2018年05月26日

第15回世界バレエフェスティバル Aプロ・Bプロ演目決定

だいぶ世間に遅れていますが、5月19日付で発表されたバレエ・フェスの演目も書いておこうかな、と。3月27日付で発表された追加出演者、フェリ、ノヴィコワ、ゴメスの他に、さらに出演者が増えてますね。BBLからはロスが参加。今のところAプロのみのようですが、ロスの踊るベジャールの「ルナ」は見たいです〜。サラファーノフのパートナーとしてアシュレイ・ボーダーが、ボッレのパートナーとしてメリッサ・ハミルトンが新たに加わったようです。さらに、パートナーは未定ですが、ヴィエングセイ・ヴァルデスがBプロに参加。ヴァルデスといえば、2006年の衝撃のバレエ・フェス・デビューが今でも印象的です。その後、2015年のバレエ・フェスにも参加してますよね。アリシア・アロンソのドキュメンタリー映画『ホライズン』は私はまだ見ていないんですが、こちらにも出演しています。

そして、ポリーナが個人的な理由によりAプロのみの出演となったそう。Bプロのフォーゲルはソロの扱いになっています。さらに、とても残念なことに、マックレーが怪我のため出演できなくなったとのこと、、、。Aプロのサレンコのパートナーは未定となっています。もともと2人はAプロのみの出演だったんですよね。
誰と踊るのかが気になっていてセザール・コラレスは、やはりコジョカルと踊るようです。コジョカルにはコボーがいるしなぁ〜と思っていたんですが、コジョカルがBプロで2演目踊るらしい。

ロスが出演するAプロだけにしようかな〜とも思うんですが(まだチケット取っていない)、Bプロでアレクサンドロワとラントラートフが踊る「ヌレエフ」も見てみたいな〜と。ヴァルデスもBプロだけみたいだし。フェリの『オネーギン』も見たい。ガラはもうチケット取れないだろうと思って、諦めの境地です(苦笑)。

<第15回 世界バレエ・フェスティバル Aプロ・Bプロ演目決定>

【Aプロ】
「ファラオの娘」(ピエール・ラコット)
  マリア・アレクサンドロワ、ウラディスラフ・ラントラートフ
「ドン・ジュアン」(ジョン・ノイマイヤー)
  シルヴィア・アッツォーニ、アレクサンドル・リアブコ
「ディアナとアクテオン」(アグリッピーナ・ワガノワ)
  エリサ・バデネス、ダニエル・カマルゴ
「くるみ割り人形」(ルドルフ・ヌレエフ)
  レオノール・ボラック、ジェルマン・ルーヴェ
「タランテラ」(ジョージ・バランシン)
  アシュレイ・ボーダー、レオニード・サラファーノフ
<未定>
  アリーナ・コジョカル、ヨハン・コボー
ソロ作品(マーサ・ヴレアム)
  オレリー・デュポン
「デジャ・ヴ」(ハンス・ファン・マーネン)
  マリア・アイシュヴァルト、マライン・ラドメーカー
「アフター・ザ・レイン」(クリストファー・ウィールドン)
  アレッサンドラ・フェリ、マルセロ・ゴメス
「マノン」より第1幕のパ・ド・ドゥ(ケネス・マクミラン)
  ドロテ・ジルベール、マチュー・ガニオ
<未定>
  メリッサ・ハミルトン、ロベルト・ボッレ
「ジゼル」より第2幕のパ・ド・ドゥ(ジャン・コラーリ、ジュール・ペロー)
  マリア・コチェコトワ、ダニール・シムキン
「コッペリア」(アルチュール・サン・レオン)
  サラ・ラム、フェデリコ・ボネッリ
「アンナ・カレーニナ」(ジョン・ノイマイヤー)
  アンナ・ラウデール、エドウィン・レヴァツォフ
「アポロ」(ジョージ・バランシン)
  オレシア・ノヴィコワ、デヴィッド・ホールバーグ
「ジュエルズ」より“ダイヤモンド”(ジョージ・バランシン)
  ミリアウ・ウルド=ブラーム、マチアス・エイマン
「カルメン」(アルベルト・アロンソ)
  タマラ・ロホ、イサック・エルナンデス
「ルナ」(モーリス・ベジャール)
  エリザベット・ロス
<未定>
  ヤーナ・サレンコ、未定
「ヘルマン・シュメルマン」(ウィリアム・フォーサイス)
  ポリーナ・セミオノワ、フリーデマン・フォーゲル

【Bプロ】
「ヌレエフ」よりパ・ド・ドゥ(ユーリー・ポソホフ)
  マリーヤ・アレクサンドロワ、ウラディスラフ・ラントラートフ
「オルフェウス」(ジョン・ノイマイヤー)
  シルヴィア・アッツォーニ、アレクサンドル・リアブコ
「じゃじゃ馬馴らし」(ジョン・クランコ)
  エリサ・バデネス、ダニエル・カマルゴ
「ソナチネ」(ジョージ・バランシン)
  レオノール・ボラック、ジェルマン・ルーヴェ
「白鳥の湖」より第3幕のパ・ド・ドゥ(マリウス・プティパ)
  アシュレイ・ボーダー、レニード・サラファーノフ
<未定>
  アリーナ・コジョカル、ヨハン・コボー
「コッペリア」(ローラン・プティ)
  アリーナ・コジョカル、セザール・コラレス
「ソナタ」(ウヴェ・ショルツ)
  マリア・アイシュヴァルト、マライン・ラドメーカー
「オネーギン」より第3幕のパ・ド・ドゥ(ジョン・クランコ)
  アレッサンドラ・フェリ、マルセロ・ゴメス
「シンデレラ」(ルドルフ・ヌレエフ)
  ドロテ・ジルベール、マチュー・ガニオ
<未定>
  メリッサ・ハミルトン、ロベルト・ボッレ
<未定>
  マリア・コチェトコワ、ダニール・シムキン
「アポロ」(ジョージ・バランシン)
  サラ・ラム、フェデリコ・ボネッリ
「椿姫」より第3幕のパ・ド・ドゥ(ジョン・ノイマイヤー)
  アンナ・ラウデール、エドウィン・レヴァツォフ
「眠れる森の美女」(マリウス・プティパ)
  オレシア・ノヴィコワ、デヴィッド・ホールバーグ
「ドン・キホーテ」(マリウス・プティパ)
  ミリアム・ウルド=ブラーム、マチアス・エイマン
「HETのための2つの小品」(ハンス・ファン・マーネン)
  タマラ・ロホ、イサック・エルナンデス
<未定>
  ヴィエングセイ・ヴァルデス、未定
<未定>
  フリーデマン・フォーゲル

→ NBS
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2018年05月24日

シュツットガルト・バレエ団 2018年 日本公演概要決定。

BRBの東京公演は『眠り』を終え、『リーズの結婚』を残すのみとなりました。東京不参加の私は、名古屋の『眠り』を見てからこっち、職場環境が変わり、落ち着かない日々を送っておりました。今も落ち着かない、、、。やはり、デリア・マシューズの怪我は回復に至らず、東京でも佐久間奈緒さんと厚地康雄さんが『眠り』を踊りましたね。もう仕事をサボってでも見に行きたくて仕方なかったんですが、職場環境が変わったばかりということもあり、流石にサボれませんでした。いや、そもそもサボっちゃ駄目ですけどね(苦笑)。あぁ、、、もう1度、佐久間さんの『眠り』が見たかった、、、。開演間際の変更でオーロラを踊ったびわ湖ホール。約1ヶ月前に変更が決定した名古屋。そして、続く東京と、見事に踊りきった佐久間さん。そういえば、2008年の『美女と野獣』でも、怪我をしたダンサーの代役も含めて、3日間連続でベルを踊ってくれましたよね。これで退団だなんて勿体無いと思うくらいの素晴らしいオーロラ姫でした。


更新をサボっている間に色々な情報が出てきて、追いつかなくなってます、、。とりあえず、シュツットガルト・バレエ団のキャストが判明したのは有り難いな、と。

■ シュツットガルト・バレエ団 2018年 日本公演

『オネーギン』
11月2日(金)19:00
  タチヤーナ:アリシア・アマトリアン
  オネーギン:フリーデマン・フォーゲル
  オリガ:エリサ・バデネス
  レンスキー:デヴィッド・ムーア
  グレーミン:ロマン・ノヴィッキー
11月3日(土)14:00
  タチヤーナ:ディアナ・ヴィシニョーワ(マリインスキー・バレエ)
  オネーギン:ジェイソン・レイリー
  オリガ:アンナ・オサチェンコ
  レンスキー:マルティ・フェルナンデス・パイシャ
  グレーミン:ロマン・ノヴィッキー
11月4日(日)14:00
  タチヤーナ:エリサ・バデネス
  オネーギン:マチュー・ガニオ(パリ・オペラ座バレエ)
  オリガ:ジェシカ・ファイフ
  レンスキー:アドナイ・ソアレス・ダ・シルヴァ
  グレーミン:マッテオ・クロッカード=ヴィラ

『白鳥の湖』
11月9日(金)18:30
  オデット/オディール:アリシア・アマトリアン
  ジークフリート王子:フリーデマン・フォーゲル
11月10日(土)14:00
  オデット/オディール:エリサ・バデネス
  ジークフリート王子:アドナイ・ソアレス・ダ・シルヴァ
11月11日(日)14:00
  オデット/オディール:アンナ・オサチェンコ
  ジークフリート王子:デヴィッド・ムーア

会場:東京文化会館
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

『オネーギン』
S席:20,000円 A席:18,000円 B席:16,000円 
C席:13,000円 D席:10,000円 E席:7,000円
『白鳥の湖』
S席:19,000円 A席:17,000円 B席:15,000円
C席:12,000円 D席:9,000円 E席:6,000円

2演目セット券特別割引<先行発売期間のみ>
【1枚につき】S席:2,000円引き A席:1,500円引き B席:1,000円引き

NBS WEBチケット先行発売期間:6/28(木)21:00〜7/2(月)18:00
NBS WEBチケット座席選択先行発売
  2演目セット券:6/29(金)21:00〜7/2(月)18:00
  単独券:7/4(水)21:00〜7/13(金)18:00
  一般発売:7月21日(土)

→ NBS

いや〜、まさかゲストがいるとは、予想外でした。ルグリがゲストで『オネーギン』を踊って以降、ゲストはいなかったような? しかもヴィシニョーワとマチューというのも、なんとなく意外な感じがするのは私だけでしょうか。ヴィシとジェイソン・レイリーって、どんな感じになるんだろう。余裕があれば、アマトリアン&フォーゲル組とヴィシニョーワ&レイリー組を見に行ければいいなぁと。

チケットの発売日がよくわからなくて、先行発売期間が6月28日(木)からと29日(金)からと2種類あるんですが、どう考えればいいんだ? 特別割引のほうは28日(木)からになってるんですが、その下方には2演目セット券の座席選択先行が29日(金)からと書かれているんですよね。単なるミス? それとも28日は座席選択ができないとか? それはないですよね〜。私の頭では理解できない、、、。

そして、もう過ぎてしまったんですが、昨日23日(水)の21:00から、<横浜ベイサイドバレエ>のアッサンブレ先行販売がありました。今回はパスしようかな、と。とにかく野外が苦手なもんで、、、。
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2018年05月14日

仕田原京バレエスタジオ発表会に神戸里奈さん、三木雄馬さん/他

本題の前に。5月11日(金)の西宮公演から幕を開けたBRBの日本公演ですが、びわ湖ホール公演にキャストの変更があったとのこと。オーロラ姫で出演予定だったデリア・マシューズが怪我のため降板。代役は佐久間奈緒さんだったそうです。驚きました〜。おそらくパートナリングを考慮してだと思うのですが、王子役もブランドン・ローレンスから厚地康雄さんに変更。直前の出来事だったみたいですね。気になるのは、同じくデリア・マシューズとブランドン・ローレンスが予定されている19日(土)の東京公演です。マシューズの怪我の程度によると思うのですが、変更の可能性もありそうですよね。とりあえず私は予定通り、名古屋の『眠り』を見に行ってきます〜。

そして、仕田原京バレエスタジオの発表会の情報が更新されていました。随分前からゲストは発表されていたんですが、ようやく詳細が決まったようです。ゲストは予定通り神戸里奈さんと三木雄馬さん。その他にもゲストが出演します。演目は『ドン・キホーテ』より。1階席が指定席で、2階席は自由席。どいらも無料だそうです。

■ 第10回 仕田原京バレエスタジオ発表会

2018年7月29日(日)15:00
会場:昭和女子大学 人見記念講堂

『ドン・キホーテ』
第2幕より ドン・キホーテの夢
第3幕より キトリとバジルの結婚式

キトリ:神戸里奈
バジル:三木雄馬

『天使の詩』、『ジプシールンバ』、他

ゲスト:前田新奈、吉田巴那、マシモ・アクリ、北原俊一、宮澤良輔

料金:無料
1階席:指定席 2階席:自由席

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2018年05月12日

【5月13日WOWOW】『明日のエトワール。〜パリ・オペラ座バレエ学校の一年〜』

いよいよ明日です〜。WOWOWでパリ・オペラ座バレエ学校のドキュメンタリー『明日のエトワール。〜パリ・オペラ座バレエ学校の一年〜』#1〜#3が放送されます。これって、以前NHKで前・後編で放送されたものと同じなんでしょうか? 私はそのときの放送を見逃しているので、同じだとしても楽しみです。6月には#4〜#6が放送されます。

そして、『バレエ☆プルミエール』#7は、上野水香さんをゲストに迎え、先月の<上野の森バレエホリデイ2018>のイベントの一環として開催された公開収録の回が放送されます。同じ日に、マリインスキー・バレエ『青銅の騎士』、ロイヤル『ジゼル』の再放送もあります〜。

本当、WOWOWさんとNHKさんには、大・大・大感謝です。

【WOWOWライブ】
5月13日(日)

18:15〜
『バレエ☆プルミエール』#7

19:15〜
『明日のエトワール。〜パリ・オペラ座バレエ学校の一年〜』
#1 期待の新入学
#2 夢と覚悟 パリ・オペラ座のバレエメソッド
#3 輝き始める子ネズミ


6月17日(日)

16:30〜
『バレエ☆プルミエール』#8

17:30〜
『明日のエトワール。〜パリ・オペラ座バレエ学校の一年〜』
#4 泡の中 激しく、美しく。
#5 憧れの舞台 ガルニエ宮
#6 運命のオーディション

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2018年05月11日

Dance Dance Dance @ YOKOHAMA 2018 詳細発表

Dance Dance Dance @ YOKOHAMA 2018の詳細が出ましたね〜。東京バレエ団の『横浜ベイサイドバレエ』がオープニング飾ります。コンドルズの公演、そして近藤良平さんと大前光市さん、平山素子さんによる『近藤良平・ヨコハマ・ガラ』、バレエ・ローレヌ、アクラム・カーン『チョット・デッシュ』、森山未來さんの『SONAR』、東京ゲゲゲイなど、魅力的なラインナップです〜。

東バは前回と同じ演目ですね。『ギリシャの踊り』も野外公演に向いていると思うんだけどな〜。単に久々に『ギリシャの踊り』が見たいだけなんだけど(苦笑)。
雨天の場合、8月4日(土)→8月6日(月)、8月5日(日)→8月7日(火)に振替。振替日が雨天の場合は中止となり、チケットの払い戻しをするそうです。

Dance Dance Dance @ YOKOHAMA 2018
東京バレエ団『横浜ベイサイドバレエ』

2018年
8月4日(土)18:45
8月5日(日)18:45
会場:象の鼻パーク 特設ステージ(野外) →座席図

「タムタム」
振付:フェリックス・ブラスカ
音楽:ジャン=ピエール・ドゥルエ、ピエール・チェリザ
演奏:ヴァンサン・バウアー(パーカッション)
    アドリアーノ・ドス・サントス(タムタム)

  ソロ:宮川新大(4日)、井福俊太郎(5日)

「ドン・キホーテ」第3幕より
振付:ウラジーミル・ワシーリエフ
音楽:レオン・ミンクス

  キトリ:川島麻実子(4日)、沖香菜子(5日)
  バジル:秋元康臣(4日)、宮川新大(5日)

「ボレロ」
振付:モーリス・ベジャール
音楽:モーリス・ラヴェル

  メロディ:上野水香(4日)、柄本弾(5日)

S席:6,000円 A席:4,500円 B席:3,000円
横浜市民先行販売:5月10日(木)10:00〜6月2日(土)
一般発売:6月3日(日)

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2018年05月10日

Noism1『Mirroring Memories−それは尊き光のごとく』2018年4月28日

<上野の森バレエホリデイ2018>
Noism1『Mirroring Memories−それは尊き光のごとく』
2018年4月28日(土)17:30 東京文化会館 小ホール

第2回目となるゴールデンウィーク中のイベント<上野の森バレエホリデイ2018>にて、Noism1『Mirroring Memories−それは尊き光のごとく』を見てまいりました。Noism1を見るのは、『NHKバレエの饗宴』の第1回目以来、、、。しかも、単独公演を見るのは初めてでした。金森さんが踊る姿を一度見てみたかったこともあり、公演に足を運ぶことになりました。

10年前の2008年は、金森さんにとってターニングポイントになった年なんだそうです。前年の11月22日、奇しくも金森さんの誕生日に恩師であるモーリス・ベジャールが亡くなったことで、自らの中で原点回帰を迫られることとなり、2008年から演劇性の強い物語舞踊を創作し始めたとのこと。その10年間に創作してきた10の作品から選んだ黒衣にまつわるシーンと、金森さん自身が踊る新作を冒頭とラストに加えた特別公演。一言で言うなら、感動の舞台でした。

金森さんがルードラの出身(1期生)なのは知っていたし、どうやらベジャールさんへの思いの詰まった作品になるようだということはわかっていたんですが、東バの開演を待ちながらプログラム(全公演共通)の金森さんの言葉を読み進めるうちに思わず泣きそうになり、途中でページを閉じることに・・・。そして、どこか神聖な雰囲気の漂う小ホールで迎えた開演。これほどまでに金森さんがベジャールさんへの深い思いを持っているとは知らなくて、冒頭の踊りに涙が溢れて止まりませんでした。

鏡だと思っていた背景パネルは、照明によって透けるようになっています。その一枚一枚の鏡の中に、作品の登場人物たちが立つ舞台に、修道士のようなマントを羽織った男が登場します。修道士の衣裳に、ベジャールの『ライト』を思い出したりして。スクリーンに、2008年からの10作品が順に映し出されます。そして、マントを脱いだ金森さんが真っ白な衣裳で踊るソロへ。

ベジャールさんが亡くなってから10年の作品を辿り、踊られたソロ。自らの作品を通して旅をしてきた彷徨える男は、あれは金森流の『アダージェット』だったのではないでしょうか。終盤、『アダージェット』とよく似た動きが登場します。何かをグッと握り締め、その手首を反対の手で掴むという、『アダージェット』の中でもとても印象的な場面です。その手に掴んだものをベジャールさんは空に放したけど、穣さんは開いた掌をそっと胸に当てたんです。それはとても胸に迫る瞬間でした。
『アダージェット』の男の手には、何も残らなかったかもしれません。でも、そんなことはなかったんじゃないだろうか? 彼は何も残らなかったと、何も掴み得なかったと思ったかもしれないけど、果たしてそうだろうか、と。少なくとも今、穣さんの掌の中にはベジャールさんがくれた光が確かにあるのではないか。恩師と出会い、仲間と歩んできた年月に、光を見出したように見えました。

そしてソロの最後、天に向って右腕を高く伸ばした穣さんの背後のスクリーンに、若き日の穣さんとベジャールさんのツーショット写真が映し出されます。くるりと振り返った穣さんは、スクリーンに駆け寄り再びありったけの腕を伸ばす、、、。これほどまでにベジャールさんへの思いが溢れた作品になっているとは知らず、もう滂沱です、、、。オマージュよりもっと親密な、語りかけるようなソロでした。

振付家とダンサーの写真って、同じ方向を向いているのがいいですよね。まるで同じ未来を探しているようで。鏡に向って振付けているから当たり前と言えばそうなんですが、ベジャールさんの場合は特にそういう写真が多いような気がします。

最初のソロがベジャールさんへ語りかける踊りだとしたら、最後の踊りは穣さんがNoismの、そしてダンスの未来へ語りかけるような作品でした。10の作品が踊られた後、再び真っ白な衣裳の穣さんが登場し、同じく真っ白な衣裳の井関佐和子さんと踊ります。直前の『マッチ売りの話』の少女が舞台にポツンと座っている。井関さんが少女を抱きしめると、その後ろから穣さんが2人を抱きしめます。少女は服を脱ぎ、やはり真っ白な衣裳に生まれ変わる。戯れるように踊る3人はどこか親子のようで、「ああ、そうか」と。彼らが生み出したのは、ダンスという愛だったんだなと思いました。未来へ希望を繋ぐラストにまたしても感涙でした。

カーテンコールで穣さんが泣いていました。何度も続くカーテンコール。最初、感情が込み上げるのを堪えているように見えた穣さんが、やがて表情を崩し、涙を流し始めたんです。涙が真っ直ぐに頬を流れました。なんて綺麗に泣くんだろう、と。客席はスタンディングオベーション。私も再び落涙。最後の最後、ダンサーたちを残して、スッと一人で退場してしまった穣さん。あれは、感情が溢れるのを隠すためだったんでしょうか、、、。

今回の10作品は演劇性の強い作品のせいかとても入りやすかったし、どの作品もとても興味深かったです。短いシーンでありながら、どの作品も濃密で純度が高く、漂う緊張感は心地良く、あっという間の10片でした。衣裳も可愛かった♪ 『ラ・バヤデール』や『カルメン』といった聴きなれた音楽もあり、その辺でも入りやすかったかもしれません。以前私が見たのはシンプルな衣裳のシャープな作品だったので、それはそれでもちろん格好よかったんですが、それしか見ていなかった私にとっては、今回で随分と印象が変わりました。

そしてやはり、井関佐和子さんの存在は圧倒的でした。彼女と出会ったことは本当に大きかったんだろうなぁと、勝手に感動してしまうほど。踊りに空気があるというか、彼女が踊ると空気が動くような気がするんです。空気をまとって踊っているというか。本当に美しかったです。
しかしそれ以上に圧倒されたのは、やはり穣さんかもしれません。穣さんが踊らないのはどうしてなんでしょう。あまり詳しくないのでわからないんですが、何か継続して踊るのは難しい故障を抱えているのか、それとも多くの振付家がそうであるように、創作のために表舞台から遠ざかったのか。理由はわからないんですが、「踊らないのは勿体無い!!!!」と激しく思いました。踊り、身体、佇まい、すべてが美しくて、踊り手としてとても魅力的な人でした。

『Mirroring Memories−それは尊き光のごとく』
00 「Distant Memory」(2018) *新作
  金森穣
01 「Nameless Hands−人形の家」(2008)より「彼と彼女」
  坂田尚也、鳥羽絢美、中川賢、池ヶ谷奏
02 「Nameless Poison−黒衣の僧」(2009)より「病んだ医者と貞操な娼婦」
  吉ア裕哉、井本星那、チャン・シャンユー
03 劇的舞踊「ホフマン物語」(2010)より「アントニアの病」
  中川賢、浅海侑加
  池ヶ谷奏、坂田尚也、鳥羽絢美
04 「Psychic 3.11」(2011)より「Contrapunctus」
  シャン・シャンユー、西岡ひなの、金森穣
05 「Nameless Voice」(2012)より「シーン9−家族」
  中川賢、池ヶ谷奏、吉ア裕哉、浅海侑加
  チャン・シャンユー、坂田尚也、井本星那、西岡ひなの
06 劇的舞踊「カルメン」(2014)より「ミカエラの孤独」
  井関佐和子、金森穣
07 「ASU」(2015)より「生贄」
  池ヶ谷奏、西岡ひなの
  中川賢、吉ア裕哉、チャン・シャンユー、坂田尚也
08 劇的舞踊「ラ・バヤデール−幻の国」(2016)より「ミランの幻影」
  井関佐和子、中川賢
09 「ZAZA」(2013)より「群れ」
  池ヶ谷奏、吉ア裕哉、チャン・シャンユー、坂田尚也
  井本星那、鳥羽絢美、西岡ひなの
10 「マッチ売りの話」(2017)より「拭えぬ原罪」
  中川賢、池ヶ谷奏、吉ア裕哉、浅海侑加、チャン・シャンユー
  坂田尚也、井本星那、鳥羽絢美、西岡ひなの
11 「Träume−それは尊き光のごとく」(2018) *新作
  金森穣、井関佐和子、浅海侑加
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2018年05月09日

BRB日本公演、日本人ダンサーの出演予定/佐久間奈緒さん、BRBを退団

間もなく開幕する英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団の、日本人ダンサーの出演予定が発表されました。やっぱり佐久間さん、カラボスを踊るんですね〜。来日メンバーに入っていたので、おそらく東京でカラボスを踊るんだろうな〜とは思っていたんですが、いつ踊るかわからないうちはチケット取れないし、、、。ということで、少し前に名古屋の『眠り』のチケットを確保してしまいました。東京のカラボスは諦めて、オーロラを見てきます。

その佐久間さんですが、今シーズンでBRBを退団されるそうです。前回の2015年の日本公演は、出産間際のために参加できなかったんだそう。そうだったんですね〜。って、知らなかった私は少数派? 実は、厚地さんとご夫婦だということも、わりと最近まで知らなかったような気がします。
佐久間さんの退団、寂しいです、、、。いろいろ思い出します。『美女と野獣』のベルも、『真夏』のタイターニアも、オーロラ姫も、新国にゲスト出演した『シルヴィア』も、みんな素敵でした。BRBは退団しても踊り続けると仰っているので、また日本で見る機会があるといいなぁと思います。

<英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団 2018年 日本公演>

【日本人ダンサー出演予定】

佐久間奈緒(プリンシパル)
5月15日(火)『眠れる森の美女』【名古屋】:オーロラ姫
5月18日(金)・19日(土)『眠れる森の美女』【東京】:カラボス

平田桃子(プリンシパル)
5月18日(金)・20日(日)『眠れる森の美女』【東京】:激しさの精
5月25日(金)・27日(日)『リーズの結婚』【東京】:リーズ

厚地康雄(ファースト・ソリスト)
5月11日(金)『眠れる森の美女』【西宮】:4人の王子
5月15日(火)『眠れる森の美女』【名古屋】:王子
5月18日(金)・20日(日)『眠れる森の美女』【東京】:4人の王子
5月19日(土)『眠れる森の美女』【東京】:青い鳥

水谷美喜(ソリスト)
5月11日(金)『眠れる森の美女』【西宮】:オーロラ姫
5月20日(日)『眠れる森の美女』【東京】:謙虚さの精
月25日(金)・26日(土)・27日(日)『リーズの結婚』【東京】:リーズの友人

渕上礼奈(ファースト・アーティスト)
5月11日(金)【西宮】、13日(日)【滋賀】、20日(日)【東京】
  『眠れる森の美女』:誇らしさの精
5月26日(土)『リーズの結婚』【東京】:リーズの友人

→ NBS
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2018年05月08日

ウィーン国立バレエ団日本公演、キャスト変更のお知らせ。

明日から始まるウィーン国立バレエ団日本公演のキャストに変更が生じたとのこと(5月7日付)。ダヴィデ・ダト、ニーナ・トリノ、ニキーシャ・フォゴが怪我のため降板。<ヌレエフ・ガラ>、『海賊』の両方にキャストの変更が出ています。ダヴィデ・ダトは、2017年の『ルグリ・ガラ〜運命のバレエダンサー〜』も降板してしまいましたよね、、、。

ウィーン国立バレエ団2018年日本公演 キャスト変更

<ヌレエフ・ガラ>

5月9日(水)18:30/5月10日(木)14:00
「ヨゼフの伝説」
  ヨゼフ:デニス・チェリェヴィチコ
  ポティファルの妻:レベッカ・ホーナー → ケテヴァン・パパヴァ
「ペール・ギュント」
  ニーナ・トノリダヴィデ・ダト
  → アリーチェ・フィレンツェヤコブ・ファイフェルリック
「ランデヴー」
  マリア・ヤコヴレワ → イリーナ・ツィンバル、マニュエル・ルグリ
「マーマレーション」
  ニキーシャ・フォゴ → マディソン・ヤン
「ストラヴィンスキー・ムーヴメンツ」
  ニキーシャ・フォゴ → フィオーナ・マクギー
≪ヌレエフ・セレブレーション≫
「ライモンダ」第3幕より 4人の騎士の踊り
  フランチェスコ・コスタ、トリスタン・リーデル
  ドゥミトゥル・タラン、アルネ・ヴァンデルヴェルデ
  →スコット・マッケンジー/トリスタン・リーデル、ドゥミトゥル・タラン
    アルネ・ヴァンデルヴェルデ、ジェロー・ウィリック
クレメンスのヴァリエーション
  ニキーシャ・フォゴ → アデーレ・フィオッキ
『白鳥の湖』よりスペインの踊り
  レベッカ・ホーナー → アライア・ロジャース=ママン、ガラ・ヨヴァノヴィチ
  アレクサンドル・トカチェンコ、アンドレイ・テテリン

『海賊』

5月12日(土)12:30
メドーラ:ニーナ・ポラコワ
コンラッド:デニス・チェリェヴィチコ
グルナーラ:ナターシャ・マイヤー
ランケデム:フランチェスコ・コスタ
ビルバント:木本全優 → リヒャルト・サボー
ズルメア:イオアンナ・アヴラアム
サイード・パシャ:アンドレイ・カイダノフスキー
オダリスク:
  ニキーシャ・フォゴ、ニーナ・トリノ、アニータ・マノロヴァ
第3幕のソリスト:
  エレーナ・バッターロ、アデーレ・フィオッキ、エステル・レダン、芝本梨花子

5月12日(土)18:30
メドーラ:マリア・ヤコヴレワ
コンラッド:キミン・キム(マリインスキー・バレエ団プリンシパル)
グルナーラ:リュドミラ・コノヴァロワ
ランケデム:ミハイル・ソスノフスキ
ビルバント:ダヴィデ・ダト → 木本全優
ズルメア:アリス・フィレンツェ
サイード・パシャ:アンドレイ・カイダノフスキー
オダリスク:
  アデーレ・フィオッキ、ニーナ・トリノ、ニキーシャ・フォゴ
第3幕のソリスト:
  エレーナ・バッターロ、アニータ・マノロヴァ、エステル・レダン、芝本梨花子

5月13日(日)14:00
メドーラ:オルガ・エシナ
コンラッド:ウラジーミル・シショフ
グルナーラ:橋本清香
ランケデム:ジェロー・ウィリック
ビルバント:ダヴィデ・ダト → 木本全優
ズルメア:アリス・フィレンツェ
サイード・パシャ:ミハイル・ソスノフスキ
オダリスク:
  芝本梨花子、アニータ・マノロヴァ、ナターシャ・マイヤー
第3幕のソリスト:
  エレーナ・バッターロ、アデーレ・フィオッキ、エステル・レダン、オクサナ・キヤネンコ

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2018年05月07日

Dance the Dream 2018『眠れる森の美女』全幕に、秋元康臣さん他。

Dance the Dream 2018『眠れる森の美女』全幕に、東京バレエ団の秋元康臣さんがゲスト出演します。Dance the Dreamは、元牧阿佐美バレヱ団の伊藤友季子さんが総監督を務めるプロジェクトで、今回が第1回目のようです。ダンサーの成長には、観客の前で舞台に立つことが一番の栄養になるという信念のもと、全国からオーディションで選ばれた次世代ダンサーたちで舞台を創り上げるプロジェクトとのこと。一流の講師による振付・指導、そして第一線で活躍するプロのダンサーとの共演。素敵なプロジェクトですね〜。伊藤さんもオーロラ姫で出演されます。他にもKバレエ、新国、スタダン、牧、東京シティからゲストが出演する豪華な公演です。公式のインスタグラムのほうには、ゲストが踊る予定の役も出ていました。しかも、詳細なプロフィールと今後の舞台予定まで掲載。素晴らしいです〜。
リニューアルした日本青年館ホールも気になります。

■ Dance the Dream 2018 『眠れる森の美女』全幕

2018年8月28日(火)18:00(予定)
会場:日本青年館ホール

オーロラ姫:伊藤友季子(元牧阿佐美バレヱ団プリンシパル)
フロリムント王子:秋元康臣(東京バレエ団プリンシパル)

ゲストダンサー
篠宮佑一(Kバレエカンパニー):ブルーバード
高谷遼(スターダンサーズ・バレエ団):宝石
沖田貴士(東京シティ・バレエ団):4人の王子、他
坂爪智来(牧阿佐美バレヱ団):4人の王子、他
趙載範(新国立劇場バレエ団):狼、他
三浦響基(Kバレエカンパニー):カタラブット

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2018年05月04日

東バ『白鳥の湖』【山口/島根/鳥取】キャスト

東バの中国地方公演『白鳥の湖』のキャストがすべて出ました。4月末にアッサンブレから先行予約のお知らせが到着。全公演のチラシも入っていました。全国公演のチラシって、見に行かないと手に入らないこともあるので、ちょっと嬉しい♪ チラシ、好きなもんで、、。アッサンブレの先行発売は、それぞれの一般発売の前日の21:00から、翌日の一般発売の9:59まで。すごいピンポイントです。NBSのWEB会員は一般発売と同時に販売開始です。とりあえず、明日から倉吉の先行販売がスタートします〜。

■ 東京バレエ団『白鳥の湖』

【山口】
2018年7月4日(水)18:30
会場:山口市民会館 大ホール

アッサンブレ先行販売:5月18日(金)21:00〜19日(土)9:59
一般発売:5月19日(土)10:00

  オデット/オディール:沖香菜子
  ジークフリート王子:宮川新大

【島根】
2018年7月6日(金)
会場:島根県芸術文化センター グラントワ 大ホール

アッサンブレ先行販売:5月18日(金)21:00〜19日(土)9:59
一般発売:5月19日(土)9:00 ※NBS WEBチケットは10:00〜

  オデット/オディール:上野水香
  ジークフリート王子:柄本弾

【鳥取】
2018年7月8日(日)
会場:倉吉未来中心 大ホール

アッサンブレ先行販売:5月5日(土)21:00〜6日(日)9:59
一般発売:5月6日(日)10:00

  オデット/オディール:川島麻実子
  ジークフリート王子:秋元康臣

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