2010年05月18日

『オネーギン』3日目。

というわけで、東京バレエ団『オネーギン』の東京公演が終了しました。いや〜、なんとも幸せな3日間でした。いろいろな意味で、2日目の公演は私にとって「特別」と感じるものでしたが、3日間それぞれに面白く、どの日も見に行ってよかったと思える舞台でした。まだ不十分な部分はあったかもしれないけど、いい初演になったと思います。是非、再演を重ねてほしいです。

最終日は田中さんと後藤さん。なんといっても田中さんの頑張りが印象的でした。これは素人の私の想像ですが、おそらく彼女のキャリア、というか現在までの主演舞台数では、タチヤーナを踊るのはとても大変だっただろうと思います。でも、彼女なら大丈夫、きっとやってくれるだろうという不思議な確信がありました。そして、見事にそれに応えてくれた。後藤さんも、グレーミンの森川さんもとてもよかったんですが、サポート面では3組の中では一番不安が残りました。しかし、田中さんは、そんなことには動じず、くじけない人なんです。リフトに失敗しても表情は変えず、すぐにタチヤーナに戻る。頼もしい舞台度胸だと思いました。田中さんファンの私としては、もっと安心して踊れるパートナーとやらせてあげたかったと思ってしまったんですが、きっと彼女はそんなことは考えていないんだと思います。与えれた状況の中で、最高のものを見せる努力をする。どんな状況でも努力をすることにはまったく変わりがないんだ、と。それは、運命を受け入れ、自分の人生を力強く生きていく(友佳理さん談)タチヤーナの姿に重なるようでした。
あまり同じ年の女の子たちと一緒にはしゃいだりはしない、本が好きな大人しい女の子。夢見がちというよりは、芯のしっかりした落ち着いた少女という感じでした。大人しい中にも、きらりと光る美しさや強さを感じさせていたのがとてもよかった。少女の心の揺れをよく表現していたし、クリアで溌剌とした踊りにも少女の初々しさが感じられました。若いうちにタチヤーナを踊るのも、悪くないなと思ったというか。ベッドでオネーギンを思う瞳の、ウットリとした美しさも印象的。赤いドレスの3幕も、とても綺麗でした。あのタチヤーナが年を重ねたらこうなるだろうという、地に足のついた美しさといいますか、落ち着いた大人の女性でした。だからこそ、オネーギンからの手紙をもらい動揺する様が活きてくるなぁ、と。激しいパ・ド・ドゥを踊っているうちに、葛藤の中から少女のタチヤーナが甦るような気がしました。それは、私がそう感じただけで、彼女が意図したことかどうかはわからないんですが。思わず髪を撫でそうになったときの泣き出しそうに歪んだ顔や、ラストに胸の前で両の拳を握りしめ、グッと上を向いて感情を押し殺した表情など、今は押し殺さなければならない感情がこぼれ出しそうなとき、大人びた女性の表情の奥に隠した変わらない情熱が垣間見えるようで切なくなりました。

後藤さんは、リフトなどで惜しいところがあったんですが、オネーギンとしてはとてもよかったと思います。ご本人の踊り自体は、調子もとても良かった。そしてやっぱり、あの甘いマスクは効くよな〜、と。後藤さんのオネーギンは、端っから退屈している男というのがわかりやすくてよかったです。鏡のパ・ド・ドゥでは、ちょっと最後にスタミナ切れ、、。リフトのミスなどもあったし、心身ともに大変だったのかもしれません。田中さんの度胸の良さに、ある意味救われたのかもな〜、と。 そういう意味でも、2人で頑張って作り上げたという感じがしました。


そろそろ出かけるので、この辺で。って、最近いつもそんな感じだな…。今日は『マラーホフの贈り物』です。楽しみ〜♪
posted by uno at 14:45| Comment(2) | バレエ日記2010 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月17日

『マラーホフの贈り物』プログラム詳細決定

明日に迫った『マラーホフの贈り物』ですが、キャスト変更後のプログラムが決定しました。新しく追加になった演目や、AプロとBプロで入れ替わっている演目などもあり、ちょっと何がなんだかわからなくなっちゃいました〜。何気に、『ラ・バヤ』のソリストがアイシュヴァルトから乾友子さんに変わっています。未定だったカブレラとカニスキンの演目は、「ファンファーレLX」。振付のダグラス・リーは、シュツットガルトのダンサーでもあるダグラス・リーですよね。「カラヴァッジオ」からのパ・ド・ドゥが2つ増えて、全部で3つになりました。マラーホフとヤコヴィーナという、男性同士のパ・ド・ドゥも楽しみなところ。

NBS

■ 『マラーホフの贈り物2010』

【Aプログラム】
5月18日(火)18:30、19日(水)18:30

「仮面舞踏会」より"四季"
ポリーナ・セミオノワ、ウラジーミル・マラーホフ
吉岡美佳、上野水香、田中結子、松下裕次、柄本武尊
東京バレエ団

「ダイヤモンド」 (Bプロより変更)
ポリーナ・セミオノワ、ウラジーミル・マラーホフ

「瀕死の白鳥」
ウラジーミル・マラーホフ

「カラヴァッジオ」より第2幕のパ・ド・ドゥ (新たに決定)
ウラジーミル・マラーホフ、レオナルド・ヤコヴィーナ

「椿姫」より第3幕のパ・ド・ドゥ
マリア・アイシュヴァルト、マライン・ラドメーカー

「ボリショイに捧ぐ」
マリア・アイシュヴァルト、マライン・ラドメーカー

「コッペリア」よりパ・ド・ドゥ
ヤーナ・サレンコ、ディヌ・タマズラカル

「ゼンツァーノの花祭り」
ヤーナ・サレンコ、ディヌ・タマズラカル

「ザ・グラン・パ・ド・ドゥ」
エリサ・カリッロ・カブレラ、ミハイル・カニスキン

「トランスパレンテ」 (Bプロより変更)
エリサ・カリッロ・カブレラ → ベアトリス・クノップ、ミハイル・カニスキン

「アレクサンダー大王」 (新たに決定)
エリサ・カリッロ・カブレラ、レオナルド・ヤコヴィーナ


【Bプログラム】
5月21日(金)18:30、22日(土)15:00

「ラ・バヤデール」より"影の王国"
ポリーナ・セミオノワ、ウラジーミル・マラーホフ
ヤーナ・サレンコ、エリサ・カリッロ・カブレロ、マリア・アイシュヴァルト → 乾友子
東京バレエ団

「カラヴァッジョ」より第1幕のパ・ド・ドゥ (Aプロより変更)
ポリーナ・セミオノワ、ウラジーミル・マラーホフ

「ラクリモーサ」
ウラジーミル・マラーホフ

「ロミオとジュリエット」より第1幕"バルコニーのパ・ド・ドゥ"
マリア・アイシュヴァルト、マライン・ラドメーカー

「モノ・リサ」
マリア・アイシュヴァルト、マライン・ラドメーカー

「ディアナとアクティオン」
ヤーナ・サレンコ、ディヌ・タマズラカル

「レ・ブルジョワ」
ディヌ・タマズラカル

「カジミ−ルの色」 (Aプロより変更)
エリサ・カリッロ・カブレラ、ミハイル・カニスキン

「ファンファーレLX」 (決定)
エリサ・カリッロ・カブレラ、ミハイル・カニスキン

「カラヴァッジオ」より第2幕のパ・ド・ドゥ (新たに決定)
ベアトリス・クノップ、レオナルド・ヤコヴィーナ

「瀕死の白鳥」 (新たに決定)
ベアトリス・クノップ

変更前のプログラムも載せておきました。
posted by uno at 22:08| Comment(0) | バレエ日記2010 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月16日

『オネーギン』2日目。

昨日も何も書かずに寝てしまいました。最近、こんな生活…。今日はいよいよ『オネーギン』最終日です(まだ神奈川があるけど)。そろそろ出かけなければならないので、ごく簡単に。

2日目の『オネーギン』は友佳理さんと木村さんでした。もう〜、素晴らしかったです。私にとって友佳理さんの舞台は、いつも特別感が漂います。しかも今回は『オネーギン』。友佳理さんにとって悲願であった舞台ということもあり、いつもより「特別」な気持ちで、私も幕が開くのを待ちました。そしてさらに私にとって特別だったのは、木村さんがオネーギンを踊るということです! 最後まで息の吐けない、素晴らしい舞台でした。友佳理さんは、やはりすごい人だとしか言いようがないです。そして、木村さんのオネーギンは最高に素敵でした! どの場面も素晴らしかったけど、やはり最後の手紙のパ・ド・ドゥがすごかった。2人の気持ちが一緒に高まっていく。どうしようもない感情が溢れていました。あれはもう、演技とか演技じゃないとか、そういう次元にいなかったような気がします。2人が互いに寄りかかるようにして深く頭を下げたカーテンコールが印象的でした。

オリガの高村さんが可愛すぎる! そして、レンスキーの井上さん、本当によくやった! 思えば、最近活躍しているとはいえ、まともなパ・ド・ドゥはほとんど踊っていないんですよね。あんなにサポートもできるとは、嬉しい驚きでした。神奈川でもう一度2人のオリガとレンスキーが見られるのが楽しみです。

やばい、出かけます〜。
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2010年05月15日

東京バレエ団『オネーギン』初日(5/14)

東京バレエ団『オネーギン』初日の公演に行ってまいりました(5/14)。前日に同じキャストでゲネプロを見たとはいえ、やはり初日の幕が開くのはドキドキしました。好きなバレエ団の全幕初演の舞台は、いつも特別なドキドキ感があります。しかも今回は『オネーギン』。「E.O.」の幕の向こうにユルゲン・ローゼの世界が広がった瞬間、「あぁ、始まった」という高揚感と、不思議と落ち着いた感慨に襲われました。始まってしまえば、あとはもう東京バレエ団の『オネーギン』の世界に身を委ねるだけ。前日に見て、その完成度の高さはわかっていたので、わりと雑念なく楽しむことができました。それが良いか悪いかは別として、たまにはこういう企画もいいなと思いました。

初日に気になった細部の調整はきちんと図られていたと思います。ところどころ初日のほうがよかったところもあったけど、それはちょっとした踊りの部分で、各人の調子の問題もあるから仕方がない、という程度の話。終幕に向けてグーっと物語を持って行ってくれたのは、やはり本番の舞台でした。会場の熱気も違いますしね〜。吉岡さんと高岸さんに関して言えば、やはり本番のこの日にすべてを高めて持ってきたんだなという感じでした。


オネーギンが最初にタチヤーナをリフトするところが、とても好きなんですが(後ろからスッと持ち上げるところです)、もう吉岡さんが絶品! タチヤーナの心のざわめきが聞こえてくるようでした。あの瞬間だけで泣きそうになった…。音楽と振付と踊り手と、見事に結晶した瞬間とでも言いますか、すべてが結晶してすべてが消え去り、タチヤーナの心が浮かび上がる瞬間でした。
吉岡さんが本当に美しかった〜。黒髪を結わいた、内気で大人しい少女の1幕。内に情熱を秘めた夢見る少女は、本のページを開けばすぐに物語の世界に入っていくことができる感情豊かな少女でもあります。体育座り(って言いますよね?)をして本を読む姿、ベッドに寄りかかりオネーギンを思う様子、机に座って頬杖をつき、オネーギンへの恋文を頭の中に走らせる姿。どんな姿も可愛らしく、ウットリでした。

高岸さんは、自身の踊りになると不安な部分もあったんですが、サポートやリフトは流石。慇懃無礼に振舞う1幕よりも、2幕でタチヤーナに苛立つ姿や、退屈しのぎに(というか苛立ち紛れに)レンスキーをからかう姿のほうがよかった。もうね〜、小さなことで小さくイライラしてるんですよ。小さいな〜(笑)、と(褒めてます)。今のオネーギンにはタチヤーナの美しさや強さは見えないのだと思います。さぞかし「空気の読めない夢見る乙女チック」に映っただろうな、と。実際そうでもあるし、そうではないとも言えるわけですが。手紙の遣り取りが見ていてもハラハラします。手紙を返そうとするオネーギンの意がわからず、「ええ、私が書いた手紙よ」と頷くタチヤーナ。それでもつき返すオネーギン、「いいえ、違うわ。それはあなたのものよ」と言うタチヤーナ。空気の読めなさに苛立つオネーギンと、事態を飲み込めず困惑するタチヤーナ、、、。泣いている彼女の手の平に手紙を破って握らせるオネーギンには、微塵も「申し訳ない…」などという気持ちはありません。あぁ、清々しいほどに、今は駄目になている人…。

長瀬さんのレンスキーも最高♪ いかにも長瀬さんのレンスキー。決闘前の嘆きのソロも、長瀬さんらしいナルシスティックな部分とナイーブな様子が相まって素晴らしかったです。長瀬さんらしすぎて大丈夫か?(笑)と思ったりもしたんですが、長瀬さんのレンスキーだけが2日間キャスティングされていることからも考えて、きちんと評価されてのことだろう、と。オネーギンとオリガが踊る様子を見てアワアワしている姿から、スッと意を決したときの移り変わりがよかったです。ああいうところの、ちょっとした暗さ(褒めてます)が好き。それにしても、手袋(って言うんですか?)でオネーギンをはたくときの威勢のよさ。そして、対するオネーギンの気持ちの良いはたかれっぷり。この場面に限らす、オネーギンもタチヤーナも、レンスキーもオリガも、みんな見事な演技で緊張感のある場面をいくつも作り上げていました。

オリガの小出さんが可愛い〜♪ 無邪気で愛らしくて女の子っぽくて、とっても魅力的な少女。悪気なくオネーギンと一緒にレンスキーをからかってしまいます。決闘という事態になってから、つまりレンスキーを失うかもしれないとわかってから、急に少女から少しだけ女性になるのがいい。それにしても、あんなに雰囲気の違う踊り手の吉岡さんと小出さんが、本当に姉妹のように見えてくるから不思議。しかも、すごくいい姉妹なんですよね〜。
『シルヴィア』で舞台復帰、『ザ・カブキ』で完全復帰を果たした小出さんですが、この『オネーギン』でさらに超完全復帰をしたような印象でした。やっぱり小出さんはすごいなぁ、と。実は、出産をして、もしかして戻ってこなかったらどうしようと不安になったこともありました。でも、やはり彼女は舞台で踊るべき人なんだなと、何より彼女自身がそれを捨てることは選ばない人なんだな、と。何故か私は、彼女が『田園の出来事』で見事にギエムと渡り合ったときのことを思い出していました。

いや〜、武尊さんのグレーミン公爵が本当にいいんですよ〜。今からあんなに老け役が似合っちゃって大丈夫かってくらい、素敵。自身の踊りはほとんどない役なんですが、少し心配だったサポートもまったく問題ありませんでした。とにかく優しい。少し年の離れた愛しい妻を、なんて優しく愛しているのだろう、と。「グレーミンと結婚して正解だったよ」と思わせることができれば、グレーミンとしては成功だと思うんですよね。手紙のパ・ド・ドゥの直前、「行かないで」と懇願するタチヤーナとグレーミンの場面も素敵。ヒシっと抱きついたタチヤーナを、少し間を置いてからゆっくりと抱きしめるのがいいんですよ〜。タチヤーナが情熱的にキスをすると、「光栄の至り」とでも言いたげに控えめにウットリとするのが印象的でした。
『マラーホフの贈り物』で吉岡さんと武尊さんが踊る「春」が、さらに楽しみになりました。

1幕の田舎の人々。コサック風のダンスを繰り広げる男性陣は、高橋、氷室、松下、宮本、小笠原、中川、青木、岡崎という、ちょっと小柄のかなり踊れるメンバーで固めていました。最初に勢いよく飛び出してくるのは高橋さん。『ジゼル』の村人たちを思い出しましたよ〜。こういうところは高橋さんが演じてくれると、本当に締まる。
最初のオリガと少女たちの踊りは、やはり正面から見るものなんだな〜と思ってしまいました。前日のゲネプロでは2階のサイド席から見たので、全然印象が違いました。
確かどの場面でも、吉川さんと宮本さんが組んで踊っていたんですが、この2人の組み合わせが妙に好きなんですよね〜♪ ベジャールの『くるみ割り人形』の2幕の冒頭でも組んでいたことがあって、そのときから好きなのかもしれません。西村さんと松下さんのペアもすごくよかったです。


東京バレエ団『オネーギン』全3幕
2010年5月14日(金)19:00 東京文化会館

ジョン・クランコによる全3幕のバレエ
アレクサンドル・プーシキンの韻文小説に基づく

振付:ジョン・クランコ
音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー
編曲:クルト=ハインツ・シュトルツェ
装置・衣裳:ユルゲン・ローゼ
振付指導:リード・アンダーソン、ジェーン・ボーン
コピーライト:ディータ・グラーフェ
世界初演:1965年4月13日、シュツットガルト
改訂版初演:1967年10月27日、シュツットガルト

◆主な配役◆
オネーギン:高岸直樹
レンスキー:長瀬直義
ラーリナ夫人:矢島まい
タチヤーナ:吉岡美佳
オリガ:小出領子
乳母:坂井直子
グレーミン公爵:柄本武尊

親類、田舎の人々、サンクトペテルブルクの貴族たち:
チャイコフスキー記念東京バレエ団

指揮: ジェームズ・タグル
演奏: 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
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2010年05月14日

東京バレエ団『オネーギン』全3幕 2010年5月14日

東京バレエ団『オネーギン』全3幕
2010年5月14日(金)19:00 東京文化会館

ジョン・クランコによる全3幕のバレエ
アレクサンドル・プーシキンの韻文小説に基づく

振付:ジョン・クランコ
音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー
編曲:クルト=ハインツ・シュトルツェ
装置・衣裳:ユルゲン・ローゼ
振付指導:リード・アンダーソン、ジェーン・ボーン
コピーライト:ディータ・グラーフェ
世界初演:1965年4月13日、シュツットガルト
改訂版初演:1967年10月27日、シュツットガルト

◆主な配役◆
オネーギン:高岸直樹
レンスキー:長瀬直義
ラーリナ夫人:矢島まい
タチヤーナ:吉岡美佳
オリガ:小出領子
乳母:坂井直子
グレーミン公爵:柄本武尊

親類、田舎の人々、サンクトペテルブルクの貴族たち:
チャイコフスキー記念東京バレエ団

指揮: ジェームズ・タグル
演奏: 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団


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『オネーギン』ゲネプロ見学会

昨日、東京バレエ団『オネーギン』のゲネプロ見学会に行ってまいりました。とっても楽しかったですー♪ 
3月に見たパリ・オペのゲネプロ(『ジゼル』)と違い、中断することは一切なく、マイクで指示が飛ぶこともありませんでした。本当にほぼ本番どおり。席は今回も2階・3階席が割り当てられました。1階席にはダンサーなど内輪の人たちがいたようです(木村さんもいた♪)。
今回もキャスト表を配ってくれたので、載せておきます。初日のキャストでした。

東京バレエ団初演『オネーギン』舞台総稽古
2010年5月13日(木)18:00

オネーギン:高岸直樹
レンスキー:長瀬直義
ラーリナ夫人:矢島まい
タチヤーナ:吉岡美佳
オリガ:小出領子
乳母:坂井直子
グレーミン公爵:柄本武尊
親類・田舎の人々・サンクトペテルブルクの貴族たち:チャイコフスキー記念東京バレエ団

指揮:ジェームズ・タグル
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団


バレエ団サイドがあまりに「悲願」「悲願」と言うので、私自身の悲願でもあったような錯覚に陥りそうなんですが(笑)、東京バレエ団ファン歴は長くはないので、そんなわけはないはず。それでも、あの『オネーギン』を東バが上演しているのかと思うと、何度となく不思議な感動が込み上げるのを感じずにはいられませんでした。演奏が始まって間もなく緞帳が上がり、「E・O」の中幕が現れた瞬間、「ああ、本当に『オネーギン』を上演するんだなぁ」という実感がわきました。あのユルゲン・ローゼの『オネーギン』の衣装と装置の中に東バがいるって、なんだか不思議でした。きっと、悲願だった関係者の方たちの感慨は一入だったのではないでしょうか。

いや〜、とにかく楽しかったです。細部の調整は必要だと思いますが、期待以上の仕上がりでした。例えば群舞を交えた全体の動きやタイミング、リフトの調整などは少し必要かもと思う部分もあったんですが、逆に物語としての完成度は高かったと思います。全幕作品としては、東バにとっては新しいタイプの作品だったと思うんですが、ちゃんと『オネーギン』の世界を作り出していました。再来年のノイマイヤー版『ロミオとジュリエット』にとっても、いい軌道になったのではないかと。一人一人が自分の役と向き合い理解し、丁寧に作り上げたものが、舞台の上で違和感なく噛み合い、いつしかグイグイと引き込まれるような物語を生み出す。東京バレエ団が丁寧に培ってきたものが着実に花開いているようでした。群舞の一人一人が表情が生きているのを見るにつけ、全員が高い意識で作品に臨んでいるのが感じられて、嬉しくなりました。上質の物語バレエが愛される時代にあって、物語を紡ぐことができるというのは、これからの東京バレエ団にとって大きな強みになるのではないかと思います。

吉岡さん、小出さんは、まさにハマり役。高岸さんのオネーギンはとても自然に練り上げられた大人の演技。長瀬さんは本当に踊りが語るようになったな〜と。レンスキーの若さや恋する心が踊りに感じられました。メリハリが気持ちいい。武尊さんのグレーミン公爵が素敵でした♪ 3幕のタチヤーナとのパ・ド・ドゥで、彼女を見つめるまなざしがとても優しい。ラーリナ夫人の矢島さんが何気にハマってて、とてもよかったです。

もう出かけなければならないので、この辺で。今日も楽しみです♪
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2010年05月13日

『ボリショイ×マリインスキー 合同ガラ』発売日詳細

<ボリショイ・バレエ×マリインスキー・バレエ合同ガラ公演>の、発売日詳細が決まったようです。今回の公演は、休日しかいけない人にも平日しかいけない人にも、両方に優しい構成になってますね〜。因みに、チケット代金は前回よりも1,000円値上げでした。

■ ボリショイ・バレエ×マリインスキー・バレエ 合同ガラ公演

10月23日(土)14:00 Aプログラム
10月24日(日)14:00 Bプログラム

10月26日(火)18:30 Aプログラム
10月27日(水)18:30 Bプログラム

会場:東京文化会館

S席23,000円 A席:19,000円 B席:15,000円 C席:12,000円 D席:9,000円 E席:6,000円

【発売日】
夢倶楽部会員 ネット:5月29日(土)
夢倶楽部会員 TEL:5月30日(日)
ぴあネット会員:5月31日(月)
一般発売:6月6日(日)

ジャパン・アーツ
バレエ・舞踊ブログ
posted by uno at 23:58| Comment(0) | バレエ日記2010 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『マラーホフの贈り物』キャスト変更

『マラーホフの贈り物』にキャストの変更が出ました。カプツォーワとワシーリエフがカンパニーの都合により来日できなくなり、代わってベルリン国立バレエのベアトリス・クノップとレオナルド・ヤコヴィーナが出演するそうです。クノップは前回の日本公演でも活躍してましたよね。ガムザッティを踊ったんでしたっけ。ヤコヴィーナは私は見たことがないんですが、写真はちょっと素敵です。

ボリショイでは今度、プティの「若者と死」を初演するそうで、マラーホフの公演中に急遽プティのリハーサルが行われることになったんだそうです。ワシーリエフがそのリハーサルに参加しなければならず、カプツォーワはその影響を受けて、ということらしい。カプツォーワとワシーリエフの降板は残念だけど、クノップとヤコヴィーナはとても楽しみです。演目は現在調整中とのこと。

NBS
posted by uno at 23:37| Comment(0) | バレエ日記2010 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

明日は『オネーギン』ゲネプロ〜。

いよいよ東バの『オネーギン』ですね〜。まずは明日のゲネプロ見学会です。アッサンブレからFAXで確認書が届きました。当日はそのFAXと、公演チケット、アッサンブレの会員証が必要です。席番は当日にならないとわからないみたいなんだけど、まさか先着順とか入場順じゃないですよね? 慌しいのは嫌いだよ〜。のんびりした気持ちで迎えたい、、、。どうか、あらかじめ席が決められていますように。あぁ、それにしても楽しみ(♪)。なんとなく、ゲネプロでプチ体験しちゃうのは勿体無いような気もするんですが、でもやっぱり楽しみなほうが大きいかな。

東バ『ジゼル』の横須賀公演は、一般発売で無事にチケットを確保しました。eプラス(座席選択)や電子チケットぴあも一応見てみたんだけど、やっぱり横須賀芸術劇場が良い席を持っているような気がします(すべて聞いたわけじゃないからわからないけど)。今回の公演では小ピットを使用するので、最前列はD列だそうです。段差はH列から。その辺のことも、こちらが聞かなくてもちゃんと最初にアナウンスしてくれるので助かる。チケットは昨日届きました。
春日井のチケットはアッサンブレ経由で申し込んであるので、あとは川口です。発売日は5/23。

最近届いたのは、井上バレエ団『コッペリア』のDMと、スタダン『チャリティ公演』のDM。スタダンのほうは、今日(12日)が一般発売だったんですよね。『エトワール・ガラ』と東バに挟まれた時期なので、ちょっと厳しいかも…。井上バレエ団の『コッペリア』はなんとか見に行きたいと思ってるんだけど、、。宮嵜さんの主演を見てみたいんですよね〜。結構好きなんです。チラシに少し詳しいキャストが載っていました。

■ 井上バレエ団『コッペリア』

フランツ:エマニュエル・ティボー
スワニルダ:宮嵜万央里(17日)/田中りな(18日)
コッペリウス:シリル・アタナソフ

祈り:鶴見未穂子
あけぼの:西川知佳子(17日)/高村明日賀(18日)
時の踊り:田川裕梨(17日)/西川知佳子(18にち)

井上バレエ団
電子チケットぴあ

■ スターダンサーズ・バレエ団『チャリティ公演』

7月31日(土)17:00
8月1日(日)14:00
会場:ゆうぽうとホール

「シンデレラ」よりグラン・パ・ド・ドゥ
「グラン・パ・クラシック」(予定)
「Degi Meta go-go」 振付:鈴木稔
「パキータ」

吉田都、スティーヴン・マックレー、小林ひかる、セルゲイ・ポルーニン、菅野英男
スターダンサーズ・バレエ団

一般発売:5月12日(水)
→スターダンサーズ・バレエ団
電子チケットぴあ
eプラス 【座席選択】
posted by uno at 00:37| Comment(0) | バレエ日記2010 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月11日

山海塾 日本公演決定

山海塾の新作『Kara・Mi』の、日本公演の日程が発表されました。待ってました〜。そして、相模大野の演目も判明。『TOKI』だそうです。『TOKI』はまだ見たことがないので楽しみ♪ 世田谷パブリックシアターでは、新作と一緒に『TOBARI』も上演されます。前回の日本ツアーのとき『TOBARI』は見なかったので、これも嬉しい。

■ 山海塾 日本公演

2010年12月4日(土)
『TOKI』
会場:グリーンホール相模大野

2011年1月22日(土)〜23日(日)
新作『Kara・Mi』
会場:北九州芸術劇場

2011年1月26日(水)〜30日(日)
新作『Kara・Mi』
会場:世田谷パブリックシアター

2011年2月3日(木)〜5日(土)
『TOBARI』
会場:世田谷パブリックシアター


気がかりなのは、東バの『M』の日程です。相模大野の『TOKI』と重なるのではないか…と。東バの公演は2日間あるだろうから、重なったとしても一日だけですが、それだけでも私にはイタイ…。
来年の1月にはベルリン国立バレエの日本公演がるので、そちらの日程も気になるところ。とりあえず、関西の公演は日程が出ています。

■ ベルリン国立バレエ団 1月29日(土)<演目未定>【兵庫】
■ ベルリン国立バレエ団 1月30日(日)『シンデレラ』【滋賀】

この一つ前の週に東京公演があるとすると、『Kara・Mi』の北九州公演と重なるんですよね〜。ジャパンプレミアを見るのは私の小さな夢ですので、これは外せない。ベルリンの日程が出るまでは、モヤモヤするな〜。そして、北九州に行く妄想が止まりません(♪)。

山海塾
posted by uno at 23:51| Comment(3) | 山海塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする