2006年04月15日

東京バレエ団『ベジャール・プロ』4月14日

東京バレエ団『ベジャール=ディアギレフ』
<ベジャール・プロ>
2006年4月14日(金)東京文化会館

【主な配役】
『ペトルーシュカ』
青年:古川和則
若い娘:井脇幸江
友人:大嶋正樹
魔術師:高岸直樹
三つの影:高橋竜太、平野玲、中島周
四人の男:氷室友、辰巳一政、長瀬直義、小笠原亮
四人の若い娘:小出領子、高村順子、門西雅美、長谷川智佳子
『ギリシャの踊り』
T.イントロダクション
U.パ・ド・ドゥ(二人の若者):高橋竜太、小笠原亮
V.娘たちの踊り
W.若者の踊り
X.パ・ド・ドゥ:高村順子、平野玲
Y.ハサピコ:吉岡美佳、後藤晴雄
Z.テーマとヴァリエーション
ソロ:首藤康之
パ・ド・セット:小出領子、田中結子、門西雅美、
長谷川智佳子、西村真由美、乾友子、吉川留衣
[.フィナーレ:全員
『ボレロ』
上野水香
大嶋正樹、古川和則、平野玲、中島周


ベジャール・プロに2日間行ってまいりました。

なんと言っても、首藤さんの『ギリシャの踊り』の素晴らしさに尽きます!!はまり役だろうという予想はつきましたが、これほどまでとは思いませんでした。
やっぱりベジャールを踊る首藤さんはいいですね。と思うと同時に、あの踊りを見ていたら、また古典も踊ってほしいなぁと思ってしまいました。いや、首藤さんには首藤さんの考えがあることは分かっていますが、、。
首藤さんの踊りは、とにかく揺るぎない。揺るぎないステップ、迷いのない全ての動きは、それだけで感動ものだったんですが、それよりも体から発せられるあのエネルギーですよね。人間て体一つでこんなことができるんだなぁっていう。
バレエはやっぱりいいなぁと、また思ってしまいました。今この場にいることの幸せ、人間の体から発せられるこれほどまでのエネルギー、日々の煩わしいことが一瞬にして吹き飛んで、目の前の作品・ダンサーに没頭できる瞬間。そういった、バレエを見ることの醍醐味を感じさせてくれました。これがあるから劇場通いは止められないんですよね。
一つホッとしたのは、私の中で中島周さんの『ギリシャの踊り』が色褪せてしまわなかったことです。首藤さんの『ギリシャの踊り』を見てしまったら、もう他のダンサーでは満足できなくなってしまうんじゃないかと心配だったんです。どうやら大丈夫。いつまでもピュアな印象が素敵な首藤さんですが、『ギリシャの踊り』では、それプラス大人の男の色気が感じられました。

首藤さん以外の『ギリシャの踊り』の感想です。
ハサピコを踊る井脇さんの腕の美しさに感動。ハサピコで女性ダンサーが、最初にスッと両腕を前に差し出すところがありますよね?あの時に、艶やかで表情のある腕の美しさに、ちょっとゾクッとしました。そういえば、前に井脇さんのハサピコを見た時にも同じように感じたことを思い出したんです。他のダンサーの時はそれほど印象に残らない動きなので、気になって。
パ・ド・ドゥは小出・中島ペアが可愛らしくて好き。あの、ともするとちょっと不思議な動きが滑稽にならない。二人の若者のパ・ド・ドゥは、相変わらず古川・大嶋ペアが最高です。でも、高橋・小笠原ペアも前回よりもかなり良くなっていました。ただ、高橋さんと小笠原さんだとキャリアの差が気になるというか、、。技術的な問題ではなく、バランスのことです。明らかに高橋さんがオーラ勝ち。いや、勝ち負けの問題ではない訳ですが…。
『ギリシャの踊り』でも、宮本さんを探してしまう自分…。いるとホッとする、不思議な笑顔です。いつか宮本さんも、ウェットな空気を感じさせてベジャール作品を踊ったりするんだろうか。あ、でも『ボレロ』のリズムの時に結構素敵な表情してるかも。すみません、宮本談議はこの辺で…。

『ボレロ』と『ペトルーシュカ』は明日書きます。
明日は早朝チケットを取るために並ぶので、そろそろ寝る準備をしないと、、。明日はバレエではなく芝居のチケットを取ります。あ〜、早起きしたくないなぁ。
posted by uno at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | バレエ公演2006 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする