2010年05月14日

東京バレエ団『オネーギン』全3幕 2010年5月14日

東京バレエ団『オネーギン』全3幕
2010年5月14日(金)19:00 東京文化会館

ジョン・クランコによる全3幕のバレエ
アレクサンドル・プーシキンの韻文小説に基づく

振付:ジョン・クランコ
音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー
編曲:クルト=ハインツ・シュトルツェ
装置・衣裳:ユルゲン・ローゼ
振付指導:リード・アンダーソン、ジェーン・ボーン
コピーライト:ディータ・グラーフェ
世界初演:1965年4月13日、シュツットガルト
改訂版初演:1967年10月27日、シュツットガルト

◆主な配役◆
オネーギン:高岸直樹
レンスキー:長瀬直義
ラーリナ夫人:矢島まい
タチヤーナ:吉岡美佳
オリガ:小出領子
乳母:坂井直子
グレーミン公爵:柄本武尊

親類、田舎の人々、サンクトペテルブルクの貴族たち:
チャイコフスキー記念東京バレエ団

指揮: ジェームズ・タグル
演奏: 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団


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posted by uno at 23:00| Comment(0) | バレエ日記2017 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『オネーギン』ゲネプロ見学会

昨日、東京バレエ団『オネーギン』のゲネプロ見学会に行ってまいりました。とっても楽しかったですー♪ 
3月に見たパリ・オペのゲネプロ(『ジゼル』)と違い、中断することは一切なく、マイクで指示が飛ぶこともありませんでした。本当にほぼ本番どおり。席は今回も2階・3階席が割り当てられました。1階席にはダンサーなど内輪の人たちがいたようです(木村さんもいた♪)。
今回もキャスト表を配ってくれたので、載せておきます。初日のキャストでした。

東京バレエ団初演『オネーギン』舞台総稽古
2010年5月13日(木)18:00

オネーギン:高岸直樹
レンスキー:長瀬直義
ラーリナ夫人:矢島まい
タチヤーナ:吉岡美佳
オリガ:小出領子
乳母:坂井直子
グレーミン公爵:柄本武尊
親類・田舎の人々・サンクトペテルブルクの貴族たち:チャイコフスキー記念東京バレエ団

指揮:ジェームズ・タグル
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団


バレエ団サイドがあまりに「悲願」「悲願」と言うので、私自身の悲願でもあったような錯覚に陥りそうなんですが(笑)、東京バレエ団ファン歴は長くはないので、そんなわけはないはず。それでも、あの『オネーギン』を東バが上演しているのかと思うと、何度となく不思議な感動が込み上げるのを感じずにはいられませんでした。演奏が始まって間もなく緞帳が上がり、「E・O」の中幕が現れた瞬間、「ああ、本当に『オネーギン』を上演するんだなぁ」という実感がわきました。あのユルゲン・ローゼの『オネーギン』の衣装と装置の中に東バがいるって、なんだか不思議でした。きっと、悲願だった関係者の方たちの感慨は一入だったのではないでしょうか。

いや〜、とにかく楽しかったです。細部の調整は必要だと思いますが、期待以上の仕上がりでした。例えば群舞を交えた全体の動きやタイミング、リフトの調整などは少し必要かもと思う部分もあったんですが、逆に物語としての完成度は高かったと思います。全幕作品としては、東バにとっては新しいタイプの作品だったと思うんですが、ちゃんと『オネーギン』の世界を作り出していました。再来年のノイマイヤー版『ロミオとジュリエット』にとっても、いい軌道になったのではないかと。一人一人が自分の役と向き合い理解し、丁寧に作り上げたものが、舞台の上で違和感なく噛み合い、いつしかグイグイと引き込まれるような物語を生み出す。東京バレエ団が丁寧に培ってきたものが着実に花開いているようでした。群舞の一人一人が表情が生きているのを見るにつけ、全員が高い意識で作品に臨んでいるのが感じられて、嬉しくなりました。上質の物語バレエが愛される時代にあって、物語を紡ぐことができるというのは、これからの東京バレエ団にとって大きな強みになるのではないかと思います。

吉岡さん、小出さんは、まさにハマり役。高岸さんのオネーギンはとても自然に練り上げられた大人の演技。長瀬さんは本当に踊りが語るようになったな〜と。レンスキーの若さや恋する心が踊りに感じられました。メリハリが気持ちいい。武尊さんのグレーミン公爵が素敵でした♪ 3幕のタチヤーナとのパ・ド・ドゥで、彼女を見つめるまなざしがとても優しい。ラーリナ夫人の矢島さんが何気にハマってて、とてもよかったです。

もう出かけなければならないので、この辺で。今日も楽しみです♪
posted by uno at 13:54| Comment(4) | バレエ日記2010 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする