2007年12月01日

小林紀子バレエ・シアター『ジゼル/ソワレ・ミュージカル』11月18日

小林紀子バレエ・シアターを見るのはこれが2回目。前回の公演『ザ・レイクス・プログレス』がとても良かったので、思わず公演会場でこの『ジゼル/ソワレ・ミュージカル』のチケットを取りました。今回もとても楽しかったです。

小林紀子バレエ・シアター第88回公演『ソワレ・ミュージカル』『ジゼル』全2幕
2007年11月18日(日)15:00 ゆうぽうとホール

『ソワレ・ミュージカル』

高橋怜子-中村誠
パ・ド・カトル:佐々木淳史、冨川直樹、福田圭吾、八幡顕光

主役のカップルと、男性4人のパ・ド・カトル(赤い衣裳×2、青い衣裳×2)、そしてコール・ドという構成。さらにコール・ドは男女の6カップル(女の子は赤い衣裳)と、女性のみ12人(黒い衣裳)で構成されていました。
まずコール・ドがバーッと登場。女性全員が一斉に踊り始めても足音が静かなことに驚きました。そういえば、『ジゼル』の2幕でも足音に注意が向かなかったので、きっと静かだったんですね。冒頭のコール・ドはよく揃っていたし、何より作品の空気をとても大事にしながら踊っているのが伝わってきました。この『ソワレ・ミュージカル』は、マクミランが、ニネッタ・ド・ヴァロアの90歳のお誕生日を祝す公演のために振付けたものだそうです。明るくて華やかで、お祝いの気持ちがこもったこの祝賀的な作品の雰囲気を、壊さずに見せてくれたと思います。

続いて主役のパ・ド・ドゥ。中村誠さんがとっても好かったです。柔らかい身体と綺麗な踊り。とても音楽的で、体中から音楽が流れ出すような踊りをしますね。隅々まで丁寧でフォルムが綺麗だし、絶対に振りを流したりしない。柔らかな腕がとても印象的でした。女性のように、いや女性以上に美しいんじゃないかと思うほど柔らかく美しいライン。そして手首の柔らかさも素敵。そっと柔らかく手首を折る仕草にウットリでした。ついでに首も柔らかい、とうか上手い気がする。振りに対して自然に首がついていくというか、正確な首の位置をきちんとキープしているように見えました。
高橋怜子さんもとても素敵なダンサー。ほっそりとした身体のラインが綺麗だし、華やかで清潔感のある雰囲気が好きです。この日はポワントが不安定なところも見られたけど、それ以外は申し分のない踊り。その場を支配するほどの力はまだ足りないかもしれないけど、キラキラとして十分主役オーラがあったので、先が楽しみです。舞台に一人でヴァリエーションっていう場面になっちゃうと、ちょっと空間が不安な感じがしちゃうんですよね。もっと吸引力が出れば素晴らしいなと思いました。

男性4人のパ・ド・カトル。人一倍楽しげに弾むように踊っていたのは、きっと八幡さん。見ているこちらまで楽しくなるような踊りでした。綺麗に見せるのが難しそうな場面でした。跳躍が多いので不揃いだと目立つし、連続して跳んでいるうちに音楽とずれてしまったり、正しい軌道から外れてしまったりする。2人が歯車のように、わざと逆回転で跳躍するところでも、その逆回転が効果的に見えない瞬間もありました。いや、ときどき惜しかったというだけで、とても楽しい場面だったんですけど。

高橋さんのヴァリエーションを挟んで、フィナーレへ。中央に高橋・中村、左右にカップルが一組ずつ。後ろにコール・ド全員。左右のカップルの男性は、おそらくパ・ド・カトルの赤い衣裳の2人です。全員で踊ると、やはり中村さんの正確で美しい踊りが目立ちます。どんなに忙しい踊りでも決して振りを流さないので、ポーズの一つ一つが最後まで綺麗。そういう踊りは、腕が切り取る空間が目に焼きつくんですよね。ちょっと最後、高橋さんを肩にリフトするときは、「よいしょ」って感じがしちゃってたけど、まあそれもご愛嬌と思えてしまいました。気になったのは、下手側のカップルの男性。ん〜、ちょっと腕の振りが乱れすぎかなぁ、、、と。少し踊りが遅れてしまうのが気になりました。

『ジゼル』
振付・構成:デレク・ディーン
原振付:ジャン・コラリ、ジュール・ペロー
ステイジド・バイ:小林紀子、ジュリー・リンコン
作曲:アドルフ・アダン
美術:ピーター・ファーマー

ジゼル:島添亮子
アルブレヒト:ロバート・テューズリー
ヒラリオン:中尾充宏
ベルタ:板橋綾子
バチルド:楠元郁子
クールランド公爵:田名部正治
狩猟長:小笠原一真
ウィルフリード:西岡正弘

パ・ド・シス:
高橋怜子、萱嶋みゆき、小野絢子
中村誠、冨川祐樹、冨川直樹
ジゼルの友達:
大和雅美、難波美保、中村麻弥、小野朝子、志村美江子、真野琴絵
従者:福田圭吾、八幡顕光

ミルタ:大森結城
モイナ:大和雅美
ズルマ:高橋怜子

小林紀子バレエ・シアターの『ジゼル』はデレク・ディーン版。大筋は変わりませんが、随所に細やかな個性の光る、完成された良いプロダクションでした。人間の様々な感情や想いが丁寧に描かれているので、キャラクターに人間味があり、物語りが豊かに立ち上がります。美術はピーター・ファーマー、衣裳・装置はオーストラリアンバレエ団の協力を得ているそうです。

 【第1幕】
幕が開くと森は秋。ジゼルの家の屋根にも紅葉した木の葉が積もっています。奥行きのある茶を基調としたセットがとても素敵。上手のジゼルの家も下手の小屋も、作りがしっかりしていました。ジゼルの家にはベランダがあって、カーテンの開いた窓からは、登場するジゼルの影がチラッと覗いたりして効果的。
村人たちが通り過ぎ、その後からヒラリオンが登場。ジゼルのために買ってきた(プログラムより)花を軒下におきます。そして、家から出てきたベルタに狩の獲物を渡します。花に気付いて拾い上げたベルタは、「これは?」とヒラリオンに尋ねる。ヒラリオンの様子で「はいはい、これはあの娘にね」と素早く察して、家の中に消えていきます。

アルブレヒト登場。あたふたと急いでマントを脱ぎながらも、視線はもうジゼルの家の方へ釘付け。すぐにジゼルの家へ向かおうとするも、ウィルフリードに促されて、またしてもいそいそと腰から剣を外します。この落ち着きのなさと、常にジゼルの家の方へ注がれる視線が、恋する若者の逸る気持ちが感じられてとても好かった。

ジゼル登場。窓の向こうを心躍らせながら横切るジゼルが見えます。一瞬姿が見えることで、観客のワクワク感が返って増幅される。島添さんのジゼルはとても清楚で、芯のしっかりした落ち着きのある女の子。メイクが濃いのが気になりましたが…。丁寧で、安定感のある踊りは申し分がない。涼しげな透明感のある人だなと思いました。

テューズリーと島添さんの間にはしっかりとした信頼関係があって、踊りも芝居も終始安心して見ていられました。長身のテューズリーが島添さんを覗き込む様子は、優しげで素敵(♪)。2人が楽しそうに戯れる様子は本当に仲が良さそうで、これを見たらヒラリオンは平常ではいられないよな〜という感じ。そこへ、ヒラリオン登場です。よりによって、こんな楽しげな2人の様子を見てしまうとは、、、。中尾さんのヒラリオンは、ちょっと怖い…。制止するアルブレヒトを振り払う様は、まるで「うるさい蝿だなぁ」とでも言うように、まるで眼中にない…。アルブレヒトに負けず劣らず威圧感があります。ジゼルへの恋心があまり感じられなくてちょっと悲しかった。いや、彼女に夢中なのはわかるんだけど、あまりに強引でその恋心はエゴイスティックに見えてしまう。それは、あまりの嫉妬心に自分を見失っていると解釈することもできるけど。アルブレヒトさえ現れなければ、きっとあんな強引な男じゃないんだろうなぁ、と。中尾さんは芝居も上手だし存在感もあって、良いダンサーだったと思います。

収穫物を持って村人たちが登場。葡萄を一粒摘んで、アルブレヒトに「あ〜ん(♪)」と食べさせるジゼル。なんとも微笑ましい場面でした。プログラムにはジゼルが心臓を患っていることが書かれていないので、設定にないのかと思ったんですが、通常通り胸を押さえて苦しそうにする場面がありました。オーバーなアクションはないけど、心配そうにじっと覗き込むテューズリーが優しい。ジゼルをベンチに座らせ、今度は跪いて彼女を見上げます。
母ベルタ登場。アルブレヒトを訝しげにジロジロと見やるベルタは、母の勘で始めから何かを見抜いているようでした。見知らぬ人間への単なる不信感ではなく、別世界のものを見抜いているかのような視線。こちらにも何か暗い予感が過ぎります。「あなたは心臓が弱いんだから、踊っては駄目よ」とう説明は無し。「恋に破れて死んだ娘は亡霊となり、裏切った男たちに復習するという迷信」(プログラムより)を、ジゼルと周りの若者たち皆に言って聞かせます。一同身震い。このベルタのマイムが長い! 場を持たせるのは結構大変だと思いますが、板橋さんは間延びさせずとても上手に演じていました。周りのコール・ドにも動きがあって、一人一人ちゃんと芝居をしているので、単調にならない。正直マイムの言わんとすることは、事前にプルグラムを読まなければ正確には理解できなかったと思いますが、、、。

剣を抜く仕草を見せたアルブレヒトに疑問を抱いたヒラリオンは、下手の小屋の鍵を短剣で壊して侵入。狩の一行が消えると再び出てくるんですが、ということはその間ずっと息を潜めてたってことか、、、。

狩の一行が到着。楠元さんは美人で気位の高いバチルド。とても存在感がありました。少しクリーム色がかった白のドレスがとても綺麗。休憩の準備が整ったものの、バチルドたちを案内するのに逃げ腰なベルタ。ジゼルに「お前、行っておくれよ」と言うように彼女を促します。目の前を横切るバチルドのドレスに釘付けになるジゼル。バチルドが椅子に腰掛けるまで、その視線はずっとドレスに注がれます。ベルタが「どうしたんだい」と声をかけると、「見て、綺麗ね」らしき仕草をしながらも、一度もドレスから視線を逸らすことはありませんでした。目を「離さない」んいじゃなくて、「離せない」ジゼル。あまりのいじらしさに、ちょっと泣けてきました。このシーンで泣いたのは初めてかも。
話をしているうちに、ジゼルにも婚約者がいると知ったバチルドは、彼女にネックレスをプレゼントします。そしてジゼルの友人たちによってお祝いの踊りが披露されます。公爵とバチルドが下手のテーブルで鑑賞する中、パ・ド・シス。メインのカップルは高橋怜子さんと中村誠さん。高橋さんは『ソワレ・ミュージカル』のときより余計な力が抜けたようで、柔らかくチャーミングな印象を強めました。中村さんももちろん良かったんですが、ここで私が気になったのは冨川祐樹さん。比較的長身でしっかりした身体の冨川さんは、他と一線を画す大人の男っぷり。踊りはダイナミックだけど正確で端正。跳躍も高さがあって、上空でのフォルムに安定感がある。何より、醸し出す空気が格好良くて、、、。一緒に踊っていた冨川直樹さんは、空中での上半身と腕のフォルムが乱れがちなのが気になりました。

再び姿を見せたアルブレヒトに、何か言い残して家の中へ消えるジゼル。戻ってきたジゼルの手には、バチルドからもらった首飾り。明らかに見覚えのある婚約者の首飾りに困惑するアルブレヒト。家の中に取りに行くという演出は面白いと思いました。きっと彼女は、それを大事に大事に仕舞っておいたんだろうなと想像させます。それを小走りで取ってくるジゼルが、なんともいじらしい。彼女がその首飾りを一番に見せたかった人はアルブレヒトだったんですよね。こういう細かな演出が物語を立体的に立ち昇らせるんだなと思いました。
舞台の中央、首飾りを挟んで向かい合うジゼルとアルブレヒト。その奥正面に真相を突き止めたヒラリオンが現れます。この日は真正面の席で見ていたので、2人の間にヒラリオンが浮かび上がるのがよく見えました。私の目のピントが一瞬にしてヒラリオンに合うのがわかります。

恭しくアルブレヒトにお辞儀をするヒラリオン。疑惑の剣でアルブレヒトの肩をトントンと叩く。振り払うアルブレヒト。今度はわざわざ剣を鞘から少しだけ抜いて、アルブレヒトの肩を叩く。わざわざ鞘から剣を抜き、アルブレヒトが剣を抜くように仕向けるようなところが面白い。

公爵やバチルドに対峙した途端に、高貴な身のこなしに変わるテューズリー。その姿は本当に優雅で、根っから身についているかのような軽やかさでした。真相を知ったジゼルは、もらった首飾りをバチルドに投げつけます。成り行きを見つめるバチルドは、眉間に3本縦線が入るほどの怪訝顔。でも、その顔が少しずつ緩んで、なんとも言えない表情になるのが印象的でした。ジゼルに同情とは言わないまでも、「一体この子は何があって、どうしてこうなったのだろうか」と思い始めているような変化が感じられました。と思ったら、狂乱したジゼルに体当たりされて、バターンと転倒。演出が細かい。

島添さんのジゼルは、やり過ぎない抑えた表現が、より内側から確実に壊れていくようで痛々しい。何とも言えない静かで悲しげな表情に胸を打たれます。下ろした髪がブワッと膨らんでしまったのがちょっと残念でした。踊りと関係ないと思いつつ、やっぱり気になっちゃうんですよね、、、。静かに一つ一つ、アルブレヒトの想い出のステップを踏んでいくジゼル。その瞳は既に現実を映してはいません。虚ろでありながら、現実のもう一つ向こう側をしっかりと捉えてしまった動かぬ目が印象的でした。ディーン版では、この狂乱の場面で背景の森をウィリが1人、スーッと横切ります。死の世界に半歩足を踏み出してしまったジゼルには、森を彷徨うウィリの姿が、このとき既に見えていたんです。

息絶えたジゼルを、母ベルタがアルブレヒトの腕から引き剥がします。「娘に触らないでくれ」という悲痛な叫びが聞こえるようでした。ディーン版では、アルブレヒトとヒラリオンの遣り取りは無し。アルブレヒトは、ジゼルの亡骸を抱きしめるベルタにすがりつき、退けられても何度も何度もベルタに許しを請う姿が印象的でした。一部始終を見ていたバチルドは、耐え切れずに1人その場を立ち去ります。そして、アルブレヒトも走り去る。ベルタは周りを取り囲んでいた村人たちも退けてしまいます。薄暗い舞台には、ジゼルの亡骸を抱きしめ慟哭するベルタだけ。その姿はあまりに小さくて、舞台は悲痛な叫びに満ちていました。見ているこちらまで絶望と孤独に押し潰されそうになるような場面。ベルタ1人を残した幕切れは秀逸でした。

 【第2幕】
村人に支えられながら、ベルタがジゼルの墓にやって来ます。ジゼルの墓の前で泣き崩れるベルタ。1幕のラストがベルタ1人の幕切れだったので、彼女の絶望や悲しみがより一層強く伝わってきます。母親との関係が細やかに描かれているのは好いですね。

登場したミルタにびっくり。薄っすらと白塗り、唇と目元は黒。死霊のメイクを施していました。ミルタの大森さんはとても存在感がありました。安定した踊りに、ミルタの強さや怖さがよく出ていてとても好かったです。続いて登場したウィリたちも全員死霊メイク。遠目でも異様さが伝わってきて、怖かったです。そう、ここのウィリたちは怖い。メイクのせいもあるかもしれないけど、死の空気を漂わせた存在たちでした。森も暗くて怖いんですよね。母親が登場する冒頭のシーンも、夜中に墓地に来たような怖い感じがよく出ていました。

コール・ドは18人。足音も静かでよく揃っていたと思います。どの場面だったか忘れたんですが、確か誰かのヴァリエーションのときに、おそらく頭数を補うためにウィリの数が増えたんです。背後の両袖からスススっと出てきてポーズ。ここはすごく面白くて、通常のヴァリエーションだとコール・ドは左右に整然と並んでいると思うんですが、ディーン版ではウィリたちが後ろにも登場して、周りをグルッと囲むように工夫されていました。それも一列に整列するんじゃなくて、敢えてランダムに構成された配置と言いますか、、、(おそらく左右は対象)。上手く言えない…。確か手前のダンサーは低めのポーズで、後ろに行くほど立っていたような気がします。ポーズも様々。まるで一枚の絵画みたいでした。

登場したテューズリーはとても静かで力強い表情。後悔や悲しみに苛まれている風はなく、既にそんな段階は脱してしまったかのような佇まいでした。許しを請うためにジゼルの墓に来たのではなく、ただひたすらに彼女の魂が救われることを祈る気持ちで来たんじゃなかろうかと思わせる。考えすぎかな〜。
島添さんはとてもよく静を表現していたと思います。余計なものが全て削ぎ落とされた、透明で清らかな存在感。踊りも申し分ないし、とても好かった。彼女の「静」は死の空気ではなく、そこには穏やかさがありました。ウィリとなってアルブレヒトの前に姿を現したときから、彼を許していたと思います。そして、ウィリたちからアルブレヒトを守る姿はとても懸命で胸打つものがありました。

ディーン版は、1幕だけでなく2幕もとてもドラマ性が高かったです。ヴァリエーション・群舞・芝居のそれぞれが独立して羅列されているのではなく、物語の中に踊りが自然に盛り込まれている感じがするんです。ヴァリエーション中に左右に整列しないウィリたちも、それに一役買っていたと思います。なんて言うんでしょう、普段は分離されているものが融合されていると言うか。本来なら両脇に整列しているはずのウィリたちが舞台の方まで出てきてたりすると、それだけでも随分印象が変わるんですよね。
島添さんとテューズリーの演技もともてよくて、2人が互いのことを想い合い、力を合わせて何とかしようと懸命になっている姿が印象的でした。

朝を告げる鐘の音を聞いたジゼルの、深い安堵感に満ちた表情がとても印象的でした。でも、もっと感動的だったのはジゼルが消えていく場面。墓に消えていこうとするジゼルを抱きしめるアルブレヒト。見えない力に引かれるように、その腕からすり抜けていくジゼル。互いにグッと腕を伸ばします。もう一度抱きしめる。すり抜けていく彼女を離すまいと、有らん限り腕を伸ばし、何度も何度もジゼルを抱きしめるアルブレヒト。あんなにアルブレヒトに懇願されたら、ジゼルは辛いだろうなぁ、、、。
墓の向こうに消える間際、くるりと身体を一回転させた島添さんの手には白い小さな花が。どこから出したのか本当にわかりませんでした。それをアルブレヒトに残し、ジゼルはついに姿を消します。花を手に、一人佇むアルブレヒトは、それまでのロイスでもアルブレヒトでもない男としてそこに存在していました。
posted by uno at 00:42| Comment(0) | TrackBack(0) | バレエ公演2007 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする