2015年12月17日

<シルヴィ・ギエム ファイナル> 【相模大野】 12月10日

<シルヴィ・ギエム ファイナル> 【相模大野】
2015年12月10日(木)19:00 会場:相模女子大学グリーンホール

『イン・ザ・ミドル・サムホワット・エレヴェイテッド』
振付:ウィリアム・フォーサイス
音楽:トム・ウィレムス(レスリー・スタックとの共同制作)
演出・照明・衣裳:ウィリアム・フォーサイス
振付指導:キャサリン・ベネッツ

上野水香、奈良春夏、柄本弾
河合眞里、川淵瞳、入戸野伊織、二瓶可奈子、原田祥博、三雲友里加

『TWO』
振付:ラッセル・マリファント
音楽:アンディ・カウトン
照明デザイン:マイケル・ハルズ

シルヴィ・ギエム

『ドリーム・タイム』
振付:イリ・キリアン
音楽:武満徹 オーケストラのための『夢の時』(1981)
装置デザイン:ジョン・F.マクファーレン
衣裳デザイン:ジョン・F.マクファーレン
照明デザイン:イリ・キリアン(コンセプト)、ヨープ・ガボルト(製作)
技術監督、装置・照明改訂:ケース・チェッペス

吉川留衣、川島麻実子、政本絵美
松野乃知、岸本秀雄

東京公演を見に行く前に、とりあえずツイッター貼り付け感想です。そうでもしないと何もUPせずに終ってしまいそうで、、、。

【ツイッターより】

ギエム、相模大野公演終了。まだツアーの序盤だからかもしれないけど、爽やかな幕切れだった。あのいつものギエムの笑顔を見てたら、引退公演だけど「サヨナラ」じゃないなって気がしました。
大袈裟かもしれないけど、ギエムも私たちも、これからも人生は続いていくんだから、終わりだけど終わりじゃないなっていうか。彼女の力強い踊りと、力強い目が、常に前を向いているようで、上手い言葉が見付からないんだけど、なんか元気をもらった気がしました。
TWOもボレロも、踊りが身体に染み込んでいるように自然なのに、そこにはマンネリ感などは一切なくて、未だ細部に至るまで研ぎ澄まされた新鮮さに満ちていました。
TWOのあまりの完璧な格好よさに、久々にシビれた。初めて見たときの衝撃を思い出したりしました。あの時は、何が起こったのかわからないままあっという間終わってしまって、その面白さがわかったのは2回目以降だったような気がします。それ以外にも、なんか色々なことが頭を過ったなぁ。
そして、なんとも真っさらなボレロ。削ぎ落として削ぎ落として、シャープになったというよりはピュアになった。リズムとの一体感も最初からあって、とてもいい『ボレロ』でした。
梅澤さんがリズムのソリストを踊るの、久々に見た気がする。カテコで最っ高の笑顔をしてました♪
東バにとって『イン・ザ・ミドル』は初演、『ドリーム・タイム』は15年振りの上演。こういう、東バにとって挑戦となるようなコンテに挑んだときの、あのなんとも言えないフワッとした空気が漂う舞台は、なんだか懐かしくて新鮮でした。伝わりますかね〜、あのフワッとした感じ。
『イン・ザ・ミドル』、奈良さんが素敵♪ そして三雲さんと川淵さんも印象的。水香さんて、意外と無機質なタイプではないんだな〜、と。『ドリーム・タイム』は音楽、衣裳、装置、どれも素敵。筋はないけど不思議と筋が通っている不思議な夢を端から見てるような、美しく詩情ある作品。

昨日、ギエムの手を取る梅澤さんが、「光栄です!」みたにいに表情を輝かせていたのが印象的だったんだけど、そういえば梅澤さんがギエムの隣に並ぶことってあまりなかったのかも。
『ボレロ』のメロディとリズムが一体となって見えるときって(こちらのコンディションもあるのかもしれないけど)、自然とメロディとリズムが一緒に視界に入ってくるんですよね。それはオペラグラスでも同様で、ピントがどちらか片方に合っていたとしても、もう片方もフレームに入ってくるんです。
リズム越しのギエムとか、逆にリズムを見ているときでも、その向こうに確かにギエムが存在したり。昨日、オペラグラスでギエムにピントが合った瞬間、手前に梅澤さんが入り込んでいる構図がとても美しくて、こういうのいいなぁって、妙に思ったんです。
昨日の相模大野も2階席までスタンディングオベーション。最後の最後にギエムが手を振ると、観客も一斉に手を振ったので、拍手がフッとやんで、和やかな笑いが起こった。こうやってギエムは、これから各会場で満場のスタオベを受けるんだろうなぁと、思わず彼女の旅路に想いを馳せました。

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以下、少し補足。

というわけで、ツアー2日目。まだまだ序盤の相模大野公演でした。見る前は、少し感傷的になっていたんですが、なんとも爽やかで前向きな幕切れに感じました。カーテンコールでのギエムの、あの親密感のある笑顔は何度見ても素敵です。胸に手を当て、何度も何度も客席にお礼を言っていたギエム。私も、最後に心に浮かんだのは感謝の言葉でした。

『TWO』は短いながらもインパクトのある作品。でも、誰が踊ってもあれほどの印象を残すわけではないんだろうな。圧巻の後半は言うまでもなく、ゆっくりと踊る序盤も尋常でない吸引力があり、その一挙一動から目が離せない。まるで後半の展開を予測して、丁寧に身体の軌道を確認するかのように踊る前半はとても面白い。そして、光に進入した部分(手先、足先)だけをキラキラと閃かせ、鮮やかな残像を描いて踊る終盤は圧巻の一言。完璧にコントロールされたブレのない踊りは、それだけでも陶酔感があります。

初めてギエムの『ボレロ』を見たときは(私の場合は2003年のバレンボイムとの奇跡の響演でした)、まさに孤高のダンサーの佇まいで、近寄りがたい圧倒的なオーラを放っていたギエムでしたが、なんて近くに降りてきてくれたんだろう、と。一切の邪念のない、ピュアな佇まい。明確なメッセージがあるわけじゃなくても、丁寧に純粋に踊ることで、何か心に響くものがあるのではないか。自分をさらけ出すことで何か届くものがあるのではないか。それは、表現とはまた次元の違う境地のような気がして、すごい人だなぁと。
ソリストの最初の2人が立ち上がるところから、明確に左右の2人に視線を投げかけていたギエム。その後も、円卓の下のリズムたちとコンタクトを取りながら踊っていました。円卓の上のギエムと目が合うのって、どんな気分だろう。味わったことのあるダンサーは幸福だなぁ、などと思ってしまいました。
ラスト、前方に力強く腕を差し出すギエムの目は本当に真っ直ぐで、澄んだ美しさに溢れていて、胸がいっぱいになりました。

東バ初演の『イン・ザ・ミドル』。舞台の中空に何やら吊り下げられている。よく見ると金色のさくらんぼでした。不思議な緊張感と違和感と、あとちょっと可愛かった。ちょっと可愛いのは狙いなのか、それともさくらんぼに何か意味があるのか、そこまではわからず。プログラムに書いてあるかしら(まだ買ってない)。レッスンの延長のように、スッと素に戻って歩き出したりする。あの少し気だるい感じの歩き方なんかは、海外のダンサーのほうが様になってるかな〜と。私は最後のパ・ド・ドゥしか見たことがなく、全編を見るのは初めてだったのでなんとも言えないんですが、全体的に悪くなかったと思います。踊りこめば、もっとのびしろはあると思いました。入戸野さんが気を吐いてた。

『ドリーム・タイム』はとても美しい作品。舞台後方に吊るされた銀色っぽい紗幕が、3分の1くらい巻き上げられたところで静止。その向こうにも微妙な色合いの幕が下げられていて、照明も相まって美しい舞台空間を生み出していました。男性二人と女性一人で踊られるパ・ド・トロワがやはり印象的。川島さんが実に堂々としていて、真ん中オーラがまた少し増した気がする。それはカーテンコールでも同様。美佳さんと木村さんと梅澤さんの組み合わせが見られなかったら泣くな、、、。
posted by uno at 13:36| Comment(0) | バレエ公演2015 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月09日

水香さんの出演予定(イン・ザ・ミドル)

今日(9日)から始まるギエムの日本ツアーですが、水香さんの出演予定日だけ判明しました。ナデシコBLOGで彼女の出演日が発表されているのを、ツイッターのほうで教えていただきました。ありがとうございます〜。発表されている日程はすべて、『イン・ザ・ミドル〜』での出演とのこと。やはり水香さんは『ン・ザ・ミドル』でしたか。水香さんのLINE BLOGのほうで弾さんとリハーサルしている写真があるので(→こちら)、パートナーは弾さんのようです。作品名は書かれていないけど、イン・ザ・ミドルですよね? っていうか、ブログをちゃんと見てれば、結構ヒントはあったんですね、、、。『In the middle somewhat elevated』と題された記事では、左から、伝田さん、森川さん、水香さん、秋元さん、川島さん、弾さんの6人が写った写真もあります(→これ)。『イン・ザ・ミドル』って、本来はもう少し長い作品で、ガラで踊られるパ・ド・ドゥは抜粋なんじゃなかったかしら?(違ったらごめんなさい) 一緒に写真に写っている彼らが『イン・ザ・ミドル』を踊るのかどうかは不明ですが、是非とも伝田さんには踊ってほしい!! 水香さんは、東京では5公演中3公演で踊ることが予定されています。私が見に行く日は水香さんではないようなので、とりあえず2キャストは見られそう。もし伝田さんが『イン・ザ・ミドル』を踊るなら、すーごく見たいんだけど、もう時間もお金も余裕がない。というか、全公演完売したらしいので、追加したくてもできないんですけどね、、、。

というわけで、あくまで予定ですが、水香さんの出演日を書き出してみました。★印が水香さんの出演予定日です。

9日(水)川口
10日(木)相模大野
12日(土)富山
14日(月)前橋
13日(日)新潟

東京
16日(水)
17日(木)
18日(金)
19日(土)
20日(日)

22日(火)西宮
23日(水・祝)高松
25日(金)福岡
26日(土)愛知
28日(月)広島
30日(水)横浜

→ nadeshico BLOG
→ 上野水香 LINE OFFICIAL BLOG

posted by uno at 16:01| Comment(0) | バレエ日記2015 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月08日

WOWOWでバレエ特集。

いよいよ明日の川口リリアから、ギエムの日本公演が始まりますね。結局、東バのキャストはわからなかったな〜、、、。東京公演だけ直前に発表したりするでしょうか。でも、今日NBSが、全公演完売したとツイートしてたので、発表されてもどうしようもないんですが、、、。私は相模大野、東京(×1)、横浜で鑑賞予定です。ジルベスターのカウントダウンはテレビで見ます〜。6日(土)に発売だったチケットは、即完売だったようですね、、、。

WOWOWでバレエ関連の放送が予定されています。マリインスキー・バレエの公演、ミュージカル『ビリー・エリオット』、そしてノンフィクションWでワガノワ・バレエ・アカデミーのドキュメンタリーが放送されます。

<ロシア名門マリインスキー・バレエの世界>

【2016年】
1月9日(土)15:00
『ラ・バヤデール』(2014年7月 マリインスキー劇場 収録)
出演者:
ヴィクトリア・テリョーシキナ
アナスタシア・マトヴィエンコ
ウラジーミル・シクリャローフ
ウラジーミル・ポノマリョフ

1月9日(土)17:15
『ロミオとジュリエット』(2013年2月28日、3月1日 マリインスキー劇場 収録)
出演者:
ディアナ・ヴィシニョーワ
ウラジーミル・シクリャローフ
イリヤ・クズネツォフ
アレクサンドル・セルゲーエフ

『イワンと仔馬』 3月放送予定
『眠れる森の美女』 3月放送予定
→ WOWOW(マリインスキー・バレエの世界)


1月30日(土)13:00
ノンフィクションW
『ワガノワ 名門バレエ学校の秘密〜くるみ割り人形への110日〜』
(2015年 ロシア・サンクトペテルブルク 収録)
→ WOWOW ノンフィクションW

1月9日(土)20:00 初回 / 1月22日(金)深夜0:00
『ビリー・エリオット ミュージカルライブ/リトル・ダンサー』
出演者:
ビリー・エリオット:エリオット・ハンナ
ウィルキンソン先生:ルーシー・ヘンシャル
ビリーのおばあちゃん:ジュリー・アン・エメリー
ジャッキー・エリオット(ビリーの父親):デカ・ウォームズリー
トニー・エリオット(ビリーの兄):クリス・グレアムソン
→ WOWOW(『ビリー・エリオット』)
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2015年12月04日

日本バレエ協会神奈川ブロック自主公演『白鳥の湖』

日本バレエ協会神奈川ブロックの自主公演『白鳥の湖』のキャストが出てました。とっくに出てたのかな? ロットバルトに高岸さん、その他のゲストの中に平野玲さん、宮本祐宜さんなど、元東バ陣の名前もあります。オデットとオディールを違うダンサーが踊るヴァージョンなんですね。オデットの佐藤愛香さんはチラシに写真が載っていないんですが、新国の研修所を経て2013/2014シーズンにジュニア・アーティストとして入団したようですが、今も新国で踊っていらっしゃるのかな? 

■ (公社)日本バレエ協会関東支部神奈川ブロック第32回自主公演
『白鳥の湖』全幕

2016年1月10日(日)16:00
会場:神奈川県民ホール 大ホール

SS席:8,000円 S席:7,000円 A席:6,000円
B席:5,000円 C席(自由席):3,000円
一般発売:11月1日(日)

オデット:佐藤愛香
オディール:樋口ゆり
王子:清水健太
王妃:尾本安代
ロットバルト:高岸直樹
ベンノ:橋本直樹

指揮:御法川雄矢
演奏:俊友会管弦楽団

→ 神奈川県民ホール
posted by uno at 14:46| Comment(0) | バレエ日記2015 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする