のような不思議な世界が出現。ゴールドベージュのレオタードも、原始的なような未来的なような雰囲気で、どこか異世界。いや、たぶん異世界を表現しているわけじゃないと思うんですが、スモークとメタリックなレオタードのせいで、不思議な世界観を醸し出していました。で、私はそれが面白かった。2人の踊りは研ぎ澄まされていて、シャープでありながら流麗。緊張感のあるスリリングなパ・ド・ドゥでした。

【第2部】
『イニシャルR.B.M.E』第3楽章
振付:ジョン・クランコ 
音楽:ヨハネス・ブラームス
装置・衣裳:ユルゲン・ローゼ
アリシア・アマトリアン、フリーデマン・フォーゲル
エリザ・ギサルベルティ、アレクザンダー・マッゴーワン
エレナ・ブシュエヴァ、ジェイムズ・フィッシャー
アヤラ・イトゥリオス・リコ、タイトス・ジャンセン
アヌーク・ファン・デル・ヴァイデ、マテオ・クロッカード=ヴィラ
ジョアナ・ロマネイロ, マルティ・フェルナンデス・パシャ
フリア・ベルグア・オレロ、ファビオ・アドリジオ
ピアノ: マリア・キオショーヴァ

メインのカップルと、6組のカップル。「M」と題された第3楽章は、マリシア・ハイデのための楽章だそう。女性を頭上高くリフトした6組のカップルが上手から登場し、舞台中央に立つフォーゲルの両サイドを通り過ぎ、下手へと消えていきます。男性の頭上で女性が両腕を広げている姿は、まるでタンポポの綿毛のようで、風が綿毛を乗せてフォーゲルにそっと触れながら優しく通り過ぎるような、どこか懐かしくて美しい場面でした。それ以外でも、全体的に主演カップルとアンサンブルとの関わり方がとてもいいなと思いながら見ていました。
アマトリアンとフォーゲル、2人の親密で穏やかな関係に、なんだかジンとしました。そっと寄り添う2人。身長差があるので、アマトリアンはフォーゲルの胸の辺りにに額を寄せています。しばし寄り添った2人は、やがてゆっくりと見つめ合います。唇が触れそうなくらい近くで見つめ合う2人。そこには男女を超えた親愛がありました。
フォーゲルの板付きで始まるんですが、休憩前にも踊っていたので汗をかいてるのは仕方ないとしても、前髪が寝癖みたいにピンっとはねてるのが、なんともフォーゲルらしくて和みました(笑)。

『モペイ』
振付:マルコ・ゲッケ 
音楽:カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ
衣裳:マーク・ザッポーネ 
照明デザイン:ウド・ハバーラント
ロバート・ロビンソン

最初はビックリしたゲッケ作品だけど、すっかり馴染んでいる自分がいました。背中の雄弁さではフォーゲルに一票という感じでしたが、ロビンソンの人柄が感じられるような人間味のある『モペイ』で、とても面白かったです。

『ファンファーレLX』
振付・美術:ダグラス・リー
音楽:マイケル・ナイマン
アンナ・オサチェンコ、ジェイソン・レイリー

天井から吊るされた長い蛍光灯が灯る舞台。舞台中程よりも下まで下りてきていたと思います。なので、少し圧迫感のある空間。その下で、真っ赤な衣裳の2人が踊ります。ピアノの重低音と弦楽器のスリリングな響き(もしかしたらピアノじゃなくて大物系の弦楽器だったかも)。途中から管楽器も加わり、さらに緊張感のある響きに。見事なパートナーシップによるスリリングなパ・ド・ドゥで見応えがありました。

『魅惑』
振付:デミス・ヴォルピ 
音楽:ニーナ・シモン
ヒョ・ジョン・カン

ガラで女性のソロってちょっと珍しい。自らの手で身体をなぞり、美しいラインを強調してしっとりと踊る姿は、男性から見た色気という感じ。でも下品さはないし、女性から見ても美しい。

『じゃじゃ馬馴らし』よりパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・クランコ (シェイクスピアの原作に基づく)
音楽:ドメニコ・スカルラッティ 
編曲:クルト・ハインツ・シュトルツェ
装置・衣裳:エリザベス・ダルトン
エリサ・バデネス、ダニエル・カマルゴ

カマルゴ素敵〜♪♪ ザンレールの美しさに思わず拍手が。それ以外でも、ダイナミックな踊りに会場が沸きました。バデネスもキュートな乱暴者っぷりで憎めない。息もぴったり。最後、鼻をポンっと触ってヒシと抱き合う2人に、とっても幸せな気持ちになりました。是非彼らで全幕を見たくなった。

【第3部】
『伝説』
振付:ジョン・クランコ 
振付:ヘンリク・ヴィエニャフスキ
アリシア・アマトリアン、フリーデマン・フォーゲル

夏のバレエフェスでも踊られた作品。もう一度見たいと思っていたので、嬉しい。それぞれ両袖から登場して、舞台中央の円形の照明の周囲を対角線上に駆ける2人。なんとなく、引き寄せられた隕石が軌道に乗ったようなイメージ。深遠で、詩情溢れるノスタルジックな作品。やがて円形の照明を挟んで対峙すると、アマトリアンがフォーゲルに向って走っていってリフト。最後も同様のリフトで暗転。『イニシャルR.B.M.E』のときとは違い、終止笑顔の2人。舞台をゴロゴロ転がりながら、踊るアマトリアンを楽しげに見つめるフォーゲルが可愛い。カテコでアマトリアンの手にキス。で、おでこゴツンて、可愛すぎるでしょ(笑)。

『同じ大きさ?』
振付:ロマン・ノヴィツキー 
音楽:ハズマット・モディーン
マテオ・クロッカード=ヴィラ、ルイス・シュティンス、
アレクザンダー・マッゴーワン


緞帳が上がる前からドタバタと足音がして、スタッフの歩く音?と思ったら、それも演出でした。緞帳が上がると、一人ずつ四角い照明の中にいて、その場で駆け足をしています。3人は互いの様子を伺いながら、ときにヘコタレ、ときに追い越し追い越され、息を切らせながら縦横無尽に踊ります。その一生懸命でコミカルな様子に、会場も暖かい空気になる。まるで、若い3人のダンサーが互いに切磋琢磨しながらも楽しい日々を送っているような、そんな印象も抱きました。若者3人の愉快なパフォーマンスに大きな拍手。3人の中ではやや背の低いダンサーがちょっと気になるダンサーでした。たぶんルイス・シュティンスだと思うんだけど。

『ホルベアの時代より』
振付:ジョン・クランコ 
音楽:エドヴァルド・グリーグ
ミリアム・カセロヴァ、コンスタンティン・アレン

ブルーのグラデーションのシンプルなレオタード。アレンは腕が長いのかも。エレガントで美しい腕が印象的。細かな脚捌きも美しい。カセロヴァは可憐な雰囲気。瑞々しい2人による、爽やかで美しいパドドゥでした。

『モノ・リサ』
振付:イツィク・ガリリ
音楽コンセプト・作曲:トーマス・ヘフス、イツィク・ガリリ
装置:イツィク・ガリリ
衣裳:ナターシャ・ランセン
照明デザイン: イツィク・ガリリ
ヒョ・ジョン・カン、ジェイソン・レイリー

本来なら見えないはずの、照明を吊るしているバー(?)が、観客に見える位置まで下がってきている状態(4本)。そのため、舞台床面には光と影のボーダーが出現。レイリーが格好いい。カンもしなやかでクール。女性らしさもありよかった。途中でレイリーがおもむろに上半身を脱ぎ出して、脱いだ衣装をサッと投げ捨てるんですが、その瞬間が猛烈に格好いい。上半身を脱ぐのは、何か意味があるんだろうか。わからないけど、ただただ格好よかったです。

『ドン・キホーテ』よりパ・ド・ドゥ
振付:マキシミリアーノ・グエラ 
音楽:ルトヴィク・ミンクス
装置・衣裳:ラモン・B. イヴァルス
照明デザイン:オッリ=ペッカ・コイヴネン
エリサ・バデネス、ダニエル・カマルゴ

エネルギッシュで、実に堂々とした大人のドン・キで、とっても素敵でした。赤と黒の衣裳は、渋めの色合いの赤がとても素敵。女性は、赤いチュチュの裏(中?)が黒だったのも、私的にお気に入りでした。オケも大音量で盛り上げる。ラストのカマルゴのポーズの、なんとバジルらしくて様になることか。

指揮:ジェームズ・タグル、ヴォルフガング・ハインツ  
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
『リトル・モンスターズ』『バイト』『魅惑』『同じ大きさ?』『モノ・リサ』は特別録音による音源を使用
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2016年01月13日

2015年に見たバレエ

昨年、2015年に見た公演をまとめてみました。偏っている、、、。偏りすぎだな〜。そして、減ったなぁ、と。一番見ていた時期の3分の1くらいかな。でも、どの公演も120%楽しかった♪

【2015年】
2月7日(土)東京バレエ団 マラーホフ振付『眠れる森の美女』(上野ー柄本)
2月8日(日)東京バレエ団 マラーホフ振付『眠れる森の美女』(川島ー岸本)
3月14日(土)東京バレエ団『ジゼル』(渡辺ー柄本)
3月28日(土)山海塾『めぐり』【北九州】
3月29日(日)山海塾『めぐり』【北九州】
5月2日(土)英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団『シンデレラ』(平田ーケイリー)
5月6日(水・祝)英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団『白鳥の湖』
         (ギッテンス-シングルトン)【名古屋】
5月20日(水)山海塾『めぐり』
5月21日(木)山海塾『めぐり』
5月29日(金)山海塾『うむすな』
5月31日(日)山海塾『うむすな』
6月12日(金)東京バレエ団『ラ・バヤデール』(コジョカルーシクリャローフ)
6月13日(土)東京バレエ団『ラ・バヤデール』(上野ー柄本)
8月11日(火)第14回世界バレエフェスティバルBプログラム
8月22日(土)11:30 東京バレエ団 子どもためのバレエ『ドン・キホーテの夢』(沖ー梅澤)
8月23日(日)13:00 東京バレエ団 子どものためのバレエ『ねむれる森の美女』(河谷ー原田)
8月29日(土)東京バレエ団<横浜ベイサイド・バレエ>
10月10日(土)東京バレエ団 子どものためのバレエ『ねむれる森の美女』【静岡】
         11:30 川島ー岸本 / 15:00 上野ー木村
10月31日(土)東京バレエ団『ドン・キホーテ』(沖-梅澤)【横浜】
11月18日(水)<シュツットガルトの奇跡>
12月10日(木)<シルヴィ・ギエム ファイナル>【相模大野】
12月17日(木)『ライフ・イン・プログレス』
12月30日(水)<シルヴィ・ギエム ファイナル>【横浜】
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2016年01月04日

あけましておめでとうございます。/東バ2016年ラインナップ&横須賀公演

ご挨拶が遅れましたが、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。

今年も、恒例の東バの年賀状が届きました。サインは木村さんでした♪ 嬉しい〜♪ 写真はツイッターのほうにUPしました。→ こちら。2016年の公演ラインナップもありました。未発表だったのは10月の『カブキ』と12月の『くるみ』でしょうか。『くるみ』は年賀状の写真を見る限り、古典(ワイノーネン版)です。デビュー、あるかな(♪)。

【東京バレエ団 2016年 ラインナップ】
<2月>『白鳥の湖』(ブルメイステル版)
<4月>『ラ・シルフィード』
<5月>『第九交響曲』(海外公演)
<7〜8月>子どものためのバレエ『ドン・キホーテの夢』
<8月>めぐろバレエ祭り
<10月>『ザ・カブキ』
<12月>『くるみ割り人形』

横須賀芸術劇場のラインナップも発表されていて、東バの『ドン・キホーテの夢』の上演が予定されています。バレエはそれだけみたい。

■ 東京バレエ団 子どものためのバレエ『ドン・キホーテの夢』 【横須賀】

2016年7月23日(土)11:30/15:00
会場:よこすか芸術劇場
一般S席:5,500円 A席:4,500円
子ども(4歳〜中学生)S席:2,800円 A席:2,300円
一般発売:2016年3月末

→ 横須賀芸術劇場
posted by uno at 18:44| Comment(0) | バレエ日記2016 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする