2009年08月31日

明日(9/1)の発売など。

小林紀子バレエ・シアターの感想をUPしました(↓下の記事)。「The Invitation」は、なかなか衝撃的な部分を含む作品で、感想を書くのも難しかったです。まあ、私の場合どんな作品でも難しいんですが、、、。読んで下さった方が不快になるようには書いていないつもりですが、「こいつ、わかってねぇな〜」と不愉快にはなるかもしれないなぁと…。
私の浅いバレエ経験の中でも、例えば「衝撃作」と謳われていたバレエ・プレルジョカージュの『N』などは、エキサイティングではあったけど衝撃的というほどではなく、かなり気に入って帰ってきた記憶があります。アラン・プラテル・バレエ団も、見た後は不思議な清々しさを覚える作品で、後味は悪くないんです。もちろん、私が見ていないだけで、世の中には他にもたくさんの作品があって、その中には衝撃的なものもあるんだろうとは思いますが、なんとなく自分は後味の悪そうな作品や強烈な作品は避けているような気がします。恐らく誰しもがそうしているように、見たことがないものに関しては、チラシや前評判などで判断するしかないわけですが、意識的にグロそうなものや強烈そうなものは避けてしまいます。もちろん、私基準の判断なので、勝手な判断にすぎないわけですが、、、。
「The Invitation」は、最後に救いはないけど、「もう見たくない」と思うような後味の悪い作品ではないです。ただやはり、夫が少女に乱暴する場面は、今まで見た中でもかなり衝撃的な場面ではありました。でも、見た後は少し重たい気持ちにはなるけど、それでもやはり素晴らしかったと思うし、また見たいと思う作品です。
なんか、何を言いたいんだかわからなくなってきちゃったけど…。


で、明日はフェスティバル/トーキョーの先行発売の日です。今日付けでポスト・パフォーマンストークの日程が追加されたんですが、山海塾は今のところ予定はないようです。残念だなぁ、、、。また天児さんのお話が聞きたい。

■ フェスティバル/トーキョー09秋
先行発売:9月1日(火)12:00
F/T09秋
一般発売:9月5日(土)10:00
電子チケットぴあ

同じく明日発売の松本道子バレエ団の『ラ・シルフィード』なんですが、ずっと気になっていたゲストは結局発表されませんでした。発売日までにはHPに出るかと思ってたんだけど、まだ確定してないのかな、、、。電子チケットぴあには矢頭早弓さんの名前だけ出ています。去年の公演はダニーラ・コルスンツェフや大嶋正樹さんがゲストだったので、今回もちょっと気になってます。

■ 松本道子バレエ団『ラ・シルフィード』 【愛知】
12月24日(木)18:30
会場:中京大学文化市民会館オーロラホール
一般発売:9月1日(火)
電子チケットぴあ
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小林紀子バレエ・シアター第94回公演「The Invitation/他」

バレエフェスの余韻も覚めやらぬ中、小林紀子バレエ・シアターの公演に行ってまいりました。お目当ては一応「The Invitation」ですが、小林さんの公演はいつもどの演目楽しみです。「The Invitation」は初演も再演も見逃しているので、今度こそはどうしても見たかった演目。今まで見たバレエ作品の中でも、かなり衝撃的だったかもしれません。この演目に取り組み、そして余すところなく表現したカンパニーとダンサーたちの熱意に感動しました。

小林紀子バレエ・シアター 第94回公演 ケネス・マクミラン生誕80周年記念
「レ・ランデヴー」「The Invitation」「エリート・シンコペーションズ」
2009年8月19日(水)19:00 ゆうぽうとホール

「レ・ランデヴー」
振付:フレデリック・アシュトン
ステイジド・バイ:ジュリー・リンコン
作曲:ダニエル・オーベール
編曲:コンスタント・ランバート
美術:ウィリアム・チャペル

プリンシパル・ガール:小野絢子
プリンシパル・ボール:中村誠

ヴァリエーションT:中村誠
アダージオ:小野絢子、中村誠
パ・ド・トロワ:真野琴絵、佐々木淳史、八幡顕光
ヴァリエーションU:小野絢子
パ・ド・シス:中尾充宏、佐藤禎徳、澤田展生、冨川直樹、土方一生、アンダーシュ・ハンマル
ソルティエ:全員

明るい青空。公園の白いゲートがとても綺麗です。男女とも衣裳は白。女性はピンクのリボン、男性は水色がアクセントになっています。裾をピンクのリボンで縁取ったロマンチックチュチュがとっても可愛い。彼らは、新しく社交界にデビューする若者たちなんだそうです。期待に膨らむ気持ちを表すかのような、弾むステップ。これから訪れる自分の将来に希望を見る、なんとも華やぎに満ちた舞台でした。
プリンシパルダンサーの2人を中心に、全員が入れ代り立ち代りで踊りを披露します。物語とまでは言わないけど設定はあるので、若者たちの華やいだ会話が聞こえてくるような、とても楽しい作品でした。

小野絢子さんがいいですね〜。彼女は新国立劇場バレエでも最近主役を踊る機会が増えてますよね。その彼女自身の勢いと、社交界にデビューする少女の希望に満ちた雰囲気が、まるで重なるようでした。踊りはとてもクリアで、スッと目に入ってくる気持ちの良い踊りでした。
女性一人を挟んだパ・ド・トロワも、チャーミングでとてもよかったです。

「The Invitation」

振付:ケネス・マクミラン
ステイジド・バイ:ジュリー・リンコン
作曲:マティアス・セイバー
美術:ニコラス・ジョージディス
照明:ジョン・B・リード

少女:島添亮子
少年:後藤和雄
母:大森結城
姉妹:小野絢子、萱嶋みゆき
住み込みの家庭教師:楠元郁子
妻:大和雅美
夫:ロバート・テューズリー

幕が上がると少年が一人、地面に両肘をついて寝そべっている。そのポーズだけで少年がまだ少し幼さを残していることが窺えます。裸体の彫像に興味を示し歩み寄ると、その胸に触れようと手を伸ばす。しかし、大人に気付かれ、慌ててその場を後にします。
少年には好意を抱く少女がいます。手を握りたい、髪に触れたい、抱きしめたい、そしてキスをしたい。芽生え始めた恋心と異性への興味が素直に共存していて、少女への真っ直ぐな感情が印象的です。仲良く戯れながらも、少年の積極的な接近には身をかわしてしまう少女。しかし少女もまた、少年に好意を抱いているのがわかります。別れ際、少女から少年に軽いキスをします。少年の中を淡い喜びが走り抜けるのがわかる。踊り、表情、それこそ全身で繊細な感情まで表現する島添さんと後藤さんは、ハマり役としか思えないくらい素晴らしかったです。パ・ド・ドゥの最後、少年は少女を抱きしめ、髪を抱きキスをします。そこにはいやらしさはなく、ずっと欲しかったものをやっと貰えたような、嬉しくて仕方がないという感情が迸っていて印象的でした。少女も素直にそれを受け止めます。それに対して、夫役のテューズリーが少女の首筋にしたキスは、見ているこちらまでちょっとゾッとするような、何かいや〜な気持ちにされられるキスです。それは、大人の思惑に気付いてはいるけど本当の意味で理解はしていない、島添さんの少女にも説得力があったからかもしれません。

同年代の友人たちや大人たちの視線の前では、躊躇いがちな2人。特に少女のほうが、友人たちの冷やかしに対して過剰に反応します。少年はどこかおっとりとしていて、少女ほどは気にしてはいない様子。性への目覚めを他人に悟られることを恐れるのは、やはり女性のほうなのでしょうね〜。そんな少女ですが、自分の性には嫌悪感を覚えても、他人に性的な存在として見られることには不思議な心地良さを覚える。しかしそんな幼い感情は、大人の暴力の前に脆くも打ち砕かれるわけですが…。

少女と少年の前に現れたのは、愛の冷めている一組の夫婦。妻のほうはそうではなさそうだけど、夫のほうは冷え切っている様子。夫役のテューズリーが格好良かったです。というか、周りに比べてあまりに衣裳が似合いすぎていて、本当に英国紳士。いや、小林の男性陣も結構素敵なんですけどね〜。人前では何の問題もない夫婦を装いますが、2人きりになると妻の手を振り解く夫…。夫にすがり、こちらを向かせようとする妻を、何度も突き離します、、、。ノーブルでエレガント、いつもいい人そうなテューズリーですが、今回は大人の仮面の中に隠した冷酷さや欲望、そして弱さなどが表現されていてとてもよかったです。正直、テューズリーがあんないやらしさや脆さを見せてくれるとは思いませんでした。

多くの同年代の少女たちの中から、島添さん演じる一人の少女を見出す夫。少女の姿を追う視線がコワイ…。その様子に妻も気付きます。夫の視線を意識し始める少女。そして「少女は初めて気づき始めるのです。…自分には男性を惹き付ける女性としての魅力があることを」(プログラムより)。自分が女性として見られることへのほのかな喜びと、大人の男性が自分の魅力に抗えないという奇妙な優越感が、少女を少し大胆な行動へと向かわせます。夫を意識しながら踊るバリエーションは、子供っぽい無邪気さを残しながらも、逆にそれがとても魅力的に映ります。そして、少女から夫の手を取って踊りへ誘う。テューズリーにサポートされて踊る島添さんは、少女と大人の女性の中間地点にいるようで、とても綺麗でした。もちろん少女は、万が一男性が一線を越えた場合に起こりうる事態までは想像はできません。今の時代の女の子たちなら想像はできるかもしれないけど、どんなに自分が傷つくかということまでは、やはり理解できないのではないでしょうか。もちろん、ここで私は、「少女にも非があったのだ」などと言っているわけでは決してありません。

夫に対する怒りや焦りから、妻は少年を誘惑します。それは衝動的というほどではなく、半ば計算的。まだ女性を知らないであろう少年を誘惑し、少年が自分の女の魅力に夢中になることで、自分の欲望が満たされる。最初は驚いて戸惑う少年ですが、彼もまた大人の女性に興味を持たれたことに気をよくし、女性と触れ合うことに喜びを覚えます。感情の迸るままに踊る2人。でも、2人が見ているのは互いのことではなく、自分の欲望なわけで、その利害がこの一瞬、一致しただけのこと。最後には妻の膝に顔を埋め歓喜する少年ですが、やがて2人は我に返り、それぞれの場所へ戻っていきます。元に戻らなかったのは、少女と夫です…。

夜。昼間のクリーム色の清楚なワンピースとは違い、肩を出した透け感のあるグリーンのドレスを着た少女。華奢な少女らしいラインが時折り透けて見え、なんだか本当に危なっかしい…。少女と踊っていた夫が、突然豹変します。怯えて逃げようとする少女を、力ずくで引き戻す。掴んだ腕を何度も乱暴に引き戻すので、少女の身体がまるで力ない人形のように揺さぶられます。そこからはもう凄絶…。少女を暴行する夫。男性の力の前には、少女がどんなに抵抗してもあまりにも無力で、なんだかやり場のない憤りを覚えました。正直、ここまで直接的な表現もあるとは想像していなかったので、驚きました。あまりの出来事に、なんだかバレエを見ているということを一瞬忘れた…。
夫に乱暴された後、なんとか立ち上がり歩いていく少女。その動きはぎこちなく、彼女の身体を貫く痛みがヒシヒシと伝わってきます。下腹部を押さえるような仕草し、ポワントで小刻みに歩く姿が痛ましい。
我に返った夫は激しく後悔し、少女の足元に身を投げ出して何度も詫びます。しかし、彼女とてあのような出来事のあとで、許すとか許さないとか、そんな状況ではないわけで。ただただ混乱し怯えた彼女は、夫を拒絶するだけです。その状況を妻が見ている。少女の様子、詫びる夫の姿から、事態を悟ったらしい妻は、泣き崩れている夫を立ち上がらせ、肩を抱いてその場を後にします。「許すんだ!?」と、一瞬心の中で突っ込んでしまいました。この夫婦はこの先、どうなるでしょうか。そちらの成り行きも気になってしまいました。

幕切れ。それまで混乱していた少女が、スッと背筋を伸ばして、指を胸の下辺りで組み、正面を見据えてゆっくりと前進してくる姿で幕は下ります(オペラ歌手が歌うときに、指を胸の前で組む、あの感じです)。まるで、大人たちに教えられた正しい姿勢をなぞるかのような少女。しかし、彼女が以前の彼女に戻ることは決してありません。例え彼女が以前の元気を取り戻し、一見何事もなかったかのように見えても、昔と同じ彼女ではない、、、。「何ひとつ同じであることは永遠に無いのです」というプログラムの最後の言葉が、ひどく胸に響きました。

「エリート・シンコペーションズ」

振付:ケネス・マクミラン
ステイジド・バイ:ジュリー・リンコン
作曲:スコット・ジョップリン 他
衣裳:イアン・スパーリング

The Cascade:畑きずな、萱嶋みゆき、楠元郁子
Hot-House Rag:中尾充宏、中村誠、冨川直樹、佐々木淳史
Calliope Rag:畑きずな
Ragtime Nightingale:全員
The Golden Hours:萱嶋みゆき、中尾充宏
Stop-Time Rag:高橋怜子、冨川祐樹、中尾充宏、中村誠、冨川直樹、佐々木淳史
The Alaskan Rag:楠元郁子、佐々木淳史
Bethena-a Concert Waltz:高橋怜子、冨川祐樹
Fridey Night:冨川直樹
Cataract Rag:全員

私がこの作品を見るのは2回目。初めて小林紀子バレエ・シアターを見に行ったときにも、最後に上演されました。とにかく楽しくて、幸せな気分になるので、大好きな作品です。洋服のイラストを描いたカラフルな全身タイツの衣裳も、なんかすごく好きなんですよね〜。舞台上の奏者の皆さんもちょっとカラフルな衣裳。ピアニストの中野孝紀さんは2台のピアノを弾き、時にはタクトを振ります。ダンサーたちは踊っていないときも舞台上にいて、椅子に腰掛けてダンスを見ていたり、あっちにウロウロ、こっちにウロウロ、お喋りをしたり、絶えず動いて雰囲気を作ります。舞台は「裸」という感じ。背景幕も、袖の暗幕も外されているので、舞台の素が露出しています。袖の奥には、さっきまで使っていた装置が立てかけられているのが見えたりして、それさえもなんだか雰囲気作りに一役買っているようでした。

ちょっとバカップルな(褒めてます)熱々の萱嶋&中尾のThe Golden Hoursは、モジモジした感じもいじらしく、とても可愛い甘やかなデュエットです。中尾さんは、これまでのイメージとはまた違った雰囲気を見せてくれて面白かった。本当にいろいろな顔を持っている人だなぁと思います。Calliope Ragでソロを踊った畑さんもとっても素敵でした。畑さんは、世界を創るのが上手い人という印象があります。彼女が踊ると、舞台が華やかな空気に包まれました。凸凹コンビのThe Alaskan Ragも好き。楠本さん演じるエレガントな大人の女性と、いつもあぶれてしまう「みそっかす」的存在の佐々木さん演じる男性。女性のほうが背が高くて、サポートしているというよりは、踊る楠元さんの周りをウロチョロしているみたいな佐々木さん。だけど、なんか上手いこと成り立っているのが面白い。実際には楠元さんのほうが背が高いわけではなさそうだけど、彼女がポワントで立って、佐々木さんが屈んで、凸凹感を上手く出しています。
今回ちょっと印象的だったのは、中村誠さんは色気があるな〜ということ。踊っているときというよりも、後ろでウロウロしているときです。小林紀子バレエシアターの公演ではノーブルな役が多い中村さんですが、もう少し一歩はみ出した役とかも見てみたいなぁと思ってしまいました。
スレンダーな高橋怜子さんは、全身タイツの衣裳も着こなしていてとっても素敵。そして、パートナーの冨川祐樹さんがやっぱり素敵でした。初めて冨川さんを見たのもこの作品だったんですが、そのときから妙に好きなんですよね〜。なかなか日本人のダンサーであの雰囲気を出せる人って、いないと思うんですよね。ちょっとナルシスト入ったエレガントな雰囲気というか、嫌味のない自信過剰な佇まいというか。ダンスホールのようなあの場所で、間違いなくナンバーワンの貫禄とオーラを感じさせてくれました。
とにかく楽しくて大好きなので、また是非上演してほしいです。
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2009年08月28日

斎藤友佳理さん、特別講演会開催

アッサンブレからメールが届きました。
東京バレエ団の『ラ・バヤデール』横須賀公演特別企画として、斎藤友佳理さんの講演会が開催されるそうです。遅いよ〜。もうその日は仕事入れちゃいました…。なんとか休めそうだったら、行きたいな、と。

■ 東京バレエ団『ラ・バヤデール』横須賀公演 特別企画
斎藤友佳理講演会 〜バレエと私〜

日時:9月12日(土)14:00〜(開場13:30)
会場:ヨコスカ・ベイサイド・ポケット(小劇場)
講師:斎藤友佳理(東京バレエ団プリンシパル)

申し込み先:(財)横須賀芸術文化財団(横須賀芸術劇場)
メール s-kouenkai@yokosuka-arts.or.jp
TEL 046-828-1602(営業時間9:30−19:30))
横須賀芸術劇場

マイ・キャスト シリーズの3演目通し券の発売日が明日です。ということは、ぼちぼち予約確認ハガキが届きますね〜。どんな席が来るのかドキドキです。そういえば、少し前ですが、『ラ・バヤ』の祭典チケットが届きました。決して悪くない席なんですが(センターブロックじゃなかったけど)、もう少し前がよかったな〜、なんて…。
3演目通し券の申込みは電話予約のみです。
マイ・キャスト シリーズ


今日、職場近くの本屋にダンスマガジンを買いに行ったんですが、2冊しかなくて、それはいいんだけど2冊とも角がつぶれてたんですよね…。しかもジャンル的に微妙なところに配置されてるし…。結局、買いませんでした。以前の職場の近くにあった本屋は、田舎だけどダンスマガジンはいつも山積みだったので、毎月困ることはなかったんですが、異動してからというもの、まともに買えた例がありません。早く読みたいな〜。
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2009年08月26日

マリインスキー・バレエ キャスト詳細

マリインスキー・バレエのその他の配役と、ガラの演目・配役が決定しました。
マリインスキー・バレエ2009

【神奈川県民ホール】
『白鳥の湖』
11月22日(日)18:00
オデット/オディール:アリーナ・ソーモワ
ジークフリート王子:ウラジーミル・シクリャローフ
ロットバルト:コンスタンチン・ズヴェーレフ
王子の友人たち:イリーナ・ゴールプ/エフゲーニヤ・オブラスツォーワ/アントン・コールサコフ

11月23日(月・祝)14:00
オデット・オディール:エカテリーナ・コンダウーロワ
ジークフリート王子:ダニーラ・コルスンツェフ
ロットバルト:イワン・シートニコフ
王子の友人たち:ヤナ・セーリナ/ヴァレーリヤ・マルトゥイニュク/マキシム・ジュージン

【東京文化会館】
『白鳥の湖』
11月27日(金)18:30
オデット・オディール:ウリヤーナ・ロパートキナ
ジークフリート王子:ダニーラ・コルスンツェフ
ロットバルト:コンスタンチン・ズヴェーレフ
王子の友人たち:ヤナ・セーリナ/ヴァレーリヤ・マルトゥイニュク/アントン・コールサコフ

11月29日(日)15:00
オデット・オディール:ヴィクトリア・テリョーシキナ
ジークフリート王子:レオニード・サラファーノフ
ロットバルト:コンスタンチン・ズヴェーレフ
王子の友人たち:イリーナ・ゴールプ/マリーヤ・シリンキナ/アントン・コールサコフ

11月30日(月)18:30
オデット・オディール:ディアナ・ヴィシニョーワ
ジークフリート王子:イーゴリ・コールプ
ロットバルト:イワン・シートニコフ
王子の友人たち:ヤナ・セーリナ/ヴァレーリヤ・マルトゥイニュク/マキシム・ジュージン

12月1日(火)18:30
オデット・オディール:ウリヤーナ・ロパートキナ
ジークフリート王子:エフゲニー・イワンチェンコ
ロットバルト:コンスタンチン・ズヴェーレフ
王子の友人たち:イリーナ・ゴールプ/エフゲーニヤ・オブラスツォーワ/アレクセイ・チモフェーエフ

『眠れる森の美女』
12月3日(木)18:30
オーロラ:ディアナ・ヴィシニョーワ
デジレ王子:イーゴリ・コールプ
リラの精:エカテリーナ・コンダウーロワ
カラボス:イスロム・バイムラードフ
フロリナ王女:エフゲーニヤ・オブラスツォーワ
青い鳥:アントン・コールサコフ

12月4日(金)18:30
オーロラ:アリーナ・ソーモワ
デジレ王子:レオニード・サラファーノフ
リラの精:アナスタシア・コレゴワ
カラボス:イスロム・バイムラードフ
フロリナ王女:マリーヤ・シリンキナ
青い鳥:マキシム・ジュージン

12月5日(土)13:00
オーロラ:ヴィクトリア・テリョーシキナ
デジレ王子:ウラジーミル・シクリャローフ
リラの精:ダリア・ヴァスネツォーワ
カラボス:アントン・ピーモノフ
フロリナ王女:ダリア・ヴァスネツォーワ
青い鳥:アレクセイ・チモフェーエフ

『イワンと仔馬』
12月8日(火)19:00
姫君:アリーナ・ソーモワ
イワン(皇子):レオニード・サラファーノフ
仔馬:グリゴリー・ポポフ
雌馬:エカテリーナ・コンダウーロワ
寝殿侍従官:イスロム・バイムラードフ

12月9日(水)19:00
姫君:ヴィクトリア・テリョーシキナ
イワン(皇子):ミハイル・ロブーヒン
仔馬:イリヤ・ペトロフ
雌馬:エカテリーナ・コンダウーロワ
寝殿侍従官:イスロム・バイムラードフ

『オールスター・ガラ』
12月10日(木)19:00
【第1部】
「シェエラザード」
  ゾベイダ:ウリヤーナ・ロパートキナ
  金の奴隷:ダニーラ・コルスンツェフ
【第2部】 パ・ド・ドゥ集
「タリスマン」パ・ド・ドゥ
  エカテリーナ・オスモールキナ/ミハイル・ロブーヒン
「ロミオとジュリエット」バルコニーの場面
  エヴゲーニャ・オブラスツォーワ/アントン・コールサコフ
「タランテラ」
  ヴィクトリア・テリョーシキナ/レオニード・サラファーノフ
「瀕死の白鳥」
  ウリヤーナ・ロパートキナ
「シンデレラ」パ・ド・ドゥ
  ディアナ・ヴィシニョーワ/イーゴリ・コールプ
【第3部】
「海賊」組曲
  メドーラ:アリーナ・ソーモワ
  コンラッド:エフゲニー・イワンチェンコ
  アリ:ウラジーミル・シクリャローフ
  ギュリナーラ:アナスタシア・コレゴワ

12月11日(金)19:00
【第1部】
「シェエラザード」
  ゾベイダ:ディアナ・ヴィシニョーワ
  金の奴隷:イーゴリ・コールプ
【第2部】 パ・ド・ドゥ集
「タリスマン」パ・ド・ドゥ
  エカテリーナ・オスモールキナ/ミハイル・ロブーヒン
「ロミオとジュリエット」バルコニーの場面
  イリーナ・ゴールプ/アントン・コールサコフ
「別れ」
  エヴゲーニャ・オブラスツォーワ/ウラジーミル・シクリャローフ
「瀕死の白鳥」
  アリーナ・ソーモワ
「ザ・グラン・パ・ド・ドゥ」
  ウリヤーナ・ロパートキナ/イーゴリ・コールプ
【第3部】
「海賊」組曲
  メドーラ:ヴィクトリア・テリョーシキナ
  コンラッド:ダニーラ・コルスンツェフ
  アリ:レオニード・サラファーノフ
  ギュリナーラ:アナスタシア・コレゴワ

今回のマリインスキーは、まだ『イワンと仔馬』しか取っていません。追加するなら、ロパートキナの『白鳥』と『オールスター・ガラ』かな〜、と。ガラは、ロパートキナがゾベイダを踊る10日(木)のほうが見たい。11日(金)のソーモワの『瀕死の白鳥』とか、ロパートキナ&コルプの『ザ・グラン・パ・ド・ドゥ』も気になるんだけど、、。12日(土)は東バの岩国公演があるので、なるべく11日は空けておきたいというのもあります。
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2009年08月25日

K−BALLET『くるみ』キャスト

K−BALLET『くるみ』のキャストが出ましたね〜。そういえば、去年の赤坂Sakasuバージョンも熊川さんは出ませんでしたが、あのときは怪我の後だったような気が。今回も熊川さんは出演しないようです。

■ K−BALLET COMPANY『くるみ割り人形』赤坂Sakasuバージョン

マリー姫/くるみ割り人形・王子
12月23日(水・祝)17:00 荒井祐子/橋本直樹
12月24日(木)18:30 浅川紫織/清水健太
12月25日(金)18:30 荒井祐子/橋本直樹
12月26日(土)14:00 東野泰子/浅田良和
12月26日(土)18:30 SHOKO/宮尾俊太郎
12月27日(日)14:00 浅川紫織/清水健太
K−BALLET COMPANY

12月の『くるみ割り人形』の公演を並べてみました。目新しい情報はないです。既に出ているものばかりですが、ちょっと並べて見比べたかったので。やっぱり12月は公演が多いですね〜。『くるみ』以外にも、前半はマリインスキーの日本公演があるし、ギエムの公演もあります。私的には東バの岩国も絡んでくるし、フェスティバル/トーキョーの山海塾もあるし。新国の『くるみ』は牧阿佐美さんの新バージョンだそうで、ちょっと見てみたい気もします。見るなら初日か最終日かな〜。

■ 牧阿佐美バレヱ団 『くるみ割り人形』 ゆうぽうとホール
金平糖の精/雪の女王/王子
12月11日(金)19:00 伊藤友季子/青山季可//京當侑一籠
12月12日(土)14:00 田中祐子/吉岡まな美/菊地研
12月12日(土)18:30 坂本春香/日高有梨/清瀧千晴
12月13日(日)14:00 青山季可/笠井裕子/今勇也

■ 井上バレエ団 『くるみ割り人形』 文京シビックホール
金平糖の精/王子
12月12日(土)15:00 田中りな/秋元康臣
12月12日(土)18:30 西川知佳子/遅沢佑介
12月13日(日)15:00 島田衣子/石井竜一

■ 東京シティ・バレエ団 『くるみ割り人形』 ティアラこうとう大ホール
12月18日(金)
12月19日(土)
12月20日(日)

■ バレエシャンブルウエスト 『くるみ割り人形』 八王子いちょうホール
12月18日(金)
12月19日(土)
12月20日(日)

■ 松山バレエ団 『くるみ割り人形』 ゆうぽうとホール
12月20日(日)13:30 森下洋子/清水哲太郎
12月20日(日)18:00 平元久美/鈴木正彦
12月21日(月)18:30 倉田浩子/鈴木正彦
12月22日(火)18:30 佐藤明美/石井瑠威
12月23日(水・祝)11:30 山川晶子/鈴木正彦
12月23日(水・祝)17:00 森下洋子/清水哲太郎

■ 新国立劇場バレエ団 『くるみ割り人形』 新国立劇場
金平糖の精/王子/雪の女王/クララ
12月20日(日)16:00 小野絢子/山本隆之/西山裕子/伊東真央
12月21日(月)19:00 川村真樹/芳賀望/西川貴子/井倉真未
12月22日(火)19:00 寺島ひろみ/貝川鐵夫/湯川麻美子/さいとう美帆
12月23日(水・祝)14:00 川村真樹/芳賀望/厚木三杏/井倉真未
12月23日(水・祝)19:00 本島美和/山本隆之/西山裕子/伊東真央
12月24日(木)19:00 寺島ひろみ/貝川鐵夫/湯川麻美子/さいとう美帆
12月25日(金)14:00 本島美和/山本隆之/西山裕子/伊東真央
12月26日(土)14:00 さいとう美帆/マイレン・トレウバエフ/堀口純/小野絢子

■ 小林紀子バレエ・シアター 『くるみ割り人形』 メルパルクホール
12月26日(土)
12月27日(日)
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2009年08月24日

ニーナ&グルジア・バレエ公演詳細

ニーナ&グルジア国立バレエの日本公演の詳細が発表されました。演目ごとに会場が違うのかと思ったら、そうではなかったようです。ジャパン・アーツのバレエ・ブログでは演目別に書かれているんですが、私としては日程順のほうがわかりやすいので、勝手に並び替えました。ぴあにも出てましたよ〜。

■ ニーナ・アナニアシヴィリ&グルジア国立バレエ

【2010年】
3月3日(水)19:00 東京文化会館 『ジゼル』
3月5日(金)18:30 東京文化会館 『ロミオとジュリエット』
3月10日(水)19:00 ゆうぽうとホール 『ジゼル』
3月12日(金)18:30 ゆうぽうとホール 『ロミオとジュリエット』
3月14日(日)15:00 ゆうぽうとホール 『ロミオとジュリエット』

『ジゼル』
ジゼル:ニーナ・アナニアシヴィリ
アルブレヒト:アンドレイ・ウヴァーロフ

『ロミオとジュリエット』
ジュリエット:ニーナ・アナニアシヴィリ
ロミオ:アンドレイ・ウヴァーロフ
マキューシオ:岩田守弘
ティボルト:イラクリ・バフターゼ

指揮:ザーザ・カルマヘリーゼ / 演奏:東京ニューシティ管弦楽団

S席:19,000円 A席:16,000円 B席:13,000円 C席:10,000円
D席:7,000円 E席:4,000円
ジャパン・アーツ夢倶楽部会員:【WEB】9月25日(金)/【TEL】9月27日(日)
ジャパン・アーツぴあネット会員:9月28日(月)
一般発売:10月4日(日)
→電子チケットぴあ 『ジゼル』 『ロミオとジュリエット』

【東京公演以外】
2月24日(水)愛知県芸術劇場 『ロミオとジュリエット』
2月26日(金)アクトシティ浜松大ホール 『ロミオとジュリエット』
2月28日(日)びわ湖ホール 『ロミオとジュリエット』
3月7日(日)兵庫県立芸術文化センター 『ジゼル』

Japan Arts バレエ・舞踊ブログ
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2009年08月23日

NYCBプレトークに槇村さとる/他

ニューヨーク・シティ・バレエ来日公演記念プレトークが、漫画家の槇村さとるさんをゲストに開催されるそうです。Bunkamuraのサイトで8月12日付で発表されていました。料金は1,500円。公演チケット(S席)とセットだと500円引きになるようです。

■ ニューヨーク・シティ・バレエ2009来日公演記念プレトーク

日時:9月11日(金)19:30〜21:00
会場:Bunkamuraオーチャードビュッフェ
お話:槇村さとる   聞き手:藤本由香里
料金:
@トークイベント 1,500円
Aトークイベント&ニューヨーク・シティ・バレエ公演S席チケット 19,000円
定員:160名(先着順)

Bunkamuraオーチャードホール


今日、アッサンブレからDMが届きました。『ラ・シルフィード』と『シルヴィア』の優先予約のお知らせです。メルマガでもお知らせがありましたが、『ラ・バヤ』の初演記念パーティーの追加募集も受付けているそうです。定員に若干の余裕があるとのこと。終演後のパーティーの他に、バックステージ・ツアーも決定したそうで、ミラノ・スカラ座のセットを借りる今回の舞台裏は、ちょっと興味あるな〜、と。そろそろ祭典チケットも届くころですね。今回は吉岡さんと木村さんの土曜日を祭典席にしたので、どんな席が来るのかドキドキです。いつもは平日を祭典席にしているので、土日の人気度がわからない、、、。でも、今回の祭典は東バの演目が選択制なので、ゲスト無しの『ラ・バヤ』は競争率が低かったりするのかしら。どうでしょうね〜。


K−BALLETのサイトで、12月の『くるみ割り人形』の日程が出ています。会場は赤坂ACTシアターで、赤坂Sakasuバージョン。橋本直樹さんと宮尾俊太郎さんがファースト・ソリストに昇進しましたね。まだだったんだ〜という印象。

■ K−BALLET COMPANY『くるみ割り人形』赤坂Sakasuバージョン
12月23日(水・祝)〜12月27日(日)<予定>
会場:赤坂ACTシアター
K−BALLET COMPANY


浜松につづき、グルジア国立バレエの愛知公演の情報がぴあに出ました。なんだか、愛知県芸術劇場の公演はいつも情報が出るのが早い気がします。値段が随分と違うのは、出演者の関係でしょうか。なんとなく、愛知は他の地方公演と比べると若干チケット代が高いことが多いような気も。気のせいかなぁ。
そして、変更のお知らせが出ていた東京公演の発売日ですが、ジャパン・アーツのサイトによると10月4日(日)に決定したようです。

ニーナ・アナニアシヴィリ&グルジア国立バレエ 『ロミオとジュリエット』

2010年2月24日(水)18:30 愛知県芸術劇場
出演:アンドレイ・ウヴァーロフ/岩田守弘
S席:16,000円 A席:13,000円 B席:10,000円 C席:7,000円 D席:5,000円
一般発売:10月9日(金)
電子チケットぴあ

2010年2月26日(金)18:30 アクトシティ浜松
S席:12,000円 A席:9,000円 B席:6,000円 学生席:1,500円
一般発売:10月18日(日)
電子チケットぴあ
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2009年08月21日

東バ退団者…/次回の小林は?/何かと12月

出ましたね、、、。東京バレエ団の退団者のお知らせ…。「退団者のお知らせ」とうタイトルをポチっとするのは、いつもちょっと勇気がいります。野辺さん、辞めちゃうのかよ〜。悲しいです、とっても。ドン・キホーテやウィルフリードもよかったし、舞台に野辺さんがいるとなんか和むから好きだったんですけど、、、。

東京バレエ団は、8月18日から6日間の夏休みに突入。夏休み明けから『ラ・バヤ』のリハーサルを開始。そしていよいよ9月2日にはナタリア・マカロワが来日して、本番までリハーサルを指導するそうです。ということは、細かなキャストはマカロワが来てからじゃないと決まらないですね、、、。発表はまだ先か〜。今日、アッサンブレからメルマガが届いたので、もしかして『ラ・バヤ』のその他のキャストが?と思ったんですが、『ラ・シル』と『シルヴィア』の優先予約のお知らせでした。
東京バレエ団

この間の小林紀子バレエ・シアターの公演で、次の公演情報が出ているかと思って期待していたんですが、何も告知されていませんでした。12月の『くるみ割り人形』はメルパルクホールで2日間というのが、既にHPで発表されていますが、そのゲストなどもわからず…。その前に、9月下旬から10月下旬にかけて、巡回公演が予定されています。巡回公演って、東京以外でも公演を予定しているんでしょうか?一体どんな公演なのか、とても気になります。因みに『くるみ』は、12月26日(土)・27日(日)。
小林紀子バレエ・シアター

会場で予約した井上バレエ団の『くるみ割り人形』ですが、チケ代を振り込んでからしばらく経つんですが、まだチケットが届きません。気長に待ってて大丈夫なのかな〜。まあ、まだ一般発売も始まっていないので、発送はそれからなのかもしれませんが。ちょっと不安。

井上バレエ団の『くるみ』の前日は、東バの岩国の『くるみ』があります。キャストは判明しているんですが(→こちら)、まだ開演時間がわかりません。前日から乗り込もうか、日帰りで行こうか、決められないんですよね、、。と、すっかり見に行くつもりになっている自分がコワイ…。なんかね〜、公演を見たいのはもちろんなんだけど、どこかに行きたいというのも大きいんですよね。その週はマリインスキーの『イワンと仔馬』『オールスター・ガラ』もあるので、なんだか忙しくなりそうだなぁ、と。
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2009年08月20日

特別プロ『オマージュ・ア・ベジャール』8月17日

『オマージュ・ア・ベジャール』の2日目の感想です。2日目もすごくいい公演でした。でも、初日の自分が盛り上がりすぎたせいか、それに比べるともう少し落ち着いて見ていたような気がします。オープニングやエンディング、第1部の構成もわかっていたので動揺はしなかったし。それでもやっぱり、沁み沁みといい公演だなぁと思ったし、やっぱり涙がこぼれてしまう瞬間もありました。
この日はなんと言っても『バクチV』です(ジルとロスは置いといて)。“吉岡さんの”でも“木村さんの”でもない、“2人の”『バクチV』でした。

第12回世界バレエフェスティバル 特別プロ 『オマージュ・ア・ベジャール』
2009年8月17日(月)18:30 東京文化会館

振付:モーリス・ベジャール
構成:ジル・ロマン
振付指導:小林十市、那須野圭右

<第一部>
「ルーミー」
音楽:クドシ・エルグネル

高橋竜太、平野玲、松下裕次、氷室友、長瀬直義、横内国弘
小笠原亮、宮本祐宜、梅澤紘貴、中谷広貴、安田峻介
柄本弾、佐々木源蔵、杉山優一、岡崎準也、八木進

「ザ・カブキ」より由良之助のソロ
音楽:黛敏郎

後藤晴雄

「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」
音楽:クイーン

エリザベット・ロス

「鳥」
音楽:マノス・ハジダキス

高岸直樹

「アダージェット」
音楽:グスタフ・マーラー

ジル・ロマン

<第二部>
「バクチV」
音楽:インドの伝統音楽

シャクティ:吉岡美佳 / シヴァ:木村和夫

「さすら若者の歌」
音楽:グスタフ・マーラー

ローラン・イレール/マニュエル・ルグリ

「ボレロ」
音楽:モーリス・ラヴェル

上野水香
平野玲、松下裕次、長瀬直義、横内国弘

<第1部>

「ルーミー」
初演の初日という硬さががいい具合に解け、気合は持続しているという、いい舞台だったと思います。あちらの緊張が解けたせいなのか、見る側の私に余裕ができたからなのか、全体を見ながらもそれぞれの個性も見えてきて、とても面白かった。最初の短いソロは両日とも松下さんでした。あれくらい気合を入れてくれると気持ちが良いな、と。もう高橋さんはすーごい格好良いし、宮本さんはやっぱり目を引く踊りをするし、ついつい平野さんの踊りと目に引き寄せられるし(目力すごすぎ)、伏し目がちな長瀬さんのちょっとウェットな雰囲気も気になるし、横内さんは男らしくなったし、梅澤さんは色気のあるいい踊りしてたし、弾さんも頑張ってたし、源蔵くんもいたし、最近気になる岡崎さんもチェックしたし。みんなよかったです。

「ザ・カブキ」より由良之助のソロ
この由良之助のソロは、全幕の中では1幕の最後に踊られるので、体力的には厳しいだろうなぁといつも思います。ただ、このシーンだけを取り出してガラで踊るのは、気持ちを持っていくのに大変だろうとも思われるわけで。見るほうとしても、普段とは違う気持ちで入っていく感じがしました。ルーミーの群舞たちが四十七士になって舞台上にいたのはいい効果だったかもしれません。単純に演出としても面白かったし。
初日の高岸さんよりも、後藤さんのほうが後半いっぱいいっぱいな感じ。でも、なんかそのいっぱいいっぱいな感じが、またよかったりしました。「生まれたときからリーダー」然とした高岸さんと違い、ナイーブな空気が漂う後藤さんの由良之助も好きです。それがまた、後半のいっぱいいっぱいな感じと合ってるんですよね(褒めてます)。

初日に書き忘れたんですが、由良之助がラストのポーズをしたところで、白地に血痕の幕が下りてきます。それが外されると、横たわる由良之助の後ろにジルが立っている。ジルが由良之助をまたいで越えてくると、由良之助はむっくりと立ち上がり退場していきます。

「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」
フレディ・マーキュリーとジョルジュ・ドンの名前を読み上げたジルが、少し間をおいて「モーリス!」と名を呼ぶのが切ない…。
この日のロスの踊りもすごかったです。腕や脚、指先からポワントの先まで叫んでいるような踊り。ポワントでグッとバランスを取るたび、たった一点で立っている寄る辺無さがとても印象的でした。この日は席が近かったせいか、まるで彼女の肌までヒリヒリと訴えているようでした。

「鳥」
初日よりも群舞や全体を見ることができました。初日は木村さんを焼き付けようと追いかけるのに必死だったので、、。木村さんだと眩しい日差しだったのが、高岸さんだと明るい日差しという感じ(同じですか?いや、微妙に違うんですよ)。ソロのダンサーが、最初に客席に背中を向けて座るところがあります。片膝を立てて、片手を着き、少し腰がうねる感じが色っぽいんですが、これは初日の木村さんが断然格好良かったです(好みの問題かもしれないけど、、)。高岸さんの場合は色気とかじゃなくて、もっと大きな温かい感じのする背中でした。木村さんの背中はどこかウェットで、まだ踊ってないのに汗が光っていると錯覚するほどに、なんだか輝いていました。というか、あの木村さんの背中は異様に魅力的だったな〜、と。いやしかし、ベジャールの白パンツ系を踊る高岸さんの、明るくて大きな存在感も好きなので、やっぱり格好良かったです。

「アダージェット」
ゆっくりと椅子を持って歩いてくるジル。所定の位置に椅子を置いて腰を下ろすと、瞳を伏せたジルの下向き加減の表情がとても綺麗で、見入ってしまいます。そして、遠くを見るようにスッと視線を上げたジルの目が、また綺麗で…。今回の「アダージェット」のジルは、とてもピュアという印象でした。なんていうか、余計なものを取り除いて、純粋に踊っている感じ(今までが純粋ではなかったというわけではないんですが)。飾り気のない、裸の心になって、ベジャールに捧げる踊り。ジルが入れ物になって私たちの気持ちも一緒に届けてくれるような、そんな踊りでした。余計なものを取り除けば取り除くほど、ジル自身の叫んでいる心が見えてくるようで、静かな中にも痛みを感じました。
今回はジルの踊り自体も、本当に美しいなぁと思いながら見ていました。腕も手も、脚も爪先も、そしてあの美しい胸も全部好きだなぁと思いながら。美しいフォルムと、よどみない踊り。舞台の空気がとても澄んでいて、その中で踊るジルの一挙手一投足が本当に美しかったです。

手に掴んだものを解き放ち、それを見送りながらゆっくりと腰を下ろすラスト。この日のジルは、腰を下ろそうとしたとき、思わずもう一度手を伸ばしかけたんです。本当にほんの少し、両手がフッと動いた。期待していたわけではないけど、手放したものが一瞬戻ってきたように見えて、反射的に手が動いた……そんな感じで、とても切なかったです。

<第2部>

「バクチV」
吉岡さんと木村さんのペアで見るのは初めて。す〜ごくよかったです。木村さんのシヴァは気迫。最初から静かな気迫に満ちた表情をしていました。木村さんのシヴァは深いところから突き上げるような激しさがありながらも、それが表面的な激しさとしては表現されていない感じがします。その内側から発散されるエネルギーに、見ているとどんどん引き込まれていく。それは見ている私だけじゃなくて、シャクティも群舞も同様で、シヴァにどんどん絡め取られていくというか、むしろもともとどちらもシヴァから発散されたものに思えてくるんです。
吉岡さんのシャクティは、シャープな踊りが格好良いんだけど、思っていたよりも柔らかな印象というか、とても女性らしい存在のシャクティでした。表情と踊りが気持ちよくシンクロしているのも印象的。こちらを見据えてスッと笑う表情は妖艶で、ドキッとしました。いやらしさではなくて、とても艶めかしいシャクティだったと思います。それは、木村さんのシヴァとの繋がりだったのかもしれません。
今回一番印象的だったのは、2人が繋がって踊っているということです。一緒に踊っているときも、離れているときも、繋がっているのをすごく感じました。何がどうだから、とは上手く言えないんですが…。吉岡さんのシャクティがどこか艶めかしかったのは、シヴァと繋がっていることから発せられていたのではないか、と。そこで私はまたベジャールさんの言葉を思い出すんですが、「その妻シャクティは、シヴァが発散しシヴァへと戻っていく生命エネルギーに過ぎない」という言葉です。吉岡さんの艶めかしさは、シヴァが発した生命のエネルギーが身体中を駆け巡っている、そんな輝きだったんです。

「さすらう若者の歌」
細かな感想は省略させてください〜。そうでもしないと書き上げられそうにないので、、。イレールとルグリが一緒に踊っている、もしかしたら最後かもしれない幸福な時間を、忘れないようにしておこうと思いながら見ていました。

「ボレロ」
水香さんのメロディは、やはり前半のほうが印象が良いです。どうしても後半は「盛り上げよう」という意志を感じてしまうというか、頭で考えて踊っているような気がしてしまうんです。いや、彼女の「ボレロ」も決して悪くないと思うんですけど、もう1歩の何かがほしいというか、、。もっと開き直るじゃないけど、自分をさらけ出してみてほしいなと思ってしまうんです。必死になってほしい。いや、私の見方が悪いだけかもしれないんですが、、。
「ボレロ」に限らず、水香さんはゆったりした踊りのほうが合っていると思うときがあるので、単に私が前半の踊りのほうが好きなのかもしれません。でも、後半の中でも本当に終盤近くはよかったかも。両手でテーブルをバンバン叩くところとか、最後の両腕を差し出すところとか、真っ直ぐに訴えかける力があってよかったです。問題は(あくまで私にとって)中盤かぁ〜。彼女の「ボレロ」人生、まだまだこれから先のほうが長いので、わりと気長に見守っております。
posted by uno at 22:39| Comment(4) | バレエ公演2009 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

小林〜。

17日はベジャールの2日目に、そして今日(19日)は小林紀子バレエ・シアターの公演に行ってまいりました。17日のベジャールの感想をすぐにUPしようと思い、書き始めたんですが、挫折、、、(由良之助まで書いた)。2日目もすごくよかったです。全体の構成はもうわかっていたので、初日ほど動揺はせず。なんと言っても、吉岡さんと木村さんの「バクチV」が最高でした。2人で踊っているのが感じられたというか、繋がっているのを感じました。水香さんの「ボレロ」は、やっぱり前半のほうが好きかな〜。そういえば、久々に水香さんの日記が更新されましたよ〜(→こちら)。

小林紀子バレエ・シアターの公演もよかったです。やっと見ることができた「The Invitation」(初演も再演も見逃しているので)が、すーごく面白かった。重た〜い空気が漂いました、、。夫役にテューズリーなんて贅沢だなぁと思っていたんですが、その贅沢が活きた舞台でした。やっぱり、夫が少女に乱暴するシーンが一番衝撃だったなぁ、、、。是非また見たいです。明日見に行けないのが残念…。そして、「エリート・シンコペーションズ」も最高。こちらは、もう底抜けに楽しい。私、この作品大好きなんですよね〜。舞台上の生演奏がまたいい。今回は後藤和雄さんが出ていなかったのが残念でしたが、、、。冨川祐樹さんがやっぱり素敵でしたー。
19:00開演で、2回の休憩を挟んで終演は21:55。結構長いです。
posted by uno at 02:49| Comment(0) | バレエ日記2009 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする