2011年11月29日

東京バレエ団 子どものための『眠れる森の美女』公演概要/他

東京バレエ団の新制作、子どものための『眠れる森の美女』の概要が発表されました。待ってましたよ〜♪ キャストは相当フレッシュ。上演時間が休憩を挟んで1時間半と、想像以上に短縮されていました。カタラビュットに台詞があるというのも驚きました〜。東バのダンサーがやるんですよね? 通常の眠りではカタラビュットは若手がやることが多かったと思うんですが、台詞があるとなると、若手には難しい気がするな〜。木村さんだったりして。それはないかな〜。芸達者で、司会もこなせる高橋さんとか? 今回はプリンシパル陣の出番はないんだろうか、、、。

佐伯さんと長瀬さんの組合せは嬉しいですね〜。『ジゼル』も東京で踊ってほしいなぁ、と。松下さんの主演も見たかったけどな…。二階堂さんと弾さんも、これは予想範囲内ですよね。この前のアダージュはなかなかよかったので、本格的なグラン・パ・ド・ドゥも楽しみです。沖香菜子さんと松野乃知さんのペアは、当然予想外。他にも踊ってほしかった人はたくさんいるけど、とりあえずそれは置いておくとして、沖さんと松野さんのペアも楽しみです〜♪ 松野乃知さんは、検索すると結構いろいろ引っかかります。どうやら、バレエスタジオDUOにいたみたい。それはちょっと楽しみだ♪

確か、全国公演もあったようなきがするんですが、この3組以外のキャストは組まれるんでしょうか。気になるな〜。そして、どこか行きたい。

日程ですが、吉田都さんとテューズリーがゲスト出演するスタダンの公演と重なってます。

■ 東京バレエ団 子どものための『眠れる森の美女』<新制作>

3月3日(土)13:00
  オーロラ姫:佐伯知香 / デジーレ王子:長瀬直義
3月3日(土)16:00
  オーロラ姫:二階堂由依 / デジーレ王子:柄本弾
3月4日(日)13:00
  オーロラ姫:沖香菜子 / デジーレ王子:松野乃知

会場:めぐろパーシモンホール
S席(1階)大人:5,000円 子ども:2,500円
A席(2階)大人:4,000円 子ども:2,000円
一般発売:12月17日(土)

東京バレエ団


『ザ・カブキ』のキャストに変更が出ています。武尊さんの代役でが弾さんが直義を踊ります。由良之助の別日に直義も踊るって、ちょっと大変そう、、、。武尊さんの降板は残念ですが、弾さんにとっていい経験になるといいな〜、と。井上さんの力弥が1回に(教えて頂くまで、降板だと思っちゃってました。ありがとうございます♪)。ちと残念だけど、吉田さんがどんなダンサーなのかも気になるので、楽しみにしたいと思います。

東京バレエ団
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2011年11月28日

スタダンからDM/井上バレエ団『ライモンダ』

スタダンからDMが届きました(確か一昨日)。3月の公演には吉田都さんだけでなく、ロバート・テューズリーもゲスト出演するそうです。お2人が踊るのはバランシンの「ワルプルギスの夜」。初演かどうか気になっていた「ワルプルギスの夜」ですが、やはりスタダン初演みたいですね〜。各回、開演20分前よりプレトークあり。明後日30日(水)の18:00まで、チケットぴあで先行先着販売をやってます。

■ スターダンサーズ・バレエ団 3月公演

ジョージ・バランシン振付
「ウェスタン・シンフォニー」
ウィリアム・フォーサイス振付
「ステップテクスト」
ジョージ・バランシン振付
「ワルプルギスの夜」(スターダンサーズ・バレエ団初演)

ゲスト:吉田都、ロバート・テューズリー(「ワルプルギスの夜」)

3月3日(土)14:00
3月4日(日)14:00
会場:ゆうぽうとホール
※開演20分前より、プレトークを行います。

チケットぴあ


ぴあをウロウロしていたら、3月に井上バレエ団の公演があるのを見つけました。いつの間に情報出たんだろ。というか、井上バレエ団が3月に公演をやるのって、珍しい気がします。12月の『くるみ』と7月の公演くらいしか印象にないかも。きっと発表会とかはやってるんだと思いますが。演目は「ライモンダ」他。全席指定で5,000円なので、ちょっといつもの公演とは違う感じなのかな、と。気になるな〜。

■ 井上バレエ団『ライモンダ』他

3月24日(土)18:00
会場:メルパルクTOKYO
全席指定:5,000円
一般発売:1月16日(月)

チケットぴあ
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2011年11月24日

スタダン3月の公演に吉田都さん

スターダンサーズ・バレエ団の3月の公演に、吉田都さんが出演されるようです。スタダンのHPにはまだ詳しい公演情報は出ていないんですが、チケットぴあのほうに吉田都さんがゲストで出演することが発表されています。スタダンの3月公演の演目は、バランシンの「ウエスタン・シンフォニー」と「ワルプルギスの夜」、フォーサイスの「ステップテクスト」。都さんはバランシンでしょうか。気になります〜。スタダンはフォーサイスの作品を2つレパートリーに持っているんですね。「アプロクシメイト・ソナタ」と「ステップテクスト」。前者は2006年のスタダンの公演で見ています。後者ははブベニチェクの公演でドレスデン・バージョンが上演されました。どちらも面白く見た記憶あり。バランシンの「ワルプルギスの夜」は、スタダンのHPではレパートリーに入っていないんですが、初演なのか、更新されていないだけなのかはわかりません。
一般発売は12/1(木)ですが、明日(25日)から先行先着販売が始まります。

■ スターダンサーズ・バレエ団 3月公演

ジョージ・バランシン振付「ウエスタン・シンフォニー」
ジョージ・バランシン振付「ワルプルギスの夜」
ウィリアム・フォーサイス比率家「ステップテクスト」

3月3日(土)14:00
3月4日(日)14:00
会場:ゆうぽうとホール
SS席:9,000円 S席:7,000円 A席:5,000円 B席:3,000円
一般発売:12月1日(木)
先行先着プリセール:11月25日(金)12:00より

ゲスト:吉田都
指揮:田中良和
演奏:東京ニューシティ管弦楽団

チケットぴあスターダンサーズ・バレエ団
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ウィーン国立バレエ団『こうもり』西宮/名古屋

ウィーン国立バレエ団『こうもり』の公演情報が、兵庫芸文のHPに出ました。ウルリック役でルグリが出演します。てっきりルグリは『こうもり』には出演しないものとばかり思ってました。嬉しい〜♪ いや、待てよ…。7月の<ルグリの新しき世界>で素敵だった、ミハイル・ソスノフスキーがウルリックをレパートリーにしているんじゃなかったけ、、、。ソスノフスキーのウルリックが見たかったんだけどな〜。いや、もちろんルグリのウルリックは激しく見たいですよ。そりゃあもう見たいです。でも、ソスノフスキーにも踊ってほしいかも、、。キャストの詳細が待たれます〜。

一つ驚いたのは、A席(ここは最高ランクがA席)が12,000円ということです。NBSが招聘する海外のカンパニーの全幕ものにしては「安い」、と言えるのではないでしょうか。『こうもり』は名古屋公演もあるんですが、こちらはS席17,000円です。同じカンパニーの同じ演目で5,000円も違うなんて、ビックリです。私はバレエの公演のことしかわからないんですが、名古屋公演のチケットって、他よりも高いことがよくありますよね。東京公演は、西宮と名古屋の間くらいの価格になるのかな〜、と。

名古屋公演のほうは、確かツイッターで第一報を聞いたと思います。すみません、どなたのツイートかわからなくなってしまいましたが、、、。ブログだと「どこで教えてもらった」というのが記憶に残るんですが、ツイッターだとそれが難しいかも…。

■ ウィーン国立バレエ団『こうもり』【西宮】

2012年5月3日(木・祝)15:00
会場:兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール
A席:12,000円 B席:9,000円 C席:7,000円 D席:5,000円 E席:3,000円
先行発売:12月9日(金)
一般発売:12月11日(日)

【予定ソリスト】
ベラ役:マリア・ヤコブレワ
ヨハン役:ロマン・ラツィック
ウルリック役:マニュエル・ルグリ

【スタッフ】
芸術監督:マニュエル・ルグリ
振付:ローラン・プティ
音楽:ヨハン・シュトラウスU世
編曲:ダグラス・ガムレイ
舞台美術:ジャン=ミッシェル・ウィルモット
衣裳:ルイザ・スピナテッリ
照明:ジャン=ミッシェル・デジレ
演奏:日本センチュリー交響楽団

兵庫県立芸術文化センター

■ ウィーン国立バレエ団『こうもり』【名古屋】

2012年5月5日(土)15:00
会場:愛知県芸術劇場 大ホール
S席:17,000円 A席:15,000円 B席:12,000円 C席:9,000円 D席6,000円
一般発売:12月16日(金)

マニュエル・ルグリ(ウルリック役)

第35回名古屋国際音楽祭
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2011年11月21日

『NHKバレエの饗宴2012』

『NHKバレエの饗宴2012』なる公演が開催されます。既にツイッターのほうで話題になっていたんですが、今日(21日)付けで東京バレエ団のHPにお知らせが出ました。いいですよね〜、こういう試み。そういえば、以前にもありましたよね。私はまだバレエ鑑賞に浸かっていなかったので見ていないんですが。バレエを見始めた頃、気になるバレエ団の過去の公演も気になって、ネットで感想を探していたりした中で、見かけたことがあったと思います。
参加団体は、新国立劇場バレエ団、谷桃子バレエ団、東京バレエ団、Noism1、牧阿佐美バレヱ団、吉田都、他。Noismが入っているところが面白いな、と。もちろん、各バレエ団もコンテンポラリーをレパートリーに持ってはいるけど、コンテンポラリーのカンパニーが一つ入っているというのがいいですよね。というか、もし見に行ければ、私にとっては初Noismです。
「古典バレエの名作からコンテンポラリー、オペラの中のバレエまで」とのことで、皆さん何を持ってくるのか気になります〜。5団体+都さんで、予定上演時間が2時間半。「他」もあるし、もちろん休憩もあるし。1団体20分くらいでしょうか。都さんは誰かとパ・ド・ドゥを踊るのか、どこかの団体のゲストなのか。まあ、一番気になるのは、東バが何を踊るのか、なわけですが。
NBSやアッサンブレの先行予約とかはないんですかね〜。それぞれの団体が先行予約とかやってたら大変ですもんね、、、。プレオーダーとかプレリザーブとかはあるかな? ぴあかeプラスで普通に取ることになりそうです。東バの演目によっては見に行かないかもしれないし、逆に他の団体の演目が面白そうなら見に行きたいし。結構チケットとるの難しくなるのかしら。なんか、想像つかないです。

■ 『NHKバレエの饗宴2012』

2012年3月30日(金)19:00
会場:NHKホール
S席:12,000円 A席:9,000円 B席:6,000円 C席:3,000円
一般発売:2012年1月7日(土)

【出演予定】
新国立劇場バレエ団
谷桃子バレエ団
東京バレエ団
Noism1
牧阿佐美バレヱ団
吉田都

(五十音順)

指揮:大井剛史
管弦楽:東京フィルハーモニー管弦楽団

東京バレエ団
NHKプロモーション『NHKバレエの饗宴2012』


東バからもう一つお知らせが。『第55回 NHKニューイヤーオペラコンサート』で、上野水香さんと後藤さんが『牧神の午後』を踊るとのこと。1月3日なので、後藤さんは東バの公演よりも先に牧神を初披露することになるんですね。こちらの公演はテレビで生中継されるそうなので、録画しなきゃ〜♪
東京バレエ団
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2011年11月20日

日本バレエ協会『ジゼル』その他のキャスト

今日(19日)はニジンスキー・ガラとコジョカル・プロジェクトの発売日でしたね〜。私にとっては、山海塾の北九州公演の発売日でした(チケットクラブ先行予約です)。久々(1年ぶり)の山海塾、楽しみ〜♪ 東京でもどこでもいいから、もっと国内公演やってくれないかな、、、。昨日(18日)が発売日だった、いわきの『オールニッポンバレエガラ』は、その日のうちに完売したようです。いいことだ〜。

日本バレエ協会『ジゼル』のその他のキャストが出ました。日本バレエ協会のサイトではヒラリオン、ミルタ、ペザントまでですが、ギエムの会場でもらったチラシにはもっと詳しく出てました。後藤和雄さんが初日(酒井はな&黄凱)にヒラリオンを踊ります。日曜日の大塚礼子さんのベルタと長瀬信夫さんのクーランド侯というのも気になる。
メアリー・スキーピング版『ジゼル』は、パリ・オペラ座資料館に眠っていた1841年の初演時の楽譜を用い、タマラ・カルサーヴィナからマイムの指導を受けて、可能な限り初演当時の姿を再現しようとした意欲作だそうです(チラシより)。

■ 日本バレエ協会『ジゼル』

1月20日(金)19:00
1月21日(土)18:30
1月22日(日)14:00
会場:東京文化会館

ジゼル:酒井はな(20日)、島添亮子(21日)、下村由理恵(22日)
アルブレヒト:黄凱(20日)、藤野暢央(22日)、佐々木大(22日)
ヒラリオン:後藤和雄(20日)、原田公司(21日)、奥田慎也(22日)
ミルタ:伊藤かりん(20日)、平尾麻実(21日)、テーラー麻衣(22日)
ペザント・パ・ド・ドゥ:
   福田有美子(20日)、星野姫(21日)、小黒いちご(22日)
   アレクサンドル・ブーベル、(20日、21日)、上月佑馬(22日)
バチルド:福沢真璃江(20日)、星野姫(21日)、キミホ・ハルバート(22日)
ベルタ:江川マヤ(20日)、寺田恵(21日)、大塚礼子(22日)
クーランド侯:小原孝司(20日)、枡竹眞也(21日)、長瀬信夫(22日)
ウィルフリード:澤井秀幸(21日)、川島春生(21日)、中村一哉(22日)
ドゥ・ウィリ:
   瀧愛美−大山裕子(21日)、南部美和−井上栞(21日)、大長亜希子−河野裕衣(22日)
パ・ド・シス:
   内山智絵、大矢野柚子、川口尚実、高橋静香、松村敬子、山口千尋(20日)
   石川千笑、石原由加里、大矢野柚子、岡本小夜子、川口尚実、高橋静香(21日)
   石原由加里、大矢野柚子、岡本小夜子、川口尚実、高橋静香、山口千尋(22日)

日本バレエ協会
チケットぴあ
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2011年11月18日

『エオンナガタ』初日

『エオンナガタ』初日の公演に行ってまいりました。
最初はどうなるかな〜と思いながら見ていた部分もあったんですが、最終的には面白かったです。自分でも気付かないうちに身構えていたのは、「海外のアーティストが扱う日本」という部分だったんだと思います。でも、よく考えたら、題材は日本のものではないし、日本で上演することを意識して作ったわけではないのに、ここまで日本の文化を取り入れているというのは嬉しいな、と。3人が3人とも、本当に日本の文化を好きだと(あるいは興味深いと)思ってくれているんだろうなということが感じられました。

プログラムでギエムの言葉が引用されていたとおり、これは「ダンスもあるスペクタクル」だな、と。とは言え、芝居の中にダンスのシーンがあるのとは歴然と違います。そういう意味では、やはりダンス公演なのかな、とか。ギエムとマリファントの動きはしなやかで美しく、格好良い。踊っていなくてもその動きはダンス的と言いますか、見惚れてしまいます。ロベール・ルパージュも一緒に踊る場面があります。その動きは明らかに2人とは違いますが、彼がダンサーではないことを考えれば、あれだけ動けるのはすごいと思いました。というか、彼はダンサーとして踊っていたのではなく、役者として踊っていたのだと思います。とにかく、上手い。全編を通して「役者だな〜」と思わずにはいられませんでした。そしてちょっと可愛い。チャーミングなんですよね〜。作品にはクスッとさせれる場面などもあり、ルパージュの持つユーモアなのかな〜と思ったりしました。

衣装も面白かったし、照明も格好良かったです。基本となる衣装はラインの入ったレオタード。これが格好良かった。その上に、場面によって着物を羽織ったり軍服を着たりします。女性の姿になるときの、骨組みだけのスカートもよかったです。それはスカートであるけれど、肉のついていない形だけの姿。しかし優雅に揺れます。それが彼を閉じ込める檻のように感じられる瞬間もあり、面白かった。
そして、何と言っても照明が格好良かったです。バレエでもなんでも、舞台芸術における照明の持つ力の大きさを改めて感じさせられたというか。本当に、全編を通じて照明が印象的でした。まあ、それを言うなら、衣装も音楽も場面ごとに面白かったので、大事なのは照明だけではないわけですが。ラスト、解剖台を照らすライトが上から伸びてきて、それが次第に大きく左右に揺れ、上手と下手に分かれたギエムとマリファントを順に照らすのが格好良かったです。そういうわかりやすい格好良さも、何気ない格好良さも、両方がありました。

台詞やナレーションは、舞台両サイドの電光掲示板に字幕が出ますが、できれば開演前にプログラムを読んでおかれることをオススメします。ほぼすべてプログラムに書かれているので、サッと一読しておくだけで、掲示板よりも舞台に集中できます。マリファントの台詞がとても自然で驚きました。声も素敵。さらに、歌も上手なんだな〜、と。ギエムの話し方って、なんだかチャーミングですよね。サバサバしてるし、台詞としては少し慣れていない感じはするんですが、なんか可愛いんですよね。

序盤に、3人がテーブルと椅子を使って踊る場面があります。助走をつけてお尻から机に飛び乗り、スーッと滑っていったりして面白い。3人とも笑顔だし、なんだか楽しげな場面なんですが、この作品を作っているときの3人って、こんな感じだったんじゃないかな〜と思ってしまいました。あれこれ意見を出し合って、試してみて、上手くいって喜んだり、失敗して笑ったり。刺激しあう3人の創作の現場を垣間見たような気分になりました。

終盤、行き場を失ってからのエオンが痛々しくてなりませんでした。ルパージュがいいんですよ〜。自らの性の行き場すら失ったエオンの異形さが胸に刺さります。鏡によって内面を表現するだけでなく、むしろ外見の交錯を浮き彫りにしているようで面白かったです。
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2011年11月17日

『HOPE JAPAN』富山(7日)/倉敷(9日)「白の組曲」「詩人の恋」

『HOPE JAPAN』富山と倉敷の感想を、東バの演目だけ、、。キャストの詳細は→こちらで。

「白の組曲」のシエストに奈良さんが入って、東京とは違うキャストになってました。もともとこういう予定だったのか、急遽変更になったのかはわからないんですが(パッと見、コール・ドにも渡辺さんはいなかったような気がする)、奈良さんのシエストもよかったです〜。一人変わると、また雰囲気が変わりますね。ちょこちょこお疲れの様子が見られる中、シエストはずっと安定していたな、と。ちょっと疲れが出ているのかなと思ったのは、女性陣の回転系が決まらない瞬間がちょっと増えてたので、、。特に、ヴァリエーション最後の回転が決まらないと、拍手のタイミングが微妙に遅れてしまうのが、ファンとしてはすごく口惜しかったです、、、。
西村さんのセレナードは絶品♪ 彼女の踊りはもともと好きだけど、これはかなり好きなほうに入るかも。エレガントで、メリハリのある踊り。流れるような踊りと、止めのポーズの美しさ。後姿の美しさにもウットリでした。吉岡さんが前髪を上げてた! 東京のあの前髪は、「スプリング・アンド・フォール」仕様だったのか? 小出さんの安定感はすごいなぁ、と。マズルカの後藤さんは、富山のほうが回転系が決まっていたので、調子が良さそうに見えました。終盤のマネージュは、富山は弾さん、倉敷は木村さん。まさか木村さんがマネージュを担当するとは思ってなかったので、完全に油断してましたー!! 動揺している間に終わってしまいましたが(苦笑)、幸せでした〜。弾さんのマネージュも、持ち前のパワフルさで、悪くないんですけどね〜。そういえば、弾さんはザンレールのときに毎回スッと5番で着地するのが気持ち良いな〜、と。木村さんは東京に引き続き、笑顔多めでとっても楽しそうでした。田中さんと視線を交わす瞬間が好きだな〜♪、と。アダージュの二階堂さんもとてもよかったです。まだ少し、あの長い脚を持て余しているようだったり、パ・ド・ドゥに不慣れな印象はありましたが、それはこれから場数を踏めば解消されるだろうな、と。これまでの、役付きで舞台に上がった経験数を考えれば、あの落ち着いた舞台はすごいなと思いました。なんとなく、水香さんのときよりも弾さんがサポートしづらそうだったのは、女性側の慣れ不慣れに関係があるのか、疲れが出たのか。二階堂さんの腕がとても綺麗でした。腕の「運び」とまではいかないまでも、伸ばしたときの腕のフォルム。長くて、先がスッと細くなっているのが優しいフォルムを生み出します。オデットが見てみたいな〜と思う瞬間がありました。その腕にも、そして脚にも、これからもっと詩情が感じられるようになれば、さらに素敵だろうな〜と思いました。いや、今の二階堂さんも十分に魅力的だと思うんですけどね。彼女はまったく悪くないんですが、スピード大抜擢だった二階堂さんは、例えばコール・ド時代から応援していたというわけではないので、愛着という意味ではまだ薄いんですね。かつての小出さんや、最近では田中さんや高木さんが主演を踊るときの、「感慨一入」というのがないと言いますか。いや、だからどうだってわけではないんですが、、。決して彼女を悪く言いたいわけではないので、あしからず。

海外で先に上演され、今回のツアーで日本初披露となった水香さんと高岸さんの「詩人の恋」。もちろん、私は作品自体が初見です。幕が開くと、バーの前でポーズをとる水香さん。「ドン・ジョヴァンニ」と同じ、ピンクのレオタード姿です。ゆっくりと身体を伸ばし、様々なポーズを作っていきます。ピエロの扮装をした高岸さんが登場。音楽が変わり、途端に水香さんのポーズもクラシカルなものから、ベジャールらしい動きに変わる。「そこにいてね」と言われたのに、バーを片付けるピエロの後をついていってしまい、ピエロに見付かって慌ててもとの場所に戻る、そんな遣り取りも可愛い。やがて道化は衣装を脱ぎ捨て、詩人が姿を現します。詩人の高岸さんはシンプルなレオタード姿。可愛らしいパ・ド・ドゥで、それぞれに踊りの見せ場もある。
「ドン・ジョヴァンニ」同様、もしかしたらそれ以上に、水香さんの可愛らしさが活かされていたと思います。私としては、コケティッシュな表現はもう少し控えめなほうが好みだったかもしれませんが、、。高岸さんも、ちょっとお腹周りにお肉がついてきたかな〜と思う部分はありましたが、あの道化の衣装を着こなせるのは高岸さんくらいしか今のところいないかもしれない。踊りも相変わらずパワフルで、見応えがあります。
ただ、なんとなく、何かがスコンと抜け落ちているような気がしました。何か、こう胸をクッと捕まれるようなものが、もっとあると思っていたんですが、、。切なさとか余韻が、あまり残らなかった。ラスト、少女がいなくなり、残された詩人がしっとりと踊りあげる。前方上空にスッと腕を伸ばした姿を、その腕を、闇が包み込むように暗転して終わります(確か)。終わり方もとても素敵なんですが、なんとなく作品全体から香ってくるものが、私が想像していたよりは少なかったように感じたんです。
中一日空いて倉敷公演。その間、いろいろと考え、もしかしたら私の見方が間違っているのではないかと思い、今度は何も考えずに楽しもうと臨みました。同じくベジャールの「ドン・ジョヴァンニ」が、ただひたすら幸せな気分になれるように、「詩人の恋」も目の前の可愛らしいパ・ド・ドゥを堪能しよう、と。そう思って見てみると、とても楽しかった。この満足感を大事に持って帰ろう、と。ただ、やっぱりこうして書くからには(勝手に書いてるんですが)、異なる2つの感じ方を経験したことを、書かずにはいられませんでした。
今回、見る前にはプログラムを読んでいませんでした。自分が2つの感想を抱いたこともあり、遠征から帰宅後に初めて「詩人の恋」の作品解説を読んでみたんです。「(詩人は)孤独と愛と悲しみを感じながら、やがて永遠を見つける」とありました。ん〜、、。そこまでの感情は抱けなかったかもしれません…。
私としては、「チェロのための5つのプレリュード」で素敵なパートナーシップを築いた吉岡さんと高橋さんにも踊ってほしいと思ってしまいました。しかし、最初にも書きましたが、あの道化の衣装を着こなせる人間は少ないかもしれません。それと、高岸さんの持つ魅力も他にはないものがあります。完全なる陽性かと思いきや、ロマンチックだったりメランコリックな面も持ち合せている。水香さんに不満があるわけではありませんが、この作品に非常に合っているようでいて、もしかしたら違う空気を持ち合せているのかもしれない。しかし、そもそもこの作品が本来持っている空気を私は知らないわけです。目の前の作品を楽しめばいいじゃないかという気もしますが、やはり振付家が作品にこめた思いを大切に感じたいとも思います。
なんだか、批判しているように聞こえてしまうかもしれませんが、そのつもりはないのでご理解を頂ければ、、、と。作品は好きだし、是非また上演してほしいと思ってるんです。
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2011年11月16日

オールニッポンバレエガラコンサート2011 in いわき/他

8月に東京で開催されたチャリティ・ガラ、『オールニッポンバレエガラコンサート』が、いわきでも開催されます。少し前に、会場となるいわきアリオスさんがツイッターでつぶやいていらっしゃったんですが、その発売日が18日(金)に迫ってきました。入場料は無料。席は指定席です。いわきアリオスのチケットシステムは、通常は座席を指定して予約できるんですが、今回はステージに近い前方席から申込順に自動で割り当てられるとのこと。
出演者は東京より少ないようですが、まあ、あれだけのダンサーをまた同じ日に集めるのは難しい話ですよね。無料っていうのがすごいな〜、と。ギエムの『HOPE JAPAN』同様、すぐに完売しそうですね。

■ オールニッポンバレエガラコンサート2011 in いわき

12月28日(水)18:00
会場:いわきアリオス 中劇場
入場無料(指定席の整理券が必要です)
前売開始:11月18日(金)

『眠れる森の美女』よりグランパドドゥ
志賀育恵、春野雅彦
『Songs of Innocence and of Experience』より抜粋(振付:中村恩恵)
大嶋正樹
『シンデレラ』よりパドドゥ
永橋あゆみ、三木雄馬
『bitterroot』
松崎えり、増田真也
『海賊』よりグランパドドゥ
星野姫、荒井英之
『Spring Waters』
橘るみ、三木雄馬
『くるみ割り人形』よりグランパドドゥ
田中ルリ、岡田兼宣
『BOLERO』
西島千博
『Mayday,Mayday,Mayday,This is...』(振付:遠藤康行)
平山素子、佐藤美紀、木下佳子、金田あゆ子、加藤野乃花
遠藤康行、青木尚哉、大嶋正樹、八幡顕光/他

<上演順未定>

いわきアリオス


NBSのサイトで、モンテカルロ・バレエ団の公演概要が発表されました。祭典会員向けに鑑賞希望日のアンケートが届いていたので、概要はわかっていたんですが、どうやら3月11日(日)の公演日には、東日本大震災から1年ということで特別セレモニーが予定されているそうです。どんなセレモニーになるのか、気になります。
明日からの『エオンナガタ』の会場で申込が開始されそうですね。
NBS
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2011年11月13日

小林紀子バレエ・シアター『くるみ』にアントニーノ・ステラ

小林紀子バレエ・シアターの『くるみ割り人形』に、アントニーノ・ステラがゲストで出演します。アントニーノ・ステラといえば、中止になった4月の公演に出演が予定されていたダンサーですよね。2007年のミラノ・スカラ座の日本公演でも、『ドン・キホーテ』のジプシーを踊っています。金平糖の精は島添さんと高橋さんのダブルキャスト。公演まで後1ヵ月半を切っているんですが、チケットはこれから発売です。

■ 小林紀子バレエ・シアター『くるみ割り人形』全幕

12月25日(日)18:30
12月26日(月)17:00
会場:メルパルクTOKYO
S席:9,000円 A席:7,000円 B席:5,000円
一般発売:11月16日(水)

【出演】
(12/25)島添亮子、アントニーノ・ステラ、中尾充宏、萱嶋みゆき、真野琴絵、喜入依里、冨川直樹
(12/26)高橋怜子、アントニーノ・ステラ、中尾充宏、萱嶋みゆき、真野琴絵、喜入依里、冨川直樹

チケットぴあ


デアゴスティーニの第5号をやっと購入。旅行中に「発売日お知らせメール」が届いてたんだけど、旅行先で買うわけにもいかず、、。第5号はペルミ・バレエの『ドン・キホーテ』です。やっと持ってないDVDがきました〜♪ 因みに、今号からパッケージが変わりました。シュリンクがかかってるので、以前のように店頭でパカパカと開くことがありません。今のところ全号購入してるんですが、それにしても2週間ってあっと言う間に経ちますね〜。
posted by uno at 23:15| Comment(2) | バレエ日記2011 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする