2010年03月18日

ゲネプロ鑑賞会 パリ・オペ『ジゼル』3/17

昨日、バレエの祭典の特典であるゲネプロ鑑賞会に行ってまいりました。この日は、「東京文化会館が招待する青少年が参加」するとのことで、開演前にはロビーでお勉強会?みたいなものも開催されていました。青少年っていうから制服かと思ったら、皆さん私服でしたね〜。高校生くらいだったのかしら。
2階〜3階のあらかじめ指定された座席で鑑賞。ジゼルの墓があまり見えない位置だったので、良いところは本番までお預け状態でした(苦笑)。
途中、何度か進行がストップしたり、ルテステュやユレルがヴァリエーションを踊り直したり、マイクで指示が飛んだり、立ち位置を修正したりと、普段では見られないものが見られて、なかなか楽しかったです。踊りを省略している姿も見られました。そりゃ、全部本気でやってたら大変だよなぁ、と。本来はポワントで立つところを、ドゥミポワントで済ませたり。マルティネスは終盤の跳躍はほぼ省略してました。本来なら回転してバターン!と倒れるところも、「よいしょ」と腰を下ろして寝転がったりしてちょっと可愛い。ついに力尽きたはずのジョゼが、顔をヒョイと上げて位置を確認、ズルズルと移動したのも面白かったです。
カーテンコールの確認が終わると、ウィリたちが各々のカバンを持って舞台を横切る姿も面白かった。

一応キャスト表を配ってくれたので載せておきます。できれば自分がチケットを取っていないキャストがよかったんだけど、仕方ないですね〜。たぶん初日のキャストだろうと思ってたし。
話は変わりますが、今のところキャスト変更のお知らせがないので、ペッシュは大丈夫ということでしょうか。予定どおりアルブレヒトを踊ってくれるといいですね。

パリ・オペラ座バレエ団 日本公演 舞台総稽古 『ジゼル』全2幕
2010年3月17日(水)18:30 東京文化会館
(実際には開演時間が18:45に変更されました)

ジゼル:アニエス・ルテステュ
アルブレヒト:ジョゼ・マルティネス
ヒラリオン:ジョシュア・オファルト

ウィルフリード:ジャン=クリストフ・ゲリ
ベルタ、ジゼルの母:ヴィヴィアン・デクチュール
クールランド大公:ヤン・サイズ
バチルド姫:ベアトリス・マルテル
ペザント・パ・ド・ドゥ:メラニー・ユレル、エマニュエル・ティボー
ミルタ:マリ=アニエス・ジロー

演奏:東京フィルハーモニー交響楽団
指揮:コーエン・ケッセル

ルテステュのジゼルがとてもよかったです。華奢な身体も手伝って、何か始めから不幸な陰を漂わせているジゼルでした。狂乱の場面もやり過ぎず、よかった。首飾りの外し方がすごく好きでした。バッと外して投げ捨てるのではなく、ゆっくりと外して手からポトッと落とすんです。狂乱の場面の最初に、舞台の中央でゆっくりと顔を上げるところもよかった。自分でも事態を把握できずにいるような虚ろな面持ちで、大きく表情を変えることなく長い時間が過ぎます。心にぽっかりと穴が空いてしまって、既に彼女が向こう側に行ってしまったことが感じられ、なんだかとても悲しかったです。
posted by uno at 13:43| Comment(0) | バレエ日記2010 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする