2010年11月30日

水香さんと高岸さん、ご結婚〜!

嘘でしょ〜!? 本気で我が目を疑いましたよ! 水香さんと高岸さんがご結婚されたそうです。東バの公式サイトで報告がありました。水香さんもMessageを更新。いや〜、ビックリです。でも、素敵なニュースですよね。いやしかし、驚いた。こんなに驚いたの、久々だわ。水香さんが幸せなら、なんだか嬉しいかも♪ これからも2人でいい舞台を創り上げてほしいです。末永くお幸せに〜♪

東京バレエ団 NEWS
Mizuka Ueno Official Site
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2010年11月29日

東京バレエ団2011年予定

東京バレエ団の2011年オーディションが開催されます。その募集チラシがUPされているんですが、そこに今後の東京バレエ団の予定が載っていました。
 →こちら (pdfで開きます)

■ 東京バレエ団 今後の公演予定

【2011年】
2月 『ダンス・イン・ザ・ミラー』初演、『ボレロ』(ベジャール振付)
4月 『ラ・バヤデール』(マカロワ振付)
6月〜7月 『白鳥の湖』全幕(プティパ/イワーノフ、ゴールスキー他 振付)
7月 <マニュエル・ルグリとウィーンの仲間たち>
8月 <ニコラ・ル・リッシュと華麗なるスターたち>
10月〜11月 シルヴィ・ギエム<さようなら、トウ・シューズ>
12月 『ザ・カブキ』(ベジャール振付)
【2012年】
1月 『ロミオとジュリエット』全幕初演(ノイマイヤー振付)

まずは『白鳥の湖』が気になります〜。ゲスト有りか、無しか。木村さんのジークフリートが見たいー。久しぶりに美佳さんのオデットも見たいなぁ。もう一つ気になるのは、公演期間が「6月〜7月」となっていることです。東京以外でも公演があるんじゃないかと期待。最近、遠征がしたくて仕方がないんですよ、、。どっかに行きたい。
東バの予定に<ルグリ・ガラ>と<ニコラ・ガラ>が入っているということは、何かしら東バが絡むってことですよね? ガラにコール・ドとして参加するのか、本編とは別に全幕プロ的なものがあるのか。こちらもすごく気になります〜。ルグリとウィーンのダンサーをゲストに全幕とか、ル・リッシュとパリ・オペの誰かをゲストに全幕とか(どんだけ東バの公演が見たいんだ、自分…)。ル・リッシュが『ボレロ』を踊るってことはないと思うんだけど、どうでしょう。
ギエムの公演は、おそらく全国ツアーではないか、と。確か、今のところ発表されている演目は『田園の出来事』だけでしたよね。ギエムのパートナーはル・リッシュでしょうか、ムッルでしょうか。私としては衝撃を受けたムッルのベリヤエフをもう一度見たいんだけどな〜。ギエムがトウシューズで踊る演目って、なんでしょう? 『マルグリットとアルマン』、『三人姉妹』、『椿姫』、『マノン』、、、。前回は『白鳥』を踊りましたよね。トウシューズで踊るコンテもあるしなぁ。ん〜、気になる。もちろん私としては、東バの演目がそれと同じくらい気になるわけで。
そして『ザ・カブキ』!! 嬉しい〜。できれば友佳理さんと美佳さんに顔世を踊ってほしいなぁ、と。長瀬さんの塩冶判官が楽しみ。
ノイマイヤーの『ロミジュリ』は、とにかくキャストが気になる。というか、木村さんが何を踊るのかが気になります。ロミオは無理?駄目?私としては全然有りなんだけど。でも、木村さんのティボルトも格好良いと思うんだよな〜。って、ノイマイヤー版のティボルトがどんなだったか、あんまり覚えてないんだけど、、、。ティボルトといえば、シュツットガルトのイェリネクとロイヤルのホワイトヘッドにやられた私です。今の東バでマキューシオって、誰だろう。松下さんかな〜。
いろいろ考えるとワクワクします〜。
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2010年11月27日

東バblog更新/山海塾 一般発売

今日は東バの『ダンス・イン・ザ・ミラー』と『ラ・バヤデール』の発売日でしたね〜。すっかり忘れてた。来週には予約確認ハガキが届くでしょうか。チケットが届いたら、『ラ・バヤ』の劇場クラス見学会の申し込みをしなければ。え〜っと、申込は12月20日(月)から。忘れそうだよ…。NBSの公式のほうで、ジルからのメッセージがUPされてますね。やっぱり格好良い…(♪)。今回の日本公演ではほとんど踊らなかったので、久々にガッツリ踊る姿を見たいなぁ、と。『ダンス・イン・ザ・ミラー』の本番にはジルも来日するのかしら。カーテンコールでもいいから姿が見られたら嬉しいです。

東バblogの「稽古場より」が更新されました。担当は永田さん。『M』で射手を演じることになり、8月から弓道の道場に通って稽古をしていたそうです。永田さんなら素敵だと思うわ〜。楽しみ♪
水香さんと高岸さんの帰国報告も。マラーホフ・ガラで踊ったマラーホフ版『シンデレラ』は、神奈川県民ホールの『ファンタスティック・ガラコンサート2010』でも踊るそうです。ベジャールの『詩人の恋』に関しては、水香さんがコメントで「いつか日本でも踊ることができれば」と語っているし、NEWSのほうでも「いつか日本でも皆さんにぜひご覧いただきたいと思っております」と書かれているので、そのうち見られそうな気がしてきました。是非是非、日本でも上演してほしいです!

『M』の得チケが出てますね〜。S席(10,000円)の前方席を6,000円で販売。しかも、プラグラム付きです。前方席って、もしかして段差のない1列〜4列あたりのことかしら。

■ eプラス【得チケ】 <三島由紀夫没後40年記念 M席特別受付>
S席(10,000円)の前方席 → 6,000円 【プログラム付き】
受付期間:受付中〜11月30日(火)18:00
eプラス


明日(28日)は、山海塾の東京公演の一般発売日です。チケットの取り扱いは、山海塾と世田谷パブリックシアターのみ。ぴあやeプラスでは取り扱わないようです。
 →山海塾
 →世田谷パブリックシアター
私は既に先行発売で確保済みです。先行予約の日がBBLの遠征と重なってしまったので、大阪のネットカフェで取りました。結局、東バのゲネプロ見学会の日も『とばり』のチケットを取ってしまいました。最悪、ゲネプロを見て、天児さんのアフタートークだけでも駆けつけようかなと思っていたんですが、今の気持ちとしてはゲネプロのほうを諦めようかなという方向に傾いています。まだ日はあるので、もう少し考えよう…。
岩下徹さんが新作の『から・み』に出演するんですが、まだ岩下さんは見たことがないのですごく楽しみです。『卵熱』のDVDにも出ていて、今のメンバーでは天児さんと蝉丸さんの次に長い方だと思うんですよね〜。
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2010年11月26日

広島(2010.11)

先日の遠征の際に撮った写真をいくつか。携帯で撮っているので大した写真ではないんですが(しかも腕が悪い)。11/19(金)は兵庫県の西宮で「80分間世界一周」を見て、大阪に泊まりました。翌日の20(土)は広島に移動して、ちょこっと観光。21(日)に山口県の岩国で千秋楽「アリア/火の鳥/3人のソナタ」を見てきました。写真は2日目の広島です。なんかね〜、広島はすごく好きです。

まずは広島市現代美術館へ。路面電車を下りると、すぐに美術館へ登る坂道があります。山の上にあるので結構ゼェゼェでした、、。途中で選択を迫られます。遠回りする坂道か、近道の急な階段か。階段を選択。野外彫刻を2つほど通過して、正面玄関へ。行く道々の木々は紅葉していて綺麗でした。

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特別展「森村泰昌:なにものかへのレクイエム―戦場の頂上の芸術」は見ず、お目当てのオープン・プログラム「きのこアート研究所」展だけ見てきました。
ヘンリー・ムーアの彫刻「アーチ」があるムーアの広場で、2匹の猫さんに遭遇(♪)。2人とも西日を浴びて眩しそうです。

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原爆ドームを見て、

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夕飯はカレー。カレーが好きなので、どこかへ行くときはカレー屋を調べていきます。と言っても、ネットでサクッと調べるだけですが。この日行ったのは、百番目のサルというお店。きのこカレーを食べました(どんだけ好きなんだ、きのこが)。美味しかったですよ〜。

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 ライトアップされていると教えて頂いたので、その時間帯を狙ってもう一度原爆ドームへ。この日は月がとても綺麗でした。

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2010年11月25日

BBL『80分間世界一周』【西宮】(11/19)

先週の金曜日(19日)、BBL『80分間世界一周』兵庫公演を見てまいりました。言うまでもなく、楽しかったです〜。ベジャールの作品、特に全幕もの(オムニバス的ではあるけれども)は、とにかく途中から「終わらないでー」と思わずにはいられません。『80分間世界一周』も、しばらく見ることはないんだろうなぁ、、、。

西宮のキャストは東京のファースト・キャストと同じ。唯一違ったのが、セネガルのソロです。東京のリズ・ロペスではなく、アランナ・アーキバルドが踊りました。

<イントロダクション>
無音のまま、静かに幕が上がると、レッスンの準備をしているメレンダ=旅人と、こちらに背を向けて立っているジル。ベジャールの声が響きます。あぁ、これから旅が始まるんだなぁと思う瞬間。レッスンの始まり、一つの作品の始まりは、いつでも旅の始まりのようなものなのかもしれない、と思ったり。「春の祭典」冒頭の男性群舞のリハーサル。この日ジルは、誰の手直しもすることはありませんでした。

<セネガル>
東京公演でちょっと気になっていたアランナ・アーキバルドがセネガルを踊りました(東京は3日間ともリズ・ロペス)。ルードラ出身のアーキバルドは、1992年生まれの18歳! 若い〜。もうすーごく可愛かったです♪ 出身地は書いてなかったんですが、彼女も少し肌が褐色っぽかったので、セネガルのソロを踊っても違和感はありませんでした。ちょっとポチャッとしていたロペスに比べ、アーキバルドはスレンダー。アフリカンなリズム感(韻を踏みたかったわけではありません)はロペスのほうがあったかもしれません。ちょっと上品なセネガルではありましたが、いきなり異国の女神が光臨したかのごとく雰囲気はアーキバルドのほうがありました。とにかくピッチピチの若い女神(♪)。可愛かった〜。
そのセネガルの女性と男性が腰を絡めるシーンがあるんですが、ルヴランが気合入りすぎで面白かった。「フォーッ!!」という雄叫びが聞こえてきました。周囲の男性陣もちょっと素で笑ってたような気がする(笑)。

<サハラ>
<エジプト>
鮮やかの緑のハーレムパンツに、同じくマントを羽織ったジュリアンが登場すると、空気が変わります。思わず「きたー!」と心の中で叫んでしまう。羽織っていたマントを取り、丁寧に折りたたんでメレンダに渡します。きちんと整えてから渡すのが、なんか面白いなぁと思ってしまうのは、私だけでしょうか。ジュリアンのエジプトは、陶酔感のあるソロ。音楽の含めそういう空気のある場面だとは思うんですが、あの陶酔感の一番の要因は、やはりジュリアンの存在ではないか、と。ずっと見ていたくなる場面です。

<ギリシャ>
イワノワのギリシャにあまり母性を感じないと言い続けてきたわけですが、この日は少し感じることができました。何が違ったのかはわかりません。でも、あぁこれなのかもしれないと思えたような気がするんです。「少し感じた」、それでいいんじゃないか、と。ここに登場する女性は、幼い頃の母の記憶なのではないかと思いました。まだ若く、美しく、母であり理想の女性でもある、その人。自分が幼ければ、当然母親の母親歴も短いわけで、その母性はまだ芽生えたばかりで、若さや美しさとない交ぜになった薫るような母性だったのかもしれない。しかも、ベジャールの中ではその姿で記憶が止まっているんですよね、、。
ギリシャの最後だったと思うんですが、レッスンウェア姿のダンサーたちが出てきて、スローモーションで踊る場面があります。旅人は舞台の下手に横たわっていて、波の音が響いている。あれは、スタジオのざわめきが彼に見せた、波間の夢だったのではないでしょうか。

<ヴェネチア>
ジルが「ヴェネチア!」と叫ぶと、ヴェネチアのシーンが始まるんですが、そのジルの声がやっぱり素敵なんですよね〜。大きな道化はムルドッコ、小さな道化はコジョカルだと思います。戯れる2人の道化と旅人。そして、カラフルなレオタードを着た男性たちの明るい踊り。ヴェネチアは本当に楽しいです。
一転してロスのソロは、魅惑的な陰を持った踊り。大っきな道化と小っちゃな道化が見守っているのが、やっぱり面白い。ちょっと不思議な動きも、ロスが踊ると変じゃない。それどころが、あぁベジャールっぽいな〜と思います。
「恋する兵士」では、ソロの那須野さんはもちろんだけど、楽しそうにしている周囲の面々もついつい見てしまいます。ここでも楽しげなルヴランが気になる(♪)。シャルキナどこにいても何をしてても可愛い。今回でシャルキナのイメージが少し変わりました。これまでも可愛いとは思ってたけど、普段はちょっとクールな女の子なのかな思ってたんです。でも、素の彼女はどこか無邪気で、とても可愛らしい振る舞いをするんだな〜、と。『アリア』のカーテンコールでジルを呼びに行くシャルキナが、なんだか妙に可愛いんですよね。あと、「恋する兵士」の場面でシャルキナが着ている緑のレオタードが可愛い。

<ウィーン>
ルヴレのウィーンは素敵です〜。以前の勢いは少しなくなったとは思いますが、あの大人の男の軽やかな余裕は、まだ誰にも負けません。脂っ気も少し抜けちゃったけど、やっぱり若い子たちに比べると脂っぽい。ティエルヘルムも、「メフィスト・ワルツ」もあってすっかり好きになったので、見ていて楽しかったです。
最後、紫の衣裳を着たダンサーもレッスンウェアのダンサーも、全員が並んで踊る群舞の場面が好きです。

<パルジファル>
シャルキナは、可愛い中にも凄みがついたなぁ、と。シャコンが彼女をフワッと頭上高くリフトするところで、いつもこちらまでフワッとします。そして、リフトしたままスーッと移動する。まるで全然重たくなどないように見えるのがすごい。
旅人の前にあった小さなスクリーンを畳むと、その向こうにジルが立っています。いつからスタンバっていたのか全然わからないんですよね〜。退場するときに、スクリーンを片付けていくのがちょっと面白いです。

<インド>
<アレポ>
2組のカップルが、同じ振付を同時進行で踊る場面。軽快で小気味いいパ・ド・ドゥは、見ていて気持ちが良いです。結構難しそうなパ・ド・ドゥに思えるんですが、彼らは簡単に踊っているように見えるのがすごいな、と。やはりロシャを見てしまう私。

<中国>
<北極>
ペンギンの中身が男性陣かと思うと、なんか可笑しい(笑)。あんな可愛らしい動きができるのね、と。一人がコケルと、それにつまずいて次から次へと転んでいくペンギンたち。全員が転んだところで、サッと一斉に顔を旅人のほうへ向けるのが、また可愛い。お別れのとき、「撫でて撫でて〜」とでも言うように、一人ずつ旅人のもとへ寄ってくるのが可愛くも切ない。

<サンフランシスコ>
旅人が踊るタップはどれくらい練習したもんなんだろうか? 詳しくないのでよくわからないんですが、かなり様になっていると思うんだけど。東京で3日間連続で踊ったアロザレーナは、最終日には流石にお疲れか?という気もしたんですが、この日は疲れも見えず。相変わらず格好良かったです。よどみなく柔らかな踊りが美しい。

<パ・ド・シス>
『眠り』の音楽で6人が華やかに登場します。すぐに緩やかな音楽に変わり、優しい時間が流れる。レッスンウェア姿の6人が仲良く戯れるように踊る、フィナーレの前の穏やかな一瞬です。この、怒涛のフィナーレの前に訪れる、フワッと時間が緩むような場面が結構好き。シャルキナとルヴレのカップルが、なんか可愛いんですよね〜。地べたに座り、砂に指で文字を書くようにして、見つめ合っては何かを書きあう2人が可愛い。シャルキナとルヴレって、あまりペアで何かを踊るのを見たことがないような気がするんですが、案外いいかもしれません。
結局、西宮のキャスト表もロシャのところがクノブロックになったままでした。

<アンデス>
6人+旅人の時間に飛び込んでくるのが、クピンスキーのアンデス。クピンスキーが「ヘイ!」と呼びかけるだけで、なんか面白い(褒めてます)。細くて長い手足が印象的なソロ。クピンスキーを好きなのは、踊っている彼自身が楽しそうだというのもあると思います。それってすごく大事なことなのではないか、と。

<ブラジル>
何度見ても楽しい、そして終わるのが寂しい場面です。この日は席が近かったせいか、ダンサーたちのかけ声が聞こえました。ルヴレが気合のかけ声を出していたのも格好良かった。東京で見ていたときには聞こえなかっただけなのか、ラストの『80分間』だから気合が入っていたのか。どちらかはわからないんですが、かなり気合を入れて踊っている様子が伝わってきて、見ているほうもテンションが上がりました。

カーテンコールでペンギンが出てくるという演出が可愛い。ペンギンに導かれて、ダンサーたちは緩やかな列を作り、舞台袖へと消えていきます。一度はお別れを告げたペンギンに導かれ、手に手を取り、肩に肩を抱き、こちらに背を向けて歩いていくダンサーたち。この先、彼らにはこうして手を取り同じ方向を向いて歩いていってほしいと思わずにはいられないラストでした。
因みに、カーテンコールにコジョカルの姿がなかったようなので、ペンギンの中身はコジョカルだと思います。

モーリス・ベジャール・バレエ団『80分間世界一周』
2010年11月19日(金)19:00 兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール

I. イントロダクション
男性全員
旅人 :マルコ・メレンダ
パ・ド・ドゥ :ダリア・イワノワ、ダヴィッド・クピンスキー

II. セネガル
ソロ :アランナ・アーキバルド

III. サハラ
パ・ド・シス :
ジュアン・プリド、ヴァランタン・ルヴラン、ホアン・サンチェス、
ダニエル・サラビア・オケンド、ガブリエル・アレナス・ルイーズ、エクトール・ナヴァロ

IV. エジプト
ジュリアン・ファヴロー

V. ギリシャ
女性全員
マヌーラ・ムウ :ダリア・イワノワ

VI. ヴェネツィア
七つの色 :
大貫真幹、ガブリエル・アレナス・ルイーズ、エクトール・ナヴァロ、ヘベルス・リアスコス
ローレンス・ダグラス・リグ、ダニエル・サラビア・オケンド、ヴァランタン・ルヴラン
ライト :エリザベット・ロス
恋する兵士 :那須野圭右

VII. ウィーン
美しく青きドナウ :キャサリーン・ティエルヘルム、ドメニコ・ルヴレ、カンパニー全員
エジプト王タモス :ジル・ロマン

VIII. パルジファル
カテリーナ・シャルキナ、オスカー・シャコン

IX. インド
那須野圭右、ガブリエル・アレナス・ルイーズ、ヴァランタン・ルヴラン
男性全員

X. アレポ
ルイザ・ディアス=ゴンザレス、ポール・クノブロック
ダリア・イワノワ、フェリペ・ロシャ

XI. 中国 
ソロ :オアナ・コジョカル
パ・ド・ドゥ :エリザベット・ロス、ジュリアン・ファヴロー

XII. 北極
男性全員

XIII. サンフランシスコ
タップ・ダンス :
ダリア・イワノワ、カテリーナ・シャルキナ、リザ・カノ、女性全員
ハムレット(デューク・エリントン) :ジュリオ・アロザレーナ

XIV. パ・ド・シス
エリザベット・ロス、カテリーナ・シャルキナ、ダリア・イワノワ
ジュリアン・ファヴロー、ドメニコ・ルヴレ、フェリペ・ロシャ

XV. アンデス
ソロ :ダヴィッド・クピンスキー

XVI. ブラジルバトゥカーダ :
那須野圭右、ガブリエル・アレナス・ルイーズ、ダヴィッド・クピンスキー
フェリペ・ロシャ、オスカー・シャコン、カテリーナ・シャルキナ、ダリア・イワノワ
エリザベット・ロス、ジュリアン・ファヴロー、カンパニー全員


【演奏】
パーカッション:チェリ・オシュタテール&ジャン=ブリュノ・メイエ(シティ・パーカッション)
キーボード&トランペット:イリア・シュコルニク
posted by uno at 03:03| Comment(8) | バレエ公演2010 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月22日

BBL遠征から戻りました。/(訂正を一つ)

帰宅しました〜(2時間前くらいに)。19日(金)に西宮で『80分間世界一周』、21日(日)に岩国で『アリア/火の鳥/3人のソナタ』を見てまいりました。これでBBLの日本公演は終了。終わってしまった、、、。寂しいな〜。また2年後くらいに来てくれるかしら。
西宮の『80分間〜』、最高に楽しかったです。キャストは東京の初日・2日目とほぼ同じ。セネガルのソロをアランナ・アーキバルドが踊りました。アーキバルドは東京公演で気になっていたダンサー(可愛いので)。1992年生まれってことは、18歳。とっても可愛かったです〜♪ 『80分間〜』のカーテンコールは盛り上がりますね。関西という土地柄もあるのかしら。オーケストラピットがないので、客席と舞台が近いというのもあるかも。ダンサーたちもリラックスした空気で、親密感があってよかったです。比較的前の方で見ていたので、ラストのブラジルでダンサーたちが気合の掛け声を出しているのが聞こえたのも楽しかった。
岩国では「メフィスト・ワルツ」はありませんでした。そんな〜、、、。最終日にクピンスキーを見られず…。結構クピンスキーが好きだな、自分。ロシャも見られなくて、なんか寂しい(結構好きだな、自分)。「メフィスト・ワルツ」がなかったのは残念でしたが、公演はとても楽しかったです。キャストは東京の初日と同じ。そうだ、訂正が一つあります。「3人のソナタ」のラストを、最初と座る位置が違うと書いたんですが、同じでした、、、。まったくの勘違い。すみませんでした。
最終日だというのに、SAYONARA看板も紙吹雪も何もなし。ちょっと寂しいな〜、と。前回の最終地、松江では、SAYONARA看板に紙吹雪に紙テープ、全部あったのに。前々回の最終地、松本のときはどうだったか忘れちゃったけど。


明日から仕事です。はぁ〜っ、、、。
とりあえず、写真は夜の原爆ドーム。月が綺麗でした。

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posted by uno at 01:21| Comment(8) | バレエ日記2010 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月19日

NHK芸術劇場でロイヤル『ロミオとジュリエット』/明日から遠征

都さんの『ロミジュリ』、いよいよ明日(19日)が放送日ですね〜。私は明日からBBLの公演を見るために西宮と岩国に行くので、さっき録画予約しました。たぶん、ホテルの部屋でも見ちゃうと思うけど。

■ NHK芸術劇場

11月19日(金)23:00〜25:40 NHK教育テレビ
情報コーナー:「吉田都の芸術」
公演コーナー英国ロイヤル・バレエ『ロミオとジュリエット』全3幕

NBS
芸術劇場


というわけで、明日からバレエ遠征に行ってまいります。公演は西宮(19日)と岩国(21日)だけど、大阪と広島に泊まる予定。真ん中の土曜日は広島でブラブラします。広島市現代美術館で「きのこアート研究所展」というのをやっているので、見に行こうかな、と。大好きなんです、キノコが。食べるのも好きだけど、キノコグッズを集めるのも好き。
岩国でも「メフィスト・ワルツ」、やってくれるといいな〜。メフィストがなかったら、最終日にクピンスキーを見られないような気がするんですよね、、、。ロシャも出ないし。ラストが『80分間〜』だったら、最終日に全員の顔を見られたのにな〜、と。
それでは、残り2公演、楽しんでまいります〜。
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山海塾からDM

山海塾からDMが届きました。東京公演の先行予約のお知らせです。BBLの遠征と重なるんじゃないかと心配してたんですが、やっぱり重なってしまいました〜。仕方がないので、旅先でチケ取りです。北九州の一般発売も遠征と重なるので、こちらも旅先で取らなければ、、。山海塾の先行予約では座席を選ぶことができます。NBSなどが使っているのと同じシステム。最近多いですよね、あれ。北九州のほうはeプラスの座席選択を使って取るつもり。
東京の『から・み』を何回見に行くか迷ってます。北九州はジャパンプレミアなので、どうしても見てみたいんです。どうせ行くなら2公演見てきてしまおう、と。気持ち的には東京も全部見に行ってしまいたいんですが、そうもいきません。う〜ん、どうしよう…。

東京公演のDM先行予約は20日(土)から、北九州の一般発売は21日(日)からです。

■ 山海塾『二つの流れ−から・み』【福岡】
1月22日(土)18:00
1月23日(日)14:00
会場:北九州芸術劇場 中劇場

一般発売:11月21日(日)
eプラス 【座席選択】
電子チケットぴあ

■ 山海塾 【東京】
『二つの流れ−から・み』
1月26日(水)19:00
1月27日(木)19:00 ★トーク
1月28日(金)19:00
1月29日(土)15:00
1月30日(日)15:00
『降るくるもののなかで−とばり』
2月3日(木)19:00 ★トーク
2月4日(金)19:00
2月5日(土)15:00
2月6日(日)15:00
会場:世田谷パブリックシアター

一般発売:11月28日(日)
※山海塾DM先行予約:11月20日(土)
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2010年11月18日

BBL『アリア/火の鳥/3人のソナタ』2日目(11/14)

東京公演の最終日、BBL『アリア/火の鳥/3人のソナタ』の2日目の公演に行ってまいりました。恒例の「SAYONARA」と「See You Again」(これ、前からありましたっけ?)の電光掲示板と、大量のキラキラ紙吹雪。最後の幕が下り切る間際、こっそり握っていた紙吹雪をぱらっとばら撒いたジュリアンがお茶目でした。
この日も「メフィスト・ワルツ」を上演してくれました。クピンスキーが火の鳥だったので、休憩を挟んで「メフィスト・ワルツ」「アリア」の順で上演されました。やっぱり一番ワクワクしたな〜。この胸躍る感じ、これこそがベジャール作品を見る醍醐味の一つではないかと思いました。ガッと胸掴まれて夢中で見ているときの高揚感は、何ものにも代え難い喜びです。

「3人のソナタ」は、ジャン=ポール・サルトルの『出口なし』からインスピレーションを得て創られた作品だそうです。3人がいるのは、死んだ直後の出口のない部屋らしい。最初、まだ彼らは自分が死んだことに気が付いていないのかもしれません。何故ここにいるのか、ここがどこなのか、わからないことによる焦り。いや、心のどこかで感じているからこその焦りなのかも。途中でドアが開くんですが、3人ともそこから出ようとはしません。出られないというのもあるけど、出られないのを知っているから出ないのではないでしょうか。出口のない部屋、それは生きていれば終わることのない他人との関わりを表しているのかなぁ、と。生きていれば必ずと言っていいほど他者との関わりは生まれるし、それがなければ生きていくのは困難です。でも、本当に他者と理解し合えるなんてことはないし、理解し合おうとすれば非常に膨大なエネルギーを要する。生きている限り終わらないかと思うと、ときどき途方に暮れることもあります。3人の関係は変化し、終わることなく続いていきます。それはまるで、出口を探しているようでした。始まらなければ終わらないですから、出口を見つける為には関わりを続けなければならない。でも、出口なんてないんですよね、、。ドアの向こうは、それらからの開放を表しているのかもしれないけど、やはりそこへ行くことなどできないのかもしれない。もしかしたら、扉の向こうにはまた別の部屋があるだけなのかも、、、。最後には、「振り出しに戻る」という感じで、3人は再び3箇所の椅子に腰掛けます。ただ、出だしとは座る位置が違うのが面白い。とまぁ、これは私が勝手に感じたことで、作品やベジャールの意図とは違うかもしれませんが。原作を読んでいればもっと楽しめたのかなぁと思ったりもしたんですが、それがなくても十二分に惹きつけられるのは、ベジャールのすごさだろうな、と。
3人の生み出す様々な関係が途切れることなく展開され、約30分間の作品中、緊張の糸が緩むことはありません。緊張感のある面白い作品でした。2キャストありましたが、どちらもとてもよかったです。グッと若返った感のある2日目のキャスト、ジュリアン−ゴンザレス−イワノワは、美しくてスタイリッシュ。黒のスーツを着たジュリアンがとにかく素敵。濃厚で、作品がよりシャープに感じられたのは初日のルヴレ−シャルキナ−ロス。2人の女性、シャルキナとロス間に年齢差があったのも、面白かったのかも。

「火の鳥」はクピンスキー。パルチザンの衣裳が似合わない(笑)。「もう絶対に後で脱ぐよね、その衣裳」というくらい浮いてます。土臭いリーダーではなく、性別をも超越したような美しい火の鳥でした。いや、超越していたのは性別ではなく人間か?という気がしなくもない。スレンダーな身体と長い手足。決して隆々ではなく、綺麗についた筋肉。そこから繰り出されるのは、柔らかさと俊敏さの同居した踊り。ブルーの瞳と揺れるブロンドの髪とくれば、王子が似合いそうなものなのに、そうはさせないのはあの目です。ときには狂気と紙一重、ときには猟奇的に輝くあの目が、クピンスキーがまとうピリピリとした空気を生み出しています。前回の日本公演のときの自分の感想を読み返してみたら、クピンスキーのことを「猟奇的」「取って食いそう」と書いてました。2年前から取って食いそうだったんですね、彼は。“あの”クピンスキーが若干お疲れか?と思わせたのは、それだけ火の鳥はシンドイということでしょうか。しかし、次の「メフィスト・ワルツ」では、お疲れの色は一切なく。
パルチザンのメンバーが少し変わりました。ヒゲのムルドッコと、ボワっと前髪を立てている(立っちゃってるのかな?)プリドを確認。ヴァリエーションは変わらず、サンチェス、メレンダ、タルタグリョーネ。
闘いに倒れたリーダー。横たわり、息も絶え絶えにもがく姿も、クピンスキーだと妙に色気があるな、と。背後からフェニックスが登場。決して大柄ではないけど、シャコンの存在感は大きい。手で顔を隠して登場し、スーッ表情が見えただけで高揚感を覚えます。着地が柔らかで音がしない。シャコンは前回の日本公演では踊らなかったんですよね。今のシャコンで「バレエ・フォー・ライフ」が見たいな〜と思いました。

休憩を挟んで「メフィスト・ワルツ」。リストの「愛の夢」に乗って、ストレッチャーを押して登場するメフィスト=クピンスキー。黒尽くめの衣裳に白い手袋。ブロンドの髪を逆立てています。ストレッチャーには女性の死体=ティエルヘルムが横たわっています。助手が2人(ムルドッコとプリドだったかな?)。ティエルヘルムにキスをし、その身体に頬ずりをするクピンスキー。しかも、頬ずりしつつこちらに向けた視線が妖しすぎる…(♪)。彼女の腕を持ち上げる。手を放すとポトリと落ちそうになります。それを誤魔化すかのように、自分の腕をサッと絡ませるクピンスキー。彼女の身体をゆっくりとストレッチャーの上に立たせます。メフィストの言いなりに動くティエルヘルムの身体が、柔らかくてとても綺麗でした。彼女をストレッチャーから下ろし、舞台の中央に立たせる。そこから音楽は「メフィスト・ワルツ」へ。メフィストが死体を蘇らせ、メフィストと死体のパ・ド・ドゥが始まります。しかも、軽快な前奏に合わせて魔法をかけるような仕種をしたクピンスキーは、おもむろにシャツのボタンを三つほど外して踊り始めるんですが、そのボタンを外すときの顔(笑)。イッちゃってるな〜、本当(褒めてます)。手袋を外すときも同様。クピンスキーがとにかく最高なんですが、ティエルヘルムもすごく上手いんだなと思いました。意志がなさそうでいて、実は密かな意志を感じる身体。言いなりになっているようだけど、気付かれないように相手の様子を窺っているような目の動き。彼女は意志がないんじゃなくて、それを隠しているように見えるのが面白いんです。だからこそ、最後の立場の逆転もいい味を出してくる。ティエルヘルムの身体(存在感)は、どちらかというと楚々としていて脂っ気がないんだけど、それが不思議な色気を醸し出しているような気がします。ロスもちょっとそういう感じなんですよね。いわゆる色気のある身体ではないけど、不思議なエロスがある。
作品はどことなく切なさを感じさせます。コッペリウスとコッペリアだったり、フランケンシュタインと人造人間だったり、そういった物語を思い起こさせました。ミッチイ、アトム、ピノキオ…。命のないものに命を吹き込む物語がやがて漂着する切なさ。そう感じたのは、最初と中盤に「愛の夢」が使われていたからかもしれません。
この作品をクピンスキーとティエルヘルムで復活上演させたジルもすごいなと思ってしまいました。
しかしなんと言っても、猟奇的でさえあるクピンスキーのメフィストが最高。この一言に尽きます。
過去の作品だとわかっていても、このダンサーのために振付けたんじゃないか、そう思わせることができたら最高ですよね。ジルが踊っている写真が見たくていろいろ探したんですが、世界バレエフェスティバルの写真集の中に白黒の写真を1枚見つけることができただけでした。ジルの目も結構危なかったです(笑)。

ジルの「アリア」。2回目のほうが楽しめました。初日で少し様子がわかったので、落ち着いて見ることができたというのもあると思います。意欲作だというのはわかったし(当たり前か、、)、ダンサーたちがジルの要求に応えて懸命に表現している姿にも感じるものがありました。最初はちょっと難解な作品かな〜と思ったんですが、むしろジルの表現はとても真っ直ぐだなという気がしてきました。一見難解に思えたり、初日に消化不良に感じたのは、音楽が関係しているかもしれない。いや、音楽が良くなかったという意味ではないんです。音楽はとても面白いと思いました。ただ、わかりやすい音楽でわかりやすく盛り上げてはくれないんですよね。ワーッと迫ってくるというよりは、フムフムと感心しながら見てしまうというか(もちろん、ワーッとくるところもあります)。さらに、「ここでこう来てほしい」というこちらの期待とは違う方向へ行くこともあります。例えば、アロザレーナとタルタグリョーネのパ・ド・ドゥのラスト、群舞の男女がザーッと舞台に侵入してきます。このパ・ド・ドゥは音楽も格好良いし、非常に緊迫感のあるすごくいい場面なんです。赤いワンピースの使い方も印象的だし。そこへ群舞がザーッと入ってくると、私としては力強い群舞で盛り上がりのある場面を期待してしまうんですが、実際には音楽はフッと止み、無音の中(確か)ダンサーたちがゆっくりと崩れていく場面が展開されるんです。いや、それがジルのやり方なわけだから、それが悪いと言いたいんではないんです。ただ、単純な私はワーッときたらそのままドワーッと盛り上がりたくなってしまうんですよね。
出だしは結構好きでした。舞台中央に腰かけたジュリアンの背後に、ピッタリと寄り添うアロザレーナ。影のようなアロザレーナが、ゆっくりとジュリアンから分離していきます。でも、アロザレーナが「彼」でジュリアンが「他者」なんですよね。それを知らずに見ていたら、ジュリアンが「彼」でアロザレーナが「他者」だと思ったかもしれません。「自らの内なる魔物」(プログラムより)こそ、彼自身だということでしょうか。
ブランコに揺られて登場する、セクシーな3人のアリアドネたち。アロザレーナの弾くピアノに合わせて(もちろん実際には弾いてません)、最初にロスが、続いてイワノワと2人で、最後はシャルキナも加わって3人で踊ります。アリアドネたちの踊りもとてもよかった。しかしなんと言っても、アロザレーナが弾いていたピアノが自転車になっていて、実際にペダルをこいで移動したときには感激しましたよ〜。
群舞になると音楽がミニマルだったり現代的だったりして、群舞でドワーッと盛り上がれなかったことに、私は消化不良を感じたのかもしれません。ジルの振付ける動きは嫌いではなかったです。

モーリス・ベジャール・バレエ団『アリア/火の鳥/3人のソナタ』
2010年11月14日(日)15:00 東京文化会館

「3人のソナタ」
ジャン=ポール・サルトル「出口なし」に基づく
振付:モーリス・ベジャール 
音楽:ベラ・バルトーク (2台のピアノとパーカッションのためのソナタ第1楽章、第2楽章)

ジュリアン・ファヴロー
ルイザ・ディアス=ゴンザレス
ダリア・イワノワ

「火の鳥」
振付:モーリス・ベジャール
音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー

火の鳥:ダヴィッド・クピンスキー
フェニックス:オスカー・シャコン
パルチザン:
シモナ・タルタグリョーネ、フロランス・ルルー=コルノ、リザ・カノ、ホアン・サンチェス
マルコ・メレンダ、アンジェロ・ムルドッコ、ホアン・プリド、エクトール・ナヴァロ
小さな鳥たち:
アドリアン・シセロン、ローレンス・ダグラス・リグ、ヘベルス・リアスコス
ファブリス・ガララーギュ、サンドリン・モニク・カッシーニ、オアナ・コジョカル
キアラ・パペリーニ、コジマ・ムノス

「メフィスト・ワルツ」
振付:モーリス・ベジャール
音楽:フランツ・リスト

ダヴィッド・クピンスキー、キャサリーン・ティエルヘルム

「アリア」
振付、演出:ジル・ロマン
音楽:J.S.バッハ、ナイン・インチ・ネイルズ、メルポネム、イヌイットの歌から抜粋
オリジナル音楽:チェリ・オシュタテール&ジャン=ブリュノ・メイエ(シティ・パーカッション)

彼:フリオ・アロザレーナ
他者:ジュリアン・ファヴロー
アリアドネたち: エリザベット・ロス、ダリア・イワノワ、カテリーナ・シャルキナ
若い娘:シモナ・タルタグリョーネ
闘牛士:ヴァランタン・ルヴラン
若者たち:
マルコ・メレンダ、ホアン・サンチェス、ヴァランタン・ルヴラン、ホアン・プリド
ガブリエル・アレナス・ルイーズ、アドリアン・シセロン、大貫真幹
ファブリス・ガララーギュ、ヘベルス・リアスコス、シモナ・タルタグリョーネ、リザ・カノ
オアナ・コジョカル、サンドリン・モニク・カッシーニ、ポリーヌ・ヴォワザール
フロランス・ルルー=コルノ、コジマ・ムノス、キアラ・パペリーニ
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2010年11月14日

『80分間世界一周』3日目(11/10)

今日は『アリア/火の鳥/3人のソナタ』の2日目の公演に行ってまいりました。今日も「メフィスト・ワルツ」を上演してくれました〜。今日は「火の鳥」がクピンスキーだったので、休憩を挟んで「メフィスト・ワルツ」でした。20分休憩を挟んでも、結構大変だと思うけどなぁ、、、。ツアー最終地の岩国でも「メフィスト・ワルツ」を上演してくれることを願って止みません。今日もとっても楽しかったんですが、先に『80分間世界一周』の最終日の感想を。


『80分間世界一周』、3日目にして少しキャストが変わりました。こちらがセカンドキャストだと思われます。で、結構私はBBLのセカンド・キャストが好きなわけです。いや、ファーストもセカンドもどちらも同じくらい好き、というのが正しいかも。

旅人を踊ったマルコ・メレンダは、今回初めて見るダンサーでした。旅人は映像ではエティエンヌ・ベシャールが演じていたので、彼がいない今、見るのはちょっと辛いなぁと思っていました。エティエンヌは前回の公演で私の好きな役どころを踊っていたというのもあって、ちょっと好きだったんですよね。でも、今回メレンダが踊ってくれて本当によかった。旅人役に少年のようなダンサーを使うのは、それがベジャールの中の少年だからではないかと思います。『くるみ割り人形』でも『海』でも、ベジャールはいつも少年ビムでした。メレンダも、小柄で少年っぽさを残したダンサーです(たぶん22歳くらい)。黒髪と印象的な瞳、華奢な胸。でも、良い意味でエティエンヌとは違ったんですよね。いつもの私だったら、メソメソした気持ちで見ていたと思うんですが、メレンダは明るかった。それに、実年齢も若く、華奢で少年っぽさを感じさせるダンサーだけど、本当はとても大人っぽいということがわかったんです。少年っぽさと、少年の持つ男っぽさが絶妙だった。いつもだったら「あの孤独が」とか「心に開いた穴が」とか言い出して、共鳴して涙を流すことで救われていたようなところのある私ですが、メレンダは違いました。あの真っ直ぐで明るい、真新しい男らしさは、不思議と頼りがいがあり、軽やかに旅に連れて行ってくれた。こういう救われ方もあるんだなぁ、と。踊りもとても軽やか。ジャンプは滞空時間が長く、小柄だけど踊りは小ささを感じさせませんでした。

「マヌーラ・ムウ」はリザ・カノ。彼女も初見です。彼女もとても綺麗でよかったけど、やっぱり母性というのとは違うかな〜、と。そこにこだわりすぎなのかな、、、。胸締めつけらるような懐かしさと、裸足で踊る力強い母性をグッと感じたいところなんですが、そこを除けばリザ・カノもイワノワもとても美しくて本当によかったんですが。どちらもよかったけど、流石にイワノワの踊りがクリアで無駄がなく、美しかったな〜、と。プログラムによると、イワノワは1987年生まれ。わ、若い! 23歳だったんだ。大人っぽいな〜。というか、プロフィールに「『バクチV』のシヴァを踊っている」って書いてあるけど、それはないでしょう(笑)、と。いや、なんか想像したら格好良さそうだけどさ。

ウィーンの「美しく青きドナウ」はフロランス・ルルー=コルノとポール・クノブロック。ルルー=コルノがとってもよかったです〜♪ 彼女は前回の日本公演で初めて見ました。短い髪と覚えやすい顔立ちで、印象に残っていたダンサーです。パートナーのクノブロックをウットリと恋しそうに見つめる表情がなんとも素敵。なんて胸躍る、ワクワクした瞳をするんだろう、と。弾む心が伝わってくるような、軽やかで楽しげな一挙手一投足にウットリと見入ってしまいました。踊っている彼女自身がとても楽しそうなのも印象的。「踊ることが楽しい!幸せ!」という気持ちに溢れていて、見ているこちらが笑顔になるような存在感でした。本当、可愛かった〜。クノブロックを見る余裕がなかった、すまん。彼もスマートで(佇まいが)とてもいいダンサーでした。

結局、3日間ともパ・ド・シスのキャストはフェリペ・ロシャのところがクノブロックになったままでした。フィナーレのブラジルもクノブロックになってるけど、ヴァリエーションを踊ったのはロシャでした。水色パンツで、背中でロボットマイムするヴァリ(こんな説明ですみません、、)。そういえば、『アリア』プロではロシャの出番がなかったなぁ、と。ちょっと寂しい。


モーリス・ベジャール・バレエ団『80分間世界一周』
2010年11月10日(水)19:00 東京文化会館

I. イントロダクション
男性全員
旅人 :マルコ・メレンダ

II. セネガル
ソロ :リズ・ロペス
パ・ド・ドゥ :ダリア・イワノワ、ダヴィッド・クピンスキー

III. サハラ
パ・ド・シス :
ジュアン・プリド、ヴァランタン・ルヴラン、ホアン・サンチェス
ダニエル・サラビア・オケンド、ガブリエル・アレナス・ルイーズ、エクトール・ナヴァロ

IV. エジプト
ジュリアン・ファヴロー

V. ギリシャ
女性全員
マヌーラ・ムウ :リザ・カノ

VI. ヴェネツィア
七つの色 :
大貫真幹、ガブリエル・アレナス・ルイーズ、エクトール・ナヴァロ、ウィンテン・ギリアムス
ローレンス・ダグラス・リグ、ダニエル・サラビア・オケンド、ヴァランタン・ルヴラン
ライト :エリザベット・ロス
恋する兵士 :那須野圭右

VII. ウィーン
美しく青きドナウ :フロランス・ルルー=コルノ、ポール・クノブロック、カンパニー全員
エジプト王タモス :ジル・ロマン

VIII. パルジファル
カテリーナ・シャルキナ、オスカー・シャコン

IX. インド
那須野圭右、ガブリエル・アレナス・ルイーズ、ヴァランタン・ルヴラン
男性全員

X. アレポ
ルイザ・ディアス=ゴンザレス、ポール・クノブロック
マーシャ・アントワネット・ロドリゲス、フェリペ・ロシャ

XI. 中国 
ソロ :オアナ・コジョカル
パ・ド・ドゥ :エリザベット・ロス、ジュリアン・ファヴロー

XII. 北極
男性全員

XIII. サンフランシスコ
タップ・ダンス :ダリア・イワノワ、カテリーナ・シャルキナ、リザ・カノ、女性全員
ハムレット(デューク・エリントン) :ジュリオ・アロザレーナ

XIV. パ・ド・シス
エリザベット・ロス、カテリーナ・シャルキナ、ダリア・イワノワ
ジュリアン・ファヴロー、ドメニコ・ルヴレ、ポール・クノブロック

XV. アンデス
ソロ :ダヴィッド・クピンスキー

XVI. ブラジル
バトゥカーダ :
那須野圭右、ガブリエル・アレナス・ルイーズ、ダヴィッド・クピンスキー
フェリペ・ロシャ、オスカー・シャコン、カテリーナ・シャルキナ、ダリア・イワノワ
エリザベット・ロス、ジュリアン・ファヴロー、カンパニー全員

【演奏】
パーカッション:チェリ・オシュタテール&ジャン=ブリュノ・メイエ(シティ・パーカッション)
キーボード&トランペット:イリア・シュコルニク
posted by uno at 23:44| Comment(0) | バレエ公演2010 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする